特注メタルラックをお使いいただいているお客様から
ドライカーボンボードを注文いただきましたので納品してまいりました。
レコードへ針を下ろし、ターンテーブル停止状態で、
アンプのボリュームを通常視聴するところまで上げ、床、ラックを拳骨で叩き
スピーカーから「ボン、ボン」と音が出るか確かめると、
スピーカーからは殆ど音が出てこなくて、拳骨で叩いている部分の音の方が大きい!
レコードを再生して聴いてみると、
無音溝の静寂な感じが良く、音場空間、解像度、低域の分離などが一段と向上しました。
見た目も、シルバーとブラックで引き締まった感じになりビジュアル的にもカッコイイ!
お客様が現在お住いの一軒家、老後使いやすい家への改装と、
オーディオルームを作るリノベーションの相談を受けました。
生活面での現状をお聞きして、改善したい希望も伺いましたので
設計士と共に叩き台となる初案を考えました。
以下、オーディオに関する部分のみですが、叩き台となる初案です。
■ 間取り・構造変更
空間の拡張: キッチン、ダイニング、廊下を一体化し、
約19帖(31.4u)の広々としたオーディオルームへ変更。
階段の移設: 廊下にあった既存の2階行き階段を撤去し、別位置へ移動。
柱の撤去と補強: キッチンと廊下を仕切っていた壁内の柱を撤去。
代わりに太い梁を渡し、構造全体の強度を確保。
■ サウンドジュリア オリジナル音響造作
低音対策: 砕石による低音吸収システム、および側面壁への「低音吸収砕石腰壁」の設置。
壁面調音
◦スピーカー背面:砕石低音吸音腰壁、音響漆喰壁、
コーナー部分をつぶし、反射音と低域定在波コントロール
角度可変式のディフューザーによる反射音コントロール。
天井高の拡張と天井ディフューザー: 既存の天井および2階の床を撤去し、屋根裏まで高さを拡張。
視覚的な美しさと反射音の調整を兼ね備え、多数の角材を使用した「天井ディフューザー」を造作。
楽器の演奏もされるという事なので、オーディオルームの隣部屋へ演奏できる部屋を確保
行き来はドアを介して往来可能!
オーディオルームと演奏するスタジオを一体型にして、更なる空間を確保しても良いと考えますが、
この初案にて施主様の考えを伺います。
NakamichiのIA-1ですが、あれから数日、開店と同時に電源ONしてBGMを流したりしていましたが
壊れる気配が無いので内部の接点をメンテナンスいたしました。
すでに製造から30年経っていますので、ワイヤーハーネス、フューズ、スピーカーターミナル、
RCAジャックなど、できる限りスーパーコンタクトオイルでメンテナンスいたしました。
電源ONして1時間ほどで、天板に熱を感じる温かさになってきましたので
以前試聴した音源と同じ音源を聴いてみると、
低域は引き締まり、中高域は緻密でより伸びやかな感じに聞こえています。
手を入れたというバイアスがかかり、向上しているはずというプラシーボ効果で(笑)
その様に聞こえたのかとも思い、次の日も同じ様に聴いてみると
やはり同じ部分の変化を感じ、前日と比べ、中音域の濃さというか密度感が増しています。
フォノイコとファンクション切り替え基盤の固定に鉄板で補強が入っています。
これを外さないと、ボリュームへ至るワイヤーハーネスが外せません。
全て外してメンテします。
電源回り
フューズが4個付いています。外して磨いてスーパーコンタクトオイルを塗布
電源スイッチからトランスへ至る部分、整流平滑した直流をパワー段へ送る部分は、
大きめのワイヤーハーネスが多々ついておりますので、全部引き抜いてメンテしました。
Nakamichiのカセットデッキは、かつて1000ZXL、DRAGON、ZX-7を所有していました。
テープを使わなくなって久しく、現在はすべて処分してしまいましたが、
その録音・再生音の記憶は今でも鮮明に残っています。
当時のデッキ特有の「精緻でクッキリとした出音」を基準にこのアンプを聴くと、
最初は「これがナカミチ製品なのか?」と戸惑うかもしれません。
デッキの音とこのアンプの音質傾向は、明らかに異なるからです。
カセットデッキのようなキレのある緻密さを期待して聴くと、
ナカミチのアンプが持つ独特の個性に驚かされることでしょう。
先日、PDN(パラダイム等の代理店)の社長と営業担当の方が来店された際、
ちょうどIA-1のランニングテスト中で、パラダイムのスピーカーに接続していました。
「こんなに古いアンプでも、お宅のスピーカーをこれほど良く鳴らせるんですよ」とお伝えし、
アナログ(TD403DD)とデジタルの両音源で試聴していただきました。
音が出る前の予想を遥かに超える鳴りっぷりに、
お二人とも思わず「ニンマリ」と笑みをこぼされていたのが印象的でした。
私の感覚ですが、腰の据わった低域で、ドライブ力が優れ
中高域は固くならないのにスッキリとして明快です。
鳴りっぷりがプリメインというより、セパレートアンプで鳴らしているかのようで、
ボリュームを上げるとリニアに音が大きくなり、へこたれる感じが全くありません。
時々使用して予備機として置いておこうかと考えています。
その他は、サウンドジュリアオリジナルケーブルを、現在お二方様から注文頂いております。
スピーカーケーブルと、ラインケーブル音魂仕様1セットです。
先にオーダーいただいたお客様のスピーカーケーブルの材料が整いましたので
スピーカーケーブルの製作に取り掛かります。
感覚的に、色々な事を橋渡しで行っていますので、
暇な様で忙しい、忙しい様で暇な毎日を過ごしております。