2023年11月27日

特注ドライカーボンボードと電源ケーブル及びドライカーボン分電盤取り付け

当店のドライカーボンアクセサリーやメタルラックを使用されているお客様が
コロナ禍になる前に、オーディオルーム用ドライカーボン分電盤を取り付けたのですが、
今回、KOJOのArayMK2SEを追加で導入される事になり
分電盤の子ブレーカーから直引きケーブルで電源を供給したいという事で
専用ケーブルを作りました。

それと、ドライカーボンボードも1枚、
特注サイズでオーダーいただきましたので製作いたしました。

ドライカーボンボードと電源ケーブル

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IECプラグはメタルカーボン製で接点部分はバネ銅に24金メッキ仕様です。
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下の写真の様に取り付けました。

全10回路で5回路接続した時の工事途中の写真です。
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一般的な壁コンセント+電源タップ使用の給電から専用分電盤からの直引きへ変更したのですが、
出てくる音は依頼したオーナー様の想像を超える激変ぶりでした!

変更前は、何もかもが真ん中に集まるようなバランスで高域の伸びや分解能もイマイチ...
低音は出るが、いまいち反応が遅く、バフッと、だらしない感じがつきまとう感じがありました。

電源変更後は、広い音場空間で残響が綺麗に聞こえ、
真ん中に集まっていたエネルギーバランスが無くなり大きなスピーカーの見た目通りのワイドレンジ!
高域の伸びはグッと良くなり全体的に濁りなく音が澄んで、
低域は体に来る「ドン」と空気が揺れる感じのワフワフした感じの分離が良くなり弾んでいます。

とりあえずの試聴で
竹内まりやは低域の弾む感じとエコー(残響)がキレイに表現され、
マーラーはボリュームを上げて大音量で聴きたくなる迫力です。

工事前は仮想アースが各機器に使用されておりましたが、
工事後は大地アースで接地しましたので、仮想アースを全部取り外して大地アースで聴いてみると
更に低域の引き締まり感や音のエネルギー感が向上しました!

いま流行りの仮想アースを買うのに大金使うなら、
電気工事屋さんへ頼んで大地アース工事してもらった方が、コスト的にも音質的にも良いと思います。
ただし、アースループを構築すると、どちらもダメですのでアースは気を使います。

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2023年11月26日

特殊素材インシュレーター

特殊素材インシュレーターを見込み数で発注いたしましたが、
加工できる材料が限られている事により、
現在の製作数可能数は9枚と返事が返ってきたため
9枚の製作をお願いしたところ11月25日に納品されました。

前にお知らせしたブログで、このインシュレーターに興味を持って
「試してみたい」、「購入希望」等のお問い合わせをお待ちしたところ
数名の方から熱いオファーを頂きましたので
本日、発送させていただきます。

今回の製作分の9枚はすでに完売しました。

次回の製作可能になる時期は、年明け...。
基本的に市場で販売されている素材ではないので
特注でオーダー入れませんと世の中に無いものになります。

つまり、発注後、一から作ってもらうことになるのですが、
SJ-SIインシュレーターより高額ですし、
見込みでたくさん発注することも余剰在庫になるリスクがありますから
新たな購入希望数が10個を超えた場合、発注しようと考えております。

今回は、試作品ではないので、
SoundJuliaの指定で、前回の物より高精度加工をお願いして表面の凸凹を無くし
SJ-SIインシュレーターと同サイズ(JIS規格精度)で制作してもらいました。
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SJ-SIドライカーボンインシュレーター(右)
特殊素材インシュレーター(左)

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昨日、この特殊素材インシュレーターの入荷後
店頭引き取りで来店されたお客様がいらっしゃいましたので
カクテルオーディオのX50proの電源下へ、SJ-SIと、このインシュレーターを入れ替え
その他、試聴する音楽、音量、試聴位置など同条件で聴き比べていただきましたが
お客様が想像される以上の効果で驚かれておりました。 

こういうアクセサリー類を使用したところで、
目で見れる測定データ、
例えば周波数特性や歪み率などでは変化がないのですが、
人間の耳というか感性では聞き分け可能なところが不思議です。

理論派、測定結果が絶対だという方々に言わせると、
ケーブルを交換したり、電源を変えたり、
こういうアクセサリーを使用しても
測定結果は何も変わらないので、音が違って聞こえる場合、
プラシーボ効果だといわれますが、
今回納品させて頂く方々が、ご自宅で納得行くまで試した感想をお聞きするのが楽しみです。

前回の試聴実験はデジタル機器のみで行いましたが、
店のアナログプレーヤーにも使用してみたところ、
これがまた超絶な効果なので驚きました!

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2023年11月13日

オーディオ専用分電盤

長年お付き合いのあるお客様が、
オーディオ専用電源を導入する気になって、有名な某社へ相談すると
電話で話した内容でオーディオルームへ分電盤の取り付けを行う工事の概算が¥38万
正確な見積もりのため、出張料を払う約束でご自宅で確認しての見積もり依頼をお願いしたが
音沙汰がなく何度連絡を入れても無視状態が続き断念...。

で、当店にお話が回ってきたので
お話を聞いた上でご自宅のメイン分電盤の確認と
オーディオルーム専用分電盤の取り付け位置、回路数などを打ち合わせするため
お客様のご自宅へ参上して設計しました。

当店の場合、分電盤取り付けで¥38万というボッタクリ価格ではなく
メイン分電盤からオーディオルームまでの幹線を引き込む工事
オーディオルーム専用分電盤のワンオフ製作、
小分けする小ブレーカーからの配線取り付け取付や
使用するケーブルなどの価格も全て含めて上記の価格内で収まります...。(笑)

まだ配線していませんが
CFRPドライカーボンのベースへブレーカーを取り付けました。

使用するブレーカーの仕様書に基づき分電盤の設計を行い
ドライカーボンでベースボードを製作しております。
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加工したドライカーボンへブレーカーを取り付けます。

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タップを切っていますのでビスでガッチリ固定できます。

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ボードの厚みも十分でケチること無く豪華に!

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ブレーカーを取り付けました。

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下の板はブラックチェリー30mm厚の無垢材です。

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10軒ほど分電盤工事は行いましたが
出音のS/N感はもちろん分解能や音のクオリティーが向上しますので
電源周りや部屋の環境は重要な改善ポイントだと思います。
続く...



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2023年11月11日

インシュレーターの新素材!!

今回のブログは、
現在SJ-SIとメタルベースをご使用いただいているお客様しか伝わらない内容となります。

お世話になっているドライカーボン屋さんが、
半導体製造の筐体や内部のマシン部分へ使用する素材の研究をされているのですが、
その色々な素材をSJ-SIインシュレーターの形に切り出して
どの様な音になるのか試させていただきました。

ドライカーボンの種類は現在販売中のSJ-SIがやはり良いので
ドライカーボンとは異なる素材(天然素材の高圧縮物)で
下の写真の素材が音的な変化が面白かったので紹介します。

茶色の高圧縮板からSJ-SI形状に切り出した物です。 黒いのはSJ-SIドライカーボン
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比べるとこんな感じ

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1枚の茶色い板から3個しか切り出せません。

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メタルベースへ装着

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使用する位置は、音の入口機器のトランスなどが入っている電源下の底板部分です。
入り口機器=CDプレーヤー、トランスポート、カクテルオーディオ...etc。

音の変化ですが、ボーカルとチェロの出音が抜群に良くなるんです!
中音域から中低域にかけての音密度と音色表現が抜群!

すべてSJ-SI+メタルベースでセットした方が、
音場の広さ、残響の広がり感、解像度、空気感等は優れますが、
この茶色君を1個使うだけで
アコースティックな感じで表現豊かに音色良くピラミッドバランスで音密度感のある感じが
ボーカルやチェロが抜群に良く聴こえて酔えます(笑)

分解能など、音を追求する場合SJ-SIの方が合っていますが、
表現とか音楽性みたいな要素はこの茶色インシュレーターは、すごく良いです。

ドライカーボンと、この天然素材の高圧縮物では
振動を与えた場合の響き方が違うので
合わせて使うと制振に近い作用をすると考えられます。

私の経験では制振させると躍動感が無くなって音楽が面白くなくなるのですが、
この素材1個使用の場合、聴き応えがあるので悪くならないんです...。

使うのは入り口機器へ1個で十分な効果が出ますので
1個で事足りるのですが、
この試作品3個の場合、ワンオフ製作のため1個¥3万です(笑)

20個程作ると単価が下がるのですが、
販売価格はSJ-SIの3個分になりますので
売るにも仕入れるのにも悩んでしまいます...。

SJ-SI+メタルベースを使用されているお客様から
最低人数で、20人ほどのお客様から
試してみたい、購入希望等の連絡などが頂けた場合
限定で20個ほど作り1回のみの販売を考えています。


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2023年08月21日

メタルカーボンラック

同素材で出来ているオーディオラックです。

今まで何台か注文いただきましたが今回は5段仕様です。
特注品ですからお客様の希望サイズと仕様で制作しております。
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見た目、棚板が薄いので軽そうに見えますが、
トータルで100Kgを軽く超えた重量になります。

今回の納品場所は当店が手掛けたオーディオ専用ルームなので、
床はコンクリートのベタ基礎へ音響構造の高剛性の床ですから
これぐらいの重量ではびくともしない構造なので問題はございません。

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棚板サイズ 幅600mm 奥行き500mm ポールΦ35
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メタルとドライカーボンの合わせ
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棚板とドライカーボンボードは共締めではなく
ドライカーボンのポール位置に◯の貫通穴を開けて棚板の上にカーボンが載っている構造となります。
この方が伸びやかで音場の広い出音になります。
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見た目からの想像で、このラックへオーディオ機器をセットして音を出した場合。
出音は冷たく固く、低域は引っ込んで高域がウルサイ感じになるんだろうなと思えるかもしれませんが
その様な貧素な感じはありません。

静けさを感じるような高S/Nでワイドレンジ
ふわふわしない出音の安定感と抜群の定位
高分解能で広い音場空間、残響もきれいに響き
地に足の付いたド安定でエネルギー感ある低域
スピーカーから出た音で椅子の肘掛けが音に合わせて振動するのを今まで以上に感じ、
にじみや濁りのないハイスピードで澄んだ出音となります。

実際の見た目は圧倒的な存在感だと思います。

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2023年08月12日

カーボン・メタルラック

お客様から特別注文をいただいた
ドライカーボン+メタルのラックをくみ上げるための材料が届きました。

ポール
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メタル棚板 1枚30Kgオーバー(笑)
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ドライカーボンボード 棚板と重ね合わせます。
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超重量級の高剛性ラックと化して
高S/N、高分解能、ド安定な出音に変化します。

明日から店は休みになりますので
休み中にくみ上げてOKなら納品を考えています。

以下余談です...。

自宅で使用している世界最軽量の掃除機の吸い込みが少し悪くなったのでバラした...。

今までの故障は、ホースやノズルを差し込む部分の電気接点不良
ファンモーター軸のナット緩みの2回
今回は吸い込み不良

接点不良は自分でバラしてスーパーコンタクトオイルで処理して直し
ファンモーター軸のナット緩みはメーカー修理
今回は吸い込み不良だけなので自分でバラして確認という感じです。

掃除機をバラして確認しても悪いところが見当たらない?
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本体を分解しないと掃除できない排気フィルターがありましたので
クリーニングしました。(これが原因とは思えない)
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まだ新しい時に、吸い込みが悪くなったのでメーカー修理に出したのですが
下の写真のナット緩みだけの修理で
1万円程度の費用を請求されたので今回は自分でバラしてみました。

しかし、今回の原因はここではなかったです...。
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結局、元通りにキッチリくみ上げて動作させると全く問題なく吸引するようになりました。
バラしている時と組み上げている時の違和感から
吸引モーター周りを固定している若干の位置ずれによる空気漏れ
30年前に購入した同じメーカー製の掃除機は、
今でも全く問題なく動き、吸引時のモーター動作音が非常に静かな作りの高級品で重たい製品
このモデルは最軽量化するために色々とそぎ落とした部分の弊害が出ていると感じました。

オーディオ製品も同じだと思いますが、モノ作りは難しいと感じますね...。
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2023年05月27日

DAPケーブル 3.5mm--3.5mm(ステレオミニジャック仕様)

少し前のブログを観たお客様からDAPケーブルの製作依頼を受けました...。

今回はポータブル用という事なのでアース線の引き出しは無く
シールドアースはグランド共通型に変えて製作しました。

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ケーブルは、Ultimateケーブルを超えた構造の限界突破型の特別仕様です。
Ultimateケーブルよりワイドレンジかつ高分解能、癖や付帯音などを感じないケーブルです。

前に紹介したDAPケーブルの説明で、
BluetoothスピーカーのAUX(3.5mmステレオミニジャック)から
入力して聴いても良さが判るという事を申し上げましたので完成後のテストでビデオを撮りました。

一般的なiPhoneやスマホ、ビデオやカメラを使用して録画しますと
自動的に録音レベルなどが調整されるALCが働き
小さな音は大きく、大きな音は小さくして音量一定で聴きやすい録音になりますが、
下の写真のSONY HDR-MV1 の場合、何も調整しないリニア録音で動画が撮影できますので
こちらでビデオを撮りました。

完全なる空気録音です。

ヘッドフォンを使い一般的なYoutubeなどの動画視聴時よりボリュームを大きめで視聴しますと
リアリティー溢れる音で観る事ができると思います。

音の入力機器は、
スピーカーは T7 ウォークマンはSONY NW-A45安ったです。(笑)

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スピーカーから5m以上離れても音が通ります。

下記Youtubeで確認ください。
このブログ内での動画試聴ではなく、YoutubeロゴをクリックしてYoutube本体へ飛び
画面にある動画の設定(歯車マーク)で、
1080PのHD画質へ変更してして視聴しますと高音質化します。

posted by SoundJulia at 12:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月15日

DAP、カーオーディオ用 ラインケーブル

ホームではなくカーオーディオマニアのお客様からのご注文でケーブルを作りました。
元々、当店で販売していたMILスペックケーブル、
オレンジ君、シルバー君をお気に入りで使用されていたのですが、
その後、当店のドライカーボンアクセサリーをカーオーディオで使用されてお気に入りいただき
さらなる高音質化という事で、今回ケーブルの製作依頼を受けました。

音源はDAPからアンプを通してスピーカーを鳴らす方式
DAPからの出力3.5mmミニプラグと
バッファ的に使用しているアンプの出力ケーブルを作りました。

DAP用
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パープルのリードはアース線
当店のケーブルは特殊なシールド構造になつていますので
アースの落ちていないDAPを車のシャシーをアースに見立てて落とします。
車は金属の塊ですから、現在人気の仮想アースの化け物みたいな扱いです。

ケーブルは固いと使いにくいので端末以外は柔軟です。
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バッファアンプ用 3.5mm→RCA(ジャック)
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どちらも当店のUltimateケーブルを超える限界突破構造で製作しました。

車ではなく店の環境でSONYウォークマンからの音出して
市販の3.5mmミニプラグ付きケーブルと今回製作したケーブルで試聴してみましたが
分解能やレンジ感、音色、表現、マルチ録音の分離の良さ...etc。
圧倒的な差が出ました!
チープな物でも聞き分けられるのか?と
ウォークマンからBluetoothスピーカーの外部3.5mmミニプラグ入力へつないで試聴してみると
SONY純正の3.5mmミニプラグケーブルから繋ぎ変えて試聴しますと
情報量が多くなり高域は綺麗で低域は弾み出音の力強さや彫の深さにかなりの差が出ました。

これなら音的に詰めているカーオーディオでも十分な変化が期待できると思います。
繋ぎ変えた後のコメントが早く聞きたいです!
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2023年05月08日

ドライカーボンメタルラックとメタルウーファースタンド

お客様からスーパーウーファー用のスタンドをご注文いただいたついでに
当店用のスタンドも製作いたしました。

メタルスタンドへ使用している金属は、
当店のドライカーボンインシュレーターSJ-SIへ組み合わせるメタルベースと同じ特殊素材です。
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ポールの先端へSJ-SIをはめ込む様に作りました。
この構造ですと巨大で極重なメタルベースでウーファーを持ち上げることになりますし、
持ち上げることにより定在波対策にも効き目がありますから低域の改善効果は絶大!!
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YST-SW1000Lを載せました。
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続いてラックです。
GWの休みを利用し、お蔵にしていたカーボンメタルラックを引っ張り出して組み立てました。
WN(ブラックウォールナット)のラック1台と入れ替えました。

メタルベースと同じ金属をマシンで彫り込んで凹加工しその部分へドライカーボンをはめています。
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見た目薄いので軽そうに見えますが、とんでもない重量です(笑)
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音の入り口機器をメタルラックへセットして音出ししましたが、
今までと同じ装置??というほど音の雰囲気が変わりました。

スパーウーファーをONした時の「バフバフ」「ブオンブオン」と聞こえるだらしない低域は皆無!
ダブル使いのYST-SW1000Lは、
ハーツフィールドと一体になる感じで低域分解能が良くなり
低い位置へ置いていた時の障害が減少してクリアです。

ハーツフィールドからの出音はエネルギー感の凸凹を感じなくなり
音が聴きやすく音場は広くなりビンテージ臭さを感じません。
地に足が付いたような踏ん張りと静けさを感じるような高S/N感
075が放つ高域は「ジャリジャリ」した雑い感じがなく高分解能で精緻です。

何かしらを少し弄ると途端に出音が変化する敏感な感じになりましたので
色々聴きながらセッティングを詰めようと考えております。


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2023年04月24日

Ultimateケーブル 特注バージョン

当店オリジナルのUltimateケーブルをお気に入りいただいているお客様からのご依頼で
さらなる高性能化を果たした仕様で製作いたしました。

こちらはEMTのフォノイコライザーの出力ケーブルです。

ケーブル長が2mと長くなる為、
Ultimateケーブルの標準長1mと同じ程度まで音質劣化を抑える音質対策構造処理を施しました。
ちなみに1mのUltimateケーブルは、
仮想の考え方となりますが、12.5cmのケーブルで接続している音質劣化度と考えていますので
2mのケーブルへ倍の処理を施しましたので2mのケーブルでも12.5cmで繋いでいる感じとなります。
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こちらはプラグがRCA--RCAのラインケーブルですが、
Ultimateケーブルの音質対策構造処理を倍も施しましたので、
仮想の考え方で1mのケーブルでも6.25cmのケーブルで接続している感じの高性能ケーブルです。
音色や表現、分解能はUltimateケーブルよりさらに向上して ご機嫌なリアリティーです。
限界突破構造の音魂ケーブルと名付けました。
店頭のデモ用で1ペア作りましたので
Ultimateケーブルと比べてどれほどの音質差があるのか気になる場合、試聴可能です。
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お知らせ
以前公開しました部屋の音響対策に使用する音響パネル(大)(小)ですが
今回お客様よりご注文をいただいた枚数以上に製作をしておりますので
完成しましたら即納できる在庫を確保しました。
完成予定は確定ではございませんがGW前となっておりますので
さらなる追加など、ご入用のお客様がいらっしゃいましたらご連絡ください。

音響パネル
・大:高さ1240mm、幅640mm、厚み30mm
   1枚:¥99,000-(税込み)

・小:高さ  640mm、幅640mm、厚み30mm
   1枚:¥67,100-(税込み)

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2022年12月19日

Ultimateケーブルとアイソレーショントランス

先回ブログでお見せした このプラグを使いUltimateケーブルを作りました。

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見た目、質感ともに最高!

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ブレードは銅に純金メッキ!

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過去、一世を風靡した高音質電源プラグ ワッタゲートの最高級仕様の樹脂製ボディー部分を
更に金属とドライカーボンで作りこんだ構造という感じのプラグです。

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音の分離や力強さ分解能、音場空間など優れた出音です。

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お客様からの要望で、Ultimateケーブルを更にアイソレーション化して欲しいと...。

で、ケーブルの間へアイソレーショントランスを入れました!
少なくても10dB以上ノイズが低減されますし直流成分や高周波成分も入ってこない!
更にS/Nを上げるためケーブルのシールドとトランスの金属部分にはアースを分割して落とす構造にしました。
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大きなトランスの方もアイソレーショントランスですが、ケーブルはラダークラフトセブン製

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その他、3PコンセントとIECプラグの電源ケーブル2本とメガネプラグ仕様を1本作りました。

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音の確認のためUltimateケーブル仕様の方をエアパルスA100BT5.0の電源として使ってみました。

A100BT5.0はスイッチング電源搭載のアクティブスピーカーで
スイッチング電源は、供給する電源の質の影響を受けにくい(測定値が変わらない)と言われておりますが
出音一番で驚いてしまうほど音の質感が変化しました!
これには受け取りに来店されたお客様もビックリ!
レンジ感や音場空間表現、分解能、音楽の表現等かなりの変化!
更に悪ノリして、供給電源をKOJOのDA-6から供給してみると
映像でいうと4K画質になったような高精細で自然感で歪み感は無比となった!(笑)
更に(笑)トランスをメタルベースとSJ-SIを組み合わせたインシュレーターの上に載せて聴いてみると
出音の精度が上がり叩く楽器の叩いた瞬間の出音というか叩いている感じがリアルで笑える!
私のようなオーディオ馬鹿には終わりはないかなと感じてしまいました...。

入力機器、例えばトランスポートやDAC、リッピングしているストレージなどに使えば
機器を買い替えることなく高音質化できますね!

その他、RCA--XLR変換(3番ホット仕様)のケーブル製作の依頼を受けて作りました。
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今年もあと僅かですが、
ドライカーボンボード、スピーカースタンド、オーディオボード、音響パネル等の納品がまだ...。
材料を製造する側も手一杯なので年内間に合うのかどうか気をもんでしまいます...。
つづく

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2022年11月07日

オーディオ用ケーブル

お客様のご希望で、MILスペックのケーブルへプラグを取り付けました。

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ネットワークオーディオ用のナス等に使用されるそうです。

当方のプリとパワーに使用して試聴しましたが
抜け感と音の見通しが良く明確な出音!
低域の鈍い感じが無く分解能が高いので、適度な締まりと広いレンジ感で聴かせてくれました。

最近、オーディオブランド以外のコンセントプラグやインレットプラグなどの入手が難しくなりました。
マリンコのプラグとか売っている店の価格は異様に高額だし、今後どうしようかと...。

それから
営業さんからラインケーブルをお試しくださいとお願いされたので試聴しました。
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写真は最下位モデルで、これから上位2モデルの3種類試聴させていただきました。

写真のモデルは低域が締まった感じで分解能やレンジ感はそれなり...
¥5,000-のケーブルという事なので見た目はお値段より、かなり良い

この上のモデルになると、エネルギー感とレンジ感、分解能が増し
低域は力強く引き締まりゴリ感のある低域で下の下まで出ない様に聞こえるので低域がボケる感じが無い...
有名ブランドの高額モデルより好感が持てる音でした。

その上のモデルは一転して柔らかく柔軟性のある出音、
緩くしなやかで今まで聴いたハード系の音と反対の音質傾向...。
なぜこんなに違う感じになるのか?

ケーブルは山ほど聴いたり自作したりしましたが
色々聞かせていただくと面白いと感じました。

当店のオリジナルケーブルは標準品で1mペア¥33,000-
Ultimateケーブルで1mペア¥11万です。

良い音のケーブルだと思う物があれば比較試聴したいのでお聞かせください。

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2022年10月29日

SoundJuliaオリジナル ラック&音響パネル

現在当ブログのオーディオルーム建築中で傾斜天井の空きスペース部分へロフトを作ったのですが、
その部分の調整用音響パネルを製作する時期に合わせて
当店をご利用いただいているお客様で音響パネルを希望されていらっしゃる方の分も製作しました。

このパネルは一般的な吸音パネルと違って
低周波や雑味を吸収して吸音反射する特殊なカルム材使用の音響パネルです。
一般的なウレタンやグラスウールの吸音材の様に躍動感がそがれてつまらない表現になったり
高域ばかり吸音されて低域は殆ど吸音しないという感じがありません。
スピーカー横に置いた場合、聴感上の音圧が下がることなく
濁りや雑味、低域のボケ感が改善され、しっかり感のある出音になります。

写真のモデルは小型サイズで600x600 大型は1200x600
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今回額縁となるフレームにはヒノキを使用しました。

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実験としてTANNOY SuperRedMonitorの内側に2枚重ねでセットして
ハイトーンボイスのヘイリーを試聴してみましたが
声もトライアングルも澄んだ綺麗な出音になり高域が吸収されて寂しくなる感じは無比
低域も分離が良くなり太鼓の響く感じがリアルで迫力が増しました。

オーディオを聴く部屋の音響的な補正用として依頼された時のみ製作しておりましたが
効果が良いのでオリジナルの音響パネルとして販売する事を検討しております...。

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その他、特注メタルラックのオーダーをいただきましたので現在製作中です。
今回の特注オーダー品は
当店のSJ-SI+メタルベース構造のラックになります。

下の写真は最下段の板にポールを繋いだだけですが、
ポールの細くなっている部分へ15mmの棚板と10mmのドライカーボン板を重ね棚板となる構造です。
棚板は普通の鉄板ではなくメタルベースと同じ素材ですので凄い重量になります。
メタル棚板だけでワイドが600mm奥行450mm厚み15mmなので1枚当たり約32Kgです。

音質傾向はHi-Fi一直線です。
静寂感を感じるほどの超S/N感
ウルトラワイドレンジで高分解能
広い音場空間を感じる出音になります。
ドライカーボンのボードが完成しましたら一度組み上げます。

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2022年08月02日

特注品 THORENS Reference ベースラック納品!

既製品のラックと入れ替えてきました。
迫力ある存在感!! 今見ても圧倒的です...。
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サイズ的にはピッタリで見た目も良好となりました。

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引いてみた感じ...。
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既製品に比べどうだったかですが、一言でいうと「激変」(笑)

既製品の場合、中低域の厚みと太さで押してくる感じが印象的な出音でしたが、
入れ替えると、音色は豊かになり、中高域の伸びや分解能が上がり
低域のボテッとして遅い感じが無くなり、混濁感やヌケの悪さが改善され
立ち上がりとたち下がりが早くなり圧倒的にスピード感が上がりました。

制振材やラックの素材で死んでいた躍動感が復活して以前より明るく聞きやすい感じに変化し、
分解能が向上しているので細かな部分の表現が改善され
演奏しているアーチストのテクニックが感じられるようになりました。

もう一つ驚いたことですが、
既製品のほうが重量は重たく見た目はガッチリしているのですが
爆音再生時にラックの側板を触ると、
既製品の方は、制振グッズが多々使用されているのにビリビリと振動し、
このラックの方は殆ど振動していなかったところです。

既製品は木のチップを接着剤と圧縮して固めた素材だと思われるのが振動する原因
当店のラックは合板構造にブラックウォールナットの突板を貼り付けているので
材料の違いや繊維方向の違いに寄る差が出たと思われます。
また、軽いほうが速く響いて収束も早いという面もあると考えられます。

黒くて重厚な見た目のラックからブラックウォールナットのラックへ交換したことで
ビジュアル的にも改善効果があり、かなり印象が変化しました。

話は変わります。
現在、お客様から相談を受けたメタルラックを検討中で
棚板を重ねる構造とポールの太さをどうするか考えています。

Φ35が左 Φ40が右 締まって見える黒のほうがボテッとした感じに見えますので
Φ35でポールを検討しています。
Φ20だと細くてカッコよく見えるのですが、
ある程度の太さがあると中低域の安定感と押し出しも違ってくるので
見た目と太さで考えるとΦ35程度かなと言う感じです。
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以下余談
コロナがひどくなる前に食した外食...。

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バターチキンカレー
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きれいなサフランライス
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名古屋では有名な鈴波本店の定食
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おいしいのですが、私の舌には強烈に甘いです。
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安定のうまさ (ご飯 小)
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コロナが酷すぎるので今は外食をしませんが
収束してきたらまた食しに行きたいと考えております...。

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2022年07月29日

特注品 THORENS Reference ベースラック完成!

お客様よりご注文いただいた
トーレンス リファレンスの置き台となるベースラックが完成しました。

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最高級ブラックウォールナット仕様で抜群の質感です!

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地震などでプレーヤーがズレ落ちないようコーナー部分へ凸加工しております。

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構造は、スピーカー用ベースボードやオーディオボードの構造と同じで製作しておりますので
一般的によく使用される安価なMDFやパーチクルボード、集成材等とは違います。

制振構造だと音が死にますし、上記の材質の場合安っぽい音の質感になりますので
板の構造は、ベースとなる無垢板の芯材があり、その周りをブラックウォールナットで巻いている感じです。

現在使用されているオーディオメーカー製の既製品と入れ替えた場合
どの様に音質が変化するのかが楽しみです。

サウンドジュリアの店頭で使用しているラックは
天板や棚板を凹加工してその中へドライカーボンの板を嵌めています。
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こんな感じ...。

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拘る方用ですが、機器は置き場所で音質に違いが出ます。
安物の木は音がボケて響いて混濁しますが、
良い材料と構造の場合、質感が上がり色気や艶が出る感じの表現となります。

他のお客様よりスピーカーベースボードなども制作依頼を請けましたので進めております。
タグ:ラック
posted by SoundJulia at 14:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年04月22日

BL-91納品 Ultimateケーブル

スマホ iphoneでご覧いただいている場合、広告がうっとうしいと思いますが消せないんです。
PCでご覧いただくと広告は出ません。

先回のブログでいろいろなカートリッジを聴いたBL-91もお別れです...。
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ダストカバーも綺麗で年式から考えても申し分ない状態です。
包んでお渡しできる状態にしておきます。
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UltimateラインケーブルTypeXLRをご注文いただけいましたので製作いたしました。
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来週は、新築オーディオルームの打ち合わせをいたします。

寒かったり暑かったり、コロナも酷い状況ですが、地味に仕事をしております...。
posted by SoundJulia at 11:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月26日

ご注文いただいたUltimateケーブルが完成!

最近はスタンド等の納品が多いのですが、その他も色々と手掛けております。
エアパルスA100BT5.0の販売
新築オーディオルームの施工提案進行中
特注スピーカーベースボードの製作
JBL4343スピーカースタンドのご相談
バイオリンスーパートゥイーターのデモ&商談
そして今回のケーブル製作など...。

新規で導入したカクテルオーディオX50proも
硬い感じがこなれてきまして高分解能で精緻な感じに変化してきました。
X50Dで使用していたストレージを入れ替えて使用しておりますが、
聴きなれた曲を改めて聴きなおしてしまいます...。

昨年、有名なケーブルを使用いただいているお客様からのご注文で
当店オリジナルのUltimateケーブルを1セットお買い上げいただいたのですが、
「こちらの方が好み」という事でRCA--RCA 1.2mケーブルのご注文をいただき製作しました。

また、有名メーカー製5Pフォノケーブルを使用されていらっしゃるお客様から
当店のフォノケーブルへ試しに交換してみたところ、
出音+音楽の表現が良いという事で、2セット注文いただきました。

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以下余談です。

最近、物騒な事件が起こりますよね!
こちらでは、近くの郵便局で、ガソリン撒かれ強盗...等の事件も起こりました。
店には24時間監視カメラの表記が入口扉に掲示してあるります。(実際に撮っています。)
来客かと思い出迎えますと...
駅の広告、証券会社、〇〇買って欲しい、電気の契約、「私留学生でコレ作りました。」??宗教...。
当店には関係のない飛び込みのセールスが多く、もしもの事が起きるのも嫌ですから
扉に鍵をかけて「ピンポン」してくださいと札を掛けまして、セールス等の場合はお断りするようにいたしました。
店の中から外は、3枚ガラスの防音窓から良く見えますので、
何度かご来店いただいているお客様の場合、窓から手を振っていただければ私が直ぐに対応させていただきます。


posted by SoundJulia at 10:52 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月08日

先回のブログの特注ラックとスピーカーベースボード

納品完了でこんな感じになりました。

お客様のご希望にこたえて製作したスピーカースタンド+ベースボード
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お客様ご希望のサイズで製作したオーディオラック
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既製品はございませんので全て特注サイズでワンオフ製作です。

木製スタンドやラックを使用すると「音がぼけて解像度が上がらない」と言われますが、
それは、使用されている材質がMDFや集成材などのチープな素材で作られている場合にそうなります。
ガラスの棚板は、薄く淡白な表現となり低域は遅くなります。
制振系の棚板の場合、S/Nは良好になりますが、躍動感が薄れテンションは上がることなく
全体的に沈んだ表現となって暗い音色になる場合が殆どです。

当店のラックはオーディオボード構造の板を4面と棚板に使用しておりますので上記の様な感じにはなりません。
異次元の超分解能を求める場合、
メタルラック+ドライカーボンボードのラックをご使用いただければそうなります。

当店のスタンドは、一枚板のテーブルに使用する最高級ブラックウォールナットの無垢材を使用し
スタンドとスピーカーが接する部分には、ドライカーボン+メタルベースのインシュレーターを入れる為、
スタンドの上面を凹加工で埋め込み、スピーカーの底板へインシュレーターが接するようにしております。
ベースボードは、スの無い上質な米松合板を芯材にして
周りを無垢のブラックウォールナットを剥いだ板で巻いています。


posted by SoundJulia at 11:55 | Comment(2) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月28日

年末最後の納品と年末年始のお休み!

年末年始のお休み期間:12月29日〜1月6日
お休み期間中でもホームページからのお問い合わせメールは確認しています。

本年も当店をご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
来年もいっそうのご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

12月は何だかバタバタしておりまして、
外注が絡むものだけ納期が来年となってしまって大変申し訳ございませんでした。
その他は、
お客様宅の全体リフォーム+リビング音響改善の引き渡しも無事終わりまして
KOJO電源装置、カクテルオーディオX45、X50D...etc。
当店のメタルベースインシュレーターやカーボンアクセサリーなど
多数お買い上げいただきましてありがとうございました。

先日、メープルの長尺オーディオボードを納品いたしました。
書斎のスチール棚の上にセットして小型オーディオシステムを載せました。
音色、音密度、表現と、中音域から低域にかけて腰の座りが良くなりお客様もご満足いただけました。
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スピーカーケーブルを多数納品
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ドライカーボンボードを8枚納品
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明日からお休みですが、色々と締めの仕事をして今年は終わります。
posted by SoundJulia at 23:25 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月19日

ケーブル作りに没頭しております。

お客様からの依頼でケーブルへお客様が用意されたプラグを付けました。

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こちらは上記とは別でシールドケーブルの製作依頼を受けて作っている途中です。

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銅箔シールド

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完成しました。
シールド効果の恩恵でS/Nも良好!
導体も3.5スケアと太く絶縁体も架橋ポリエチレン製で奢ってありますので
地に足のついた感じのしっかりしたドライブ力と低域の踏ん張り感、fレンジの広さを感じる音質、
導体は国産の純銅なのでおかしな癖が無くまともです。
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余談ですが、3Pコンセントのケーブルが流行するようになってから
S/Nが悪いとか、変なノイズが乗るという相談を受けることが多々あります。
出向いて調べると電源ケーブルによるアースループが原因となっていることが多いです。

オーディオ機器へ電源を供給する電源ケーブルが、3PコンセントとIECプラグが付いたケーブルの場合、
アースループができない様に配慮する必要があります。

全ての機器へアース付きで繋げてしまいますと機器間でアースループができてしまって
せっかく用意した良いケーブルを使用しても結果が悪くなることが殆どです。

壁コンセントにアースが来ていない場合でも、
電源タップに3Pコンセントを使用できる物を使うとループはできてしまいます。

国産の機器の場合、インレット方式で給電するようになっていても
機器内部でアースが接続されていない場合や接続されている場合などまちまちですので
基本的にテスターで確認した方が無難です。

アメリカ製品の場合は、ほぼ100%アースは接続されていますので複数台の機器を3pコンセントで給電しますと
確実にアースループができてしまいます。

コンセントから大地アースを落とす機器は1台としてループができない様にすることが重要です。
入力機器側から落とした方が結果が良好な場合と
プリアンプで落とした方が良好な場合などがありますので
アースを落とす機器も音質を確認して決める必要があると思います。

この後はスピーカーケーブルを製作します。

後半カーテンを閉めると音が変わります。

posted by SoundJulia at 14:39 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする