2024年09月28日

DS Audio DS-E3 その3 試聴

DS Audio DS-E3 フォノイコからのライン出力を
AD変換48Khzで録音してYouTubeへUPしました。
試聴レコードは BLOW UP (tbm-15) A−1 AquaMarine

超高精細、ワイドレンジでダイナミック、
抜けキレ抜群、混濁感なくクリア
エネルギー感も十分、チャンネルセパレーションや音像定位も良く
この価格帯で購入できるカートリッジとフォノイコでは
トップランクの出音だと思います。

定価は下記の通り
カートリッジとフォノイコセット:¥302,500-(税込)
カートリッジ:¥137,500-(税込)
イコライザー:¥165,000-(税込)
ヘッドシェル:¥46,200-(税込)

店頭試聴可能です。


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2024年09月15日

DS Audoi DS-E3 その2

メーカより店頭展示デモ用のカートリッジ、シェル、フォノイコが届きました。

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しっかりした梱包です。

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元箱まで取り出しました。

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開梱して「こんにっちは」です。
検査表と手書きの御礼状が入っておりました。

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E3カートリッジ!
ケースが金属製で重たいです(笑)

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超々ジュラルミンのヘッドシェル

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削り出しでしかもシェル側のリードはハンダ付け!

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リード線が高純度銅等を使用していなくて、純銅(4N)という所が良い

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検査時の写真が同梱されておりました。

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テクニカのAT-33Eと並べてみる

DS Audioのシェルはシェル固定用の引込ピンが上だけでなく下側にも付いています。
シェルを取り付けで締め付けると
上下で引き込んで接点の接触もシェルの固定も一本ピンのシェルより安定しています。
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超々ジュラルミン削り出し一体構造のシェル 価格:¥46,200-は安い!
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早速セットして音出ししましたが、価格から考えた場合の出音は異次元の良さです。(笑)
カートリッジは何十本も持っていますが
適当な試聴にはオルトフォンのMC30WやテクニカのTA-33Eとかを使用していましたが
これらと比べた場合、分解能、定位、レンジ感、低域のド安定感など かなりの差をつけます。
一般的なMCカートリッジ、DL-103と聴き比べると...。(笑)です。

定価は下記の通り
カートリッジとフォノイコセット:¥302,500-(税込)
カートリッジ:¥137,500-(税込)
イコライザー:¥165,000-(税込)
ヘッドシェル:¥46,200-(税込)

店頭試聴可能です。

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2024年06月28日

GOLD NOTE

イタリアのオーディオ(アナログ)を聴かせていただいた!

レコードプレーヤー:PIANOS ¥792,000-
カートリッジ:DONATELLO GOLD ¥198,000-
フォノイコライザー:PH-10 ¥330,000-
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ベルトドライブ方式ですが、立ち上がりも早く回転にロックが掛かる感じです。
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ウォールナットのデザインされたキャビネットをスパイクで浮かせています。
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画面を見ながら各種の設定が可能なフォノイコライザー(使いやすいです。)
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流石にイタリア製!外観も音もデザインされた高級オーディオでした。

プレーヤー
海外製のベルトドライブ方式のプレーヤーの場合、
多くの機種はストロボスコープで回転を観察すると、
かなり揺らぐものが多く回転数も調整できないものが多い中、
この機器は、回転数の微調整可能で目視レベルでは回転の揺らぎがない

同社カートリッジとフォノイコを合わせた出音は、
豊かな音色と音楽表現力があり
ボーカルには肉質感やメタボにならない厚みや温度感を感じ
冷たく蛋白にならないサウンドで浸れました。

フォノイコのみトライオードのTRX-EQ7に変えて試聴すると、
国産メーカーならではのフラットで癖のない正確かつ分解能の高い出音になり
先ほど感じた音の厚みと芸術性が減退した。

GOLD NOTEのフォノイコは写真の通り
イコライザーカーブがRIAAになっていますが、
その他のイコライザーカーブも選択可能で負荷抵抗も9種類切り替えることができます。
MM/MC対応ゲインも調整可能
高域のイコライザーカーブを変更できる機能も持っています。
全てフロントパネルのスクリーンを見ながら調整可能で使いやすいです。

このフォノイコ¥33万しますが、
レコードを聞く場合の音楽表現や音色が優秀で、色々なカートリッジ
アナログレコードレーベルのイコライザーカーブに合わせることができますので
なかなか優秀なフォノイコに感じました。
別電源もあるということなので、別置き電源になれば
S/Nの向上や安定感なども増すことが期待できます。

現在のアナログプレーヤーは価格が低価格帯〜¥10万を超えると
一気に価格が高くなり高額な機種は価格が数千万円と(笑)青天井です。
高額だといっても自分が聴いて判断した場合、
高いものほど音が良いと感じる事はないです。

当店の場合、出音がクッキリハッキリ高分解能でドロドロしない
ELAC Miracrd90 実売¥約36万程度をおすすめ機種としておりますが
¥100万程度の予算があればこのGOLD NOTEもアリの部類です!

良い経験をさせていただきました。



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2024年06月23日

Miracrd90の純正カートリッジを DENON DL-103Rへ換装

ミラコード90に付いている純正カートリッジの出音は
抜けとキレが良く高域エネルギーも強いので
標準的な出音とフォノケーブルの静電容量でフォノイコライザーのf特が
ほとんど変わらないMCカートリッジへ交換する事に...
とりあえず手持ちのMCカートリッジ、DENON DL-103Rへ付け替えました。

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とりあえず音出しOK...。
(写りがが尻下がりですが並行は取れています。)

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久しぶりに聴くDL-103R
なんだか音が寝ぼけているというか全体的にボサッとして分解能が低い出音感...。

イメージとして音がやや厚く太めで密度感があり中低域が安定して
チンチンカンカンしないしなやかな高域と安定した低域で
安心感を感じる落ち着いた出音のイメージから外れている...。

針先は綺麗なので、カートリッジの消磁を行った!
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再び同じ曲を同じ音量の同一条件で試聴してみると
例えるなら、
車のフロントガラスを室外側も室内側も綺麗に拭き上げてから
運転席に座って見る景色の様にすっきりした感じに似た爽快感!
ボサッとして寝ぼけた感じはもうなくイメージ通りの出音になった!

オルトフォンタイプの鉄心にコイル巻構造のMCは時々消磁すると効きますね!

私の場合、消磁器、針圧計、ストロボスコープ等は調整が必要なアナログに必須アイテムですね!
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これでTRS-34で、CDもレコードも良い感じで聴けるようになりました!
TRS-34の方も本体や球のエージングが進んで
新品時に感じていた高域がやや粗く耳障りな感じはほぼ無くなっています。

フォノイコ独立でアンプの方も色々な機能が付いていないので聴感上のS/Nは抜群です。
CD再生が止まって、その入力ポジションのままアンプのボリュームをMAXまで全開にしても
「シー」「サー」等のノイズが殆ど聞こえない!
フォノの方もDL-103Rを付けたアームをアームレストへ置いている状態で
アンプの入力をフォノイコからの入力にしてボリューム全開にしてみても
「サー」と音は出ますが、ハム音は全く無く、
「サー」音のノイズ爆音で怖いという感じがない!
アンプとフォノイコ合わせた実売価格で¥22万程の機器と考えると、ある意味驚異的です...。
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瑞々しい音の hi-fi SETのレコードを聴いてみましょう!
1974年の録音
ハイファイセットで荒井由実(ユーミン)の「海を見ていた午後」
50年前のレコードと思えないような音です...。

プレーヤー:miracrd90+DL103R
フォノイコ:TRX-EQ7
アンプ:TRS-34
スピーカー:TANNOY SuperRedMonitor

スピーカーより1m離してマイクを立てて空気録音
ノンリミッター、無圧縮、無加工です。

空気録音は下の写真をクリック!

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2024年06月22日

TRS-34とTRX-EQ7を使用してアナログレコードを聴く

真空管アンプ TRS-34にはフォノイコが付いていないので
TRX-EQ7を使用し、コスパ抜群コンビでレコードを聴いてみました。
アナログプレーヤーはmiracrd90を使用

真空管アンプとフォノイコライザーを合わせた価格は¥22万程度です。

miracrd90+TRX-EQ7+TRS-34+SuperRedMonitor 空気録音
レコード:リンダロンシュタット アルバム ゲットクロッサー

下記画像をクリックでリンクします。

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2024年03月11日

ドライカーボン テーパードターンテーブルシート

試作を重ね完成いたしました。

ドライカーボン製テーパードターンテーブルシート
ドライカーボン製コレクトチャック式スタビライザー
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ターンテーブルシートはもちろんの事
コレットチャック式スタビライザーも精度を更に上げました。

マッド仕上げの左が完成品、右が試作品
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コレットチャックはツマミを回してターンテーブルのスピンドルへ固定するのですが、
カーボンスタビライザーに開けたコレクトチャックの貫通穴は
若干、遊びを持たせたサイズになっているため
締め込んだ位置でスタビライザーのセンター位置がほんの僅かズレてしまう事があります。

回転時に揺らぎが無く、まるで止まっているかのような見え方にしたいため
スタビライザーセンターへ、ツマミが入り込む凹加工を施し
ピッタリと中心位置で締め込むことができるようにいたしました。

左が完成品で色は艶のないマッド調、右が試作品で色は艶あり
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当店のテーパードシートの最外周と最内周の高低差は1mm
外周と内周でアームの高さを見ても変化がわからない程度に収めていますが、
密着に関しては、大きな曲がりのない普通のレコードの場合、問題ありません。
(変形やグニャグニャ反り返っているレコードは問題外)

他社テーパー付きシートの多くは2.5mm程度の高低差となっているようですが、
レコードの密着を試しますと、そんなに大きな高低差は必要なく、
大きく高低差を付けると外周と内周でアームの高さがかわってしまいますし、
色々試すとレコードがレーベル部分からV字になり浮いてしまう場合がありました...。

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テーパードターンテーブルシートは積層ドライカーボンを斜めに削り出していますので
カーボン繊維が90度で重なり合う部分が年輪のように見えています。

シートのサイズは、レコードの最外周部分が飛び出るサイズにしています。
通常レコードの再外周部分は膨れ上がっていますので、
レコードと同じサイズで作ると密着が悪くなってしまいますし、
シートのサイズをレコードより小さくする事で、最外周の膨らんでいる部分を逃がし
レコードを外す時、指がレコードに触れるので持ち上げやすくなっています。

裏から見た写真です。
最外周の無録音部分の溝が外へ飛び出る感じです。
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テーパードシートへレコードを密着させる方法として
重さで押さえつける方法と、コレットチャックで固定する方法がありますが、
重さで押さえつける場合、市販のスタビライザー(廃盤製品も含める)を使用すると思いますが
色々試すと、重さで押さえつける方法は、ダイナミックな感じというか躍動感が減り、
頭を押さえつけられているような平面的な出音感になってしまいます。
試したスタビライザーは下記の写真

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現行販売品で、上記よりマシな物はナガオカのスタビでした。
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この写真の正規の載せ方と、下の載せ方では音が違います。
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反対にして載せた場合
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どちらにしても、コレットチャック式の出音にはかないません。

SJ-SIと組み合わせるメタルベースと同じ素材で作ったスタビライザーの場合
上記写真のスタビライザーたちに感じる頭を押さえつけられたような感じや
躍動感が無くなる感じはないのですが、磁石に引っ付く素材なので
MMカートリッジ使用の場合は、全く問題ないのですが、
強力なマグネットが使用されているMCカートリッジを使用して
最内周へ送る無録音部分の送り出し溝の送りが速いレコードの場合
カートリッジが中心位置へ加速して早く移動すると、
カートリッジ内の強力なマグネットで
スタビライザーへ吸い寄せられて引っ付いてしまう事がありましたので
コレクトチャック式としております。

このテーパードターンテーブルシートを使い
あの有名なテラークの大砲爆裂音レコード、
チャイコフスキー1812をかけてみました。

最後の内周部分で溝のウネリが見える音溝になっていますが
ドライカーボン製テーパードターンテーブルシートとスタビライザーの恩恵で
レコードがビビる事も、カートリッジのトレースが限界を超えて針飛びする事もなく
爆音にすると、スピーカーが壊れるかと思うようなで音で試聴できました。

音溝の映像

ELACミラコード90へテーパードターンテーブルシートを使用して再生
大砲部分の試聴は下記写真をクリック!

DSC03788[1][1].jpg


以下、販売についての説明です。

素材が高額かつ加工が困難な為、完成品は高額な商品になりますので
お試しいただき効果を納得していただいた方のみ販売を考えております。

つきましては下記の流れで貸出試聴を行いますのでご自宅のオーディオ装置でお試しいただき
買う価値があると判断された場合のみ注文をお願いします。

お試し試聴をご希望される場合の流れ...

1,商品代金、全額のデポジット(保証金)を入金していただきます。
2,試聴用のターンテーブルシートを発送いたします。
3,貸出期間は1週間(到着日を含めた7日間)の間でご返却願います。
4,購入いただける場合、新品を発送いたします。
5,購入しない場合、デポジット全額ご返金いたします。
6,受注生産品になりますので作り置きの在庫品はございません。
  納期には多少お時間がかかります。(概ね2週間程度)

※試聴用品が10日以上経過しても連絡なく返却されない場合
 デポジットをお買い上げ代金として取り扱います。
 色々な理由を付けて後日ターンテーブルシートを返却されましても対応いたしません。

販売価格
ドライカーボン製テーパードターンテーブルシート
1枚:¥176,000-(税込み)

ドライカーボン製コレクトチャック式スタビライザー
1個:¥25,300-(税込み)
(セット価格¥20万、消費税送料込み)

商品は価格を抑える為、無駄なお金をかけて
音質に関係のない豪華な化粧ケースなどは作っておりませんので
バルク品と同等の簡易梱包となります。

尚、現在SJ-CSをお持ちのお客様でコレットチャック化をご希望の場合
SJ-CSをお送りいただければ加工してコレットチャック化いたします。
SJ-CSの加工とコレットチャック部材一式
加工料金:¥17,600-(税込み)


ご検討宜しくお願い致します。
posted by SoundJulia at 14:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月04日

ドライカーボン製 テーパードターンテーブルシートの試聴

作り直したテーパードターンテーブルシートをミラコード90へ使用して試聴します。

試聴するレコードは、1977年のチャックマンジョーネ
純正シート[1].jpg

試聴は下の写真をクリック願います。
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2024年03月03日

ドライカーボン テーパードターンテーブルシート完成!

試作を重ね、商品化するテーパードターンテーブルシートと同等なプロトタイプが完成しました。

左は初期試作品  右が商品と同じ仕様のプロトタイプ
初期より厚いドライカーボンを削り出して精度を上げ、若干、厚みを増しました。
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初期試作品
DSC03756[1].jpg

完成品!
積層ドライカーボンなので、カーボン繊維が90度で重なる部分が木の年輪みたいに見えています。
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コレクトチャックスタビライザーと組み合わせた場合はこんな感じです。

現在、以前紹介したコレクトチャック試作品の結果から
素材は同じとしてマッドブラック仕上げへ変更
締めこんだ時のセンター位置精度を上げて製作中です。
DSC03759[1].jpg

販売価格は通常仕様のSJ-CT(¥49,500-)より高くなる為、
デポジット(保証金)を預かり
ご自宅の機器にてご試聴いただき判断をしていただく考えです。

コレクトチャックスタビライザーが完成しましたら価格を決定して販売を開始いたします。

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2024年01月28日

SJ-NFRP、SJ-コレットチャック

SJ-NFRPが完成しました!
先行予約を頂いたお客様には順次発送させていただきます。

SJ-NFRPは昨年12月のブログで紹介させていただいております。

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SJ-NFRPは環境に優しい天然素材を用いたインシュレーター
SJ-SI+メタルベースと併用して使用します。
(単体では用をなしません)

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円錐の皿もみ加工は施しておりませんが、
加工を指示いただければ特注で加工いたします。(別料金)
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試作していたドライカーボン製
コレットチャック式レコードスタビライザーですが、
製品化するものと同じ仕様となるプロトタイプが完成いたしました。

現行販売中のドライカーボン製スタビライザーを
コレットチャック化して完成させております。
(製品は表面がマッドになります。)


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重量級スタビライザーを使用できない
アナログプレーヤー等への使用や(重量:約84g)
昨年からテスト中のテーパードターンテーブルシート
「SoundJulia-Ultimateターンテーブルシート」
との併用に適しております。

SJ-コレットチャック:¥25,300-(1個/税込み)

これから量産いたします。
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尚、現在SJ-CSをお持ちのお客様でコレットチャック化をご希望の場合
SJ-CSをお送りいただければ加工してコレットチャック化いたします。

SJ-CSの加工とコレットチャック部材一式
加工料金:¥17,600-(税込み)

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SJコレットチャックと
下のSoundJulia-Ultimateターンテーブルシート
(1型プロトタイプ)の組み合わせで
驚きの超高分解能、高S/N、広い音場空間...の出音へ変化しますが、
現在、テーパードターンテーブルシート製品化版の
最終プロトタイプを制作中で、更に高度な完成度を目指しております。

下の写真:SoundJulia-Ultimateターンテーブルシート

こちらは高額商品となりますので、SJ-コレットチャックと合わせた
貸出試聴で購入を検討いただけるよう考えております。
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上記も含め、当店のオリジナル製品は、
低価格でのご提供を目指して直販しておりますので
製品を入れる化粧箱にお金をかけませんので全てバルク品となります。

余談です。
KOJO製品が来月から値上げとなります。
(2月1日から新定価での販売)

昨日もArayMKUSEとDA-6のご注文をいただきました。
電源装置は¥10万以上の値上げになっておりますので
ご検討中のお客様はお急ぎください。

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2024年01月10日

テーパードターンテーブルシート実験中です。

2024年 お初のブログになります。
本年もよろしくお願いいたします。

ドライカーボン製テーパードシートへ密着させる方法の検討中です。
レコードをより良く聴きたいという自分の欲で驀進しております。(笑)

方法として考えられるのは下記の二通り
@重さで押さえる
Aコレクトチャックを利用して密着させてから固定する

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コレクトチャックはシートへレコードを密着させてから
スピンドルを締め付けて固定します。

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構造は、ターンテーブルのスピンドルへ、
穴と切れ目を入れたボルト状の物を差し込んで
ナットをツマミ化したものを手で回して締め付けて固定します。

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軽い材質でもOKなので重量は100gもありません。

DSC03618[1].jpg

重さで押さえる方は、600g程度必要ですが、
それ以上重たくする必要もないです。

レーベル面に触れる部分はドライカーボンでも
上に載せる錘の材質で面白いように音質が変わります...。
下の写真の銀色団子はステンレス製です。

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色々試したところ、今のところの結果といたしましては、
レーベル面へ触れる材質は当店のドライカーボン製オリジナル商品
SJ-CSを加工してコレクトチャックが使用できるように加工して
シートへ密着させる方法が良さそうですから
カーボン屋さんへ加工を依頼します。

ヨーロッパ製によく使用されているフェルトシートと
ドライカーボン製のテーパードシートの密着実験をしました。

フェルトはレコード盤の鳴きが止まりませんね...。

テーパードシートへ密着させる方法は
重さでもコレクトチャックでも上手く密着できます。

下の動画を見てください。


余談です。
世界最高峰のBluetoothスピーカーで遊んでおります。

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2023年12月17日

ゲルマニウムトランジスタアンプでレコード再生、空気録音!

昨日の真空管アンプを納品し、場所が空きましたので、
ゲルマニウムトランジスタアンプと入れ替えて音出し!

オフコースのアナログレコードを再生して空気録音しました!
43年前のレコードですが、
ゴリゴリのエレキベースとドスドス来るドラム
愛の歌をまったり歌う小田和正!

掛ける曲はB面最終曲の「きかせて」
レコード最内周なので、線距離が稼げないので振幅の密度が過密!
レコード制作時のカットも
レコード再生時も高音質で、となると難しい位置ですが
良い感じで音出しできました!

下記写真をクリックで聴けます。
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2023年12月16日

オリジナルアンプで聴くスパイロジャイラ!

お客様からメンテナンス依頼で預かった
SJ-preampとSJ-6L6のメンテナンスが終わりましたので
テスト試聴時に空気録音しました。

SPYRO GYRA ココナッツ・ブリーズ(B-2)空気録音です。

機材
・ELAC  ミラコード90
・SoundJulia SJ-preamp
・SoundJulia SJ-6L6
・TANNOY SuperRedMoniter

1985年プレスのレコードですでに38年前!(笑)
80年代はデジタルのCDへ移行する直前ですが、
アナログ録音機やカッティングマシーンも高性能化しましたので
70年代のアナログレコードと比べると、
fレンジは広帯域で情報量も多く抜けの良い音になりました。

古いレコードの方が音が厚くてエネルギー感のある出音で
いかにもレコードと感じる音の物が多いのですが、
今回のレコードは、フュージョン系アルアルで、
中高域がイッチャッテル録音のレコードです。

興味があれば下記ジャケット写真のリンクをクリックして聴いてください!


81M9yUVkZSL._AC_SL1415_[1].jpg
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2023年12月15日

杏里のアナログレコードHeavenBeach(A面2曲目)を空気録音

今日は、まったりした感じの雨降りで来客が少ないので
オーダーされたケーブル製作にじっくり励むことができて完成!
夕方、気晴らしにレコードを爆音再生して録画しました。

杏里の1982年レコードですが、ゴリゴリのベース、ドスドス来るドラム
まったり歌う杏里が印象的なA面2曲目をYoutubeでどうぞ!

下のジャケット写真クリックで聴けます。

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2023年07月16日

AT-33E

AT-33Eは、1981年製(昭和56年)のカートリッジです。

自己所有のAT-33Eを久しぶりに聴こうとアームに取り付けて音出しすると
右チャンネルから音が出ない?
接触不良を疑いシェルのお尻で確かめると右チャンネルの導通が無いので
シェルリードを外し、カートリッジ本体のピンで導通を確かめてみると
右チャンネルがオープン状態で導通がない...。😨

本体内部で断線か、コイルの断線...。
まぁ古いので仕方がないけど
どうしても聴いてみたい衝動にかられ
ネットでAT-33Eを検索すると、
ヤフオクの出品物と
サウンドピットさんの中古品がヒットした!

ヤフオクでゴミを買うよりピットさんの中古の方が良いと判断し
仕事を放りだしVW GTiでターボを利かせマッハでピットさんへ直行!

私「こんにちは! AT−33Eの中古品買いに来ました。」
坂口さん「ああ こんにちは! あれ どこにしまったんだろう...。」

店内をぐるぐる探すがなかなか出てこない...。
しばらく探し、店の淵にあるガラスケースに鎮座しているのを発見!

私「まぁこんな物買いに来る客は珍しいでしょうから」(笑)

商品は現状渡し品なので音出し確認をさせていただいた...

喫茶店の方のエアホース+マッキン+オーディオネックEVO2
EVO2の見た目、
リニアムか?と思うほどそっくりなトゥイーターが付いている...。

出てきた音は、
濃密な中音域と中低域、
高域は、耳障り良く、しなやかでやや繊細、
低域は、モッチリした感じで落ち着いている。

とりあえずの音出しなので音が出ればOKで購入!
販売価格¥16,500-

このカートリッジは1980年代の高音質フュージョンを聴く用なので
店に戻りAT-33Eの切れる高域とドスドス来る低域で聴きたいが、
とりあえず購入時の状態で試聴してみる...。

左右の出音バランスが偏って若干高域が歪んでいる...。
古いカートリッジの場合、
概ねヘッドシェルリードの接続部分の酸化被膜で
接触が悪くなっていたり、
スタイラスの汚れが原因なので早速行動!

奥がAT-33E 手前がAT-33ML OCC
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針をルーペで確認すると、レコードのカスが固着していたので
クリーニングして透明で角が立っている状態へ戻す。

IMG_2929[1].jpg

ヘッドシェルがマグネシウムなので
手持ちのテクニカのアルミシェルへ銀線リードを付けて、
真鍮ビスでカートリッジを固定する。

左がマグネシウムシェル 右がアルミシェル
IMG_2931[1].jpg

ガッチリ取り付けました。

テクニカのアルミシェルで出音がハードな感じへ持っていき
銀線で独特の高域の切れと空気感、分解能を出し
真鍮ビスで高域の照り艶、イッチャッテル感じを出します。(笑)

換装
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奥がAT-33E 手前がAT-33ML OCC
IMG_2933[1].jpg

ちなみに音は針がマイクロリッジになり
導体がOCCに変わったAT-33ML OCCの方が
音が更にキレッキレでハードでシャープです。

ビクターL1000はもう一つ上の超高分解能でハイスピード
AT-33ML OCCの様な傾向の出音です。
IMG_2935[1].jpg

レコードをトレースする針の後ろを長くして
発電コイルを付けているという超絶なカートリッジです。
ハイスピードで高分解能でキレッキレの音です。
IMG_2936[1].jpg


あまりに行き過ぎたのでノーマルなDENONを聴いてみる...。

DENONのDL-103は昔から人気商品ですが、
103は103Rの方が出音が優等生で今風、
丸針ですが高域分解能も割と高いです。

私はDL-103系はDL-103Sがお気に入りです。
特殊楕円針で針圧が軽くハイコンプライアンス
高域は60Khzまで延びているので
高分解能で高域の切れが良く空気感や残響も綺麗!
DL-103の低域が厚く高域の分解能が低い音ではなく
画像でいうと有機ELテレビの4K画像の様な高精細な出音!
AT33-ML風な出音のDENONって感じです。(笑)

手前DL-103R 奥DL-103S
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ドスドス ガシャガシャ音の野太い出音
シュアータイプ1
音がしなやかに変化したタイプ2
タイプ3の軽い樹脂ボディーと違って
どちらもアルミ製でガッチリしていて重たい。
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シュアーの針ってなんでフニャっと曲げてあるんだろう?
こちらはタイプ1
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こちらはタイプ2
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アナログは面白いでね!
カートリッジ変えるだけで幾通りもの出音へ変化します。


以下、最近の外食です。

たいち食堂
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激レア(生ですね)を自分で焼いて食べる方式
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さがみ 
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2023年07月09日

TASCAM Portacapture X8 を使用したレコード再生空気録音!

先回までの空気録音動画はSONY HDR-MV1使用の空気録音と
コンデンサマイクをスピーカーの前1mへ2本立てて空気録音しておりましたが
今回は、X8を使用して空気録音してみました。

使用して感じた事は、SONY HDR-MV1の場合
当時のカセットデッキ TC-K〇〇 でメタルテープ録音したような音に似ていて
X8の場合、TEACのC-1やC-2でノーマルテープ(TDK OD)を使用した録音の音に似ています。
高性能なデジタル録音機なのにアナログチックです。
今の時代になっても、メーカートーンを感じる事に感動しました。

今日は、ステーリーダン ガウチョ A-2をかけて空気録音
PCMリニア録音 48Khz

使用機材は
DENON DP-3000改(フルカスタム品)
カートリッジ オーディオテクニカ AT-33ML
アンプ 山水 AU−D707
スピーカー TANNOY SuperRedMonitor

ご視聴は、下記写真をクリック願います。
Youtubeの画質は4K 
ヘッドフォン使用で音は大きめでお願いします。
DSC032501.jpg



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2023年07月03日

BLOW UP tbm-15 アナログレコードを空気録音しました。

今回はtbm-15(1973年)のレコードです。
カッティングレベル(クオリティー)と楕円針のマッチングが良い感じです。

レコード、アンプ、スピーカーの年式、テクニカOEMのVM型(MM)で
音出し現場(店)の出音感は、当時(高校生の頃)聴いた感じより良い(笑)です。

今回は、
MIRACRD90のカーボンアームへ
当店のカーボン繊維でパイプの鳴き止めを施しました。

空気録音マイクの位置を微調整

電源装置に KOJO DA-6 安定化クリーン電源200V駆動 出力100V60Hz
ケーブルは全て当店オリジナルです。

ご視聴(試聴)は、下記写真をクリック願います。
Youtubeの画質は4K ヘッドフォン使用 音は大きめで!

DSC03245.JPG

現在プレスされて新たに売られるレコードは、デジタル音源をアナログにしてレコード化するという
デジタルソフトののCDもしくはSACDで出せば良いじゃんみたいな物ですが、
マスターテープから完全にアナログ録音で、
当時最高峰の技術がl駆使されたカッティング〜プレスのレコードは
現在販売されているレコードの高音質盤より高音質に感じてしまいます...。



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2023年07月02日

SPYRO GYRA アナログレコードを聴く!

レコード再生音をスピーカーの前にマイクを立てて空気録音しました。

使用機器
安定化クリーン電源 KOJO DA-6を200V駆動 出力100V/60Hz
レコードプレーヤー ELAC MIRACRD90
アンプ AU-D707
スピーカー TANNOY SuperRedMonitor
ケーブル類、サウンドジュリア オリジナルケーブル使用

今日、朝起きると、
クマゼミが鳴いていて、
日差しが強くもう夏!!
みたいな感じでしたので
このレコードを選びました。

昼下がりに聴くには合っていると思います。

綺麗な電源で機器を駆動、スタジオモニター用スピーカー出音は録音スタジオって感じ(笑)

ご視聴(試聴)は、下記写真をクリック願います。
Youtubeの画質は4K ヘッドフォン使用 音は大きめで!

DSC03243.JPG
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2023年06月27日

故 菅野沖彦 録音レコードをのアナログレコードを聴く

ヤマハのレコードSESSION(1972年製と聞いております)
オーディオ評論家で有名だった故 菅野沖彦さんをエンニアとしてジニアとして採用し製作したレコード
YAMAHA「ナチュラルサウンド」を目指し菅野流のテクで仕上げられた音となっています。

オーディオ馬鹿の心を知り尽くしている音作りで
鮮度が高くベースに支えられた低域と
オンマイクで録られているハイハットやシンバルの強烈な音が印象的です。

DSC03240.JPG

音出し機器
・レコードプレーヤー ELAC  ミラコード90
・プリメインアンプ  山水 AU-D707
・スピーカー     TANNOY SuperRedMoniter

ご視聴は下記の写真をクリック願います。
Youtubeの画質は4K ヘッドフォン使用 音は大きめで!

DSC03239001.jpg

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2023年06月25日

クインシー・ジョーンズ 愛のコリーダ アナログレコードを聴く

1981年のレコードを再生して空気録音!
当時のオーディオ店で試聴した場合、
ダイナミックな音の再生ができるスピーカー以外で音出しすると
ボケた低音か音自体が破綻して、まともな音での試聴が難しい音源でした。

TVを視聴する程度の小音量なら問題ないのですが、(ショボいですよね)
ボリュームを上げると再生が難しい音源だと思います。

視聴は下記写真をクリック願います。

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2022年04月30日

半導体ディスクリュート回路プリアンプ(フォノイコライザー付き)完成!

数年かかり漸く形になりました。
これはプロトタイプ3号機で最終プロトタイプになりますのでこの後、製品化の検討に入ります。

フォノ1系統 ライン2系統 入力可能な仕様で、ゲイン調整ができます。
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金属ケースで見た目よりずっしり重いです。
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真鍮削り出しのツマミ芯へ万年筆で使用されるエボナイトを被せています。
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ジャックはセンターピンの接触不良が起こりにくいタイプを採用しています。
100V電源で消費電力3Wの省エネ仕様です。

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大きさも小型にまとめましたので、
邪魔にならないサイズ感で、ギュッと締まった精密感あるデザインとなっています。
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使用半導体は昭和のキャンタイプトランジスタでディスクリュートのアナログ回路で構成しております。
音質傾向としては、オープンデッキの出力のような鮮度と躍動感ある感じでS/N感も良いです。
フォノは、驚くほどのハイスピードサウンドと分解能で迫りますので
抜け、切れ、立ち上がりは抜群に良く、えぐる程の音数でレコードを再生します。
やかましく耳が痛い音ということではなく、シンプルイズベストを実現しておりますので
高級フォノイコによくある重厚な回路による音遣れ感がなく抜群の鮮度を感じる出音という意味です。
現代の反応が遅いスピーカーでは付いていけないかもです。

アナログ時代最後の頃のソフト
ダイレクトカットディスクや76cmマスター使用の高音質盤、テストレコード等は
デジタル音源のソフトでは聞くことができないほどのサウンドになりますので
現代のなめらかで穏やかで柔らかい腑抜けたフォノイコで聞くレコードの音ではなく
1980年代最後の最高音質なレコード再生音を目指している方にはお勧めだと思います。
当時の半導体使用でシンプルな回路構成から再生される音は
レコードはその時代に合った構成の機器で聞くのが一番かと思えてしまいます...。


posted by SoundJulia at 17:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする