2024年08月17日

Yラグ取り付け

先日紹介させて頂いたYラグの取り付け依頼があり作業しました。

はんだ付け方式で、こんな感じに付きます。
Yラグは4個セットで¥2,200-です。

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今日のオチ...

発送のためレターパックプラスへ住所を記入しようとMONTBLANCのボールペンを出すと...
夏季休暇中の室温上昇の為か?
ボールペン先が外れて中のインクが漏れ出しておりました!

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エアコンOFF状態で室温が上昇すると言っても店は鉄筋コンクリート造りの1階なので
外の外気温より温度が低く室内へ入ると外より涼しいので39度とかにはなりません。

インクの漏れはペン先やバネ、ペンの内部へ垂れていたので
アルコールで洗浄しましたが、まぁ手は汚れるし大変でした...。

ちなみに予備で買ってあった新品のリフィルは同じ温度の保管でも
問題ありませんでしたので、ペンをクリーニングして入れ替えました。

超一流の筆記具メーカーでもこんな事になる不良品が存在するんだと...。

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2024年08月12日

Yラグ端子

当店の場合、スピーカーケーブルへ使用するプラグの推奨品は、
アメリカ製品のパワーアンプを使用している場合、
バナナは使用不可で、大きなターミナルへYラグを締め付けるタイプが多く
こういう場合に使用するYラグは、
高額なアクセサリーブランド品もしくは電工用のYラグを使用していましたが
ブランド品の場合、イモネジで導体を締め付けるものが多く
そのブランドの個性ある音が乗りますし
導体をネジ系の物で締め付けるタイプが殆どで
圧着式やはんだ付け式は殆どありません。
ネジで導体を締め付けると撚り線が変形して切れるし
半年も経てば表面が酸化して黒くなるのでイマイチと感じますし
電工用の場合、素材が銅に錫メッキで圧着式なので
導体の太さとYラグの大きさを合わせて使用しないと
圧着具合やラグ幅が合いません。
また電工用のYラグは音的にやや乾いてザラつき感のある出音になります。

見た目の良い高額ブランド品の個性のある音を乗せるより
ノーブランド品ですが、素材は銅に金メッキ、
価格が安く、取り付けは、はんだ付け式で
ラグに角度も付いていて
Yラグ本体に剛性があり曲がりにくいものを見つけましたので
LS4が使用できない場合はこれを使用いたします。

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2024年08月09日

スーパーコンタクトオイル

当店オリジナル商品 スーパーコンタクトオイルの容器を変更しました。

商品の詳細は下記をクリック!

左 変更した容器
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今までの容器は右側、キャップ内側に漏れ止めが付いていて締めると密封する構造でしたが
今回の容器は栓が付いていて更にキャップで締めこむタイプになりました。
アロマオイル瓶の様な構造で従来より全ての部分が丈夫になっています。

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2024年07月30日

バランス アンバランス 変換ケーブル

最近は、CD-34のデジタルアウトテストや
サウンドジュリア オリジナルケーブルのバージョンUP
XLR→RCA変換ケーブルを製作しています。

お客様宅での出来事ですが、
仕事の依頼を受けてお邪魔した時
某メーカーのDAC出力がXLRのバランスで、
その先に繋ぐ機器の入力がRCAのアンバランスという事で
市販のXLR---RCA変換プラグが使用されていた...。

かなり前のブログでこの件を書いたことを思い出しました。

お客様が使用されているDACの出力インピーダンスは とても低いので
市販の変換プラグの構造とその弊害をお話して
短絡はまずいですから、コールド開放で変換ケーブルを作りました。

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こういうものに似た事ですが、
昔からショートピンの類は色々と販売されていますが
最近は仮想アースや振動対策、シールド効果、ノイズ低減などの謳い文句で
空いているRCAやXLRのジャックへ差し込んで音質向上させるという物が多々販売されています。

この中で、RCAの場合、センターピンとプラグ外周のグランドが開放されている物と
内部でショートピンのように短絡構造になっている物が混在します。

入力の場合、ショートしていても概ね問題になることはないのですが、
出力される部分へショート構造のものを差し込むと問題が生じます...。

以前、CDのS/PDIF デジタルアウトへ、
こういう物の類のショート構造のプラグが付いていたので
持ち主のお客様へ質問で、
「なぜこの場所へ差し込んであるのですが?」と質問すると

「アナログアウトしか使わないので、
 使わない所へこういう物を刺しておいたほうが音が良くなるんじゃないの...」と?

「このピンは中でショートしていますのでデジタルOUTが壊れますよ」と私が返すと

「エッ!」という事で驚かれた...。

後日、DCAへ繋いで確認すると、見事にデジタルOUTが壊れて出力されていませんでした...。

まぁ数年間も常時短絡させていれば壊れますよね...。

何も繋がれていなくて空いている入出力へ
仮想アースやノイズ低減などのアクセサリープラグを刺しても
ケーブル等が何も繋がれていないプラグだけ差し込んでも音が変わりますので
良い悪いは別として音が変化するという事は事実だと思いますが
付ける場所は間違わないようにしたいですね...。


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2024年06月25日

WesternElectric単線ちょん付けケーブル


MILスペックの16AWGで作ったスピーカーケーブル先へ
WesternElectricの16AWGブラックエナメル絹巻単線を10cmほど付けて
ウエスタン風味を入れたケーブルを作りました。

アンプ側が写真左で、スピーカー側が右
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アンプ側はMILスペックケーブルのままマルチコンタクトプラグを付けています。
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スピーカー側はMILスペックケーブルの先へウエスタンの単線を付けて
マルチコンタクトプラグを付けています。

マルチコンタクトプラグは音に癖が乗らないし、スピーカーターミナルとの結合が優秀
裸線のまま繋ぐと銅が錆びて接触が悪くなるし締め付けも不安定...。
このプラグを付けると安定した結合をします。
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早速試聴...
やはり高性能とWesternElectricサウンドの融合です!
ワイドレンジで分解能が高いウエスタンサウンドという感じです。
ボーカルは深みがあり音が潤ってウエスタン独特の濃さを感じます。
MILスペックケーブルの全部出す感じからウエスタン調の表現が融合して
切れる音の尖った音の先は研磨されて光沢を放つような表現と耳当たりも優しくなりました...。
あのウエスタン独特な表現の世界観と奥ゆかしさも感じます。

じゃあ全部WesternElectricの単線で聴いたらどうなるのか付け替えて試しました。
スピーカーケーブルを16AWGのブラックエナメル絹巻単線
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電源ケーブルとCDPからのラインケーブルもWesternElectricのクワッドケーブルへ交換
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出音はWesternElectricワールドへようこそです!(笑)

独特の中低音、真珠の様な光沢の優しい艶感
生っぽい肉質を感じるボーカル、深く耳当たりの良い表現...。
まるで、最高に気持ちの良い湯加減の温泉に浸かっているような感じで酔いますね!
パッと聞き、分解能やレンジ感が悪くなったように感じますが
1曲も聴けばWesternElectricワールドへ引き込まれて
独特の表現に持っていかれて遣られます。(笑)

作ったケーブルは早速送り返して聴いてもらいます。
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2024年06月21日

DIDIT Hight-End DAC212SE 出力ケーブル Western Electric

DAC212SEをお使いのお客様から連絡が入り
アンバランス出力ケーブルをWesternのケーブルで作ってほしいと希望された...。

DCA212SEのライン出力は基本バランスですが、
機器のセッティング画面で操作するとアンバランス出力が可能になります。
でも、プラグはXLRしか使用できなくてピンアサインも変わります。

WesternElectric Bellの2芯シールドケーブルで作りました。
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で、もう一つ希望があり
5mスピーカーケーブルをWesternのケーブルで作れないかという事なのですが、
新し目なルーセントテクノロシー時代の
錫メッキ撚り線のプラスチック被覆綿巻き線は入手できるのですが、
Westernど真ん中の風味を感じるブラックエナメル16AWG単線絹巻の長尺はなかなか入手困難 
現在使用中のケーブルは米国製のMILスペック16AWGの物で私がお譲りした高性能ケーブルなので
その先端へブラックエナメル絹巻単線を付け足しWestern風味を付けるアイデイアを提案しました。

スピーカーケーブルが同じでも
プラグや使用するハンダで音が変わるので、
ホームセンターで売っている普通の並行ビニール線の先端へ
Westernの単線を付けて聴いたことがあるのですが、
Western風味がバッチリ入ることを経験しておりますので、
この感じで今使用中のケーブルの先端へWesternの単線を付ければ
高性能+Western風味の音になると思われるため試していただくことに決定!

写真の単線4本をスピーカーケーブルL/Rのスピーカーへつなぐ方の先端へ付けるんです。
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お客様のケーブルを受け取り次第加工したいと考えております。
オーディオは面白いです!


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2024年06月16日

オカルト チューニング

かなり前に廃盤にしたオリジナル製品のノイズイレーサーですが、
内部は米国から仕入れた「エネルギーが出る鉱石」を数種類混合して音決め
パワー増強の為、銅板を敷いた上に鉱石を塗るとかで使用用途に分け色々作りましたが
原材料の鉱石が無くなり再度鉱石の仕入れ見積もりを請求すると
大量購入と抱き合わせで¥20,000,000-になると...。
で、廃盤となったわけですが、
ノイズイレーサーを購入されたお客様は不思議な効果を体験されていると思いますし
今でもお使いのことと思います。

お客様宅へお邪魔した時に水晶球や水晶のさざれ石が色々と使用されていたので
どんな効果があるのかと思い水晶球で実験しております。
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水晶球を置いても、アンプやスピーカーの特性や歪み率が変わるわけでもないので
科学的な根拠はなく測定して変化を見ることもできないのですが、
プラシーボ効果と言うにはちょっと違うと思いますのでブログへ載せました。

でかい球は直径14cmほどで中間の大きさが10cm
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今回、店頭展示の試聴機で購入したTRS-34の前、スピーカーのセンター位置へ置いてみる...。
置いたり置かなかったりで、同じ曲、同じ音量で数回聴き比べると
ザラつき感というか雑味の様な粗さが減少して定位が良くなり鮮度が上るのを感じます。
まさしくオカルト!(笑)

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ハーツフィールドの方へ10cmの球を置いてみる

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スピーカーセンター位置においてあるスーパートゥイーターのバイオリンの前へセット
なんだか全体的に清らかでボーカルのセンター定位が良くなる...。

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大きい球はフロアに置いて徐々にズラシ良い感じの位置へ置いてみました。
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なんだか垢抜けしてサラッとした感じの出音感!
粘っこい感じや奥ゆかしさみたいなビンテージ機器に感じる味わいの様な音の要素は減退するけど
鮮度が上がり汚れのない聴きやすい音はなかなか良い感じです。(笑)

元々、鉱物としての水晶の結晶は綺麗なので中学生の頃から岐阜県中津川へ採集に出かけたりして
コレクションとしては何個も所有しているので店にも飾ってあります。
球で効果があるならきれいな結晶も同じ様な効果はあると思いますので
いろいろ試してみたいと思います。

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もしかしたら、水晶をかち割って、銅などの金属粉末と混合してみると
ノイズイレーサー的なエネルギーが出るかもしれません!

水晶の場合、結晶のインチキは殆どないと思いますが
表面を磨きたくって綺麗にしているものは多々あります。
また、水晶球と言って売っている物でも、溶錬水晶(ガラス玉)は多々存在します。
無色透明な球で鑑定書もなくそこそこのお値段のものは間違いなく中国製の溶錬水晶で
今回のブログに登場した水晶球でも天然石に似せた加工の水晶球も
(石英や水晶の割れた物を溶かして加工)存在しますので
お試しで買う時は騙されないように購入ください。
特に無店舗通販、ヤフオク、メルカリなどは物が見れないだけに危険ですね...。

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2024年06月10日

ケーブル製作に勤しんでおります。

お初のお客様から御社のケーブルを試聴させてほしいと申し込まれまして
現在お使いのケーブルと聞き比べを行い
結果的に製作依頼を受けて作っております!

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導体は純銅線に華僑ポリエチレン被服+特殊銅箔シールド、アース線は分離構造で組んだ
3.5sqの導体断面積の大容量ケーブルで40A程度の電流を流しても平気です。
(100Vで使用する場合4000VA)
プラグはメタル+ドライカーボンボディーにブレードは銅に金メッキです。

電源ケーブルの完成品(既製品)を販売する場合PSE取得の壁がありますので、
お客様の使用環境とケーブル構造のグレードを打ち合わせして大容量ケーブルを作り
そのPSE取得が必要ないケーブルを購入していただいた後、
PSEマーク付きのプラグ取り付け作業を受けるという流れで作っております。

ラインでお使いのXLRバランスケーブルも比較試聴いたしましたが
音場空間や分解能、fレンジ感などに大きく差を感じましたので
今回製作したケーブル納品後、今までと比べて大きな変化を感じられた場合
ラインケーブルの方もご注文いただけるのではないかと期待しております。







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2024年05月24日

サウンドトレール ケーブル修理

GW中に何故か試聴デモが多かったエアパルス A100とELAC DCB41ですが、
検討すると言われたお客様から注文を頂きまして4セット納品が完了いたしました!

今回のブログはケーブルの修理...。

「御社で購入したものではないのですが修理をお願いしたいと...」

スピーカーケーブルのYラグ断線ということなので拝見させていただいた。
物はサウンドトレール社のスピーカーケーブル

プラス(赤)側 Yラグの根本でダランダラン...
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熱収縮チューブを剥いでみると同軸ケーブルが3本出てきて
細い1本だけ辛うじてつながっている状態...。
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同軸ケーブルでスピーカーケーブル?意味がわからないのでマイナス側を剥いで接続を確認
単線の同軸ケーブル1本と撚り線の同軸ケーブル2本の芯線だけ使用して導体としている
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収縮チューブを剥いでみるとスナーケーブル!
ケーブルのストレスが掛かっていない辺りまで切断して最短で繋ぎ直します。
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切断して外したYラグ
幸いハンダ付けされていて圧着していないので再利用できます。
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元の製品と同じ様にYラグ端子をハンダ付けしました。
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熱収縮チューブを被せて修理完了です。
左がオリジナル 右が今回修理したYラグ端子
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以下個人的見解

この同軸ケーブルの芯線部分を導体で使用するとスピーカーケーブルの導体としては細いので
太くて固くて重いケーブルですが、胴体が細いのでダンピングファクターは上がらない...。
メーカーとしては、この線材の持つ音を活かす為、この様な作りにしたと考えられますが
本来スピーカーケーブルとして使用するケーブルではないし
単価が高いケーブルなので勿体ない感じがします。

通常、同軸ケーブルやシールドされているケーブルをスピーカーケーブルで使う場合で
シールドを使わないシールド両側開放で芯線だけ信号を流すと音はボケ気味に聞こえます。

このケーブルの場合、
銀の音が耳障りでわざとシールド開放にして細い芯線だけ使用し
ダンピングファクターをわざと悪くして低域と高域にアクセントを付け
音を緩くチューニングたかどうかは?

製作する人が違うと考え方も音の好みも違うので
何が、何処が、どの様に良いと考えて作り込むかが違ってきますから
メーカー毎に全く違うケーブル構造になるんだと感じました。

その他
RCAラインケーブルの動作確認依頼もお請けしました。
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短いケーブルはグランド側が2本とも導通なし
長いケーブルはホット側が1本導通なし
青いケーブルはOK
見た目はしっかり作り込まれていますが
何処で切れているのか外れているのかは分解しないと解らない...。



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2024年05月06日

WesternElectric スピーカーケーブル

皆様GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?

当店は通常営業しておりました。
今年のGWは、お初のお客様のご来店が多くビックリ!

AIRPULSEのアクティブスピーカーのデモも何度かいたしまして
お買い上げいただいたり興味を持たれたりと面白かったです。
特にTVやノートPCと繋いでYoutube を視聴した時の出音にビックリされる方が多かったです。

現在、アクティブスピーカーはAIRPULSE A100、ELAC DCB41の試聴が可能です。

自宅を新築してオーディオルームも作るという相談を受けたりと
長いようで短く感じたGWでした。

今日は一変して静まり返っているのでブログを書いております。(笑)

当店のオリジナルアンプをご使用でWEのケーブル好きなお客様から
WEの線があればスピーカーケーブルを作ってほしいという依頼があり
GW中に倉庫をあさると、20年前に購入したケーブルが出てきました!

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先ほどマルチコンタクトLS4バナナプラグを付けて完成!

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導体の太さ12AWG
出音に安定感があり音が厚く太くしっかりした音質のケーブルです。
年式が新しいので激古のケーブルに感じる中音域が濃く臭さを感じる癖は薄いのですが、
現代ケーブルのサラッとして味のない感じとは全く違います。

WEだからというプラシーボ効果ではなく
導体の銅質、メッキ、絶縁体、強靭な綿の外被...。
こういうWE独特の構造と、太い導体の恩恵でダンピングファクターが良くなるという効果が
この様な音質になるとしか思えない...。

同軸ケーブルでRCAピンケーブルを作ると
何とも言えない味わいと、濃く厚く太く、独特の低音、ピラミッドバランスの出音になる...。

WEにハマると抜けられない方も多々いらっしゃると思います。

超高音質再生を目指すと必要のないケーブルですが、
魔力的な音を体験するとやばいかもしれません。(笑)
オーディオは面白いです。


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2024年04月02日

電源ケーブル 限界突破プロトタイプ完成! 試聴中

電源ケーブルを製品化する場合、PSE取得の問題がありますので
当店のケーブルはケーブルを購入いただき
PSEマーク付きプラグを取り付ける作業を承るという方式を取らさせていただいております。

で、今回のケーブルは今まで製作したケーブルのバージョンUPです。

現在の電源ケーブルは二種類
・Reference(標準品):¥3.3万
・Ultimate(上級品):¥11万

上級品は究極という名前なのでこれで十分な出音感なのですが、
最近ラインケーブルのUltimateへ更にUltimateケーブルへ施した倍の地策を施し
限界突破バージョンを作り、その差に製作した自分も驚きましたので
電源ケーブルも同様の処理を追加した場合、どの様になるのかを試してみました...。

限界突破プロトタイプ
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このバージョンUPは
標準品もUltimateタイプも、そのケーブルを利用して改造可能です。

プラグはドライカーボン+金属のプラグへ変更します。

Ultimateケーブルで繋いでいる機器へ限界突破バージョンを付け替えて試聴しますと
音場空間の広さや残響が漂う感じ、マイクの周りの音が更に聞こえて
固くなる事なく引き締まり低域は極低域の分解能が上がり腰が据わり
高域は精緻なまでの高分解能で、全く痛くない、しなやかな抜けとキレを感じます。

中音域は声はもちろんバイオリンなどアコーステック楽器の音色が増え色濃くなり生っぽい
特にライブなどのソースやクラシック、ワンポイント録音物は抜群のプレゼンスで雰囲気抜群です。

音抜けとキレ感はUltimateケーブルの方が1分程度のパッと聞きは良く聞こえますが
しばらく聞いていると音数や分解能にかなりの差がある事が判ってきます。

BEST AUDIOPHILE VIOCES ブルージャケットの最初に出たT
一曲目の冒頭からギターアンプのハム音と思われる「ビー」というノイズや
演奏中に随時聞こえているマスターテープのヒスノイズ?「サー」という
ホワイトノイズが今まで聞いていた感じと比べ分離よく更に良く聞き取れます。

井筒香奈江さんの ときのまにまに

2曲目 いっそセレナーデ
冒頭左のチェロの演奏後、39秒で右から「チュン」が更に良く聞こえ
歌いだすとポップガードを通り過ぎた息がマイクに当たり極低音がでてきます。
1分21秒頃 鼻息を吸っている音が聞こえますが
以前より良く聞き取れてしまいます。

3曲目
10秒頃からヴィブラフォンを叩く振動がマイクまで伝わり、極低域でボフボフ音が出ます。

4曲目
5秒ぐらいのところから、「くちゅくちゅ」している音が聞こえます。
また歌いだしてからの電子エコーが奥深く遠くまでうねりながら消えゆくさまが異様(笑)

7曲目
雨音が更に良く聞こえ、1分位のところで「チュンチュン」音が更に良く聞きとれました。

全曲にシステムノイズというか録音時のノイズが「シー」とか「サー」っと入っていますが
その感じが以前より良く聞こえてきます。


上記以外に何を聴いても演奏中の音が出ている時のSN感が良くて静がに感じますし
派手になる事なく分解能が上がるという感じで間違いないという感じです。

標準品からのバージョンUPは仕様を自由にできるので価格は要相談です。
UltimateケーブルからのバージョンUPはUltimate構造に追加しますので¥11万となります。
新規で限界突破ケーブルを作る場合は仕様を相談して作れますので¥11万以上から製作可能です。

現在、当店のケーブルを使用されていて興味がございましたら相談ください。
店で使用しているケーブルは、ラインも電源も徐々に限界突破へ変更していこうと考えています。

今回のケーブルやレコード用のテーパードターンテーブルシートも含め
音にさらなる欲が出た場合は有効なアイテムになると思います。





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2024年01月13日

Ultimateケーブル、引き出しケーブル

アイソレーション電源トランスの、IN/OUT用ケーブルと
オーディオルーム設置の電源ブレーカーから引き出すケーブルの
製作依頼を請け製作いたしました。

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アイソレーション電源トランスのIN側とOUT側って切り離されていますし、
電源ケーブルを変えたところで
測定値、波形等の変化は無いのですが、
ケーブルやプラグを変えると音質は変化します。
こういう人の感性で感じ取れる変化は測定できないので不思議です。

お正月気分は抜けて真面目に仕事しております...。
posted by SoundJulia at 15:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月26日

Ultimateターンテーブルシートの試聴!

当店の営業も、本日が最終日になってしまいました。

本年も大変お世話になり、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。

なお、誠に勝手ながら、
年末年始は下記の日程で休業させていただきます。
「12月27日〜1月4日」

本題です。
前回のブログで紹介させていただきましたプロトタイプの
ドライカーボン製テーパードターンテーブルシートの
説明&試聴になります。

下記写真をクリック願います。

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2023年12月24日

Ultimateターンテーブルシート!

今回のブログは、SJ-NFRP+メタルベースに続く今年最高傑作アイテムの紹介です。

今年、色々と検討して進めてきたアナログレコード用の
ターンテーブルシートがほぼ完成し
恐るべき高音質化が確認できたプロトタイプを紹介いたします。

ドライカーボン製 テーパードターンテーブルシート
SoundJulia-Ultimateターンテーブルシート
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切削加工10時間、交換刃数本(笑)という馬鹿みたいなコストが掛かり
何処も行わない事にチャレンジしました!

事の始まりは、私がまだ学生の頃、
テクニカ製のバキューム式ターンテーブルシート
AT-666を使用してレコードを吸着させ演奏すると、
反りが直り、レコードの鳴きもシートと一体になり止み
出音はハードでシャープで高分解能になる経験があり
その後、シートのシリコン製のゴムが劣化して使わなくなり
色々なターンテーブルシートを試して音質が変化する事を経験し、
反りを直す金属製のテーパードシートなども試しましたが
AT-666やマイクロの吸着式に効果が及ぶことがなく
結局、超重量級金属シートのTTMモニターマットを使用しておりました。

そして、それを超えるターンテーブルシート
当店で販売中のドライカーボン製ターンテーブルシートSJ-CTを開発
すでに10年以上製品として販売しておりますが、
この度、この同素材のドライカーボンシートへテーパーを付け
レコード面の密着度を良くした場合、レコード盤面の雑共振が
ドライカーボンで抑えられ、さらなる高音質化するのではないかと検討、
ドライカーボン加工業者とも何度も打ち合わせを重ね試作
ついに「無双」と言える音のクオリティーに達しましたので
プロトタイプを紹介します。

レコードの厚みのは、約1.5mm〜2mm
現在販売されている金属製のシートのように
1度以上の角度をつけるとテーパーが付きすぎて
外周と内周で2mm〜2.5mmの高低差になるため
レコードによっては、密着する所と浮き上がるところができてしまいます。
当店の場合、レーベル面を押さえた場合、
完璧ではないにしろ、多くのレコードの密着度が良い傾斜角にしました。

レコードを載せた場合、スピンドル穴から覗くと浮き上がります。
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押さえると密着します。
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密着具合の動画は下の通り
レーベル面を押さえて密着させると
シートと一体になりレコード盤の響きが変わります。


光を当てるとこんな感じです。
大きく隙間が空いているように見えますが、
実際は、レコードの厚みより隙間は小さいです。
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光を当てない状態の見え方
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現在、SJ-CTをお持ちの場合
ターンテーブル上のSJ-CTをひっくり返し
その上へこのテーパードシートを載せると
中低域の厚みが増します。

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今回のシートは最外周部分が飛び出るようにΦ290で製作しております。

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現行のSJ-CTと聴き比べた場合、
全域に渡る分解能の向上がすぐに分かり、
更に澄んた空気間で音場に濁りがありません。
シンバルやハイハット等の精緻なまでの解像感と
残響なども綺麗に聞こえますし、
演奏中のS/N感は更に向上していることを感じます。

このシートへレコードを密着させる方法ですが、
SJ-CSの上へ重りを追加して重さで押さえるか
現行のSJ-CSのセンター部分へコレットチャックを付けたものを製作して
コレットチャック式で任意の圧力で押さえつけて締め付けるかを検討しております。

次回はターンテーブルシートの音出しテスト動画を撮ります。

年末年始の営業について
12月27日〜1月4日までお休みを頂きます。



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2023年12月22日

特殊素材インシュレーターの販売について!

天然素材を使用した特注のインシュレーターですが、
お客様からの注文に応じて受注生産品として販売できるようになりました。

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インシュレーターについては下記のURLで以前のブログを参考に願います。

このインシュレーターは、
当店のSJ-SI+メタルベースを愛用いただいているお客様以外には
何のことだかよく解らない商品になります。

デジタル系しか音源がない場合は、
トランスポートなどに1個使用
レコードプレーヤーがある場合はもう1個という感じで
音の入口へ1個の使用で事足りますから
SJ-SIの様に多用する必要がありません。




大量発注が見込めない製品となりますが、
製造メーカーと打ち合わせして
素材の入手から発注後の製作に至る話し合いができましたので
ご希望の方にお売りする事ができるようになりました。

先に販売した9個以後、
数名のお客様からお問い合わせを頂いておりますので
今回、10個ほど見込み製作をお願いしております。

納品可能時期は、2024年1月下旬となります。
購入希望のお客様がいらっしゃれば
お問い合わせメールで注文をお受けいたします。


当店の商品名は(SJ-NFRP)といたします。
ドライカーボンの場合「CFRP」で、CはカーボンのCですが、
今回のNはナチュラルのNとなります。

<SJ-NFRPインシュレーター>

販売価格:3万円(税抜き)/1個

素材名称:天然繊維強化プラスチック(Natural Fiber Reinforced Plastics)NFRP

使用素材:亜麻繊維とエポキシ樹脂

特徴  :@剛性はCFRPよりやや低い。

     A振動減衰性はCFRPより高い。

     BCFRPより軽量。※CFRPの比重=約1.6FNRPの比重=約1.3

     C生産時にCO2の排出が少なく、廃棄時も焼却可能な為、環境に優しい。


よろしくお願いいたします。
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2023年12月18日

JBLハーツフィールド空気録音で、天然素材インシュレーターの試聴

NFRPをテストした動画をUPします。

おなじみのピンクフロイド狂気のアナログレコードを
DENON DP-3000モディファイ プレーヤーで再生
プレーヤーの足には、メタルベース3個を使用して
ドライカーボンインシュレーター(CFRP)が2個
残りの1個に天然素材のNFRP1個の合計3個で組み合わせます。

先に上記の構成、CFRP2個、NFRP1個で試聴
続いて2回目は、全てCFRPへ入れ替えて試聴
3回目は、メタルベース+ドライカーボンインシュレーターを全て取り除いて試聴

ピンクフロイドのB-1マネーを掛けますが、
最初に出てくるレジのチ〜ン音や硬貨がチャリンチャリンという音の分解能が
徐々に下がり、音の色々な要素が変化します。
その後の音、音楽表現も違いがあると思います。

こういうアイテムを使用しても周波数特性などは変わりませんので
測れる数値に現れないものは変化するわけがないので
プラシーボ効果のインチキという方もお見えになられますが、
かなり音の変化が聞き取れると思います。

Youtube動画は4K画質
高音質ヘッドフォン使用でお聴きください。

試聴は下のジャケットをクリック!

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下はおまけですが、X50Proを使用してデジタル音源で
ジェニファーウォーンズをハーツフィールドで鳴らして空気録音しました。

試聴は下のジャケットをクリック!

81GGQllV-rL._AC_SL1008_[1].jpg


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2023年11月27日

特注ドライカーボンボードと電源ケーブル及びドライカーボン分電盤取り付け

当店のドライカーボンアクセサリーやメタルラックを使用されているお客様が
コロナ禍になる前に、オーディオルーム用ドライカーボン分電盤を取り付けたのですが、
今回、KOJOのArayMK2SEを追加で導入される事になり
分電盤の子ブレーカーから直引きケーブルで電源を供給したいという事で
専用ケーブルを作りました。

それと、ドライカーボンボードも1枚、
特注サイズでオーダーいただきましたので製作いたしました。

ドライカーボンボードと電源ケーブル

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IECプラグはメタルカーボン製で接点部分はバネ銅に24金メッキ仕様です。
DSC03522[1].jpg

下の写真の様に取り付けました。

全10回路で5回路接続した時の工事途中の写真です。
IMG_3058[1].jpg

一般的な壁コンセント+電源タップ使用の給電から専用分電盤からの直引きへ変更したのですが、
出てくる音は依頼したオーナー様の想像を超える激変ぶりでした!

変更前は、何もかもが真ん中に集まるようなバランスで高域の伸びや分解能もイマイチ...
低音は出るが、いまいち反応が遅く、バフッと、だらしない感じがつきまとう感じがありました。

電源変更後は、広い音場空間で残響が綺麗に聞こえ、
真ん中に集まっていたエネルギーバランスが無くなり大きなスピーカーの見た目通りのワイドレンジ!
高域の伸びはグッと良くなり全体的に濁りなく音が澄んで、
低域は体に来る「ドン」と空気が揺れる感じのワフワフした感じの分離が良くなり弾んでいます。

とりあえずの試聴で
竹内まりやは低域の弾む感じとエコー(残響)がキレイに表現され、
マーラーはボリュームを上げて大音量で聴きたくなる迫力です。

工事前は仮想アースが各機器に使用されておりましたが、
工事後は大地アースで接地しましたので、仮想アースを全部取り外して大地アースで聴いてみると
更に低域の引き締まり感や音のエネルギー感が向上しました!

いま流行りの仮想アースを買うのに大金使うなら、
電気工事屋さんへ頼んで大地アース工事してもらった方が、コスト的にも音質的にも良いと思います。
ただし、アースループを構築すると、どちらもダメですのでアースは気を使います。

IMG_3059[1].jpg


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2023年11月26日

特殊素材インシュレーター

特殊素材インシュレーターを見込み数で発注いたしましたが、
加工できる材料が限られている事により、
現在の製作数可能数は9枚と返事が返ってきたため
9枚の製作をお願いしたところ11月25日に納品されました。

前にお知らせしたブログで、このインシュレーターに興味を持って
「試してみたい」、「購入希望」等のお問い合わせをお待ちしたところ
数名の方から熱いオファーを頂きましたので
本日、発送させていただきます。

今回の製作分の9枚はすでに完売しました。

次回の製作可能になる時期は、年明け...。
基本的に市場で販売されている素材ではないので
特注でオーダー入れませんと世の中に無いものになります。

つまり、発注後、一から作ってもらうことになるのですが、
SJ-SIインシュレーターより高額ですし、
見込みでたくさん発注することも余剰在庫になるリスクがありますから
新たな購入希望数が10個を超えた場合、発注しようと考えております。

今回は、試作品ではないので、
SoundJuliaの指定で、前回の物より高精度加工をお願いして表面の凸凹を無くし
SJ-SIインシュレーターと同サイズ(JIS規格精度)で制作してもらいました。
DSC03518[1].jpg

SJ-SIドライカーボンインシュレーター(右)
特殊素材インシュレーター(左)

DSC03519[1].jpg

昨日、この特殊素材インシュレーターの入荷後
店頭引き取りで来店されたお客様がいらっしゃいましたので
カクテルオーディオのX50proの電源下へ、SJ-SIと、このインシュレーターを入れ替え
その他、試聴する音楽、音量、試聴位置など同条件で聴き比べていただきましたが
お客様が想像される以上の効果で驚かれておりました。 

こういうアクセサリー類を使用したところで、
目で見れる測定データ、
例えば周波数特性や歪み率などでは変化がないのですが、
人間の耳というか感性では聞き分け可能なところが不思議です。

理論派、測定結果が絶対だという方々に言わせると、
ケーブルを交換したり、電源を変えたり、
こういうアクセサリーを使用しても
測定結果は何も変わらないので、音が違って聞こえる場合、
プラシーボ効果だといわれますが、
今回納品させて頂く方々が、ご自宅で納得行くまで試した感想をお聞きするのが楽しみです。

前回の試聴実験はデジタル機器のみで行いましたが、
店のアナログプレーヤーにも使用してみたところ、
これがまた超絶な効果なので驚きました!

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2023年11月13日

オーディオ専用分電盤

長年お付き合いのあるお客様が、
オーディオ専用電源を導入する気になって、有名な某社へ相談すると
電話で話した内容でオーディオルームへ分電盤の取り付けを行う工事の概算が¥38万
正確な見積もりのため、出張料を払う約束でご自宅で確認しての見積もり依頼をお願いしたが
音沙汰がなく何度連絡を入れても無視状態が続き断念...。

で、当店にお話が回ってきたので
お話を聞いた上でご自宅のメイン分電盤の確認と
オーディオルーム専用分電盤の取り付け位置、回路数などを打ち合わせするため
お客様のご自宅へ参上して設計しました。

当店の場合、分電盤取り付けで¥38万というボッタクリ価格ではなく
メイン分電盤からオーディオルームまでの幹線を引き込む工事
オーディオルーム専用分電盤のワンオフ製作、
小分けする小ブレーカーからの配線取り付け取付や
使用するケーブルなどの価格も全て含めて上記の価格内で収まります...。(笑)

まだ配線していませんが
CFRPドライカーボンのベースへブレーカーを取り付けました。

使用するブレーカーの仕様書に基づき分電盤の設計を行い
ドライカーボンでベースボードを製作しております。
DSC03500[1].jpg

加工したドライカーボンへブレーカーを取り付けます。

DSC03496[1].jpg

タップを切っていますのでビスでガッチリ固定できます。

DSC03498[1].jpg

ボードの厚みも十分でケチること無く豪華に!

DSC03497[1].jpg

ブレーカーを取り付けました。

DSC03499[1].jpg

下の板はブラックチェリー30mm厚の無垢材です。

DSC03502[1].jpg

10軒ほど分電盤工事は行いましたが
出音のS/N感はもちろん分解能や音のクオリティーが向上しますので
電源周りや部屋の環境は重要な改善ポイントだと思います。
続く...



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2023年11月11日

インシュレーターの新素材!!

今回のブログは、
現在SJ-SIとメタルベースをご使用いただいているお客様しか伝わらない内容となります。

お世話になっているドライカーボン屋さんが、
半導体製造の筐体や内部のマシン部分へ使用する素材の研究をされているのですが、
その色々な素材をSJ-SIインシュレーターの形に切り出して
どの様な音になるのか試させていただきました。

ドライカーボンの種類は現在販売中のSJ-SIがやはり良いので
ドライカーボンとは異なる素材(天然素材の高圧縮物)で
下の写真の素材が音的な変化が面白かったので紹介します。

茶色の高圧縮板からSJ-SI形状に切り出した物です。 黒いのはSJ-SIドライカーボン
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比べるとこんな感じ

DSC03493[1].jpg

1枚の茶色い板から3個しか切り出せません。

DSC03492[1].jpg

メタルベースへ装着

DSC03494[1].jpg

使用する位置は、音の入口機器のトランスなどが入っている電源下の底板部分です。
入り口機器=CDプレーヤー、トランスポート、カクテルオーディオ...etc。

音の変化ですが、ボーカルとチェロの出音が抜群に良くなるんです!
中音域から中低域にかけての音密度と音色表現が抜群!

すべてSJ-SI+メタルベースでセットした方が、
音場の広さ、残響の広がり感、解像度、空気感等は優れますが、
この茶色君を1個使うだけで
アコースティックな感じで表現豊かに音色良くピラミッドバランスで音密度感のある感じが
ボーカルやチェロが抜群に良く聴こえて酔えます(笑)

分解能など、音を追求する場合SJ-SIの方が合っていますが、
表現とか音楽性みたいな要素はこの茶色インシュレーターは、すごく良いです。

ドライカーボンと、この天然素材の高圧縮物では
振動を与えた場合の響き方が違うので
合わせて使うと制振に近い作用をすると考えられます。

私の経験では制振させると躍動感が無くなって音楽が面白くなくなるのですが、
この素材1個使用の場合、聴き応えがあるので悪くならないんです...。

使うのは入り口機器へ1個で十分な効果が出ますので
1個で事足りるのですが、
この試作品3個の場合、ワンオフ製作のため1個¥3万です(笑)

20個程作ると単価が下がるのですが、
販売価格はSJ-SIの3個分になりますので
売るにも仕入れるのにも悩んでしまいます...。

SJ-SI+メタルベースを使用されているお客様から
最低人数で、20人ほどのお客様から
試してみたい、購入希望等の連絡などが頂けた場合
限定で20個ほど作り1回のみの販売を考えています。


posted by SoundJulia at 17:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする