2011年09月16日

Nakamichi CR-70

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カセットテープからCD-Rへダビングをして欲しいと頼まれたので
オーディオ屋らしく?
ナカミチを引っ張り出してきた!

個人所有していたドラゴン、1000ZXLは、
欲しいというお客様へ売却したので
店の在庫品CR-70で再生、
Marantzのプロ用CDRで録音、
プロ用は、
音楽用CD-Rでなくても録音できて便利!(お得と言った方が正解?)

CR-70で再生すると、
ヘッドのアジマス調整が出来るので
違うデッキで録音されたテープでも
高域のダレを我慢しなく良いので気分が良い!

ナカミチ最後のカセットデッキCR-70
まぁ
今見てもカッコイイですね!

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久しぶりに触って、
わくわくしながらCD-Rへ録音できました!

CD-Rの入力が、
デジタルではなくアナログなので、
録音する場合録音レベルの調整が必要!

レベルメーターを確認して録音レベルを決めないと、
オーバーレブでバウバウに歪むか、
録音レベルが小さく貧弱な感じになってしまうので、
ピークを確認してレベル調整...

若い頃?
車用のカセットをダビングしていた頃が懐かしく思えて楽しかったです。
タグ:Nakamichi CR-70
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2011年07月22日

Exclusive P3 ドライカーボン

新規在庫のP3をチェック中ですが、
カーボングッズをあわせるとどうなるのか?
楽しみながら聞いてみた...。

(オイルダンプは無しの状態です)。

純正ゴムシートからドライカーボンシートへチェンジすると、

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柔らかくマッタリしたゴムの音から大変身で、
高S/N、高分解能、高解像度、
音の立ち上がりも素早くなり
ビックリしちゃうほどの激変ぶり!!

ここで、
弊社の物ではないカーボングッズ登場!

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ターンテーブルと、モーターの間に挟むアイテム
いわゆる、大きなワッシャみたいな...

早速使ってみる

削りだしの豪華なターンテーブルがコンニチハ!

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デカイ!!モーター
ターンテーブルを固定する部分に
大きなカーボンリングを載せます。

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戻して試聴!

聴感上のfレンジが広くなり
更に雑味が減りクリーンな音場に残響などが綺麗に引いてゆく...
低域の厚みは増し、深々としている
中音域、高域は、瑞々しく綺麗で繊細、
音全体が、えらく上品かつ上質な感じになり高級感がグッと上がる!
一つ気になるのは、
全体的なスピード感がやや遅くなる事、
ジュリアのカーボンとは材質が違うのでしょう...

他社のリングカーボンを外し、
ターンテーブルの固定は元に戻す。
ジュリアのターンテーブルシート+スタビライザーを使用し
今度はアームにオイルダンプを掛けてみる...

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レベル1
落ち着きが出て、中音域のまとまりが良くなり
奥行感が違ってくる
乾いた感じが無くなりしなやかさが出て
なかなかヨロシイ!

レベル3、
更に艶が出て音が綺麗、
雑味無く、中音域が濃くなり
低域も厚くまとまってくる
これもアリかなと...

レベル5
解像度は減り
高域の尖った感じも艶に変わる
厚くもっこリダンピングの効いた低域で
濃い中音域
コクと雰囲気で聞かせる独特なサウンド...

カーボンシートに交換し、
アームのオイルダンピングレスで聞くと、
P3のアーム自体、感度がよろしいので
ズバッと来る感じがあり
フュージョンや高音質録音などは
デモ的効果抜群のモニターサウンドの様になる...

レベル1程度オイルダンプし、
若干のしなやかさと、艶、滑らかな感じをプラスした程度が
何となく最高かもしれない...
他社製のリングワッシャを使用した場合は
オイルダンピングしなくても良く感じです。


純正ゴムシートの場合、
落ち着きがあり
しなやかで滑らか
尖った感じの音は出ない...
品良く重厚感あるサウンドで
高級アナログプレーヤー感満点の音!

見た目もオーラーが出ているアナログプレーヤーですが、
実際、アームもターンテーブルも金の掛かった作りです!
キャビネットと、内部のターンテーブル、アームは
アイソレートされているので、
強化ガラスのカバーを閉めてしまえば
抜群のハウリングマージン
レコードに針が載った状態で
回転停止、アンプのボリュームを適当に上げて
キャビネットを「コンコン」と指で叩いても
スピーカーから「ボコボコ」音が出るような事も無い...

今、新たにTADブランドとかで出した場合
販売価格は¥200万とかになるんでしょうか??
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2011年04月19日

P-3a

流石に人気のアナログプレーヤーだけあって
ホームページの中古情報に出さなくても購入希望のお客様がいらっしゃいます...。

点検確認中の写真を録りましたので
良い時代の最高峰DDプレーヤーの中身をどうぞ!

キャビネットを外しますと
重量級の合わせ金属製制振ベースがコンニチハです。

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コイルスプリングと流動体ダンプ材の入ったインシュレーター

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コネクターがありますので
コンタクトオイルで処理しました。

でかくてゴッツイモーターは
めちゃトルクフルなので、
レコード演奏中ダストブラシで掃除しても
殆ど音が揺らぎませんし
ギュッと強めに押し付けても強引に回り切ってしまう力があります。

パイオニアがもう一度こういうの作れば
一気に世界一のDD方式アナログプレーヤーの地位を独占できると思うのですが
アナログ人気の今、作る気は無いのでしょうか?

それから、
DYNAUDIOのBGMセット作りました。

在庫商品の展示と動作を兼ねて組んだので
物凄くいい加減なセッティングですが、
意外と聞けて笑えます...。

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タグ:P-3a
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2010年12月24日

フォノイコ試作品

今日は午前中買取でした!

ハーベ/HL5と
DENON/DP-1300MKUなど入荷です。

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フォノイコの試作品が完成したので
僅かな時間試聴しました...。

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味わいよろしく、コッテリではなく
MCカートリッジ専用の
高分解能な解像系HiFiの方向を狙います。

今日のパッと聴きでは、
ゲインがチョッピリ低いけど音は良い感じです...。


明日も営業は午後からになります。m(__)m


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2010年11月15日

DENON DA-305改

DP-3000に付いている
DA-305のフルチューン物ですが、
動きがとてもスムースになってきました。

0バランスがとりにくい程スムーズです。
0.1gの針圧もバッチリ
0.2gも目盛りに正確、
1gもピッタリ!

オルトフォンMC30Wの適正針圧2.3gも目盛り通りで、
寸分の狂いもありません...。

電子はかりで確かめると
正確に新圧が掛かるアームはまれ...

これだけピッタリくると
気持ちよい限りです!



昔の安いアームですが、
プロ用機器の技術が投入されている為、
更に高度なチューニングによって生まれ変わりました!

アームベースに付いている白いコードは
大地アースへ繋がっています。
タグ:DENON DA-305改
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2010年11月14日

フォノケーブル

プレーヤーが新しくなったので、

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ドライカーボン・ターンテーブルシートを
掟破りの5mm厚で新調!

1mm厚みが増すだけで
見た目も含めゴージャスになった!

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ついでにサエクのフォノケーブルを

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オリジナル単線で作ったフォノケーブルへ変更!

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「お前馬鹿か!シールド無しだとハムが出るぞ!」って
いわれそうですが、
MCカートリッジを使用する場合
コンサートフィデリティーのフォノイコ
SPA-4Bを使用すると、
何とこのノンシールドでもハム音は出ないんです!

単線ケーブルへ変更すると
一気にレンジが広くなり
音場空間の広がりまで違って聞こえる...。

サエクでは若干硬かったアタック音が
しなやかで速く、猛烈にバシッと来ているのに
耳が痛くない...。

1mm厚くなったカーボンの恩恵も大きく
エネルギーの増加、しっかりした音の骨格など
たった1mmの厚さで大きく違ってくる...。

ご機嫌なアナログプレーヤーになった!

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2010年11月06日

DP-3000改 SOUND JULIA仕様

届きました!!

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オーディオショー デモ用モデルとの比較...。

ショー用

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ジュリア仕様

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カートリッジを付けて聞いてみる...。

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アームにカーボン繊維が巻きつけていない為
何となく若干緩い事と
細かな部分の音の塩梅が違う事が気になるので
カーボン繊維を直ぐに巻きつけた!

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今まで通り
締まりと立ち上がりが良くなり
がぜん良くなりました!

このモデル
DENON DP-3000を綺麗にしただけに見えますが、
実はフルチューニングモデルです!

モーター、完全オーバーホール
軸はルビーボールへ変更

ドライカーボンが
アームベースとターンテーブルシートに使われています。

回転サーボ基板は、
復刻させた新品を使用!
オールNEWの高品位パーツで組みあげ、
サーボ量を変更、
しかも電源別置きでS/Nを稼いでいます。

アームも
軸部分、内部配線等
全て変更されています。


2台を比べると、
ショー用のアームの方が感度が高く、
実際、0バランスを取る時
チョットの事で釣合いが取れないほどアームが動いてしまい
0バランスがなかなか取れませんが
ジュリア仕様は0バランスがとりやすい...。

専用フォノイコがまだ出来てきませんが
使いながら馴染ませます。

このDP−3000
恐ろしいほど音が良いので
ショー用モデルは
レコードを聞いたお客様から
譲って欲しいとお願いされた為
SiliconArtsDesignさんに
了解を得てお譲りする事になりました。

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2010年09月14日

フォノイコライザー SPA-4B

先に、
先日のJBL4365の件ですが、
ハーマンさんから電話が入りまして、
初入荷分として、今月末 日本国内へ入荷確定、
ハーマンで、開梱チェック、
合格品ならジュリアへ送りますと連絡を頂きました!

音も聞かずに仕入れましたが
泣くか笑うか、どうなんでしょう?
こうご期待!

Concert Fidelity SPA-4Bの
イコライザー部分のコンデンサが届いたので試聴しました。

SPA-4B
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あのブルーノートのアナログレコード
リマスタリング45回転シリーズの製作時
マスタリングエンジニアのスティーブホフマンが
検聴用のフォノイコとして使用した物と同等品で
私のところのは、
負荷インピーダンスの抵抗と
イコライザー部分のコンデンサが交換できる仕様になっているのです。

内部
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シンプルで分かりやすい回路構成のフォノイコ
使用部品も少なく実に高性能です。

今回、製造元から2種類のコンデンサを試聴して欲しいと依頼があり
早速試してみました。

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左のグリーンは、
一般小売用の市販品に取り付けてあるオーディオグレードのコンデンサで、
バランス良く、破綻も無く、何の問題も無い音がする物なので、
通常、私もこれを付けています。

その右の二つが今回の試聴用

真ん中から聞いてみました...。

繊細、高分解能、ワイドレンジ、反応が速く、抜けが良く爽やか
カラッとして明るめの音調で、
野放図とまでは行かないけど、
けっこう元気良く音が飛んできます。

続いて右、
先ほどとは打って変わって、
しなやかで とてもS/Nが良い、
繊細な高域で派手さが無く聞きやすい
品が良く高級感を感じる音、
ハーモニクスが綺麗で、落ち着きがある...。

ついでにと、とっておきの
イッチャッテル コンデンサも聞いてみた
コーニングガラスのMILスペックの軍事用コンデンサ
2個で、○万円
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ウルトラワイドレンジで、切れる高域
抜群の立ち上がりで、音圧まで高く感じる...
野放図と言って良いほど音がぶっ飛んできて
微弱な音から細かい音、
電子エコーが消えるところまで完全に聞こえる
そして絶対的に違うのは、
他のコンデンサでは聞こえない
変な音まで聞こえてくる(怖い..)

味わい、音色、聞き心地、音楽の表現に拘る方には地獄の音?
音好きな音マニアには快感の音?


手持ちはこれだけ
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左の茶色のは、音が丸く抜けも悪い...。
分解能、解像度、透明感など
¥10万も出せば買う事が出来るフォノイコに近い音になってしまう...。


今回、色々聞いた感じでは、
ダイレクトカッティングの凄まじいのを
気が狂ったような音で聞くならコーニングガラスのコンデンサが良く
通常使用なら、今回送られてきた
しなやかで品が良い音がするコンデンサが良いと感じましたので
今まで使用していたグリーンのコンデンサから交換し
エージングも兼ねてしばらく使ってみる事にします。

しかし、何でコンデンサが送られてきたか?
聞くの忘れた...。




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2010年07月30日

EMT930stダブルアーム

アブソーバーフレームへ
SME3012Rを取り付けました!
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オーバーハングを調整
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純正アーム+ロングアームのEMTはカッコイイです。(^^♪

アームベースは、ワンオフの特注品で、
とても重くて、がっしりしています。

本当は、SAECのWE-506/30を取り付けたかったのですが、
自分のアームを店頭の棚へ出しておいた時、
それを見たお客様から
「売って欲しい」と言われ、
お客様の熱意に負けて手放してしまいました...。
なのでSMEの3012Rを付けました。

これで色々なカートリッジが付けられるので
ますます楽しくなります!

純正のアームへは、
東レのカーボン原糸を巻きつけました。
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これです。
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DP−3000へ巻いた時も好結果でしたが、
今日も抜群の効果です。
痩せず太らず、鈍らず尖らず...
更にS/Nが良くなり、細かい部分が良く分かるようになり
フォーカスピッタリの感じになります。

そのお陰で、
針圧調整が微妙になり
0.5gでかなり印象が変わってしまいます。

極端に替えると、かなり違和感があります。
2.8gでは、
中低域が支配し、太めで高域の伸びが無く
解像度が悪く、ボテッとして抜けまで悪い...

2.2gでは、075がシャリシャリ鳴り過ぎで、
中高域が強く、下が細くなり高域上昇の感じで辛い...

2.5gでは、真ん中か強くやや下寄りで
若干混濁するのと、高域がもう少し欲しい...

昨日良好だった2.4gでは、
若干中高域が強く、ラッパが少し五月蝿い...

って事で、
2.45gにするとウエルバランスでベスト!

暇を見て、3012Rのアームへ
カーボン原糸巻きつけ、調整をしたいと思います。
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2010年07月27日

EMT930stの出力ケーブル

買取で、
アキュのDP-400と
ハーベスの7ES-3を査定し昼食...。
(もちろん買取しました。)

帰ったあと、腹ごなしに またEMTを弄る!

気になっていた部分は、
フォノイコを通ったあと
ハーモニカ端子で繋がる出力ケーブル 

EMT2121

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端子を分解すると...。
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内部はバランス出力
先がRCAになっているので
バランスをアンバランスへ接続変更してあります。


繋いであるのはこの部分、
リレーの下、
裏側から繋ぐ様になっています。

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グッと寄って
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リレーを外す。
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ターンテーブルの回転ON/OFFに連動し
出力にミューティングが掛かるリレーなので、
透明な保護カバーを外して
またもやスーパーコンタクトオイルを塗布した。

このリレーの前のもっと前、
フォノイコ側へダイレクトにケーブルを繋いだら接点が減って...。

早速オリジナル単線でラインケーブルを作り繋ごうとしたのですが、
ミューティングは何かと有った方が便利なので
リレー以降で繋ぐ事とした。

ハーモニカ端子に付け替えるのではなく
ダイレクトにハンダ付け...。

チョイチョイと付けて完成です。
7 008.jpg

で、どうかっていいますと...

あの重戦車の様な中低域の太さで押してくる感じと引き換えに
単線のもつ、ブレの無いフォーカスクッキリな感じと
目鼻立ちの良い抜けの良さで
音はグッと引き締まりシャープ...
高域の解像度やら
全体的な情報量が向上しモニターって感じになった。

EMTらしさが後退したけど、
音的には、こちらの方が精密でクッキリしていて凄さがあるのは確実...。
しかし、「何か凄くて緊張し落ち着かん」...。


交換前まで聞いていたEMT2121の方が、
解像度や透明感は落ちるが
中音域に独特の音色が入り、
全体的に厚く太い...。

聞きやすく若干ボケる感じがあるので
爆音にしても五月蝿くなく、
音量を絞っても、厚く太い低域の為、
ラウドネス効果があり 上手い具合に聞かせる...。

音楽性は抜群なので、
この少しぼかした感じと、
神経質な感じを無くしてあるところが
長時間聞けて、気を使わなくて音楽に浸れる...。

この音作りがEMTのテクニックだとしたら
流石というしか言葉が無い...。

単線ケーブルを外すのは簡単な事ですが、
使っているとこなれてくるので、
このまま2〜3日様子を見ます。

あの高性能SACD/CDP 
レヴィンソン No.512の後は、アナログの銘機EMT930st...。
何とも幸せな毎日です!

posted by SoundJulia at 18:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

EMT930st続き

昼食後、腹ごなしの間、魔が差してケーブルを作ってみた。

GRAND側の太いRCA単線ケーブル!
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線径が大きくなると、
低域の力強さや安定感、量感などは増すが、
「もっさり」するというか、抜けが悪くなり
解像度や透明感が落ちる傾向にあるので
GRAND側だけ太くして、ホット側は、細い単線ならどうか?
って事で試してみた。

太さと厚みがあるが
やはり先ほど書いた「好きくない」面が顔を出す...。

エージングしながら
EMTのフォノイコ部分を取り外し
内部の接点部分へ
スーパーコンタクトオイルの塗布を実施

7 184.jpg

先日、その他の部分は入念に行ったので、
一番効きそうな部分を最後に仕上げました。

少し粘って力で押し出してくる部分が、かなり変化し
音の切り返しが速いと言うか
太鼓が「バシッ」ときて
ウッドベースが「ゴリッ」と...。
シンバルの切れ、抜けも良好で
固まる感じがほぐれ、fレンジが広くなり
残響や空間の表現が格段に良くなった!

EMTを動かしているアンプ電源は、
60Aの電灯ブレーカーから
WEのケーブル直引きで引いてきているコンセントに刺さっているのですが
コンタクトオイル塗布後は、
このWE配線の音が乗っている感じが良く分かるので
電源を変更してみた...。

繋ぎ変えたのは
メイン機器用の電源、
200V、40Aのブレーカからスターカッド配線で直引きして
3KVAのアイソレーショントランスで200Vから100Vへ降圧
その後は全てオリジナル単線による配線、

WEの要素は消え、
200V電源の良好なS/Nを感じると共に
凄い瞬発力、更なるfレンジの広大感、切れ、3Dな表現が聞き取れご機嫌!

こうなってくると、
カーボンでガンガンに対策しなくても満足感のある音になるので
ターンテーブルシート、スタビライザー、シェルワッシャのみ残し
その他は取り外し
EMTの味と、カーボンの良さを混ぜたチューニングにしてみた。

「なかなか良いです。」

ほとばしる様なエネルギーで迫ってくるアナログの音は
体がビリビリ振動して気持ち良いです。

チョット聴いた後、
更にモーターの振動を最小にする為、
聴診器をモーターに当て、
手でもモーターを触り、
モーター横のコンデンサが付いている部分の
大きな巻線の値をドライバーで変化させると
唸ったり、振動したりするのですが、
手と耳で振動具合を感じながら調整すると
分からない程度まで追い込むことが出来ました。

更にアブソーバーフレームと本体を大地アース

ルーペで確認しながら針先のゴミを完璧に除去

アームを調整し直し、
針圧の最良点を探ると
低域の解像度と彫の深さ、
中高域の抜け具合のバランスが最高な針圧は、2.4gでした。

かなり追い込んだ後、
本気モードで聴いてみると...

驚きの音密度とエナジー感!

ロリンズの息が
ゴールドウイングから出てきそうな感じすらする

   「すんごい音」... です。

明日は、
ダイレクト・カッティング・ディスクでも聴いてみよう!!
タグ:EMT930st続き
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2010年07月23日

アンプ電源

定休日を利用し、今日まで入院していました。(^_^;)

21日は、脳のMRI
22日は、胃のポリープを3つ切除しました。
今日、取りあえず退院です。

入院中、暇だったので、
EMTのスピードコントロールをどうするか思案していたのですが、
電源の周波数を微妙にコントロールできて
パワーと安定感のある物?

既製品では思いつくものがないので、
下記の様に考えまして、
居ても経っても居られなくなり、
病み上がりですが、先ほど実験しました。

(サイン波の発信器)+(レベルコントロール)+(増幅器)

これを機器に置き換えると

(周波数発信器)+(プリアンプ)+(大パワーアンプ)

プリはFM255を驕り、パワーにはdbx5450を考えました。

バカはどこまでもやってみるという事で
こんな風になりました...。

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dbxのパワーは、ブリッジにして
何と1200Wの出力へ切り替えて使用です。
電圧も波形も完璧です!!

このアンプのSP出力を電源として使用
EMTに繋いで動作させると
完璧に動きまして、発信器周波数の可変で
見事に回転スピードが変化しました。

これでメカ式のブレーキを解除できます!

音を聴いてみると、癖が無く力強い!
取りあえず悪い感じが無いのですが、
どうしてもFM255がもったいないので、
発信器とパワーアンプをダイレクトに接続し
オシロで監視するようにした。

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ターンテーブルの方も、
オリジナルのトッププレートを外し
メインプラッターから上を
ドライカーボンシート3枚重ねで試聴!
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ピラミッドバランスで押しが強いEMTですが、
カーボンパワーでfレンジが伸びて
高域に切れと更なる解像度が現れ
力強くドンと来るモニタサウンドへ
EMTの色がのっているような音になりご機嫌(^^♪

しかし、dbxのアンプで100V生成してちゃんと動くとは笑うしかない
しかも、EMTの大きなドライヴモーターのON/OFFでも
波形どころか、電圧もピクリとも反応しないド安定なんです。

中がこんな凄い電源と構造なので
実はオーディオ用の電源装置より良いかもしれませんね?
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「退院したならはやく帰って来い」

って電話が入ったので、今日はここまでとします。


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2010年07月19日

DP-3000/EMT930st

マークレヴィンソン No,512を外し、商品UPしました。

元の位置へ
DP-3000(SiliconArtsDesignフルチューニングモデル)お帰りなさいです。

7 163.jpg

写真は、オーディオショーの展示品をお借りしている物です。
クラロ・ウオールナットのジュリア仕様
早く来ないかな(^^♪

レヴィンソンのCDPには、
かなりやられましたが、
今日はDP-3000改でアナログです。

新作のアナロググッズ
カーボンシェルワッシャも
順調にお買い上げいただいております。

「ありがとうございます」m(__)m


入荷したEMT930st
ぼちぼち整備しないとって言うことで
アイドラ外しました。

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しかし「ゴッツイ」
機関車みたい...。

色々確認すると
全てがデカくて丈夫!
カッコイイのですが
業務で使用するのでは無いと考えると
気になる部分も出てくる...。

下のショックアブソーバーフレームと本体との間に
がたつきと、振動防止を兼ねた
ゴム製のシーリングがはまっている。

ゴム=音が緩い、鈍い、立ち上がりが悪い...etc。(^_^;)
ってイメージなので、
整備後、カーボンでも挟んで見たい...。

メインターンテーブルはご立派で言うこと無いのですが
その上の、ハンマートーン塗装の蓋?と
一番上の樹脂製のターンテーブルに、
フェルトのシートが気になる...。

メインターンテーブルから上全部
ドライカーボンではいかんのか?
その方が物凄い音になりそうなんだけど
いかがなものでしょうか?

キチント動くようになったら
オリジナルの状態と
ドライカーボンシートへ替えて
聞いてみたいと思います。

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2010年06月23日

リードチップ

ボチボチとシェルリードの試聴報告が返って来ていますが、
気になる点として、

「チップの口径が小さく差込が窮屈」

この指摘が多く、
店頭渡しのお客様の中には、

「取り付けるとき、グリグリやっていたらチップが折れた...」

っと、持ち込まれる方がいらっしゃった...。(^_^;)
(直ぐに手直しして、取り付けました。)

チップの根っこを
肉厚のある丈夫なピンセットでつまんで取り付けるか
細いラジオペンチで挟んで取り付けるかすれば
案外上手くいくのですが、
もう少しチップの口径を大きくする必要がある感じです。

シェル側はピンが細いので
上手く差し込めると言うことなので
カートリッジ側の口径を
もう少し大きくする様に改善予定です。

「ドライカーボンのシェルワッシャは好評なので製品化決定です!!」

スペーサーは
後ほど試作する予定で進めて行きます。


アナログに必死だと良いことがあるもので
なんとEMT930st入荷で
現在弄くっています。(^^♪

その他、
ド級の機器としてはFM255や133
エソのP-0等も入荷しました。


デジタル関係では、
DV-RA1000HD を入手、

マスタークロックが接続できるし、
内臓ハードディスクへWAVでリッピング可能なので
先日のオーリーブと比べどうなのか
聴いてみたいと思います。

明日チョッピリ仕事したら
29日まで臨時休業なので
7月の報告になると思います。
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2010年06月20日

シェルリードチップ

7 193.jpg

ロジウムで作ってみました。

いうまでも無くロジウムの音...。

ハッキリ・クッキリで全体的にタイト
清潔感あふれる凛としたサウンドで、
高域はクリアで伸びるのは良いけど
音色が白くて薄っすらと青いクールな感じ...。

う〜ん
近代的な感じなんだけど個人的には嫌い...。

で、プラチナも試す。

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出来た!

7 192.jpg

付け替えて試聴...。

タイトで明確なのはロジウムと同じ感じですが、
きつさが無い
輪郭の端っこが丸いと言うか
バリを取って、研磨した感じ...。

ロジウムより音楽性があり
聞き心地が良いけど
何だか聴感上のf帯域が狭く感じる

中音域が良好な感じのサウンドで
ライヴ感があり生っぽい感じがするけど
少し古い音に聞こえる。

全体的な情報量は
ロジウム、金メッキより低い

ここまで試した結果
単線には金メッキが無難...。

銀線にプラチナとか
高純度銅にロジウムなら合うかもしれない...。


色々やっていると、
お客様がチタンビスを持ってきてくれた!
(頂いちゃいました。)m(__)m

早速試すと
音が軽く、低域と高域の伸びも悪く
中音域の上の方にピークがある感じの音になった...。

アレって感じで終了


ビスを大昔のテクニカ別売りの物へ交換し、
シェルとカートリッジの間へ
シェルワッシャを挟んでスペーサー代わりに聴いてみると、
上も下も更に伸びて、
モニターサウンド傾向の音質へまっしぐら...

隙間が多い事が原因なのか確認できない...。
やはりキチントした物を試作するしかない(^_^;)

それではと、
スペーサーにしたワッシャを外し
シェルの上に1枚載せて聴いてみると
これが絶妙にイイ!

雑味が更に無くなり、S/Nも良くなる!
しなやかさも出てきた上に
音が綺麗!

2枚載せると...アレって感じ?
1枚の時の方が良い

アナログは深い...。

シェルワッシャは
お客様持参のオヤイデ製のカーボンシェルでも良好な結果でした!


ビスは、
アルミ○
チタンX
重量のある真鍮X

後日、ステンレスとか
鉄ネジを試してみたいですね?

カーボンの方は
スペーサーをどうするか?

引き続きテストです...。
posted by SoundJulia at 21:21 | Comment(1) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

カーボン製シェルワッシャ

ドライカーボンのシェルワッシャ試作品が完成した。

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大きな切れ目を入れずにリングカットしました。

テクニカ33Rへ付けて見る...。

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ピッタシ!!

ワッシャの厚みも薄くし、
カーボンの質も変更
マシンでカットしてあるので精度も良い

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プレーヤーにセット
早速、音を聞いてみる!

先日のハードなカーボンと、かなり違う..。

シャキットして輪郭クッキリ!
先端の丸くなっている音の波形が立つというか
録音ピークリミッターを外したような感じで
音がビュッと出てくる...。

S/Nも良く、良好な立ち上がりにカーボンのご利益を感じます。

残響、エコーの感じも深くなり、
雑な感じが減少...

マスターテープのヒスノイズが浮き上がったように聞こえ
ハイハットやシンバルのあおりが
高域ユニットから
飛び出す絵本みたく溢れる...。

ウッドベースの弦の振るえと胴鳴りが
バオンバオン、ゴリゴリする感じもヨロシイです。

先行販売している
ターンテーブルシート&スタビライザーが
気に入られていらっしゃる方にはとってもお勧めです。
こんなリング一つで
もう一つ上の世界へ誘います。

先の手作り試作は、チョイNGでしたが
今回のカーボン素材は、
ターンテーブルシートと同等なカーボンの為か
一発で上手く行きました!

こうなりゃ、
シェルとカートリッジの間へ挟む
カーボンスペーサーも作りたくなってきたし
チタン製のビスも試したい!!

う〜ん....

想像するだけで欲が出ますねぇ〜
ちょっとスイッチが入っているので
このまま何処まで走るのか??

ロジウムとプラチナのチップも届いたので
やる事山ほど...。

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ドライカーボンターンテーブルシート+スタビライザーと
今回企画の
リード+ワッシャ+(スペーサー)+(チタンビス)

良いんじゃないでしょうか?


それから、
ALTEC LANSINGの銀箱(本物)
箱は612A、ユニット604Eが入荷しました。

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「すんげ〜良い音します。」


超高域、重低音はでませんが、
音質論議したくないほどの説得力で迫ります。
最初の一瞬臭い音なのですが、
直ぐに洗脳されます...。

人が聞いて良い感じを受けるということはどういうことなのか
勉強させられるSPです。

アルテックにランシング(JBL)の血が入り
音に魔力があります。

自分で鳴らしてみて
銘機と言われる凄さが分かりました。(^^♪

バカは直ぐに走るので(私です。)
高域伸ばそうと
天板に載っているJBL/2405を付けてみたのですが、
音がキリッとして、
SPの性格が変わってしまうほど変化してビックリ!

こりゃ
凄く反応すると言うか、面白い!

アナログもやってますけど、

今、銀箱に、
すっかりハマっています。(^^ゞ

posted by SoundJulia at 16:31 | Comment(6) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月14日

シェルリード、その後

7 167.jpg


試聴用のシェルリードを作りはじめた事は良いのですが

「どえりゃ〜めんどくさい」....。


ハンダの量や温度等を考慮して
上手い事ハンダ付けしない事には
チップの中に吸い込まれてしまったり
カッコ悪くなったりで、なかなか難しい...。

4セット目ぐらいから
作るコツがつかめて慣れてきたのですが、
没頭すると、
他の仕事ができなくて1日が終わってしまう...。

余談ですが、
リード線の導体がむき出しで
絶縁が無い様に見えますが、
表面には絶縁コーティングがしてありますので
よじっても、音が出なくなる事はありません。

昔、オーディオ暦の長い方から聞いたお話で
ハンダは、錫60%鉛40%の物が良いと
教えて頂いたことがあり
早速ハンダを購入して試してみると、
かなりハード!
カンカンくる音で辛い...。

SPケーブルやラインケーブルなら
適度な締まりでクッキリなのかもしれませんが、
シェルリードに使うとカチンカチンの音になってしまいビックリ!

手持ちには
ヴィンテージ ハンダやら
マニア様から頂いた
音色豊かなハンダ等色々あるのですが
無くなった場合の入手が困難で
ハンダを試していると
迷宮入りしそうなので
入手が難しくなくて
こちらで試した結果の悪くない物で作っています。

今のところ、
こちらで良い結果が出たハンダで製作したリードを
数名のお客様にお渡ししてあるので
その感想が帰ってくるまでは、
取り合えず試作は中止、
音質傾向等の意見を聞いてから
次に進みたいと思います。

チップもリン青銅、金メッキタイプを仕入れましたが
確認の為、流行のロジウム、プラチナ等も試してみたいと思います。

部品が来るまで数日掛かるので
シェルとアームの間に挟むオーリングを
カーボンで作ってみました。

7 165.jpg

見た目が悪い (^_^;)


1mm程度の厚みですが、
金属用のドリルでガリガリやって
穴を開けて
リーマで穴を広げ、
超硬質金属刃のハサミみたいな物で
周りを無理やりカットして作りました。

付けて聞いてみると、
レンジが広くスパーンと来る!
シェルの響きが変化する為か
響き感が減るのですが、
逆に電子エコー成分の尾を引いて行く感じが良く分かる?
S/Nも良くなるし、色んな部分が変化するので
効果があることは聞けば直ぐに分かる...。

アルミ製のシェルに付けると凄く良いが
カーボンのシェルに付けると行き過ぎの感じ?

今試しているカーボンは、
硬質で純度の高い工業用のドライカーボンなので
効き目がバシッとしていて強い感じになる?
試してみないことには分からないので
SJ-SIと同じ種類のドライカーボンで
オーリングの製作をしていただく様に
カーボン業者へ依頼した。

ここまでやるんなら
ビックリしちゃうほど激変しない事には
ご利益感が無いので、
リード+リングのセットで行こうと考えています。

posted by SoundJulia at 19:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月11日

シェルリード試聴の追加説明

シェルリードの試聴ですが、
店頭での試聴ではなく、
ご自宅でテストしていただく形になります。

その方が、
気兼ねなく好きなように試していただける事、
ご自宅で色々試された方が
音の変化がよく分かると思われる事、
使用する機器の違いにより、
どの様な感じになるかを
感じ取りたいからです...。

シェルリードを作る為の部材が無いので
リードチップ、収縮チューブ等を発注しました。
届きしだい製作に入ります。

サンプル品は無料ですが、
大量には作りません。

お渡しできる数に限りがありますので
下記の様に考えております...。

ジュリアにご来店いただいているお客様で
CD等のデジタルソール音源より
レコードの方がお好きなお客様で、
私と気軽にお話をしていただく事ができる
お客様に限定してをお願いしたいと考えています。
posted by SoundJulia at 11:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月10日

シェルリードのサンプル

先日のシェルリードで、
ブログを読んでいただいたtakeot様から
販売要請がございましたが、
評価が独りよがりになっている可能性も考えられますので
よくご来店いただくアナログファンのお客様に
後日、試聴して頂こうと考えていたところです。

現在考えていることですが、
シェル側ハンダ付けでは、
何かと問題になる場合があると考えられますので
付け外し可能な通常のタイプとし、
チップは両端に取り付けます。

チップの材質は、
燐青銅に金メッキタイプを使用し、
リードはもちろんオリジナルの24GA銅単線

ハンダだけ数種類テストした後
サンプルを数セット作ります。

試聴テストはtakeot様もご参加ください。
サウンドジュリアお問い合わせフォームより
連絡先などをいただけると幸いに存じます。

posted by SoundJulia at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

シェルリード

シェルリードの変更で、
ころころ音質が変化するので、
オリジナルの単線で作ってみる事にした!

単線の方向性を管理して、
長さを揃え
チップを取り付ける...。

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色付きの収縮チューブを付ける。

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シェル側の接点を減らす為、
ハンダ付け...。

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シェルは、ドライカーボン製のオリジナル!!
リードに撚りを掛けて出来上がりです。

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クリアオーディオの浮世離れした価格のカートリッジを付ける。

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ここまで見ていた途中で間違いに気づいた方は
相当なアナログ好きです!

私の場合、思い込みで突き進んでいるので
まだ気が付いていません...。

早速プレーヤーにセットして聞いてみる...。
音だし3秒で間違いに気づく(^_^;)

3枚目の写真で?って気が付いた方は流石です!!

答:シェル側のリードを付け間違えて色違い...左右が逆でした。

リードを付け直して聞いてみると
単線の持つ、クリアな音像が印象的で
立ち上がり、立下りが速い!

ハイハットの細やかな切れも心地よく
濁る感じ、雑味が無いので定位や音場感まで良くなる...。

ラッパの音も、
ゴールドウイングから飛び出してくるような感じになりご機嫌な感じです。

他のカートリッジやシェルでも試してみたいので
何本かリード線を作ってみます。



posted by SoundJulia at 20:07 | Comment(1) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする