2010年07月27日

EMT930stの出力ケーブル

買取で、
アキュのDP-400と
ハーベスの7ES-3を査定し昼食...。
(もちろん買取しました。)

帰ったあと、腹ごなしに またEMTを弄る!

気になっていた部分は、
フォノイコを通ったあと
ハーモニカ端子で繋がる出力ケーブル 

EMT2121

7 009.jpg

端子を分解すると...。
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内部はバランス出力
先がRCAになっているので
バランスをアンバランスへ接続変更してあります。


繋いであるのはこの部分、
リレーの下、
裏側から繋ぐ様になっています。

7 004.jpg

グッと寄って
7 005.jpg

リレーを外す。
7 006.jpg

ターンテーブルの回転ON/OFFに連動し
出力にミューティングが掛かるリレーなので、
透明な保護カバーを外して
またもやスーパーコンタクトオイルを塗布した。

このリレーの前のもっと前、
フォノイコ側へダイレクトにケーブルを繋いだら接点が減って...。

早速オリジナル単線でラインケーブルを作り繋ごうとしたのですが、
ミューティングは何かと有った方が便利なので
リレー以降で繋ぐ事とした。

ハーモニカ端子に付け替えるのではなく
ダイレクトにハンダ付け...。

チョイチョイと付けて完成です。
7 008.jpg

で、どうかっていいますと...

あの重戦車の様な中低域の太さで押してくる感じと引き換えに
単線のもつ、ブレの無いフォーカスクッキリな感じと
目鼻立ちの良い抜けの良さで
音はグッと引き締まりシャープ...
高域の解像度やら
全体的な情報量が向上しモニターって感じになった。

EMTらしさが後退したけど、
音的には、こちらの方が精密でクッキリしていて凄さがあるのは確実...。
しかし、「何か凄くて緊張し落ち着かん」...。


交換前まで聞いていたEMT2121の方が、
解像度や透明感は落ちるが
中音域に独特の音色が入り、
全体的に厚く太い...。

聞きやすく若干ボケる感じがあるので
爆音にしても五月蝿くなく、
音量を絞っても、厚く太い低域の為、
ラウドネス効果があり 上手い具合に聞かせる...。

音楽性は抜群なので、
この少しぼかした感じと、
神経質な感じを無くしてあるところが
長時間聞けて、気を使わなくて音楽に浸れる...。

この音作りがEMTのテクニックだとしたら
流石というしか言葉が無い...。

単線ケーブルを外すのは簡単な事ですが、
使っているとこなれてくるので、
このまま2〜3日様子を見ます。

あの高性能SACD/CDP 
レヴィンソン No.512の後は、アナログの銘機EMT930st...。
何とも幸せな毎日です!

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2010年07月26日

EMT930st続き

昼食後、腹ごなしの間、魔が差してケーブルを作ってみた。

GRAND側の太いRCA単線ケーブル!
7 182.jpg

7 183.jpg

線径が大きくなると、
低域の力強さや安定感、量感などは増すが、
「もっさり」するというか、抜けが悪くなり
解像度や透明感が落ちる傾向にあるので
GRAND側だけ太くして、ホット側は、細い単線ならどうか?
って事で試してみた。

太さと厚みがあるが
やはり先ほど書いた「好きくない」面が顔を出す...。

エージングしながら
EMTのフォノイコ部分を取り外し
内部の接点部分へ
スーパーコンタクトオイルの塗布を実施

7 184.jpg

先日、その他の部分は入念に行ったので、
一番効きそうな部分を最後に仕上げました。

少し粘って力で押し出してくる部分が、かなり変化し
音の切り返しが速いと言うか
太鼓が「バシッ」ときて
ウッドベースが「ゴリッ」と...。
シンバルの切れ、抜けも良好で
固まる感じがほぐれ、fレンジが広くなり
残響や空間の表現が格段に良くなった!

EMTを動かしているアンプ電源は、
60Aの電灯ブレーカーから
WEのケーブル直引きで引いてきているコンセントに刺さっているのですが
コンタクトオイル塗布後は、
このWE配線の音が乗っている感じが良く分かるので
電源を変更してみた...。

繋ぎ変えたのは
メイン機器用の電源、
200V、40Aのブレーカからスターカッド配線で直引きして
3KVAのアイソレーショントランスで200Vから100Vへ降圧
その後は全てオリジナル単線による配線、

WEの要素は消え、
200V電源の良好なS/Nを感じると共に
凄い瞬発力、更なるfレンジの広大感、切れ、3Dな表現が聞き取れご機嫌!

こうなってくると、
カーボンでガンガンに対策しなくても満足感のある音になるので
ターンテーブルシート、スタビライザー、シェルワッシャのみ残し
その他は取り外し
EMTの味と、カーボンの良さを混ぜたチューニングにしてみた。

「なかなか良いです。」

ほとばしる様なエネルギーで迫ってくるアナログの音は
体がビリビリ振動して気持ち良いです。

チョット聴いた後、
更にモーターの振動を最小にする為、
聴診器をモーターに当て、
手でもモーターを触り、
モーター横のコンデンサが付いている部分の
大きな巻線の値をドライバーで変化させると
唸ったり、振動したりするのですが、
手と耳で振動具合を感じながら調整すると
分からない程度まで追い込むことが出来ました。

更にアブソーバーフレームと本体を大地アース

ルーペで確認しながら針先のゴミを完璧に除去

アームを調整し直し、
針圧の最良点を探ると
低域の解像度と彫の深さ、
中高域の抜け具合のバランスが最高な針圧は、2.4gでした。

かなり追い込んだ後、
本気モードで聴いてみると...

驚きの音密度とエナジー感!

ロリンズの息が
ゴールドウイングから出てきそうな感じすらする

   「すんごい音」... です。

明日は、
ダイレクト・カッティング・ディスクでも聴いてみよう!!
タグ:EMT930st続き
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2010年07月23日

アンプ電源

定休日を利用し、今日まで入院していました。(^_^;)

21日は、脳のMRI
22日は、胃のポリープを3つ切除しました。
今日、取りあえず退院です。

入院中、暇だったので、
EMTのスピードコントロールをどうするか思案していたのですが、
電源の周波数を微妙にコントロールできて
パワーと安定感のある物?

既製品では思いつくものがないので、
下記の様に考えまして、
居ても経っても居られなくなり、
病み上がりですが、先ほど実験しました。

(サイン波の発信器)+(レベルコントロール)+(増幅器)

これを機器に置き換えると

(周波数発信器)+(プリアンプ)+(大パワーアンプ)

プリはFM255を驕り、パワーにはdbx5450を考えました。

バカはどこまでもやってみるという事で
こんな風になりました...。

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dbxのパワーは、ブリッジにして
何と1200Wの出力へ切り替えて使用です。
電圧も波形も完璧です!!

このアンプのSP出力を電源として使用
EMTに繋いで動作させると
完璧に動きまして、発信器周波数の可変で
見事に回転スピードが変化しました。

これでメカ式のブレーキを解除できます!

音を聴いてみると、癖が無く力強い!
取りあえず悪い感じが無いのですが、
どうしてもFM255がもったいないので、
発信器とパワーアンプをダイレクトに接続し
オシロで監視するようにした。

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ターンテーブルの方も、
オリジナルのトッププレートを外し
メインプラッターから上を
ドライカーボンシート3枚重ねで試聴!
7 175.jpg

ピラミッドバランスで押しが強いEMTですが、
カーボンパワーでfレンジが伸びて
高域に切れと更なる解像度が現れ
力強くドンと来るモニタサウンドへ
EMTの色がのっているような音になりご機嫌(^^♪

しかし、dbxのアンプで100V生成してちゃんと動くとは笑うしかない
しかも、EMTの大きなドライヴモーターのON/OFFでも
波形どころか、電圧もピクリとも反応しないド安定なんです。

中がこんな凄い電源と構造なので
実はオーディオ用の電源装置より良いかもしれませんね?
7 120.jpg


「退院したならはやく帰って来い」

って電話が入ったので、今日はここまでとします。


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2010年07月19日

DP-3000/EMT930st

マークレヴィンソン No,512を外し、商品UPしました。

元の位置へ
DP-3000(SiliconArtsDesignフルチューニングモデル)お帰りなさいです。

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写真は、オーディオショーの展示品をお借りしている物です。
クラロ・ウオールナットのジュリア仕様
早く来ないかな(^^♪

レヴィンソンのCDPには、
かなりやられましたが、
今日はDP-3000改でアナログです。

新作のアナロググッズ
カーボンシェルワッシャも
順調にお買い上げいただいております。

「ありがとうございます」m(__)m


入荷したEMT930st
ぼちぼち整備しないとって言うことで
アイドラ外しました。

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7 165.jpg

しかし「ゴッツイ」
機関車みたい...。

色々確認すると
全てがデカくて丈夫!
カッコイイのですが
業務で使用するのでは無いと考えると
気になる部分も出てくる...。

下のショックアブソーバーフレームと本体との間に
がたつきと、振動防止を兼ねた
ゴム製のシーリングがはまっている。

ゴム=音が緩い、鈍い、立ち上がりが悪い...etc。(^_^;)
ってイメージなので、
整備後、カーボンでも挟んで見たい...。

メインターンテーブルはご立派で言うこと無いのですが
その上の、ハンマートーン塗装の蓋?と
一番上の樹脂製のターンテーブルに、
フェルトのシートが気になる...。

メインターンテーブルから上全部
ドライカーボンではいかんのか?
その方が物凄い音になりそうなんだけど
いかがなものでしょうか?

キチント動くようになったら
オリジナルの状態と
ドライカーボンシートへ替えて
聞いてみたいと思います。

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2010年06月23日

リードチップ

ボチボチとシェルリードの試聴報告が返って来ていますが、
気になる点として、

「チップの口径が小さく差込が窮屈」

この指摘が多く、
店頭渡しのお客様の中には、

「取り付けるとき、グリグリやっていたらチップが折れた...」

っと、持ち込まれる方がいらっしゃった...。(^_^;)
(直ぐに手直しして、取り付けました。)

チップの根っこを
肉厚のある丈夫なピンセットでつまんで取り付けるか
細いラジオペンチで挟んで取り付けるかすれば
案外上手くいくのですが、
もう少しチップの口径を大きくする必要がある感じです。

シェル側はピンが細いので
上手く差し込めると言うことなので
カートリッジ側の口径を
もう少し大きくする様に改善予定です。

「ドライカーボンのシェルワッシャは好評なので製品化決定です!!」

スペーサーは
後ほど試作する予定で進めて行きます。


アナログに必死だと良いことがあるもので
なんとEMT930st入荷で
現在弄くっています。(^^♪

その他、
ド級の機器としてはFM255や133
エソのP-0等も入荷しました。


デジタル関係では、
DV-RA1000HD を入手、

マスタークロックが接続できるし、
内臓ハードディスクへWAVでリッピング可能なので
先日のオーリーブと比べどうなのか
聴いてみたいと思います。

明日チョッピリ仕事したら
29日まで臨時休業なので
7月の報告になると思います。
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2010年06月20日

シェルリードチップ

7 193.jpg

ロジウムで作ってみました。

いうまでも無くロジウムの音...。

ハッキリ・クッキリで全体的にタイト
清潔感あふれる凛としたサウンドで、
高域はクリアで伸びるのは良いけど
音色が白くて薄っすらと青いクールな感じ...。

う〜ん
近代的な感じなんだけど個人的には嫌い...。

で、プラチナも試す。

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出来た!

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付け替えて試聴...。

タイトで明確なのはロジウムと同じ感じですが、
きつさが無い
輪郭の端っこが丸いと言うか
バリを取って、研磨した感じ...。

ロジウムより音楽性があり
聞き心地が良いけど
何だか聴感上のf帯域が狭く感じる

中音域が良好な感じのサウンドで
ライヴ感があり生っぽい感じがするけど
少し古い音に聞こえる。

全体的な情報量は
ロジウム、金メッキより低い

ここまで試した結果
単線には金メッキが無難...。

銀線にプラチナとか
高純度銅にロジウムなら合うかもしれない...。


色々やっていると、
お客様がチタンビスを持ってきてくれた!
(頂いちゃいました。)m(__)m

早速試すと
音が軽く、低域と高域の伸びも悪く
中音域の上の方にピークがある感じの音になった...。

アレって感じで終了


ビスを大昔のテクニカ別売りの物へ交換し、
シェルとカートリッジの間へ
シェルワッシャを挟んでスペーサー代わりに聴いてみると、
上も下も更に伸びて、
モニターサウンド傾向の音質へまっしぐら...

隙間が多い事が原因なのか確認できない...。
やはりキチントした物を試作するしかない(^_^;)

それではと、
スペーサーにしたワッシャを外し
シェルの上に1枚載せて聴いてみると
これが絶妙にイイ!

雑味が更に無くなり、S/Nも良くなる!
しなやかさも出てきた上に
音が綺麗!

2枚載せると...アレって感じ?
1枚の時の方が良い

アナログは深い...。

シェルワッシャは
お客様持参のオヤイデ製のカーボンシェルでも良好な結果でした!


ビスは、
アルミ○
チタンX
重量のある真鍮X

後日、ステンレスとか
鉄ネジを試してみたいですね?

カーボンの方は
スペーサーをどうするか?

引き続きテストです...。
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2010年06月19日

カーボン製シェルワッシャ

ドライカーボンのシェルワッシャ試作品が完成した。

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大きな切れ目を入れずにリングカットしました。

テクニカ33Rへ付けて見る...。

7 185.jpg

ピッタシ!!

ワッシャの厚みも薄くし、
カーボンの質も変更
マシンでカットしてあるので精度も良い

7 164.jpg

プレーヤーにセット
早速、音を聞いてみる!

先日のハードなカーボンと、かなり違う..。

シャキットして輪郭クッキリ!
先端の丸くなっている音の波形が立つというか
録音ピークリミッターを外したような感じで
音がビュッと出てくる...。

S/Nも良く、良好な立ち上がりにカーボンのご利益を感じます。

残響、エコーの感じも深くなり、
雑な感じが減少...

マスターテープのヒスノイズが浮き上がったように聞こえ
ハイハットやシンバルのあおりが
高域ユニットから
飛び出す絵本みたく溢れる...。

ウッドベースの弦の振るえと胴鳴りが
バオンバオン、ゴリゴリする感じもヨロシイです。

先行販売している
ターンテーブルシート&スタビライザーが
気に入られていらっしゃる方にはとってもお勧めです。
こんなリング一つで
もう一つ上の世界へ誘います。

先の手作り試作は、チョイNGでしたが
今回のカーボン素材は、
ターンテーブルシートと同等なカーボンの為か
一発で上手く行きました!

こうなりゃ、
シェルとカートリッジの間へ挟む
カーボンスペーサーも作りたくなってきたし
チタン製のビスも試したい!!

う〜ん....

想像するだけで欲が出ますねぇ〜
ちょっとスイッチが入っているので
このまま何処まで走るのか??

ロジウムとプラチナのチップも届いたので
やる事山ほど...。

7 188.jpg


ドライカーボンターンテーブルシート+スタビライザーと
今回企画の
リード+ワッシャ+(スペーサー)+(チタンビス)

良いんじゃないでしょうか?


それから、
ALTEC LANSINGの銀箱(本物)
箱は612A、ユニット604Eが入荷しました。

7 189.jpg


「すんげ〜良い音します。」


超高域、重低音はでませんが、
音質論議したくないほどの説得力で迫ります。
最初の一瞬臭い音なのですが、
直ぐに洗脳されます...。

人が聞いて良い感じを受けるということはどういうことなのか
勉強させられるSPです。

アルテックにランシング(JBL)の血が入り
音に魔力があります。

自分で鳴らしてみて
銘機と言われる凄さが分かりました。(^^♪

バカは直ぐに走るので(私です。)
高域伸ばそうと
天板に載っているJBL/2405を付けてみたのですが、
音がキリッとして、
SPの性格が変わってしまうほど変化してビックリ!

こりゃ
凄く反応すると言うか、面白い!

アナログもやってますけど、

今、銀箱に、
すっかりハマっています。(^^ゞ

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2010年06月14日

シェルリード、その後

7 167.jpg


試聴用のシェルリードを作りはじめた事は良いのですが

「どえりゃ〜めんどくさい」....。


ハンダの量や温度等を考慮して
上手い事ハンダ付けしない事には
チップの中に吸い込まれてしまったり
カッコ悪くなったりで、なかなか難しい...。

4セット目ぐらいから
作るコツがつかめて慣れてきたのですが、
没頭すると、
他の仕事ができなくて1日が終わってしまう...。

余談ですが、
リード線の導体がむき出しで
絶縁が無い様に見えますが、
表面には絶縁コーティングがしてありますので
よじっても、音が出なくなる事はありません。

昔、オーディオ暦の長い方から聞いたお話で
ハンダは、錫60%鉛40%の物が良いと
教えて頂いたことがあり
早速ハンダを購入して試してみると、
かなりハード!
カンカンくる音で辛い...。

SPケーブルやラインケーブルなら
適度な締まりでクッキリなのかもしれませんが、
シェルリードに使うとカチンカチンの音になってしまいビックリ!

手持ちには
ヴィンテージ ハンダやら
マニア様から頂いた
音色豊かなハンダ等色々あるのですが
無くなった場合の入手が困難で
ハンダを試していると
迷宮入りしそうなので
入手が難しくなくて
こちらで試した結果の悪くない物で作っています。

今のところ、
こちらで良い結果が出たハンダで製作したリードを
数名のお客様にお渡ししてあるので
その感想が帰ってくるまでは、
取り合えず試作は中止、
音質傾向等の意見を聞いてから
次に進みたいと思います。

チップもリン青銅、金メッキタイプを仕入れましたが
確認の為、流行のロジウム、プラチナ等も試してみたいと思います。

部品が来るまで数日掛かるので
シェルとアームの間に挟むオーリングを
カーボンで作ってみました。

7 165.jpg

見た目が悪い (^_^;)


1mm程度の厚みですが、
金属用のドリルでガリガリやって
穴を開けて
リーマで穴を広げ、
超硬質金属刃のハサミみたいな物で
周りを無理やりカットして作りました。

付けて聞いてみると、
レンジが広くスパーンと来る!
シェルの響きが変化する為か
響き感が減るのですが、
逆に電子エコー成分の尾を引いて行く感じが良く分かる?
S/Nも良くなるし、色んな部分が変化するので
効果があることは聞けば直ぐに分かる...。

アルミ製のシェルに付けると凄く良いが
カーボンのシェルに付けると行き過ぎの感じ?

今試しているカーボンは、
硬質で純度の高い工業用のドライカーボンなので
効き目がバシッとしていて強い感じになる?
試してみないことには分からないので
SJ-SIと同じ種類のドライカーボンで
オーリングの製作をしていただく様に
カーボン業者へ依頼した。

ここまでやるんなら
ビックリしちゃうほど激変しない事には
ご利益感が無いので、
リード+リングのセットで行こうと考えています。

posted by SoundJulia at 19:49 | Comment(2) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月11日

シェルリード試聴の追加説明

シェルリードの試聴ですが、
店頭での試聴ではなく、
ご自宅でテストしていただく形になります。

その方が、
気兼ねなく好きなように試していただける事、
ご自宅で色々試された方が
音の変化がよく分かると思われる事、
使用する機器の違いにより、
どの様な感じになるかを
感じ取りたいからです...。

シェルリードを作る為の部材が無いので
リードチップ、収縮チューブ等を発注しました。
届きしだい製作に入ります。

サンプル品は無料ですが、
大量には作りません。

お渡しできる数に限りがありますので
下記の様に考えております...。

ジュリアにご来店いただいているお客様で
CD等のデジタルソール音源より
レコードの方がお好きなお客様で、
私と気軽にお話をしていただく事ができる
お客様に限定してをお願いしたいと考えています。
posted by SoundJulia at 11:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月10日

シェルリードのサンプル

先日のシェルリードで、
ブログを読んでいただいたtakeot様から
販売要請がございましたが、
評価が独りよがりになっている可能性も考えられますので
よくご来店いただくアナログファンのお客様に
後日、試聴して頂こうと考えていたところです。

現在考えていることですが、
シェル側ハンダ付けでは、
何かと問題になる場合があると考えられますので
付け外し可能な通常のタイプとし、
チップは両端に取り付けます。

チップの材質は、
燐青銅に金メッキタイプを使用し、
リードはもちろんオリジナルの24GA銅単線

ハンダだけ数種類テストした後
サンプルを数セット作ります。

試聴テストはtakeot様もご参加ください。
サウンドジュリアお問い合わせフォームより
連絡先などをいただけると幸いに存じます。

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2010年06月08日

シェルリード

シェルリードの変更で、
ころころ音質が変化するので、
オリジナルの単線で作ってみる事にした!

単線の方向性を管理して、
長さを揃え
チップを取り付ける...。

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色付きの収縮チューブを付ける。

7 150.jpg

シェル側の接点を減らす為、
ハンダ付け...。

7 151.jpg

シェルは、ドライカーボン製のオリジナル!!
リードに撚りを掛けて出来上がりです。

7 152.jpg

クリアオーディオの浮世離れした価格のカートリッジを付ける。

7 153.jpg

ここまで見ていた途中で間違いに気づいた方は
相当なアナログ好きです!

私の場合、思い込みで突き進んでいるので
まだ気が付いていません...。

早速プレーヤーにセットして聞いてみる...。
音だし3秒で間違いに気づく(^_^;)

3枚目の写真で?って気が付いた方は流石です!!

答:シェル側のリードを付け間違えて色違い...左右が逆でした。

リードを付け直して聞いてみると
単線の持つ、クリアな音像が印象的で
立ち上がり、立下りが速い!

ハイハットの細やかな切れも心地よく
濁る感じ、雑味が無いので定位や音場感まで良くなる...。

ラッパの音も、
ゴールドウイングから飛び出してくるような感じになりご機嫌な感じです。

他のカートリッジやシェルでも試してみたいので
何本かリード線を作ってみます。



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2010年04月22日

アナログプレーヤーの調整

在庫のエクスクルーシヴ P-10が売れてしまったので
ウイルソンベネッシュのアナログプレーヤーが
上手く鳴る様に弄りました...。

取扱説明書を取り寄せ中ですが、
かなり時間が掛かるそうなので
勝手に弄る事にした。

付属のテーブルシートがフェルトなので気に入らない
しかも、裏と表で音質が変わる...。
繊維目の荒い方が音も緩く
きめ細かい方が締まりも良く解像度も高い


では、ドライカーボンならとSJ-CTを載せてみると...。
7 020.jpg

シートの重さでプラッターが低空飛行...。
レコードとスタビを載せるとキャビネットに擦る

裏を見ると
サスペンションの固定ネジがあるが(ナット)緩めても動かない
7 021.jpg

全部外すと裏蓋が外れた!
7 022.jpg

フローティング・カーボンベースとご対面です。

この銀色の3つのサスを弄り持ち上げる!


上手くいきました!!
7 023.jpg

まぁカッコええですわ!
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7 025.jpg

音を聞いてみると、
思ったより音が緩い????

色々確認してみると
カーボンシートとターンテーブルの間に
僅かな隙間が!
7 027.jpg
(ピンボケ)(^_^;)

原因は、スピンドルの形状凸
7 026.jpg

少し出っ張っているところへ
シートが乗っかり浮いてしまう....。


うーんっと考えて
薄いドライカーボンシートを敷く!
7 028.jpg

参考までに、
黒いリングは
二重構造のプラッターの為です...。
7 031.jpg

ちゃちゃっとセットしてみると
思った通りバッチリ!
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7 032.jpg

ワンポイントアームなので、フラフラですが、
水平、垂直バランスも良い感じです!

試聴した感じ
なかなか良いのですが、
出来ればもっと浮世離れしたところまで行きたい!

目標は、1980年代の
オンキョーやダイアトーンで聞いたアナログの音
いわゆる アナログしか出ない あの高域です。
ビクターならZERO3fineの高域?

底板へ(サスの固定ナット下)SJ-PF(ドライカーボンパイプ)を
インシュレーターとして使用
7 030.jpg

おお!テクニカって感じです。
(AT150MLX)
フォーカスがビシッと合って
立ち上がり良好!
アタック音もバシッと決まりご機嫌!

試聴レコードは、
カシオペアのMint Jams
tbm.15 BLOW UP

ドライヴするアンプはA-10W
フォノダイレクトの場合、
パワーアンプのボリュームは、この辺りが限界
7 033.jpg

通常のプリメインではこの辺り...。
7 034.jpg

鳴らしているスピーカーは
JBLのS9800SEですが、
CDで聞く場合と違い
反応が良くカラッとして元気良く鳴っています。

アナログの場合
基本的に高域が上昇するf特になるので
JBL S9800SEのトゥイーターがよく鳴っています。

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2010年04月13日

カートリッジ

先ほどAE-1の修理で神経使ったので息抜きしました。

適当に引っ張り出してきたコレクションです。

7 017.jpg



光悦・白メノウ

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日本刀を作る玉鋼とメノウを使用したカートリッジ
「いわゆる、外人さんから見ると、東洋の神秘って感じの製品?」



XL-88D

7 018.jpg

SONYの傑作?



新しいところで、
フェーズテック P-3Gから」聞く...
自分が買って悪く言うのもなんですが、
なんというか、どっぷり日本風、
細かいところも出るんですが、音が平坦で面白くない
生真面目で大人しいというか...。

XV-1
見た目は歌舞いて凄いが、
音の感じはP-3Gと似ている....。
こいつの場合、専用のヘッドアンプを使わないと真価を発揮しない。

テクニカとテクニクス
名前が似ている?為、音も似ている??
って事はないと思いますが、
AT-33Rと305MC
テクニクスの方が、音場、残響などが優れ
fレンジがフラットに聞こえる
価格が安いのに、
どちらも、とても高性能な音!
低域がブリブリして、
解像度や高域分解能は凄いです。
私の場合、
(コストパフォーマンスが良いので)
普段使いには、この程度で満足です。

光悦、
中音域から低域全体に渡り
野太いを超える「ど太い」音が凄い!
こういう音のカートリッジは他に無い
低音域の太さが凄いのですが、その他は普通...。
値段も、見た目も、音の出る芸術品という事でOK?


クリアオーディオ discovery

気が狂ったように音が出てきます。
凄い切れ込み、解像度、太い低域
オーディオ馬鹿(自分の事です。)ご満足の音!
セパレーションも良く、音場も良い!
残響の感じも素晴らしい。
抑揚、リズム感も良く、オーディ的快楽な音が出て立派!
音が尖っているので、柔らかい音が好きな方には地獄?
値段も音もいっちゃってます。


SONY XL-88D

ダイヤモンドカンチレバー!

久しぶりに聞きましたが
こいつも音がいっちゃってます。
S/Nが良く、馬鹿みたいに伸びきる高域
超絶な解像度...。
クリアオーディオ discoveryと
真っ向対決可能な音!

discoveryとXL-88Dを聞いてしまうと
他のカートリッジは、何だ?って感じ...。
久しぶりに聞いたXL-88Dは凄かった!!
当時の(良い時代の)SONYに感動した!
目の覚めるような音ってこういうのだと思う!

この後、AT-33Rへ交換してみましたが
テクニカ独特の高域が強く聞こえない?
別にって感じ...。

一番好きなものは何かって聞かれたら
トーレンスのMCHUです。
見た目、めちゃカッコ悪いんですが、
音は、おとぎの国へ来たかと思うほど?素晴らしいです。

聞きたいのですが、
ダンパーが経たっているので
イマイチ調子が悪い...。
直してくれるところ知りませんか?


posted by SoundJulia at 19:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月10日

カートリッジの聞き比べ

P-10、A-10Wが繋いであるので、
手持ちのカートリッジを聞き比べてみた。
スピーカーはJBL/S9800SE
P-10は、ドライカーボン・ターンテーブルシート&スタビで武装

カートリッジは、
適当に引っ張り出してきた
安価な物から高価なものまでという感じ...。

7 024.jpg

激安!シュアー M44G
ビートの効いたエネルギーある音で、
元気ハツラツ!
細かい音、シンバルの超高域等の解像度は無い
ゴリゴリでドスドスした音が面白い!
サ行が雑で、全体的に音は荒くざっくりとしているが
明るく陽気で楽しい再生音に飲み込まれる
新品が¥5.000-以下で購入出来るので
ケチをつけたい細かい事は全部許せてしまう...。

定番のDENON DL-103
骨格がしっかりして
中低域が厚く安定したサウンド!
まとまりが良く、聞いていて安心感がある
これでなければっという理由もないが
良く出来た優等生

テクニカ AT-33R
国産ドンシャリ型の高解像度カートリッジの極み!
ゴリゴリの低域に伸びきる強い高域が何とも凄い!
すでにM44GとDL-103より
圧倒的な解像度と音数で迫る!
ズバット切れて、スカーンと抜ける
ボーカルは引っ込むが、
ワイドレンジなフュージョンを聞くとシビレル!

オルトフォン MC30W
見た目通りの情緒あふれる味わいのある音!
意外とfレンジが広く
太くて濃密感のある音で気持ちが落ち着く...。
MC10WやMC20Wより音数が多く、
圧倒的に音質は良いが
HiFi系の音マニアにはウケナイかな...。

クリアオーディオ discovery
馬鹿も休み休みの¥600.000-
笑えるほど広大なfレンジ
DL-103やMC30Wが貧弱に感じるほど野太い低域
TA-33Rを一気に凌駕する解像度が凄い!
もう圧倒的で言葉が出ない....。
トゥイーター、ホーン、ウーファーから
ドバット音があふれ出す。
価格も凄いが音も驚きの凄さ!

この後、DL-103へ交換して聞くと
カセットデッキでノーマルテープを再生している程度の
情報量とfレンジ感に聞こえてしまう...。

明日、光悦のメノウと
ダイナベクターのXV-1等と比べてみるか...。

アナログって
なんでこんなに面白いんだろう!


posted by SoundJulia at 20:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月06日

アナログは凄い!

MICRO BL-91へ、手持ちのサエクWE-308Nを付けた!
見えませんが、当然AS-500Eも付けています。
7 015.jpg

カッコイイ!


音の方は、
ドロッとした感じが無く目鼻立ちの良いクッキリ感があり
カチッと締まって、エッジの立った音!

聞いているのは試聴室ではなく
在庫が展示してある部屋なので
部屋の響きは最悪、電源環境も悪い..。

それでも
あまりにも良いので、
DP-3000モディファイと比べてみた...。
7 017.jpg

ちょっと不安でしたが、
針を落した瞬間から
全くの別次元を感じる音でビックリ!

反応の良さと、情報量が桁違い...。
流石に(有名な、)マスタリングエンジニアが即買いしただけのプレーヤーです...。

見た目、
変な色のDP-3000ですが、
実際は、フルチューン物...。

後日、
キャビネットをクラロ・ウオールナットへ変更し、
ターンテーブル・ベースも、グリーンからシルバーへ変更します。
そして、アーム直下にフォイコが付く予定となっています。

写真に写っている
45回転のドラムレコードの試聴では、
JBL S9800SEのトゥイーターが
075かっ?ってほど、バカ鳴りしている!
7 018.jpg

S9800のトィーター、
CDの再生では、空気が漏れているような感じの音しかしないけど、
このレコードの場合は、
トゥイーターのボイスコイルが焼ききれるほど
強烈にシンバルの音が録音されているので、
どうしたんだって程、すんごい鳴っている!

音が良いとか悪いとかは別にして、
凄い音がするのは、やはりアナログですね!

CDでは、絶対こういう音は出ませんが、
S9800SEのホーンやトィーターが吼えると
かなり凄いですよ!

CDが存在しない頃のレコードを聞いていたら、
1980年頃に戻った錯覚をしました...。

アナログは凄い!


posted by SoundJulia at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月05日

Exclusive P-3

P-3のアームをP-3aにバージョンUPのアナログプレーヤーが入荷!

店のフロアで、最低なセッティング
(店内、土足厳禁なので、じか置きです。)
7 054.jpg

動作テスト+査定中...。


何度見ても高級なプレーヤーです。
7 053.jpg

現在作ったとしたら
幾らの上代になるんでしょうね??


自分も、
長い事、所有していた事があります。
ターンテーブルシートの聞き比べなどをしました。

何度聞いても
安定して安心感あるゴージャスなサウンドです。
しなやかな感じに高域の繊細感が良いです!

純正シートをドライカーボンのターンテーブルシートに変えてみると
更にレンジが広がり、低域の粒立ちが良好になり
格段に情報量が増え、音が速くなりました!

やっぱりドライカーボンは凄い!
こんな凄いプレーヤーでも驚く効果を発揮します。

ゴムはS/Nが良いけど、音色が暗く、響きが吸われる感じです。

この後、ラックへ載せ替えて商品化、
売れるまで、時々使用させていただこうと思います。

タグ:Exclusive P-3
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2010年02月22日

DP-3000の色

ターンテーブルベースの色見本が送られてきた。

7 023.jpg

ハンマートーン塗装
(凸凹のしわが出来て、濃淡がカッコ良く見える塗装)

今、手元に有る物はこんな感じ
7 021.jpg

キャビネットをブラウン(ウオールナット系)にして
ターンテーブルベースをシルバーにして落ち着かせるか
今風のホワイトにしてもカッコイイ!

今のままでも、
見た目が奇抜なので
別物と判断できる感じが強く出て悪くないのですが
色の変更できるとなると、つい欲が出てしまう!

とりあえず
キャビネットをどんな風に変更できるか問い合わせる事にした。
タグ:DP-3000の色
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2010年02月17日

再びDP-3000弄り

いや〜 あまりにも期待が大きかったので
昨日はめちゃくちゃ言ってしまった..

ごめんなさい。m(__)m


アナログ弄ってた方が面白いので
レコード聴いたついでに、また余計な事を始めた...。

手元にあるインシュレーター(SJ-SI)
DP-3000の上に載せてみた...。

7 030.jpg

こんな事で、音が変わる?
落ち着いて太くなる傾向...

でわ、
振動が集中する端に置いてみる...
7 029.jpg

ムム...
傾向は同じなのですが
先ほどとはニュアンスが若干違う...

う〜ん
どうすれば良いのか見当が付かない...
試行錯誤するしかない?

やってみたい事というと
全部ドライカーボンでキャビネット作るとか!?

今日は、迷い道に入りたくないので
適当なところで切り上げ
とりあえず全部降ろした。

アナログプレーヤーも
DP-3000改がメインとなったので
ERTのスーパートゥイーターをハーツへ戻した。
7 032.jpg

ケーブルの変更から、
アナログプレーヤー弄りの間
ずっと外していたので、どの様に設定したか思い出せない...
健忘症?

下の方の周波数から繋ぐと
正相、逆相で、375が強くなったり弱くなったり
150-4Cの低域の出方(聞こえ方)が変化して今ひとつ...
(JBLの場合、低域、高域で位相が反転しているので難しい)

クロスを15kHzへ上げて同じ様に試すと
先ほどより結果は良好なのですが、
効いた感じがもっと無い方が良いので
能率を90dB程度のポジションへ変更

正相が、クッキリ感がでるので
とりあえず今日のところは
このポジションで決定
7 031.jpg

このONIX ERTトィーターですが、
ホーン方式などと違い
鳴っている感じが無い事と、値段が安い事がGood!です。

(Juliaで売っている新品売価:¥47.500-ペア/税込み)

聴感上のfレンジが広がり、クッキリします。
全体的に音が瑞々しくなり低域も締ります。
パイオニアのリボンみたいに、粉粉の高域になることも無いです。

安くてお勧めです。(代理店在庫は、ピアノブラックしか無いかもです。)
posted by SoundJulia at 17:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月08日

DP-3000 MODIFY 続きの続き

仕事が終わって昨日の続きです...。

アームに巻いたカーボン原糸を外しノーマル状態に戻す。
(見た目はノーマルでも、フルチューンのアームです...。)

悪くないが、
余計な音?付帯音?
アームパイプが響いて、雑振動がのっている感じの音に聞える...。

う〜ん...。

でわ
シェルをカーボン製(超剛性カーボンのオリジナル)へ取り替える
サエクのオーバーハングゲージで調整
7 017.jpg

AT-33Rのオリジナル(付属)シェルより癖が無く
しっかりした音を聞かせるが、
やはりパイプの響きが高域に載っている感じがする...。

こうなりゃ 
またカーボン原糸をアームパイプへ巻いて確かめる
7 019.jpg

出来ました。
7 022.jpg

うぉ〜
何か、普通とは違い
一つ抜きん出た感じの音?
癖っぽさが無く立下りがメチャ速い!

先ほどまで気になっていたパイプの響きはすでに無く
物凄くS/Nが良い!

先日弄っていたノッティンガムの場合、
演奏が始まる前の無音溝をトレースしている時
ボリュームを上げても
スピーカーから針音?が聞えてこない不思議さがありましたが、
DP-3000でも、この状態だと同じ様に音がしない!

ボリュームを絞り、
スピーカーの音を0にた状態で音溝をトレースさせると、
レコード盤の上から
イヤフォンから音が漏れているような音が聞えるのが普通ですが、
この音が殆ど聞えない!!

8mmのカーボンターンテーブルシート+カーボンシェル+カーボンパイプのお陰?!

色づけ、癖、ある種の響き??
固有の音色みたいな物が薄くなり
物凄くフラットな感じで癖が無く個性も無い
普通なら面白くない感じになるのですが
聞き入ってしまう不思議さのある音なのです。
音量を上げても五月蝿くなく
爆音試聴の後でも耳が痛くないのです。

サーボ量を最適値に変更し
ルビーボール・サファイア軸受ベースへ改造されたモーターの滑らかな回転
チタンボールベアリングで超敏感になったフルオーバーホールアーム
別置きチューニング電源...etc。
ここにカーボン類がプラスされ
この感じになっているのでしょうか?

この超S/Nの世界
マスターテープの転写音はモチロン
レコードをプレスする時に出来たと考えられる
曲が始まる前の、
隣り合う音溝のゆがみが音になる部分も完全に聞える...。

数日弄っていますが
ついに超越感のある面白い感じになってきました。

キャビネットは最高級の合板ですが
この部分を全てドライカーボンで作ったらどうなるんだろう??
更にトリップする?(^_^;)

このDP−3000があまりにも良いので
購入し、メインで使うことにしました。

ラスベガスのオーディオショーで
米国のアナログ馬鹿(失礼)3名が即決で購入した意味が分かります...。

本日SiliconArtsDesignさんへ
購入のTELを入れた時、聞いたのですが
DP-3000改、
現在5台製作中だとか!

今のままでも問題ないのですが、
キャビネットの中に専用フォノイコがインストール出来る構造なので
AT-33R用を注文しました。

この場合、
アームベース直下で直ぐにイコライジングし
バッファアンプを得てライン出力されると言う感じになりますので
従来の様なアームケーブルで引き回すロスが無く
更なる高音質が期待できます。


長々能書きたれましたが
1日経つと
耳がリセットされるので
この状態で明日は色々聞いてみます。


今日聞いたレコードは
驚異のデジタルパーカッション
(太鼓が爆裂し、大音量でスピーカが壊れるソースです。)
ハーツフィールドで聞くと、
強いアタック音、太鼓の革が張った感じがリアルで面白いです。


大阪のあるハイエンドオーナー様が
このソースを再生する時(MC1000+S9500)
頑張りすぎて、ウーファー4本飛ばしてしまい
修理の時
S9500のウーファーを4本同時に燃やした方は居ないと言われたそうな...。

この方のお屋敷に伺った時もこれを聞かせていただきましたが
爆音に感じなくても
500W以上メーターが振っていました...。 怖っ
posted by SoundJulia at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月06日

DP-3000 MODIFY 続き

アームへカーボン原糸を巻いてみた。
7 010.jpg

シェルはサエクのセラミック
カートリッジはテクニカのAT37E(ルビーカンチレバー)
7 011.jpg

AT37Eへ交換する前にAT33Rで音を確かめると

表現がオーディオ的な方向へ振っている事
やや固め(締まる)の音に変化している事
雑味が更に減った事が感じられる...。

AT37Eでは、セラミックシェルとルビカンチレバーのお陰で
AT33Rと比べ、更にハイスピードになりタイトに締まる...
奥行きが深く、高域が細かく繊細な感じのサウンドになった...。

CLEARAUDIO/MCdiscoveryを激安のシェルへ取り付けアームへ装着
7 013.jpg

あっさりAT33Rをぶっちぎり
高分解能で高い解像度の音を聞かせる...。

それでは安い?CLEARAUDIOのMelodyを
カーボンのシェルに取り付け
条件を良くした場合、何処まで追いつくか確かめる
7 014.jpg

7 015.jpg

値段差は価値観の違いにより納得できるかどうかだけど
MCdiscoveryを聞いた後では
奥行きと言うか、音場の広さ、品位や質感...etc。
最も違う部分は分解能
この辺りの違いが大きいので
聞いていて面白くない..。

では、MCdiscoveryをカーボンシェルへ取り付けて
条件を良くした場合どうなるのか?
7 016.jpg
多くは書きませんが、レンジが広く音が太い...。

う〜ん 

「やめられない 止まらない」♪ アナログ!!
 
冷静に判断すると
カーボン原糸を外しAT33Rで聞くのが自分っぽいので
明日、アームを元に戻します。

そして、

戻した状態でMCdiscoveryも聞いてみます。

posted by SoundJulia at 22:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする