仕事が終わって昨日の続きです...。
アームに巻いたカーボン原糸を外しノーマル状態に戻す。
(見た目はノーマルでも、フルチューンのアームです...。)
悪くないが、
余計な音?付帯音?
アームパイプが響いて、雑振動がのっている感じの音に聞える...。
う〜ん...。
でわ
シェルをカーボン製(超剛性カーボンのオリジナル)へ取り替える
サエクのオーバーハングゲージで調整

AT-33Rのオリジナル(付属)シェルより癖が無く
しっかりした音を聞かせるが、
やはりパイプの響きが高域に載っている感じがする...。
こうなりゃ
またカーボン原糸をアームパイプへ巻いて確かめる

出来ました。

うぉ〜
何か、普通とは違い
一つ抜きん出た感じの音?
癖っぽさが無く立下りがメチャ速い!
先ほどまで気になっていたパイプの響きはすでに無く
物凄くS/Nが良い!
先日弄っていたノッティンガムの場合、
演奏が始まる前の無音溝をトレースしている時
ボリュームを上げても
スピーカーから針音?が聞えてこない不思議さがありましたが、
DP-3000でも、この状態だと同じ様に音がしない!
ボリュームを絞り、
スピーカーの音を0にた状態で音溝をトレースさせると、
レコード盤の上から
イヤフォンから音が漏れているような音が聞えるのが普通ですが、
この音が殆ど聞えない!!
8mmのカーボンターンテーブルシート+カーボンシェル+カーボンパイプのお陰?!
色づけ、癖、ある種の響き??
固有の音色みたいな物が薄くなり
物凄くフラットな感じで癖が無く個性も無い
普通なら面白くない感じになるのですが
聞き入ってしまう不思議さのある音なのです。
音量を上げても五月蝿くなく
爆音試聴の後でも耳が痛くないのです。
サーボ量を最適値に変更し
ルビーボール・サファイア軸受ベースへ改造されたモーターの滑らかな回転
チタンボールベアリングで超敏感になったフルオーバーホールアーム
別置きチューニング電源...etc。
ここにカーボン類がプラスされ
この感じになっているのでしょうか?
この超S/Nの世界
マスターテープの転写音はモチロン
レコードをプレスする時に出来たと考えられる
曲が始まる前の、
隣り合う音溝のゆがみが音になる部分も完全に聞える...。
数日弄っていますが
ついに超越感のある面白い感じになってきました。
キャビネットは最高級の合板ですが
この部分を全てドライカーボンで作ったらどうなるんだろう??
更にトリップする?(^_^;)
このDP−3000があまりにも良いので
購入し、メインで使うことにしました。
ラスベガスのオーディオショーで
米国のアナログ馬鹿(失礼)3名が即決で購入した意味が分かります...。
本日SiliconArtsDesignさんへ
購入のTELを入れた時、聞いたのですが
DP-3000改、
現在5台製作中だとか!
今のままでも問題ないのですが、
キャビネットの中に専用フォノイコがインストール出来る構造なので
AT-33R用を注文しました。
この場合、
アームベース直下で直ぐにイコライジングし
バッファアンプを得てライン出力されると言う感じになりますので
従来の様なアームケーブルで引き回すロスが無く
更なる高音質が期待できます。
長々能書きたれましたが
1日経つと
耳がリセットされるので
この状態で明日は色々聞いてみます。
今日聞いたレコードは
驚異のデジタルパーカッション
(太鼓が爆裂し、大音量でスピーカが壊れるソースです。)
ハーツフィールドで聞くと、
強いアタック音、太鼓の革が張った感じがリアルで面白いです。
大阪のあるハイエンドオーナー様が
このソースを再生する時(MC1000+S9500)
頑張りすぎて、ウーファー4本飛ばしてしまい
修理の時
S9500のウーファーを4本同時に燃やした方は居ないと言われたそうな...。
この方のお屋敷に伺った時もこれを聞かせていただきましたが
爆音に感じなくても
500W以上メーターが振っていました...。 怖っ
posted by SoundJulia at 23:19
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