2016年06月20日

またSL-10(笑)

アームが途中で動かなくなる?で修理...。

アーム駆動のトルクが弱いのでバラします。

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おかしなところが見受けられますので
適当に動く様にした物を中古で入手されたと思われます。

配線が上手く戻されていません。
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テープ張りは何?
配線の固定がイマイチ
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剥がすと問題は無かったです。
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駆動メカ回りは掃除してある様です。
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ベルトが緩いので新規製作
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一気に確認して直します。

配線を元に戻しました。
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ベルトをかけて
基板も戻します。

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カバーを取り付けます。

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本体を全体的にクリーニングして
針先も掃除して完成!

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アームの動きは直りましたが、
出力ケーブルが同梱されていなかったので
手持ちのSL-10純正ケーブルを付けてレコードを再生すると
MM/MC切り替えスイッチにガリがあり接触が悪い...。(^_^;)

分解修理は無理ですからコンタクトオイル注して直します。

で、また分解します。(^_^;)

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バラス...。
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シールドカバーを外すとスイッチがコンニチハ!(笑)
コンタクトオイル注入で、何度も切り替えて終わります。

ついでに電源フューズの方も接点の接触改善をしました。

元に戻して確認すると、何の問題も無かったの様に直っていました。(*^^)v

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2016年06月14日

LINN LP12完成!


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それではLP12

通販で購入したパーツが届きましたので

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早速、交換しました。
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チューブラは日本のメーカー製で
小さい銀色コンデンサはオーディオグレードの高級品を使いました。

LP12へ取り付けます。
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バネの調整もキッチリとって試聴します。

カートリッジはテクニカのAT-150何チャラで
シェルには細かく切って貼れるノイズイレーサーとドライカーボンシェルリング装着
ターンテーブルシートはLINN純正ノーマル
レコードレーベル面へ
ドライカーボンスタビライザーとアナログ用のノイズイレーサーを載せました。

LINNが不得意そうなレコードを選びます。
ドスドス、チンチンな音源(笑)

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杏里から掛けましたが、
想像を超えるビックリサウンドで驚きです!!

全域に渡り引き締まり
ビートの効いたドラムのリズムが
「ドスドス」と濁る事無くぶっ飛んできます。(笑)

ボリュームをグッと上げて音崩れが無いか確かめます...。

音の波動でイスのアーム、背もたれがブルブル!
音波が体の正面から脊髄を震わせて背中へ抜けていきます。
アナログ独特の何とも気持ちの良い快感!(笑)

続いてロリンズのラッパとシェリーマンのドラム...。
「バァオッ」と来るサックス
高速で立ち上がり「パンパン」来るドラム...。

楕円軌道を描くようなノリのリズムに乗って気持ちよくjazzが聴けています...。

続いて
再生困難な(笑)アナログレコード
ハービーハンコックのフューチャーショック
輸入盤の音が凄いので輸入盤を買ってください。
このソフトはCDもありますが、
リミッターが効いていてへなちょこサウンドですのでCDはNGです。

鬼の様な立ち上がりとえぐる様な低域...。

高域のハイレベルな録音に反応し、久しぶりに切れまくる075(笑)
どうやって録音したのか解らない程のレンジ感とダイナミックな感じは
息をするのを忘れる程の凄さです。

ボリュームをグイッと回し、
我を忘れる程の爆音で試聴すると
音にもまれてトリップする感覚になります。(笑)

凄いのばっかりではイカンので
弦楽器物も1枚聴いてみる...
スメタナ四重奏団、ハイドンのひばりを掛けてみた...。

透明で繊細、朗々と響く弦楽器
075もジャリジャリする事無く細やかに解像して何の問題も無い...。
生と同じ程度の音量まで音量を上げても
リアルに聞えてくるだけでうるさくない...。

いや〜凄いわ!
こんなに上手く出来上がると怖くなってくる...。

メンテして感じたことですが、
例えるなら
最初付いていたバルハラ電源は
走行20万キロの車の足回り(笑)
メンテ前の社外の電源は、走行6万キロ程度
メンテ後は、純正では無くビルシュタインとかに足回りを変えて
チューニングした様な完成度です。(笑)

ハーベスで聞いたらどうなるのか後日試します。


posted by SoundJulia at 19:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月13日

またまた SL-10

Technicsへ修理に出したら修理不能で返却されたというSL-10を預かりました。

症状は、アーム動作不良

中を拝見すると、新品購入のワンオーナー物という事だけあり
大変綺麗で中の状態も良く、メンテしやすい状態でした。

分解途中、
スタビライザーのストロボスコープが外れている事に気が付きましたので
後でスタビライザーを分解して接着修理します。
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カートリッジを外し
内部パネルも外しました。
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ドライブメカ回り
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ベルトの状態は良く見えますが、
実際は経たって形が付いて伸びています...。

ストロボスコープを接着し
ドライブベルトも作りました。
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基盤をめくり
リニアトラッキングアームの動作を手動で確認
ドライブモーターの回転やトルクも確かめます。

色々確認とメンテして
ベルトを掛け直し、分解状態で動かしてみると
良い感じでアームが動きましたので元に戻し動作テストします。

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スーパーコンタクトオイルでケーブルのプラグ等をメンテして接続
全ての動作を確認をすると、全部問題なく動きました。

LPレコードで連続動作テストします。

話は変わります。
スピーカーを買取しました。

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極上の
Harbeth Compact 7ES-3

見た目、キズも無く純正スタンド付き
サランネットも綺麗です。

音は繊細感があり、上手く箱を響かせて
ふっくらした感じの表現で聴かせます。
繊細感、艶、響きの融合で
アコースティック楽器の表現がそれっぽく聞こえて
上手くチューニングしていると感じます。

高域が尖って聞こえないよう
ドームツイーターの正面には、
透明なフィルムで音響レンズの様な感じの効果を出すチューニングが施されています。
(写真で光って見えます。)
箱の鳴りを強く止めていませんので
音に暗い感じが無く開放的なかんじで鳴ります。

同じヨーロッパのスピーカーでも
TANNOY、スペンドール、ロジャース等とも違う
チューニングで面白いと感じます。

球のアンプで
濃く味わい深く聴かせるような音に持って行くとか
高性能な石のアンプで
弦楽器を繊細感豊かに朗々と鳴らすとか
色々考えられるスピーカーです。

もう少し、動作確認を兼ねた音の勉強をした後、商品化します。

LINNのLP12ですが、
チューブブラのコンデンサが近くで販売していなかったので
この際と、その他の小さなコンデンサも全部、通販で注文しました。
届いたら交換して組んで試聴します。
posted by SoundJulia at 20:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月11日

LINN LP12

LINN LP12の極上な本体を入手したので色々試しておりました。

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スイッチの上下が逆(笑)
後で直します。

ノーマルのLP12の場合、
しなやかで、音は暗め、BGM的にお淑やかに聴かせるイメージですが、
今回は中古品という事もあり
アームや電源等、どの様に組み上げるか色々試し
高分解能で立ち上がり良く
低域は厚く良く弾みボケずに力強く
最高域までスカッと抜ける様な音を目指しました。

アームはSAEC WE-407/23
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電源基板は、バルハラと下の写真の電源基板を比べました。

どんなものか?でしたが、
音質的に、かなり違いがあります。

下の写真の電源の方がレンジも広く低域は厚く、
全体的な分解能がグッと上がり
音の立ち上がりや反応スピードまでも向上しました。

しかも、33回転だけでなく45回転も回すことができます。

こちらの電源基盤の方が、
SAEC独特の持ち味でもある切れの良い音が出る為、
こちらを採用します。

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古い基盤では無いのですが、
LP12にはON/OFFスイッチが無く
100Vコンセントへ差し込んだだけで常時通電していますので
安心感を高める為、
基盤上に付いている水色のチューブラコンデンサを新品に交換し
スピンドルオイルも交換し、ドライブベルトも新品へ付け替えたら完成します。

LINNが持つ音の傾向へ
SAECの分解能の高い音と、
電源基盤の低域が厚いクッキリ抜ける音が混ざり
明るく楽しい音へ変身します。(笑)

あと
ソナスをメンテ&改造してエージングしています。

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外観は新品かと思うような(笑)極上品!

このモデルはノーマルの場合、
高域が綺麗で、全体的に薄口でスッキリした感じなのですが、
他のスピーカーから切り替えて聴くと
ソナス独特の粘る様な遅さが耳に付きます。

今回、内部配線をWEへ変更し、
ユニットの配線接続部分に使用されているファストン端子をパスし、
ネットワーク基盤からの配線を、
ダイレクトにボイスコイルリードのハンダ付けポイントへ付けました。

殆ど使用されていないという事もあり
BGM的な使い方や
かなり音量を上げてガンガン鳴らしたりと
2週間ほど慣らしをすると
最初の状態から、かなり化けて(笑)良い感じです。

この変更により
音の濃さや厚み、反応スピードが向上し、
力強さが増し、ノーマルより素早く音が立ち上がる様になり
粘っこい感じが無くなっていますので
ジャスやフュージョン系も楽しく聴けるようになりました。

ソナスが持つ音がデザインされている(笑)様な気品を感じるしなやかさは減少しましたが、
リズム系は重心も下がってブリブリきますので
楽しい小型スピーカーに仕上がったと思います。

後日、LP12もソナスも商品化します。

タグ:LINN LP12
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2016年05月01日

LINN LP12

GWはいかがお過ごしでしょう?

Sound Juliaは、3日〜5日までお休みをいただきますが、
その他の日は不定休ですので確認の上ご来店願います。

今、LINNのプレーヤーを弄りつつ
JBL Proを使用し、PCでYouTubeを高音質再生する実験をしております。

綺麗な本体へ組み付ける物は、
トランポリンベース、
HerculesU電源、
SAECのWE407です。

電源基盤
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本体
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トランポリン
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組みました。
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低域が良くなると言われている電源基盤と、トランポリンの恩恵で、
音が厚くピラミッドバランスでしっかりしています。

SAECもかなり効いていると思いますが、
太い音の高性能LP12って感じ...。(笑)

電源をLINNのバルハラへ戻したら
どこまで元のLINNぽい感じになるのか?なので試してみたい。
良いバランスの方で完成させて商品化します。

アナログは微妙です。(笑)

こいつLSR705i へ
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PCからの音を入れて聞いたらどんな感じなのか?実験します。

PCとTV本体へHDMIを繋ぎます。

(Rノイズイレーサーで、音も画もクリーン)
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最新のHDMIケーブルは細くて高性能なものがるので重宝します。(笑)

全景
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PCからHDMIでテレビへ入力、
テレビの背面にあるデジタル出力、同軸S/PDIFをDACへ入力し
アナログ変換してライン出力を
プリへ繋いでワーアンプへ入力、
JBL LSR705i をドライブするという感じです。

PC本体内臓スピーカーや、
ディスクトップの小型スピーカーの音では
全くオーディオって感じになりませんが、
上記の接続で聞くと、恐るべき音質で楽しめます。(@_@)

と言っても音源が悪い
アナログ放送をVHSに録画した様な物をUPしたとか
古くてモヤモヤの画像の音声はそれなりですが、
オーディオ的に楽しめて、奥行も深く空間の再現も良好です。

また、
テレビのデジタル放送も、S/PDIFから信号が出力されるので
DACへ通してLSR705i で聞くと良い音で楽しめます。

HDMIからTV~S/PDIFをDACへ入れた音と
(TVへHDMIで繋いだ送り出しはWASAPIの排他モードで出す)
PCからHiFaceでS/PDIF変換し、DACへ入れた音の違いですが、
(こちらもWASAPIの排他モードで出す。)
両方ともそれなりに良くて...。(笑)

使用しているTVは、頂き物...。
50インチで4Kのテレビが¥15万程度で買える時代ですので
これだけ面白いと大型モニターで視聴したくなります。(笑)

7日に無指向性スピーカーがやってくるので
このLSR705i と聞き比べ
どれほどのパフォーマンスがあるのか?
ポテンシャルはいかほどか?確かめたいです。

タグ:LINN LP12
posted by SoundJulia at 15:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月20日

今度はSL-5

アーム不動で修理依頼

ドンドン ばらします...。

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SL-10を簡単にした構造ですが、
これで十分な気がします...。

グリス固着、
ベルト劣化、(固まって卵形になっている)
ドライブモータープーリーや
アーム駆動の方のプーリーまで油が回っていますので除去...。

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グリスをひと拭きしただけで...。

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うりゃうりゃっとメンテして組み上げる

カートリッジや
配線の接点はコンタクトオイルで処理しました。

組み上げたのはいいのですが、
快調に動く様になると
ダストカバーが気になります。

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サービスで磨きました。(笑)
横のしま模様は、
天井の音響反射材が写り込んでいます。

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残念な事は
輸送時にターンテーブルシートが外れ
針をポッキリ
今でも交換針は売っていますので
新品に替えればOK!

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基本MMなので
SL-10の様にMC⇒MMへ昇圧するアンプが無い
フォノOUTはカートリッジからダイレクトに出力が出ますから
MMフォノイコへ繋いで聞くと
音が開放的で良い感じです。(笑)

私のSL-10ですが、

このインシュレーター部分を

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外しまして

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こんな風に加工し

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CFRP ドライカーボンインシュレーターが使える様に改造しています。(笑)

純正の場合、
アルミ合金のインシュレーターを
バネ圧も利用しレコードへ押し付ける様になっていますが、
構造的に、トップカバーのフレームへ固定してあるので
音圧による振動を拾いますし
押さえつけるインシュレーターの場合
開放感は減退しますから
この方式の方が音が開放的になって
更にカーボン効果もあり音が良い感じです。


タグ:SL-5
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2015年12月19日

またもSL-10

バラしております。

DSCF0289[1].jpg

スタビライザーのストロボスコープが脱落...。
(直しました。)

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一度開けた跡のあるSL-10でしたので
ケーブルを咬んで組み上げたのでしょう...。

DSCF0291[1].jpg

直しました。

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プーリーギアに油がべっちょりなので除去

DSCF0288[1].jpg

良い感じになりました。

アーム駆動のプーリーやドライブベルトにも
油が付いていたのでクリーニングしました。

プーリーは
綿棒をV字にして拭き取ります。

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良い感じになりました。

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出力ジャックが粉吹いています。

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コンタクトオイルで処理します。
(比較の為、右側を処理)

DSCF0298[1].jpg

接続ケーブルも処理

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カートリッジのピンも処理しました。

色々と確認後、組み上げます。

ネジは長さの違う物が混在しますので
元通りに戻します。

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この個体は
外観も含め内部も程度良好です。

組み上げて
動作させますと、「音が寝てる...。」(笑)

3時間ほど連続動作で目覚めてきました!

今のところ何の不具合も有りませんが、
確認の為、明日も1日動作させて問題なければご返却です。

話は変わり、
内職...。

依頼された電源ケーブルを作っています。
コンセントプラグをバラし、コンタクトオイルで接点部分を処理して組み立てます。

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あと、
定休日をつぶし
ゲルマアンプの出力段の石決めをしました。

DSCF0286[1].jpg

写真の石と、もう少し音抜けの良い石で悩みましたが
抜けが良いという事を感じる
「抜け」が、すでにオーディオ用語になるので
何とも表現しようのない
(オーディオ用語が見つからない)
この石の方がゲルマらしいので
これにします。(笑)

アナログを聴くと
速いという言葉を忘れる程速いです。(笑)
市販のアンプで聴くと、レコードの傷やホコリの音が、
「ボツ」「ブチッ」とかいう音でノイズが出ますが
このゲルマで聴くと
「チッ」と小さく音が出る程度の超速で、
立ち上がって立下りますから
ノイズが気になりません。(笑)

MMカートリッジの安物(丸針とか)が、
こんなに良い音するの?って感じで聴けます。(大笑)

タグ:またもSL-10
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2015年11月28日

ドライカーボンアームベース

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お客様よりワンオフオーダーの
ドライカーボンアームベースが完成しました。

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CFRP!
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高剛性で軽く音の伝搬速度が格段に速い素材ですから
アナログ系には素晴らしい効果を発揮すると思います。

カーボンにハマると
インシュレーターだけでは飽き足らず
この様な特注品が欲しくなってきます。

やればやるほど音質は向上しますが
どこまでも購買欲の出る悪魔の様な素材だと感じます。(笑)

話は変わります。

ドイツ製のアンプの調子が悪いと持ち込まれた...。

症状からしてスピーカー出力リレーの接点接触不良

ひっくり返して見てみます。
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底板を外します。

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天板側

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巨大な電源搭載で、素晴らしいアートワークのアンプ!

リレー裏

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外して確認と気軽に考えていましたが

狭くてやりにくい上にリレーのピン先が基盤で曲げてあるんです...。

「でぇ〜りゃ〜外しにくいでかんがや!」(T_T)

意地で外しました。(笑)

接点が黒い!

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2000番の紙やすりで軽く研磨

スーパーコンタクトオイルで
接触不良が再発しない様に処理!

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全部戻して試聴...
分解能が上がり抜けが良くなって
さらに中低域の駆動力が上がって聞こえます。(笑)

モノラルアンプなので
もう一台やらないと釣り合いが取れないと思いますが
取りあえず一度聴いていただきます...。



posted by SoundJulia at 13:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月23日

またまたSL-10修理

SL-10を久しぶりに引っ張り出して動かしたら
少し動いてNGになってので見て欲しいと送られてきた...。

早速分解

DSCF0167[1].jpg

ドライブベルトは劣化して硬化、
止まっていた状態の形が付いています。(笑)
(オレンジの輪っかがサイズを合わせて作ったベルトです。)

DSCF0168[1].jpg

前にメンテしたSL-10は、
プーリーへグリスをベタベタのてんこ盛りに塗られていましたが
今回送られてきたSL-10は綺麗で、新品時の状態のままでした。

その他の部分も追加で盛られていることが無かったので
ドライブギアのグリスが固まっているとか
モーターの動きがしぶく回らない等の問題は無かったです。

アームを動作させるギア、モーター等
手動で動かして変な硬さや動きの渋さ等が無いか確かめ
問題がなさそうなので
ドライブモーターへ
ベルトを掛け直して動かしてみてもスムーズでしたが、
リターンして止まる位置が外過ぎでしたので
調整して直しました。

DSCF0169[1].jpg

分解したまま何度もくどく(笑)
往復させて問題が無いか確かめてから組立!

カートリッジやケーブル、ジャック類は
全てコンタクトオイルで処理
MM/MC切り替えスイッチも接触が悪かったです。

自分のと並べて連続動作させます。
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長年使用していない為、
最初の1時間程度は音が眠たかったのですが、
鳴らし続けると抜けが良くなってきました!

手術後のリハビリです。(笑)

明日も連続で動作させ
何も問題なければご返却します。

流石に純国産!
35年前の機器が今でも使える(笑)
デザインもカッコ良くて好きですね!

今使っても使いやすく気が利いている動作をしますし
気を遣うところが全くありません。

メシ食って酔っぱらっている時に聴くには
寝てもリターンして停止しますし
ホコリでレコードが汚れる事も無く
なかなか良いんじゃないでしょうか?

今作ったら素晴らしいお値段の高額機器になると思います。

だって
来年発売のYAMAHA NS-1000Mの後継機
NS-5000が(ペア)¥1,500,000-ですから(笑)
(NS-1000Mは(ペア)約¥22万)
お次はGT-2000の復活ですかね?(笑)

テクニクスも復活して
アンプやスピーカーを作り試聴会やっていますから
次はアナログプレーヤーも作ってほしいですね!


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2015年11月17日

SPA-4C

究極のMC専用フォノイコライザー

DSCF0158[1].jpg

最新仕様となって、
本日メンテナンスから帰ってきました。

超絶な分解能とレンジ感で酔います。(笑)

TVで言うと、
4Kとか8Kになった感じ(笑)

気持ちよく抜けて濁りなく細やかに粒立つ高域が何とも心地よく
癖無く下がる低域も力強い!
広々とした音場へダイナミックに音楽が展開され
アナログの醍醐味を満喫できます。

アームや針圧の調整に対し凄く敏感に反応しますので
「こんなもんだろう」みたいな
適当が許されないんです。(笑)

しっかり調整しないと
良い音で鳴らないという意味です...。

昨日までMMで音楽性と迫力で聴いていましたが
今日は針先の細いMCに替え精緻な音で聴いています。

見えすぎで戸惑いましたが
慣れてくると快感に近い快楽音(笑)

デジタル音源では味わえないアナログサウンド!

1980年を超えたあたりから
技術は進化しても、
良い音は退化しているのかもと思わせます...。

いっちゃってる録音(笑)のtbmや
シェフィールドのダイレクトカッティングディスクでも聴いてみます。
タグ:SPA-4C
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2015年08月16日

MICROエアポンプ修理

レコードをターンテーブルへ吸着させるバキュームシステムが上手く動かないので
分解して確認すると、ホースがNG...。

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ポンプユニットを分解し、サブタンク(薬の瓶?)...(笑)
を外すと、ホースは劣化でバキバキ...

DSCF0700[1].jpg

劣化ホース

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ホースがどの様に繋がっているのか分からないけど
ポンプは動くので取りあえず直す...。

ホースの差し込み部分は腐っています。

DSCF0702[1].jpg

緑青を取り除くのがとても面倒...。

DSCF0701[1].jpg

モーターユニットに内蔵されている
バキュームNO/OFFバルブのホースも交換です。

DSCF0703[1].jpg

ここまで一気にやっていますので、
やる気エネルギーが、かなり消費され、
脳内からイヤイヤ物質が放出されてきました。(笑)

DSCF0704[1].jpg

ホース劣化で正確なホースの接続が不明なので
ホース接続をパズルの様に繋ぎ変え...(笑)
ついにバキュームする様に繋ぐことができました。

やる気エネルギーが無くなってしまう前に
組み上げて全部戻します。

バキュームシステムON/OFFの映像

ONすると、
ビニールのレコード盤が石の様な響きに変化!
レコードの曲りも無くフラットになります。
OFFでビニールへ戻ります。(笑)


これにSAECのアームと
高解像度でワイドレンジのカートリッジを付けて
ダイレクトカッティングのレコード聴くと
いっちゃってる音で酔うんですよね!(大笑)



posted by SoundJulia at 17:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月14日

磨き

家を完全リノベーションさせて
新築と変わらない住まいへ変身中のお客様から預かっているMICROをメンテナンスしています。

もちろんリノベーションで
オーディオルームも作っているのですが、
綺麗な部屋へ中古候な物を持ち込むと
見栄えが悪いという事と、安心して長く使いたいという思いも有り
アンプやCDPなどは全てメーカーへ点検整備へ出し
家の完成と共にセットするという幸せな作戦を実行中!
今日は私に時間が有ったのでターンテーブルを磨きました。

ビフォー
こびりついたベルトの痕、全体的なクスミがあります。
(上面はクリーニング済み)
DSCF0601[1].jpg

アフター
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触ってもツルツルで凹凸など全く無いのですが
ベルトの痕が薄ら残りました...。

上面
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後日、ポンプのホースなどを全部新品に変えます。

話は変わり、
私が20代の頃は、
結婚前提で(彼女もいないのに)頑張ってマンション買うとか
家を建てるとか、
気張る知り合いが多々見えましたが、
今は50代の方や定年間近の方が、
リフォームされるとか
住んでいる家をサクッとリノベーションしてオーディオルームを作ったり
新たに土地を買って新築する等、
一気に幸せな住まいへ変身させる方が多く驚いています。

MICROとは全く別のお客様ですが、
新築の内装がデンマークの北欧風で、数寄屋を取り入れた雰囲気として
ソファーはフィンユールのジャパンコレクションを置く構想があり
話をしているだけで楽しくなります!

ちなみに
フィンユールのジャパンコレクションのソファーはこんなのです。

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背面のフレームが
神社の鳥居をイメージしています。
b0119292_16295127[1].jpg

フレームと背もたれなどの座面が浮いて見えるのがカッコ良くて
座り心地も抜群でデザインもお値段も超最高!!(笑)

所有して満足度が高く、
ソファーとして座っても心地よく
インテリアにも栄えますし
見て眺めるというのも抜群のセンスで素晴しい逸品である事は確かです。

部屋の雰囲気はこんなのが自然にマッチして、
オーディオルームは、電源からルームアコースティクまで全て整備されて良い音で聞ける...。

オッサンになってからの幸せというのも素晴らしいです!

フィンユール、私も余裕があれば欲しい...。(笑)

ちなみに欲しいのはこれ....
今のところ、自分よりイスの方が完全に勝っていますね(大笑)

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タグ:磨き
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2015年06月14日

アームの整備

お客様が、中古の一軒家を購入し、
全部リフォームをして、
自分専用のオーディオルームも作るという計画で進んでいまして、
家のリフォーム中に全てのオーディオを整備し
完成した時には、
家もオーディオも完璧な状態で使いたいという考えを実行中で
アンプやCDPは、それぞれメーカーで点検整備
アナログ関係は、一旦ジュリアで預かって整備という感じになり、
現在、マイクロのプレーヤー、昇圧トランスなど見ているのですが、
今日は、アームを少し弄りました...。

かなりきてますよ!(笑)

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動きも渋く、音が出ない程、接点の導通も悪い...。
本体は腐食が進行中ですので、何とかします。

有名なCRC556より、
分子構造が小さいジュリアのスーパーコンタクトオイルを塗布し、
錆びへオイル分子を侵入させます。

スーパーコンタクトオイルの分子が錆を浮き上がらせるので
研磨剤でガリガリ擦らなくても
ある程度努力すれば綺麗になります。

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取りあえず1回目なのでここまでで終わっておきます。

FR-66Sも、先のMICROのアームと同じ様に見た目が悪く、
触ってみると、針圧調整ダイヤルが硬く、アーム昇降装置の動きも悪い...。

確認すると、
アームベース内のグリスは固まり、
昇降装置の固定ネジを触った痕があり
アーム固定のイモネジも、締め付け位置が変...。
針圧調整ダイヤルの「カチカチ」というクリック感が無く
重くグニュ〜っとしか動かない...。

ネチネチと地味な作業で
来客の隙間の時間で仕上げました。(笑)

良い感じです!!
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マイクロ本体に取り掛かろうと思っていましたが、
何だか肩が凝ってきて、
脳内から
もうイヤ物質が放出されてきたので(笑)
今日は止めます...。

今から加藤珈琲のQグレードを挽いて
コーヒー飲みながら、
CD-34+SJ真空管アンプ+レクタンギュラーヨークで癒されます。(^^)


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2015年06月12日

DENON DP-3700F テスト中

余談から...

マルチコンタクトプラグでスピーカーケーブルを作りたいけど
ハンダ付けをしたことが無いといわれるお客様でしたので
私が作りました。(笑)

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話は変わり、アナログプレーヤー

今は、デノンと言いますが、当時はデンオンです。(笑)

写真のアナログプレーヤーは、DP-3700F

早速動かして色々試します...。

トーレンスのスタビを使うと
高域が華やかになり音が輝きます。

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ノリタケのセラミックだと
もっとシャリ上がるかと試すと...
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トーレンスより中低域に腰が入って音が太くなり
中高域の華やかさが抑えられ安定し、バランスの良い感じになった!

見た目はトーレンス、音はノリタケが良いです。(笑)

純正の足をパスしてドライカーボンで受ける...。
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ドライカーボンの場合、
ゴムやバネの様にふにゃけるところが無いので
3点受けにして、一ヶ所、開放します。

こんな感じ
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定位が良くなり、更に腰が据わる
安定して押し出す感じも出て
アナログって感じで聞けています。

流行の現行品は
めちゃカッコイイ宇宙船みたいなデザインで
超高額な価格が付いていますが、
レコードを聴くという事だけで割り切った場合
数万で購入できる
往年のこんなプレーヤーで十分ではないかと感じてしまいます....。(大笑)


タグ:DENON DP-3700F
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2015年06月01日

またまたSL-10修理

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症状:リニアトラッキングアーム不調...。

Juliaは修理屋さんではないので
一般的なオーディオ機器の修理は受けていませんが、
今回は、以前SL-10を弄っていた時のブログを見て
お電話をいただいたお客様のSL-10を拝見します。

店のサブ機として使用しているSL-10
お得意様のSL-10等、
SL-10を何台か触った事があり
点検してみると、アームの動きが悪くなっている物が殆どで、
なんとか直せる場合が多いんです。

今回も取りあえず拝見して
直った場合のみお代をいただきます。(笑)

今回のSL-10、
カバーを開けてみると、
ネジをこじった痕があるので以前に開けている事が分かります...。

この個体の入手経緯をうかがっていませんので
何処かで修理されたのか、中古で買われたのか
ご自身で分解されたのか解りませんが
ネジを触った痕がある機器、
中古で買ったりヤフオクで落札した等の場合、
取りあえず動くようにして売られていることが多いですから
注意深く観察します。

汚いので全部写しませんが
ドライブ部分にモリブデン入り(色的にそう感じます。)のグリスがべちゃべちゃに塗布されています。

こんな感じ...。
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ガイド部分では無く軸に塗った方が良いのでは?

ドライブ線もプーリーも、左にある大きなメイン歯車も
黒いグリスがべっちょりです。(笑)

拭き取りました。
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歯車部分は、劣化グリスと新たなグリスがてんこ盛りでした。(笑)
一分捨てましたが、ちょっと拭いただけでテッシュはこんな感じです。

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ある程度綺麗にしたので
アームやモーターの動き、ギアのかみ合わせなど手動で確認しても
リニアトラッキングアーム周りの動きに
渋いところは無くスムーズで問題ありません。

アームオートStopに使われているマイクロスイッチ等もOKです。

あとは気になる部分を手直しして組み直せば直る感じです!

ドライブベルトにも波及してグリスが付いています。
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モーター側の金属プーリーに付いているグリスも全部拭き取りました。(笑)

他の部分も確認してみると
ターンテーブルが付いている本体側のプレート、蓋も外した後が有り
ネジがユルユルな部分が2か所ありました。
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本体カバーを急いで組み上げたのか?戻し方が悪く
配線を咬んで組み上げられています...。

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組み直しました。
正しくは下記の様になります。
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手直し前の状態では、
閉める時、この樹脂のカバーと本体がこすれていたので
真ん中あたりが日の丸状に擦れています。

配線は平たくぺちゃんこに押し潰れ
そのうちに被覆がめくれてくる様な状態でしたので
よじって戻しました。

針もクリーニングが必要状態で
針先はもちろんですが、
針裏が汚いと、音が歪むのでクリーニングを実施!

ビフォー
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アフター
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接点部分も酸化被膜で、白く くすんで乾いています。
スーパーコンタクトオイルで拭き上げます。

ビフォー
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アフター
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もちろん本体側、カートリッジの取り付け部分も処理します。

確認しながら全部戻し動作!

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アームの動きやオートプレイもOK!
リピートで長時間演奏させてチェック、
EP、LP共に問題なければお返しになります。

今、ブログを書きながら写真のリンダロンシュタットを聴いていますが
抜け、キレが良い感じで鳴っています!

45回転のEPはカーペンターズ、
その後のLPは、マイルスにします。(笑)


SL-10 最盛期の名機 ジャケットサイズ!!

今見てもカッコ良くて使いやすい
MM/MCと使えて、音の方も十分通用します。

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2015年04月28日

YAMAHA GT-2000

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強化電源/アウターパワーサプライ YOP-1
SAEC WE-407GT
ガンメタルターンテーブル YGT-1
ピンポイントブロック YPB-1

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先日のミャ〜クロ(MICRO)RX-5000と入れ替わり
すぺしゃるな ヤマハのGT-2000です。

今から動作確認〜試聴〜(個人的な楽しみ)いたします。(笑)

バイオリンの弓に使用する
フェルナンブコでインシュレーターとボリュームのつまみを作りました。

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もちろん匠の家具屋さんの製作です。

センターは木象嵌
縦と横の線の太さが違います。

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おまけ...
ブログサボリの間に食した「マイウ」なもの(笑)

バターチキンカレー
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飛騨牛
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個人的な好みですが、
バンチャのバターチキンカレーは何度食しても素晴らしいと思います。
何故かナンは夜の方が絶対的に美味い?(笑)

肉は丸明よりリボンの方が好みに合っています。

タグ:YAMAHA GT-2000
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2015年02月07日

RF297

オルトフォンのプロ用ロングアームRF297
MICROのBL-91Lに付けてテスト!

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長くてカッコイイ!!

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パッと聞き
同じロングでも
WE-506/30やFR-66Sと比べると
濃くて深い感じでしょうか...。

サエクのスパッと来る感じでもなく
FRのガッツリ来る感じでもない...

音密度が高く、安定感があって高貴な音に聞こえる(笑)

先ほどまでCDの音を聴いていたので
アナログの音が別世界に感じます。(笑)

他で例えると
LED照明から白熱電球に替えた様な感じでしょうか?

落ち着いた音で高域が滑らかで聞きやすく
音楽の表現に抑揚感があってダイナミックに聞こえる...
音量が上がっていても寝てしまえる音の質感とでもいうか?

レコード2枚聞きましたが、
アーム欲しい病が出そうなので止めます。(笑)

アームは程度良好!
BL-91Lは、見た目綺麗ですが、
足の(インシュレーター)ゴム部分が劣化
アームとBL-91Lと分けて販売しようと考えています。





タグ:rf297
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2014年04月26日

WE-506/30 X-1000R X-10

最近、アナログ回帰でノッティンガムSpace294の次は
SAEC WE-506/30が入荷しました。
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MICROに付いていると、
往年の...って感じで素晴らしいです!!

個人的に、サエクは506も407も持っていましたが(過去形)
形は似ていても音は別物で、
506の方がダイナミックで切れ込みも鮮やか
解像度も高く、やる気満々の音が出るアームになります。

ジャズやフュージョンを、
高解像度のMCカートリッジを付けて聴くと
PCオーディオやハイレゾがどうのとか
うにゃうにゃ言っているどころのサウンドではないです!

WE-506/30をSX-8000に付けて
TTMのモニターマットを装着
ハイスピードイナーシャも回し
ダイレクトカッティングディスクを
テクニカのAT-33を付けて聴けば
ドラムのアタック音は背骨やみぞおちを震わせ
シンバルの強打は、トゥイーターを燃やすほど(燃えませんが)の
強烈なサウンドで襲われます。

サエクのアームは手放したので
私、個人所有のアームはFR-66Sのみになりました...。

TEACのオープンも
元TEACの技術者様に点検していただき戻ってきました。
良い感じで録音/再生できます。
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オープンテープも古くなっているので
マクセルかTDKのブランドを使用した方が無難で
他のメーカー製やバックコーティングが施してあるテープを使用すると、
すでにテープ自体が劣化している物が多い為、
ヘッド周り等が磁性体などですぐに汚れてしまう事態になると教えていただきました。

テープも大きく速度も速い為、
ノーマルテープを使用していても
カセットデッキとは大違いのサウンドで驚きます。

音は開放的でダイナミック、
CDやレコードを録音して聞くと、
ハイレベルで録音しても歪むような事が無いので
ゲインがアップした感じになり
音が厚く、力強くなって密度感あるサウンドへ変化します。

驚くほど良く録れるのですが、
テープ、バイアス、イコライザーで、
若干音楽の表現が変わった上に
デッキ本体の持つ音の特徴を含んだサウンドとなり
楽しいアナログとして聞く事ができます。

大きなテープが回るさまも
映写機みたいで味があっていいです。

アナログ系の機器を触っている方が
楽しくて熱くなってくる感じは何なんだろう?って思ってしまいます...。


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2014年02月18日

SL-10修理

ジャケットサイズのアナログプレーヤー
テクニクス SL-10

以前、
トラッキングアームの修理をした時、
ブログに載せたのですが、
それを見た方より修理依頼が入り
また直しました...。

内容は、
「オークションで購入したベルトを交換したけど動かない」

直るかどうか判らないがお送りいただき確認すると...。

・ドライブベルトが大きい為に掛かりが甘くゆるい
・グリスが、かなり多く塗られている
・指で動かしてみるとドライブギアの動きが硬い
・配線に捩れがあり納まりが悪い
・モータープーリーとドライブギアのプーリーの位置が合っていない
・ギアの回転を検知するプレートの位置が偏っている

(何故かプーリーが直線位置に合っていません。)
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モーターギア類を外し、余分なグリスを除去、
ギアが外れた状態だとリニアトラッキングアームの動きはスムーズなので
アーム側の動きが悪いわけではない事が分かり
ギアがスムーズに回転する様、位置合わせして組み付け
指ドライブで確認するとスムーズに動作!

ドライブベルトを新規に3個製作し
一番塩梅の良い掛かり具合の物を採用

ギア位置検知のプレートを所定の位置へ取付直し
捩れた配線を納まりの良い位置へ変更

全て元に戻し、動作を確認!

黒いベルトがオークションで購入された物で
オレンジのベルトは、私が作ったものです。(若干小さめ)

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全ての動作を確認しても全く問題なく動作する様になりました!

流石にGマークデザインなので
今見てもカッコいいですね!

今作ると幾らの商品になるのでしょう?
作りから見ても¥50万以上でしょうか...。

SL-10は手元にも1台あるので
ターンテーブルシートとスタビライザーをドライカーボンで製作し
SL-10改 CarbonSpecialEdition を作る予定です。
  
以下先日のオーディオフェスタの様子です。

感想...

殆どのブースでノートパソコンが開いてあり
ハイレゾ等の音源が用意されているのが異様な雰囲気、
スタッフが暇になると
下を向いてスマホを弄っている事が印象的でした...。

あと、部屋の音響が悪すぎ...。

Marantzが毎年持ってくる
木製の凸凹パネルが出来る限りの対策って感じでしょうか

金の掛かったアキュフェースの活け花には感心します。

以下コメントはありません。

2月15日午前中の様子です。

雰囲気だけでも見てください。

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タグ:SL-10修理
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2014年02月17日

TD-520RW/3012R

TD-520RWの査定をしていると...

オーディオリファレンスの営業さんが来店され、(国内ではまだ未発表です。)
新規発売のスピーカーSoundArtを持ってきた!
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何か見たことあるツイーター?
よく見れば、E社が採用しているJETツイーターですね...。

ウーファーは、アルミとマグネシュウムのコーンだそうです。

早速聴かせていただくと、
清涼感ある澄んだ美音で、
透明感と解像度が高く、クッキリとした瑞々しい感じの音でした。

価格(予価)は、ペア¥128.000-

音は良いと思いますが、
ひょうたん型のサランネットや
楕円型ネームプレートのデザインがいただけない事と、
底に貼り付けてある滑り止めと傷防止のための
肉球みたいな小型の足が音が悪くイマイチ...。

発売までに改善してほしいですね!

ディナのDM2/6と比較すると
ディナの方が、オールマイティーで音はしなやか
SoundArtの方が、透明感や解像度が高く
情報量が多いが、低域はディナの方が下まで出る...。
綺麗な音が好きならSoundArt
何でも聞かれる方にはディナでしょうか?

で、トーレンスです。
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綺麗で良い雰囲気です。

最初から3012が付いたオリジナルのTD520RW/3012Rで、
アームのリフトアップ機能はもちろん
何と電源はアダプターではなく強化電源付となります!

オーディオの試聴会などで使用されているのをよく見ます。
トライオードもこれですし、評論家の三浦氏もこれで聞かせていました...。

後日販売させていただきます。(予価¥30万)

カートリッジは見えませんが
シェルには
あの、DENON DL-103SAを付けて聴きました...。







タグ:TD-521RW
posted by SoundJulia at 23:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする