2020年07月20日

TRX-EQ7

トライオードの最新フォノイコライザーが入荷しましたので試聴しました。
左が前モデルのEQ6右が最新のEQ7です。

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サイズやデザインは全く同じです。
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EQ6は100V電源ケーブルを挿し込みますが、
EQ7は電源別となり直流電源の入力ジャックが付いております。
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左が最新のEQ7 右は前モデルのEQ6

EQ6の方は四角いシールド電源トランスが見えます。
手前のタップ切り替えで(100V~240Vまで)
世界中の電源に対応するようになっています。
ォノイコ基盤の下に整流安定化電源回路が付いています。

EQ7は電源別ですので、トランスなどは無く
フォノイコ回路やリレーを動かす電源回路が付いています。
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フォノイコの回路はほぼ同じですが、EQ7の方は10dBゲインUPしています。
フォノの無いラインアンプの場合、アンプのゲインが低いので
フォノイコから入力した場合、ボリューム位置が12時を超える事がありますが、
今回のEQ7は10dBゲインを上げた事で
CDプレーヤーなどのライン入力機器とほぼ同等の入力レベルとなり
ボリュームはライン入力機器より少し上げた感じで十分な音量が得られると思います。
電源の仕様変更はゲインアップでS/Nが悪くなるのを防ぐためです。
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実際にレコードを再生していない無音状態でアンプのボリュームをグッと上げますと
EQ7の方がノイズが少ないです。
音質的にはEQ6もEQ7も同傾向ですが、
聴き比べるとEQ7の方が音が若干クッキリしています。

EQ6で問題なく使用できている場合は買い替えの必要性はありませんが
ボリューム位置が12時を超え2時3時と上げて聴いている場合は
EQ7へ替えるとボリューム位置が下がり
出音のエネルギー感や厚みなどが増して聴こえると思います。
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全く同条件で聴き比べてみましたが
MUSASHIは大パワーでドライブ力も強力、しかもワイドレンジですので
聴き比べなければどちらでも良いかなという感じです。

TANNOY SuperRedMonitor で試聴した場合、
これ以上大きな音は必要ないというレベルのボリューム位置は
EQ7で10時、EQ6で12時でした。

MUSASHIも標準でフォノイコが付いていますので
EQ7と繋ぎ変えて聴いてみますと、出音の傾向は同じなのですが、
EQ7の方が音が整っていてフォノ別駆動の良さを感じました。
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Youtubeへ動画をアップしましたので視聴してみてください。
使用機器
・レコードプレーヤー ELAC ミラコード60
・フォノイコ TRX-EQ6 AT-150
・アンプ MUSASHI (KT-150)
・スピーカー TANNOY SuperRedMonitor

下の写真をクリックするとYoutubeが観れます。

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TRX-EQ7はドロドロ感モッチリ感の無い抜けや歯切れの良いクッキリした出音です。
バランス良く上下にレンジが広く伸びていますのでナローで臭い音は出ません。
低価格のフォノイコですが、高分解能で高性能、反応も良いです。
しかも定価:¥48,000-(税込み¥52,800-)(実売価格¥45,000-程度)

ダイレクトカッティングディスク、76cmマスター使用の高音質ディスク
デモ用音源やオーディオチェックディスク、
リマスター180g高音質ディスクなどの
アナログレコードが持っている独特の良さを満喫したい方の場合
お勧めのフォノイコです。

厚く太く耳当たりが良く、ゆったりモッチリ、
なめらかで大らかでモッサリした音が好きな場合は逆方向の出音がするフォノイコです。

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2020年05月29日

ケーブルとステレオサウンドのソフト...。

今日一日がかりでパワーケーブルのバージョンアップUltimate化と
Ultimateラインケーブルを完成させました。

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パワーケーブルは絶縁テストと試聴をいたしましたが問題無いのでお客様のご自宅へ発送します。
今回のご依頼はノーマルグレードのReferenceと最上級のUltimateを聴き比べていただいた結果
「聴き比べると元に戻れませんね...」という事になり
ReferenceグレードをUltimate化して揃えるという事になり行いました。

お客様宅のX50D--DAC212SE--アンプの全てがUltimateとなりましたので
次はラインもUltimate化すると更に...(^^♪

ステレオサウンドのソフトが送られてきたので試聴してYouTubeへUPする予定でしたが
ケーブル工作で私のやる気が電池切れ(笑)となりましたので次回にいたします。

レコード
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SACD&CDなど
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今回のレコードのお初は五輪真弓とアリスですが、
五輪真弓のレコードは高分解能で驚きました。
アリスはチャンピオンがよいですね!

CD派の方がよく言われる事ですが
「SACDよりCDの方が中低域がしっかりしていて音楽の表現が良い...」
私も従来のハイブリット盤やSACDが出始めた頃のソフトは特にその様に感じる場合が多々ありましたが
ステレオサウンドのソフトの場合、オリジナルマスターテープを引っ張り出し
改めて高音質録音している為か、SACDの出音は驚くほど良好で、
fレンジ感や分解能はもちろん、ダイナミックレンジや分解能等もかなりの差をつけます。
ハイブリッド盤も差が出ますが、シングルレイヤーのディスクは流石と感じます。

大滝詠一やオフコースは懐かしさのある良い音ですし
ピンクレディーは当時のクリアな電子音が聴けますしエコーのかかり方が良く解ります。
CD盤はCDなりに高音質ですが、
もう終わりそうなSACDが今になって良い音になってきたか!という感じです。(笑)

CD等の板を回して聴くという行為はオーディオマニア以外の方はすでに過去のお話になりそうな今ですが、
ステレオサウンドの高音質ソフトや最近出たMQA-CD等も含め頑張っているな!って感じます。

後日YouTubeへUPします。
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2020年03月20日

ELAC Miracrd60 JBLエッジ修理

昨日の定休日は熱田神宮へ出かけ、その後、栄の鈴波本店で食事
ついでにヨドバシカメラでchromeブックを弄り、妻用に買う事にしました。
持ち帰るつもりで店員さんにお願いすると殆どのモデルが売り切れ(@_@)でしたが
ASUSのC434TA-AI0115がヨドバシ全店で1台だけ在庫がありましたので注文しました。
明日届く様です...。
今日、ヨドバシのHPを見ると「取り寄せ」表示になっていました。
多くが売り切れている理由は
コロナウイルスの影響でパーツの入荷が困難となっていることが原因だそうです。
ヨドバシ以外の店や、価格.comとかで表示されている安売り店も含め、
在庫に「問い合わせ」、「取り寄せ」の表示は入荷未定という事になるとか...。
ヨドバシの後に大須へ出向きパーツを購入
そしてスーパーで買い物...。
何だか仕事と違う疲労感です。

今日はJBLの低域が変...。
という連絡が入り出張

音出しして音量を上げると低域にビビり感があります...。
ぱっと見エッジの状態は良く見えるのですが、
触って確認するとフレームとエッジのロール部分で切れていました。
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凸のロール部分はまだ弾力性があります。
普通は加水分解が進み触ると簡単に穴が開く様な感じになるのですが、
フレームとエッジの境目が劣化で烈断...
珍しい壊れ方ですが、こちらのJBLは当店が収めた商品ではない為
オリジナルと遜色のないウレタンエッジを使用し当店流の修理でエッジ交換します。
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その他も確認すると空気が出入りする空気抜き穴から
磁気回路へホコリの侵入を防ぐためのスポンジフィルタ―も劣化して破れています。
ウーファーを振るとセンターキャップの内側に劣化して破れたスポンジが転がりますので
こちらも合わせて修理です...。
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帰社してブログを書いているとELACのMiracrd60試聴希望の方がご来店されました。
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価格も安く見た目も良く、更にカーボンアーム搭載で鈍さの無い抜けの良い爽快な出音です。
大金出さなくても良い音のするプレーヤーをお探しの方はぜひ試聴してください。(^^♪
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さしみ付き鈴波御膳
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2020年02月18日

Garrard301

見た目は綺麗だけれど色々と調整不良のGarrard301を調整して欲しいという事で預かり完了しました。
(ちなみに当店が販売した機器ではございません。)

ゴロ音、油切れの感じがする駆動音、回転数が合わない、ブレーキプレート歪み等々色々とあります。
メカ的な部分をすべて直し音出ししますと、
ゴロ音は無くなりS/Nも良くなったのですが、
今一つフォーカスが合わなくて厚くボケた音がします。

設置場所云々というよりアイドラドライブらしい出音が楽しめない...。
「更に何とかして欲しい」という事ですので私流で弄らしていただきました。
更に付いていたケーブルを私の理論で作ったケーブルへ交換し
アームの位置調整と、針圧を0.1gずつ変化せて良い感じの針圧とアンチスケーティングを探りました。

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モーターは60Hz仕様、33回転ではこの位置でストロボスコープはバッチリ止まります。
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SPUで音出しします。
SME3012は、お客様の希望で見た目で決めたという事でした...。
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取り付けられていたケーブル類
SMEのアームなのに何故かMICROのケーブル?
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整備後、ケーブルを取り替え接点もメンテして音出ししますと
アイドラドライブらしい出音となり音がぶっ飛んできました。(笑)

アンプはKT-150使用のMUSASHI
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杏里のレコードを聴きます。
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最近の外食
そば定食
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タグ:GARRARD301
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2019年12月10日

MIRACORD60+ドライCARBON

店頭展示、試聴用のMIRACORD60が届きました。

開梱
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ドンドン出します。
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本体
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ターンテーブル
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ドライブベルトをモータープーリーへ掛けます。
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こんな感じになります。
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この部分が見えるとイマイチなので
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位置がピッタリハマる様に加工されたアルミ製のカバーが付属していますので取り付けました。
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シェルリードの接点へスーパーコンタクトオイルを塗布します。
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一旦外して塗布後、元に戻します。
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アームも高さ合わせができます。(一番上げた状態)
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(一番下げた状態)
使用するカートリッジによりシェルから針先までの高さが違いますので
この様に六角レンチを挿し込んで緩めて高さ合わせして締め込めば調整完了です。
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トーンアームがユニバーサルアームの場合、
シェルが外れるのでカートリッジの取り替えが楽なのですが、
シェルを真っすぐ取り付ける様にアーム先端に切ってあるピンが入る部分にクリアランスがある為
そのわずかな隙間がある為にカートリッジの水平が傾く場合がありますから水平も確認します。
今回は鏡を使用していますが、鏡が無い場合はレコードの音溝が無い鏡面部分に映すか、
ドライCARBONターンテーブルシートの鏡面部分に映して確認すると傾きが分かりやすいです。
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この時、オーバーハングや針圧、アンチスケーティング等の調整も行います。

フルノーマルの状態からチョイとバージョンUPする為
純正のフェルト製ターンテーブルシートを当店のドライカーボン製ターンテーブルシートへ交換
シェルとアームの間に使用するゴム製のシェルリングをドライカーボン製のシェルリングへ交換
レーベル面とスピンドルの雑振動を整える為、ドライカーボン製のスタビライザーを使用します。
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この小さなシェルリングを馬鹿にしてはいけません。
通常はゴム製なので付けると音が鈍る場合が多く外される方も多々いらっしゃいますが
外すと鈍さは無くなりますが音は乾いた感じになる場合が多いと思います。
ドライカーボン製のシェルリングはレンジ感や定位、奥行き感等、ゴムリングとかなりの差を付けます。
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ノーマルとドライカーボングッズ使用で試聴しました。


何時でも店頭試聴可能です。
高額でなくても満足感高く使えるアナログプレーヤをお探しの方にはお勧めです。


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2019年12月08日

MIRACORD60とMUSASHIでレコードを聴く

出力真空管にKT-150を使用したMUSASHIとMIRACORD60でレコード再生しました。
カートリッジはAT-150、フォノイコはMUSASHIの内臓フォノイコです。
スピーカーはTANNOY SuperRedMonitor
レコードはハービーハンコック フューチャーショック(輸入盤)

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CARBONアームがステキです!
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テクニカ AT-150
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KT-150使用の武蔵
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でっかいトランスです。
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MUSASHIの内臓フォノイコですが、
高級フォノイコによくあるヌルヌルの滑らかな音ではなく
立ち上がり良く抜け切れの良いクッキリした音のフォノイコです。

今回はKT-150の満ち満ちたエネルギーを体験する為
レコードのカッティング限界を感じるバカ録音(失礼)のレコードをかけてみました。

MUSASHIですが、真空管アンプのイメージでよくある
「柔らかく温かみのある優しい音」ではなく
男らしいエネルギー感に満ち溢れたやる気満々の音です。
Jazz、fusion等にはピッタリでレンジ感や分解能も高性能な石のアンプもビックリな程です。(笑)
38Cmウーファーを振り回すドライブ力がありますので
JBLやTANNOYの低域が緩くアンプで改善したいと考えている方にはピッタリかもしれません。
KT-150を使用した有名メーカー製のアンプの場合、軽く¥100万越えですのでお買い得です。
MUSASHI 定価:¥58万(税別) 
現在キャンペーン中で、純正球として使用されているECC82/12AU7 4本を
1本¥5,000-で別売りされている真空管ECC802Sへ無料アップグレードして納品可能となります。
何と¥20,000-もお得です。(^^♪

YouTubeへUPしましたので試聴ください。

最後に掛けた1曲目ですが、ドラムのアタック音でリミッターが動作...。
音がつぶれて立っていませんが、体験したい方は店の方へお越しください。(^^♪



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2019年12月07日

ELAC MIRACORD 60

レコードプレーヤーをセットして音出ししました。

カートリッジはAT-150
アンプは当店のゲルマニウムアンプ
スピーカーはTANNOY SuperRedMonitor
レコードは山下達郎のライブ録音

定価:¥175,000-(税別)のレコードプレーヤーですが、
これだけの音を出す¥10万台のレコードプレーヤーはなかなかお目に掛かれないと思います。
気に入りましたので当店で店頭展示&試聴可能な状態で取り扱いします。

YouTubeへ音出しの様子をUPしましたので聴いてみてください。
HD画質、ヘッドフォン使用がお勧めです。

録画ビデオ:SONY HDR-MV1
録音レベルはマニュアル調整でリニアです。
ピーク時100%のMAXまでメーターが振っています。
普通のビデオの様に圧縮やオートレベル調整が入りませんので
試聴時のボリュームは上げ気味でお願いします。


最近の外食
浜木綿のランチ
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2019年12月06日

アンチスケーティング

トーンアームのアンチスケーティングの調整を行いましたので
YouTubeへUPいたしました。


話は変わります。
カクテルオーディオですが、ファームウェアがバージョンUPされました。
次回、その様子をUPします。

また、コントロールアプリで
MusicXを使用されていらっしゃる方が多いと思いますが
現在、進化したMusicXneoが出ています。
更にお利口さんになって使いやすいという事ですので
インストールされてはいかがでしょうか!
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2019年12月03日

MIRACORD 60

今年、店頭展示して販売していたelipson OMEGA100 CARBONですが、
輸入代理店のフューレンコーディネートさんより
新品の入手が不可という連絡が入りましたので次に何を展示するか検討しています。

必要な要素は下記の感じ
----------------------------
大枚をたく事なく低価格でアナログレコードの音を楽しめる事

躍動感あるアナログらしい出音である事

音色が少なくて暗い音ではない事

フローティング構造でターンテーブルがフラフラな構造の物は
一般的に中低域の締りが緩くドラムなどが立ち上がらないので排除
ギターはモチロン、リムショットやスネアは音が立ち上がってほしい...。

ベルトドライブの場合は回転が安定している事
(丸形ベルトドライブのユラユラら回転はNG)

アームの構造は奇をてらった物でなくオーソドックスでしっかりしている事

できれば見た目はカッコ良い!
------------------------------

色々物色してELACのMIRACORD 60が良いのではないかと感じ
輸入代理店のユキムさんより試聴機をお借りしました。

CARBONアームパイプ!
しかもカートリッジが簡単に交換できるユニバーサルシェルです。
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サイズは大きくなくて良いです。
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回転数切替つまみのローレット加工や
切り替えた時のクリック感も良い感じで全体的な質感は高いです。
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見た目はカッコ良いです!
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写真にはありませんがダストカバーも付属しています。
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ビジュアル的に最高峰のMIRACORD 90に似ています。
MIRACORD 90は¥420,000-(税別)
全種類 MIRACORD 90/70/60/50と全て見比べた場合、
この60が構造や使い勝手コスパが1番ではないかと思います。

安物のカートリッジAT-10Gを付けて聴いてみましたが
反応が早く瞬発力ある出音でメリハリ感と中低域がしっかりしたサウンド!
平型ベルトと光センサーによるPID制御とやらで
ヨーロッパ製の丸形ベルトドライブを使用したレコードプレーヤーによくある回転ムラは無比

かなり気に入っていますので更に色々試して結果が良ければ
こちらを導入して店頭展示でレコード試聴機とします。

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2019年10月28日

elipson OMEGA 100 CARBON

elipson OMEGA100CARBON 店頭展示機を販売いたします。
売約済みとなっております。
・新品定価:¥107,800-
・店頭展示機販売価格:¥78,182-(¥86,000-消費税+送料込み)

当店はこちらの商品の取扱店となっておりますのでフューレンコーディネート正規輸入品です。
付属品などは元箱から全て付属しており機器の状態は良好です。
ダストカバー未使用、お買い上げ日より保証書有効になります。



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カーボンアーム搭載
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オルトフォン2M RED付  CARBONという名前ですからキャビネット上部もカーボンです。
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回転数切替 使う事は無いと思いますが、スイッチ操作で78回転も可能! 
ロゴの保護用薄皮はそのままです。
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プーリー ベルト
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EP用アダプター
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以下ユルイ余談です。

リーバイスの膝が破れて穴が開きましたので
先日イオンへ出かけた時ジーンズを購入しました。
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今回は違う物でと三種類...。
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オッサンなので食後のハラを考え(笑)「スゴイラク。」が目に入りまずはこれを選ぶ...
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店員さんに「何か面白いの無いの?」と尋ねると、和紙デニムを勧められて買う(笑)
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何度も買いに来るのが面倒なので、更にと訊くと
「海外製のカッコいいのどうですか?」ときたので買う(笑)
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今日、和紙デニムを穿いてみましたが、軽くて肌触りが良いです。

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2019年07月12日

Ortofon T-100

定休日中はオーディオルームの打ち合わせや機器の動作確認、
商品の梱包作業などバタバタと仕事をしておりました。

人気の昇圧トランスも入荷しました。
オルトフォン T-100
SPUを活かすトランスだと思います。

入力インピーダンス:1〜6Ω
昇圧比26デシベル 
2ch完全セパレート構造3重シールド 
入出力端子ロジュームメッキ 
サイズ:160mm×H105mm×D112mm 
重さ:2.3kg 

商品化します。

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話は変わります...。

お客様に購入いただいたX50Proをエージングを兼ねて使用させていただいていたのですが、
DIATONE DS-4NB70試聴会以降、店頭用のX50Dへ戻し
LANケーブルを繋いだところ、
ファームウェアバージョンUPの表示が出ましたので
ファームウェアをアップデートしました。

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OKすると1.35時間?

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9分経ったところで、あと34分の表示...。
ドンドン早くなり1.35時間より早く終わりました。
ダウンロードするスピードなどで変わる様です。

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X50Dをご使用中のお客様で「そんなもん知らん」という感じの方は
リモコンのセットアップボタンを押して下へスクロールしますと
ファームウェアとありますのでOKを押し
バージョン確認、自動や手動バージョンアップの設定もございますのでご確認ください。

ダウンロード サポートをご覧ください。

またまた話が変わります。
当店のSJ-SIドライカーボンインシュレーター用メタルベースが完成しました。

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最後ですが、
トライオードの新型真空管アンプ試聴会を行う事が決定となりました。

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201983日(土)〜4日(日)

・「TRIODExCocktailAudio」試聴会、サウンドジュリア(名古屋市)

 8月発売のMUSASHI(KT150)と秋発売予定のTRZ-300W(300B)を

 いち早く試聴していただきます、又カクテルからはX45Proを持ち込み

 MQAの音源もお聴きいただきます(MQACDのソフト販売も致します)

83日(土)@13301500 16001730

84日(日)@11001230 14001530

予約制となりますので受け付けは下記のリンクよりお願いします。

試聴会予約受付はここをクリック


タグ:t-100
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2019年02月24日

オーディオテクニカ AT-33ANV

オーディオテクニカのMCカートリッジを買取しました。

テスト中
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テクニカ歴代のAT33族で、限定生産の45thアニバーサリーモデル
コイルのインピーダンスやカンチレバー磁気回路の変更
コイルは6N銅使用など、それまでの金色33と一味違うカートリッジへ変身し
現行型の原型となったモデルです。

金色33独特の
ドンシャリでキレッキレな高域バカなサウンドは好きですが、(笑)
それに比べると「大人」になった感じ...。

インピーダンスが10Ωへ変更となり
低インピーダンス系カートリッジの低音感と
高域は超分解能で聴かせ、
暗くなくやや明るめのトーン
0.3x0.7milの針と追従性の高いカンチレバーで
レコード盤の溝を舐め尽くすようにトレースして音楽信号を拾い上げてる感じです。

国産高性能サウンド爆裂ですから
海外系ブランドの出音とは一線を画します。

動作テストでラフなセッティングですが、
ミュージックビデオで撮りました。

プレーヤーはDP-3000コンサートフィデリティーモデファイモデル
ステサンの45回転ブルーノートレコードを担当したエンジニア 
スティーブホフマンが使用している検聴用プレーヤーと同等品です。
見た目はDP-3000ですが、全て改造されていますので
あのモッサリして落ち着いた出音のDENON DP-3000とは別物で
超ハイスピード高解像度仕様となっております。

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昨日聴いたオフコースのWe aerと
sugarでテストしました。

システムは
DP-3000改+(AT33ANV)+特注MCトランス+ゲルマニウムアンプ+SRM

sugarの方は、1971年のレコードですが、
低域はもちろんシンバルやハイハットが
なかなかの切れとエネルギーで録音されております。

HDR-MV1のXYマイクで録音
手振れや雑音が入りますがご容赦ください。

オフコースから


2:20ほどでSPの前に移動しますので高分解能でキレッキレの音が聴けると思います。
ブラス系も鮮度が高く抜けています...。
久しぶりにTANNOY SRMのトゥイーターが良い仕事しています。(笑)
4:00位で、ゲルマアンプ(10W+10W)のピークまで音量を上げます。

sugar

elipsonのレコードプレーヤーは付属のオルトフォンなので
厚く太めの音ですが、こういう(AT33ANV)カートリッジに変えて
高性能な高解像度サウンドへ変更しても楽しいですよね!

最近はアナログばかり弄っておりますが、
デジタルの無い時代に戻ったみたいで楽しいです。(^^♪



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2019年02月23日

elipson OMEGA 100 CARBON その3

ドライカーボンシートとスタビライザーを使用した状態から電源を変えてみました。
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アナログ方式の高性能リニア電源 純正電源の3倍の容量
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純正電源アダプター (タップ右上)
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聴き比べをYouTubeへUPしました。

レコードから音楽信号を取り出す流れを常識的に考えると
レコード盤の溝を針がなぞり
カートリッジ内のコイルとマグネットで電気信号へ変える...。

電源は、ターンテーブルを回すモーターのエネルギー源で
音が出る仕組みはレコードとカートリッジの仕事でなので
電源は出音と関係ないと思ってしまいますが、
見事に関係あります。(笑)

付属のアダプター電源でプレーヤーは問題なく動作し
音を比べなければ何の問題も無いのですが、
付け替えた第一印象では
高性能なリニア電源装置から供給した場合
出音の腰が据わりド安定、
有機的で音密度感が上がり、S/Nも良好、
出音が余裕ある感じになり聴きやすい...。
付属の電源へ変えると
シャリ付いた感じの痩せて乾いた出音で全体的に弱くなってしまいます。

電源のみ交換、その他は何も弄っていない同条件です。

レコードは、(オフコースのWe are)
バスドラムとエレキベースが「ドスドス、ブンブン」です。(笑)

リニア電源から...。

純正電源

読み通り高いポテンシャルを持っています!

本体に手を加える事無く確実に音質UPして面白いです。
インシュレーターは後日...。


KRELLのKAV-400Xi オーバーホールしました。
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手前の丸いのはバカでかい電源トランス
黒い放熱板がパワーアンプの増幅部
青い基盤が制御基板...。
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販売当時はアクシスさん扱いのモデルですが、現在はアッカさんへ代理店が移行しています。

入荷時の状態は音が歪んでボリュームコントロールがうまくできませんでしたので
ダメもとでサービスへ確認すると、修理受付可能という事でしたのでお願いしました。
原因は熱でコンデンサ類が劣化、この機会にオーバーホールをお願いしコンデンサは全部交換しました。
ビニール袋内のコンデンサが交換した物です。
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電源ON直ぐは、買ったばかりの靴みたいな感じで何だか違和感がありましたが
5時間ほどBGMで鳴らしていると、
分解能が向上してきて、細やかな切れと鮮度感が戻ってきました!
前モデルのK300iは中音域が濃くしぶい輝きがある男っぽく臭みのある出音
それに比べるとKAV-400Xiは、
レンジも広く分解能も高く出音はあか抜けています。

引き続きエージングしますが、
試しにDIATONE DS-4NB70へ繋げて鳴らしてみると
現代的で高性能な出音となり、ドライブ力もあるので
薄型のプリメインという事を忘れてしまいます...。

内部はバランスで動いていますので
XLRバランス入力とRCAアンバランスで聴き比べてみますと
バランス入力は、ゲインが高く出音が少しだけワイルドでエネルギーが有りエッジも立っています。
アンバランス入力は、ゲインが下がりクッキリして綺麗!美音を感じる抜けの良い出音となります。

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2019年02月22日

elipson OMEGA 100 CARBON その2

プラッターのフェルトシートを外し
当店のドライカーボンターンテーブルシートへ載せ換えてみた...。

奥が4mm厚、手前がフローティングプレーヤー等LINN用の2mm厚
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アームの水平を確認
オリジナルシート (フェルト)
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2mm厚 ドライカーボン
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4mm厚 ドライカーボン
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ぱっと見、ほとんど変化なしですが、
4mmのドライカーボンを敷いた場合
じっくり確認すると若干尻下がりになります。

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流石におしゃれなフランス製! 見た目がカッコ悪くないです。
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ドーム型のEPアダプターは金属無垢材の削り出しで重いです。

ベルトドライブ方式
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ダストカバーも付属しております。
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ミュージックビデオで録画、YouTubeへUPしました。
最初の録画時、カメラスタンドを床へ直置きで撮ると
スピーカーからの音圧波動と床の振動などでスタンドが共振して音がボケましたので
イスの座面を外しその上にスタンドを載せて録画しました。
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今回はバイノーラルではなく
本体のXYマイクで録音しております。

出音が優秀なのは4mmのドライカーボンシートでしたので
シート+ドライカーボンスタビライザーのセットで録画
左側でゴソゴソいっているのは、私が動いている音です...。(^^ゞ


レコードプレーヤーは定価:¥98,000-(税別)
お値段以上かなと...。(^^♪

付属されているオルトフォンのカートリッジも
分解能がかなり高く音も厚く出ます。
ソリッドなカーボンで音も無機質な感じになりそうですが、
ハイファイセットのアコースティック楽器の質感も良く出していると思います。

定価が10万円以下ですから
怖くない遊べる価格で楽しめると思います。
¥100万越えの高額な機器での一発勝負より
音質向上を気軽に楽しめると思います。

今回のチューニングは、
お手軽にできる
ターンテーブルシートとスタビライザーだけですが、
インシュレーターや電源がまだです。(^^♪

このプレーヤーはSoundJuliaで試聴可能!

また色々と試して報告いたします。

余談ですが、
クレルのkav-400xiも入荷しましたので今から見ます...。
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2019年02月19日

elipson OMEGA 100 CARBON

先に、管球王国へ送る
当店のオリジナル真空管アンプ
SJ-6BQ5の試聴機が用意できました。

ビンテージ球のデフォルト球
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出力は10W+10Wですが、
DIATONE DS-4NB70を上手く鳴らします。
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次号に掲載されるという事ですので記事が楽しみです!


で、本題のターンテーブルはこれです!
輸入代理店さんより試聴機をお借りしました。

elipson OMEGA 100 CARBON
本体セット一式:¥98,000-(税別)

ノーマル状態ですが、カーボン仕様 (ダストカバーも付属します。)
カートリッジはオルトフォン2M redが付属
カートリッジを単品で買うと¥13,000-(税別)するのでお得感があります。
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試聴...。
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薄型のレコードプレーヤーですが、
中低域がしっかりしていて落ち着きのある出音
カーボン製のアームやシャーシが効いている感じです。
派手さは無く高域が耳に突き刺さる様な感じもありません。
実に中庸で中低域が厚くて力強い感じ...。

で、カーボン仕様のレコードプレーヤーなので
当店オリジナルのドライカーボン製ターンテーブルシートを使用してみる...。
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載せると、カーボン、カーボン、カーボン...(笑)
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うーん(^^♪
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カッコイイ!じゃないですかぁ〜
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ドライカーボンターンテーブルシートなどで武装し
改めて試聴し直してみると...
ぐっとfレンジが広くなり分解能が上がる!
スピード感はもちろん、S/Nや抜けや切れ感まで向上しました!

付属のオルトフォン2Mredから
高級なMCカートリッジへ変えて聴いているんじゃないかと思える様な変化(笑)

シャーシ下の足はオリジナルのまま
セッティングも台へポン置きのプア―状態...。
この出音ならポテンシャルは十分です!

店頭用試聴展示機を1台導入し
店で販売する方向で考えております。

定価が10万円以下のプレーヤーですが
ポテンシャルが高いので、
カーボンシートやインシュレーター等で武装した場合
定価¥50万程度のプレーヤーなど
あっさりと追い抜く素晴らしさだと思います。

安くて見た目がカッコ良く音も良い!
低予算でレコードを良い音で聴いてみたい方にはピッタリです。

導入が決定いたしましたら
改めてブログへUPいたしますので当店で試聴してみてください。

posted by SoundJulia at 20:23 | Comment(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月03日

レコード再生

SL-10の針を新調し調整
良い感じになったので録画しましたが、
iphone7で撮るとイマイチ音がこもるので
SONY PCM D1で録って(48Khz/24bit)編集してYouTubeへUPしました。

YouTubeへUPする為に編集すると、
かなり音質が落ちましたが聴き比べてみてください。

「JBL43XX殺し」の異名を持つTANNOY SuperRedMonitorが
スティーリー・ダンのアナログレコード再生で
キレッキレの爽快な快音を放ちます!(^^♪

SL-10 カートリッジP-33
当店のゲルマニウム(モトローラType)プリメイン
TANNOY Super Red Monitor(フルサイズ)

写真+PCM-D1
写真に録音した音源を追加でYouTubeへUP
ダイナミックレンジ無圧縮、編集無しダイレクト
録音時リミット限界までメーターは振っています。


iphone7
何だか勝手に圧縮調整されている感じです。(~_~)

前のユーミンとかも録り直しますか?(笑)

iphoneを使うのが楽なのですが、
音がイマイチですのでマシな音で録画できる様に調べる必要があります。
外付けマイクなどを利用するとマシになるのでしょうか??

買取したDP-700とEAR864は売約
DP-77は買受商談成立で在庫品となりました。



タグ:SL-10
posted by SoundJulia at 17:28 | Comment(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月22日

アナログプレーヤー SL-10改

本日の昼食はご近所のラーメン屋さんです。
人手不足で昼しか営業していません...。

豚骨しょう油
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食した後、SL-10を引っ張り出し動作させています。

昨日の事ですが、お客様より電話の相談
「某L社のアナログプレーヤーを購入したけど音に元気がなく表現が暗くて面白くない...。
 ネットワークプレーヤーで聴くデジタル音源の方が音質が良いのでレコードを聞く楽しみが味わえない...。」
という内容...。

今、再びレコード再生が人気ですが、往年のレコードプレーヤーを凌駕する音質の機器は殆ど無く
驚くほど高額な価格の物の中には凄い物が有るかもしれませんが、
浮世離れした物を購入して気に入らなかった場合どうなるのか?

レコードを楽しく聴けて、デシタル音源の出音とは明らかに違う部分を楽しむ場合、
1980年代の国産DD方式レコードプレーヤーで十分事をなすと感じます。

手元にあるSL-10は純正のMCカートリッジからMMへ交換P-33しています。
これでMMフォノイコを通して聴いた場合、高音質かどうかは別にして
取り扱いがメチャクチャ楽ちんで十分楽しめると思います。

当店のSL-10をお貸しして
某L社と比べていただき、この先どうするか検討しましょうという事になりました。

SL-10改 (スタビライザー取り外し、ドライカーボンスタビライザー使用)
プロトタイプオリジナルプリアンプ+SJ-6BQ5+TANNOY RY

録画はiphone7ですのでクオリティーが低いのですが、
聴けない事は無いと思います。(笑)






posted by SoundJulia at 15:29 | Comment(6) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月21日

アナログ、ドライカーボン、年末年始

明日の12月22日は、出張作業の為お休みとなります。

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年末の営業予定

12月23日、24日、25日、28日の営業となります。
(水曜日26日 木曜日27日は定休日)

(2018年12月28日〜2019年1月3日までお休み)

2019年4〜6日は不定休 営業時間:about
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HPへ載せていない人気商品 ドライカーボンシェルワッシャ!

当店のアクセサリー類、
ドライカーボン製のターンテーブルシートやインシュレーター等が気に入られたお客様に
複数個お買い上げいただいております。

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カートリッジシェルの根元へ嵌めます。

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純正で付いているゴムのワッシャを外して交換します。
ぼさっとした感じが無くなり定位がビシッと決まります。

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CFRPを作るカーボン原糸

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これをトーンアームに巻きます。

付帯音や濁りが減りクオリティーの高い出音になります。
出音の品位が上がりますので色気ある音のカートリッジはそういう感じが良く出ます。

見た目より「音」
試して外すと 音がさみしくなり、また巻き付けるという感じになります。(笑)

製品として売るのならC型のドライカーボンパイプを作り
「パチンッ」と嵌める感じの物が見た目も良くカッコ良いのですが、
そうすると付ける位置は変えられますが効き具合の調整が出来ません...
繊維を自分で巻いて決めた方が良いかもです...。

当店でお買い物をしていただいているお客様がお試しになられる場合サービスで差し上げております。

IMG_1222[1].jpg

今年はカクテルオーディオやDIDITなどを導入し最先端のデジタルオーディオの道へ入り
リファレンスとしているエソテリックのP-0は殆ど使用しなくなりました。

当店では初めてステレオサウンドの試聴会を催しソフトが沢山売れて驚きました(笑)
そして管球王国89号に当店の真空管アンプ(SJ-6L6)の試聴記事が載りました。

更にDIATONE DS-4NB70高性能国産スピーカーを店頭試聴機に追加、三菱の販売店となり
電源周りはKOJOのDA-6、アイソレーショントランス等で改善、こちらも販売店となっております。

という事で、下記の製品を店頭試聴可能としてセレクトショップ化いたしました。
・カクテルオーディオX50D
・DIDIT DAC212SE
・DIATONE DS-4NB70
・KOJO DA-6
・Crosszone CZ-1(ヘッドフォン)
・AIRPULSE A100、A200
・各種ラダーケーブル
この最先端の入り口でDS-4NB70を聴くのは解りますが
JBLハーツフィールドで鳴らしても出音は良好で
球のアンプへ繋いでも何らおかしな出音になりませんのでイケてるという感じです。(笑)

カクテルオーディオやDIDITは騒がれる事なく売れている様ですが、
当店でも超有名ブランドの高額商品から買い替えられたお客様がいらっしゃいます。

12月17日にお知らせした輸入代理店の在庫状況ですが
やはりドンドン売り切れています...。
・X50Pro 1月中旬入荷
・X45Pro 1月中旬入荷
・X45   在庫薄
・X35   シルバー1月中旬入荷 ブラック在庫薄
・X50D  1月中旬入荷

余談ですが、
個人的なカルチャーショックとしては
今までYouTubeは楽しめない音と思っていましたが
上記のシステム導入後、
PCからUSBでDAC212SEへ繋ぎ
メインシステムを使用してYouTube等を視聴すると驚きの高音質で楽しめる事が分かりました。

更にお気楽に楽しむ場合、
ノートPCからUSBでAIRPULSE  A100へ繋いで視聴した場合、
ノートPC〜USB DAC〜ケーブル〜アンプ〜ケーブル〜スピーカーという複数の機器を接続していた
今までのPCオーディオがバカらしくなる程の出音で楽しめます。

出音は動画をUPした方の録画クオリティーにもよりますが
無限に近く色々な物が視聴できて想像以上に高音質かつ
古いライブ演奏等が満足感高く楽しめますので
暇なときは飽きることなく色々観てしまいます。(笑)

来年は新築の物件とリノベーションの物件で
本格的なオーディオルームを造り込みます。

明日は電源工事とKOJO DA-6やトランス
インダクターなどを使用して電源環境改善をした後
音響パネルで部屋のルームアコースティックの更なる改善実験をしてまいります。


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2018年03月02日

Final

現在、ヘッドフォン/イヤホンで活躍中のファイナルですが、
最初はアナログからスタートしたメーカーです。

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高井金盛氏がシンプルを追及したフォノイコライザー(プリアンプ)
左が本体で、右は専用電源

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背面

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取扱説明書も有ります。(購入時の保証書も有り)

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MC昇圧トランス

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フォノケーブル

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長尺のラインケーブルも有ります。(7m)

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方向性有り

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ダイアモンドカンチレバーのカートリッジも所有していましたが手放しました...。

他社のオーディオ機器と組み合わせて個別に聴いてみた場合の個人的感想...。

プリ、フォノイコの音質は、広くフラットで高分解能、静寂を感じる透明感で高S/N
混濁感の無いクリーンなサウンド!

MCトランスは、やや音に厚みが有り穏やかな傾向

ラインケーブルは、レンジが広く中低域のしっかり感と肉質感あるボーカルが聴けて
音が厚いのに分解能が高いサウンド!
試しに方向を反対に繋いでみると、高域が立つ感じの音になりました。

電源別筐体でS/Nを上げ
シンプルな構造を追及して純度を上げたフォノイコプリです。
現在のヘッドフォン等もそうですが、
ここまでやるの?という音と作り込みだと感じます。

MICROを超える厚みを有するプラッターのプレーヤー、パルテノンとか
下記の写真を見て懐かしく思われる方もいらっしゃると思います。

(写真は現在のファイナルHPより拝借してきました。)
aboutus_02[1].jpg

プリやトランス、ケーブルなど、折り合いが付けばお譲りいたします。


デザインも音もカッコいいCDプレーヤーです。
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タグ:Final
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2018年02月10日

TRX-EQ6

過去にLUXMAM E-03というフォノイコを持っていた事があるのですが、
似たデザインでトライオードからフォノイコが出ましたので店頭用で購入しました。

LUXMAN E-03

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新発売のTRX-EQ6

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ヘアラインの側面

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入出力リアパネル

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定価:¥41,040-(税込)
実売価格:¥32,000-(税込)「安い!」(笑)

価格はこれで大丈夫かと思えるほど作りが良いです。


電源ケーブルから大地アースへ落とす線は無いので
電源の極性を確かめる...。

機器本体ケースと大地間の電圧:15.78V

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コンセントプラグを挿す方向を変えて測ると6.07V

電圧が低いので挿しこむ方向が正しいとします。

DSCF0465[1].jpg

3Pでなくプラグが2Pなので、
再び繋ぐ時に何度も確かめることは面倒なので印をつけました。

DSCF0466[1].jpg

電源の極性だけ確かめて、
コンタクトオイルを塗布するとか
何もしない状態でとりあえず聴いてみると...。

意図的に音作りが無く癖の無い音質...。
GAINも適正でS/Nも良い!

昨日から通電した状態で今日の昼に再び試聴してみると
新品のやる気の無い音から比べて音が目覚めてますねぇ〜(笑)

現代のフォノイコですから
手持ちの機器で球のアンプやゲルマニウムとの比較はちょっと...。

XONE S2のDJミキサーのフォノイコと比べてみたところ、
TRX-EQ6の方が、S/Nが良く「サー」音が少なく
演奏中も、音と音の間が静かで出音に混濁感が無い
レンジ感はタイだけど、TRX-EQ6の方が分解能が高い為、fレンジや音場が広く聞こえる...。

MM/MC対応ですが、
とりあえずテクニカのAT-150で聞いています。

MCへ変えて聴いてみます...。
AT-33とオルトフォンMC30W
どちらも低域が太くなり重心が下がり
音も重量感があり太鼓がゴンゴン来ます。

オルトフォンの方が重心が低く重たい低域ですが、
音の鮮度感が高く高域に艶感がありますので優雅な音です。
MCのGAINも十分で、インピーダンス切り替えがありませんが、
オルトフォンもテクニカも十分聴けます。

個人的にはMMの音が気に入りました。
フレッシュで敏感な反応です。

高額な高級機に感じる
色気のある艶感や低域の野太い感じ、
凄いGAIN(笑)
強烈な個性の音...。

こういった要素は無いですが、
音作りが無い分、レコードやカートリッジを変えると
音質の変化が大きくて実に素晴らしいです。

レコードやカートリッジを色々変えて聞いていると
ドンドン音が良くなってきました!
価格を忘れてしまう感じです。

確認の為、フォノケーブルも変えて聴いてみました。

左:SAECの6Nケーブル 右:SAECのMM専用ケーブル

DSCF0470[1].jpg

6Nの方は透明感が高く高域の抜け感に特徴があるケーブルです。
WE-506/30アームと合わせると
驚愕な切れのある音となり「キレッキレ」のサウンドを聞けますが、
今テスト中のDENON DA-305改造品と合わせても、かなりそちらの方向になります。

右のケーブルはフラットな感じとなり、実によく合います。

店頭使用のSJ-PREAMPがメンテナンス中ですので
JBL SA600を引っ張り出して繋いで聞き比べてみました...。

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本体内蔵のフォノイコも優秀で問題ないのですが、
年式が古いので、音がやや臭い(笑)

TRX-EQ6からテープモニター入力へ繋ぎ聞いてみると
フレッシュで抜けの良いサウンドで楽しいです。

プレーヤー側も調整し直し追い込むと
アナログバンザイ見たいな感じになってきました!(笑)

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あまりにも良いので
気になってTRX-EQ6の中をのぞきました...。

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シールドケースに入った電源トランス、アナログ電源
綺麗なアートワークの基盤 A級増幅!
価格からは考えられない作り込みです。

ちょっとビックリ!(笑)

電圧切り替えタップが有り100/120/230/240Vもイケますねぇ〜

素直な音のフォノイコを検討中の方は買いです。
SoundJuliaからも購入できますのでご検討ください。
販売価格は価格.comと同等でお売りします。

いつでも試聴できる状態になっています。

フィルジョーンズのスピーカーA200ですが、
ハイレゾ入力時に少し問題があり輸入代理店で確かめてもらっています。
で、次期発売予定の未公開モデル試作品を試して欲しいと預かりました。

A100 ピアノブラックでカッコいいです。
大きさも少し小型となり。価格も安くなるそうです。

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今度はUSBも付いています。
どうせならHDMIも付けてTV対応として
ハレーションを起こさない様にフロント側は艶消しブラックにするか、
サランネットを付けるかしたらどうかとコメントしておきました。
輸入代理店とメーカー間で試聴しているテスト機ですので
音の方も、まだ決まっていない様です。
少しラウドネスが効いている様な音なので
A200とくらべると音がイマイチですが、
背面パネルのコントロールを弄り今は多少マシに聴けています。


プリをメンテ中ですので真空管アンプは非難させています。
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ケーブルテストの方は振出しに戻りました。(笑)

先日のこれで色々聞くと
ボーカルや中低域方向は良いのですが、
パルシブな音、例えばリムショット等が寝るので
もう少し立つ音の方が普通に感じてきまして選考し直します。
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ご案内

StereoSoundの企画です。
高音質ディスク(SACD/CD/アナログレコード)の試聴会
場所:SoundJulia店内

2018年3月10日(土曜日)
・1回目:13:00〜
・2回目:16:00〜

試聴会は時間と人数の制限がございますので予約制となります。
試聴希望の受け付けはサウンドジュリアのみで行いますので
ご希望のお客様はご連絡願います。








タグ:TRX-EQ6
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