2025年02月07日

中澤宗幸氏とお取引を開始しました。

日本バイオリン創業者の中澤宗幸氏と楽器のお取引を開始いたしました。
中澤 宗幸氏は日本の弦楽器製作及び修復家、一般財団法人Classic for Japan 代表理事。

日本バイオリンは
あのTV番組、芸能人格付けチェックへ高額な弦楽器を提供したり
前澤友作氏のストラディバリウスを日本ヴァイオリンソサエティから
HIMARIさんへ貸与していたりします。

当店で(自動演奏バイオリン)バイオリントゥイーターを扱っておりますが、
その源は、弦楽器スピーカー
バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスを使い
一般的なオーディオ用スピーカーを使うこと無く音を出す装置なんですが、
オーディオを趣味としている場合は音を出すオーディオ装置を所有していますので
バイオリントゥイーターを追加しオーディオ製品のスーパートゥイーターの代わりとして使うと
出音の表現や音色が驚くほど良くなるのですが、
更にバイオリンへビオラを追加して使いますとバイオリンだけと比べ
中音域の厚みが増し音楽の表現に生々しさが加わる感じになるんです...。

今回はバイオリン2丁(L/R)へ、ビオラ1丁(センター)増設希望のお客様のために
参考品のビオラを用意していただきました。

先に届いた写真の一丁は海外製のビンテージ品で、ちょっぴり価格が高いもの
後で届くものは¥10万までで購入可能な一丁
どれだけの差があるのか鳴き比べで音質チェック後、購入検討をしていただく感じですが、
とりあえず一丁届きましたので当店のシステムへセットして聴いてみました...。

届いたビオラ
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名刺とお手紙が同梱されて届きました。
中澤氏は弦楽器の製作と修復をされています。

工房での写真
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中澤氏がチェックして当店へ届いたビオラ
海外製ビンテージ品ということで、見た目は年季が入っていて なんだかイイ感じです!!

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調弦してセットして聴いてみました。

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ボーカル物を聴いてみましたが、ピアノや声の密度が増し、表現が厚く太く生々しくなりました。
う〜んヤバいです(笑) 外せなくなりました...。
この後、色々聞いてみたいと思います。

私はこのバイオリンスーパートゥイーターを実際に体験するまではオーディオ装置+弦楽器?
楽器が響いて音が濁ると予想していましたが、そんな事は全く起こりません...。

超高域を電気的に鳴らしているオーディオ用のスーパートゥイーターとも大きく違い
説明不可の素晴らしさがありますので興味がある方は当店で体験してみてください。

¥10万までで購入できるビオラと比べどう違うのか?ですが、
到着したら聴き比べてきたいと思います。
posted by SoundJulia at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月03日

アースループについて!

オーディオ専用分電盤工事のブログを読んだ方が工事されたお客様の事をご存知で、
アース線を接続したIECプラグをオーディオ機器へ差し込んで使うと
アースループができて音質が悪くなるとアドバイスが届いたと報告があった。

日本のオーディオブランドの場合、例えばマランツやSONYなどは
インレットにアースが繋がっていない構造になっている物が多いが
他のブランドも含めると、繋がっている機器とそうでない機器が存在しますので
3P電源ケーブルや3Pコンセントタップなどを使用すると
複数の機器間でアースループが構築されて音質が悪くなります。

アースループを回避するには電源ケーブル先のIECプラグで
アース線を外せば簡単に回避できます。

余談ですが
海外製のオーディオ機器の場合、(米国)
日本の家庭で使用される単相三線式電源と電源アースのとり方が違うので
ほぼ100%機器インレットのアースは機器内部で接続されています。
電源を供給するトランスの二次側で落とすアースの接続ポイントが違いますから
対地電圧も違い日本のように片側接地になっていません...。

アースループについて下記の図解で詳しく解説していますので参考にしてください。

私が実験した結果ですが、
大地アースは音の入口となる機器へ1台だけ落とすのが好結果となりました。

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全てを確認していませんがゴールドムンドは下記のようになっている

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国産機器にみられます。

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下記の確認方法ですと、導通確認だけになりますが、抵抗値で計測すると
機器内部の構造の違いで抵抗値がほぼ0の場合と抵抗を示す場合があります。

トランスポート+DACの場合
大地アースが繋がる機器ボディー、デジタルGNDとアナログGNDは別と考えた方が無難です。
こういう構成の機器を音の入口に使っている場合
トランスポートとDACのボディーアースは共通にしてアースを落とすと
良い結果になることが多いです。

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多くの場合下記の様にループができています。

アースループ_page-0016[1].jpgアースループ_page-0017[1].jpgアースループ_page-0018[1].jpgアースループ_page-0019[1].jpg

一時的な確認のためには3P→2P変換プラグを使っても良いのですが、
常時使用するのはイマイチ、接点が増えて音質が悪くなりますので
ループを回避する場合は電源ケーブルIECプラグのアース線を接続しなければよいだけです。

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posted by SoundJulia at 11:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ用電源 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月01日

オーディオフェスタ・イン・名古屋

今回より開催会場が変更になっております

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2025年01月31日

オーディオ専用分電盤工事 その10

ドライカーボン分電盤ですが、予定通り1月29日に取付完了いたしました。

当日の作業内容
オーディオルームの壁へ分電盤を付ける板(ラックの棚板)を固定する
 通常、壁の下地は縦が幅約45cmで横は30cm程度で入っているのですが、
 センサーで調べ物理的に針を刺してみたのですが手応えがはっきりしない?
 壁を叩くと音も甲高くなるので下地の位置は間違いはないのですが...
 試しにビスをねじ込んでみると効いたので付ける位置を確定
 捨板となるオーディオラックの棚板を下穴加工して壁に取り付け
 その上へドライカーボン分電盤を取り付けできました...。

12個のブレーカーへ配線を接続
 これがですね、オーディオラックと壁の隙間が狭いので変な体勢で作業
 体がねじれ、普段使わない筋肉を酷使しました。
 帰宅後は気だるくて疲れていましたが、翌日、腰の疲れ以外は治っていました。
 今日は問題なしです。60歳のジジイにしては回復が良い感じです。(笑)

大地アースを分電盤とケーブルへ付ける処理をする
 下処理を済ませて持参していますので、ケーブルが付いてしまえば直ぐに完了 

分電盤へ至る仮配線の幹線を正式に繋ぎ直す
 極太ケーブルは、ねじれると整線するのに言うことを聞かない。
 形を整えて付けていたのですが、最後の1本を付ける時
 気を抜いた瞬間にケーブル取付の取付ビスが飛んで...。
 下に落ちていなくて探すのに10分かかりました。(笑)
 ケーブルは体力勝負で付け直しました。

一旦休憩して単相三線式の接続と電圧を確認してブレーカーON!

電源問題なく通電できたのですが、
お客様の入力機器が不調でメイン装置から音出しできない...。
とりあえずセカンドシステムのTANNOYオートグラフで仮試聴
お客様:「なにこれ! 今までよりfレンジが広くなって高域が凄く伸びた...。」
私が聞いた感じでは、低域は引き締まりドロドロ感は皆無で凄く反応が良い、
中高域も引き締まって抜けがよくクリアでやや固めの出音感...。
超剛性ラックへ、エソとムンドの組み合わせでオートグラフ鳴らしてますので
見た目そのままという感じの出音(笑)

とりあえずメイン装置がうまく起動できたらもう一度試聴に伺いますのでご期待願います。

今回ブログに掲載したオーディオ専用分電盤工事1〜10回までの費用総額は
部材と手間賃などの総合計で¥37万です。
(金額は仕様や内容、受注の時期で変更になりますので参考程度にお願いします。)

ケーブルは銅なので価格はメーカーへ見積もり出した時点で計算され何時も変動します。
(今は安い方へシフトではなく高い方へシフトします。)
まぁ太い細いで考えた場合、銅の10円玉や1セント硬貨が並んでいるのと同じですから
金属(銅)の価格が変動すると時価で値段が変わるそうです...。(笑)

今回は、とりあえず上手くできた報告だけとなってしまいました。
作業に必死で写真を撮り忘れましたが、
お客様から取り付けた時の写真が送られてきましたので貼り付けます。
次回の訪問時、パープルの配線をまとめます。
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次回に続きます。
posted by SoundJulia at 12:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ専用分電盤工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月28日

オーディオ専用分電盤工事 その9

お客様の都合が明日の午後からOKと言うことなので
ついに明日オーディオ専用ドライカーボン分電盤の取付を行います。

こちらは全ての用意ができて 戦闘準備完了!!(笑)
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現在の現場は今回取り付ける分電盤へ至る幹線の先にタップを付けた仮の音出し状態ですが、
今まで使用していた壁コンセントからの供給と比べ、すでに別物の出音感となっています。

今まで何件か分電盤を付けましたが、施工後の出音は施工する前と比べ大きく変化します。
基本的にすべての要素が底上げされた出音感になりますので
仮音出しの出音と比べ、どれだけ差が出るのか楽しみです。

工事内容
オーディオルームの壁へ分電盤を付ける板(ラックの棚板)を固定する
カーボン分電盤を取り付ける
12個のブレーカーへ配線を接続
大地アースを分電盤とケーブルへ付ける処理をする
分電盤へ至る仮配線の幹線を正式に繋ぎ直す
単相三線式の接続と電圧を確認してブレーカーON!

で、上手く出来たらお待ちかねの試聴タイム(笑)

怪我も事故もなく上手く取り付けができますように!😊


posted by SoundJulia at 12:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ専用分電盤工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする