2018年04月13日

Esoteric K-01x CHORD DAVE

先にどうでもよい話からです。
水曜の定休日は、中華料理屋さんを開拓しました。

担々麺ランチ
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マーボランチ
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マイウーでございました。

木曜日は、名駅まで買い出しに出かけましたので
妻が推薦する すし屋へ行ってまいりました。

店の前に列ができていて嫌な感じです...。
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予約表
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すでに50組待ち...。

並んで待つのは、伊藤若冲の時に人生のすべて分を使ったと思っていたのですが、
また並ぶことに...。

店の前で待つのはなん(難)ですので電話呼び出しのサービスをお願いしました。

で、食せた時間は...
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このセットへ、
みそ汁、マグロの手巻寿司、アナゴ一本握りが付いてきます。
価格:¥2,000-(税別)
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マイウーでございました。

K-01X
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極上美品です。
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スピーカーのドライブ力は、アンプだけで決まるのではなく
入力装置も含まれるという感じすら受ける出音!

高分解能とワイドレンジが基調で、
濁りの無いダイナミックなサウンド!
広いレンジと音場は、一体型と思えないすばらしさです。

安価なCDPでは味わうことが出来ない中低域の腰の据わりは
スピーカーのドライブ力を上げている様な感覚に陥ります。

高分解能に聞こえるけど、
高域がきつくて電気臭くやせる...。
こういうイメージの音はありません。

CDでも艶にならないミクロに分解する高域は、
SACDを聞くと更に絹ごしの超分解能となり
音密度が高まりしなやかで質感も向上、
DAC周りのデシタル処理の調整が可能ですので
締まった感じにも、しなやかな感じにも変更ができます。

今年K-01Xsとなりましたが、
このモデルは¥35万でK-01XsへバージョンUPができます。
こちらを購入してK-01Xsへバージョンアップした方が、
K-01Xsを新品購入するよりは安くなります。(笑)

DSDまで再生可能なDACとしても使用できますので
一体型で打ち止めとしたい方にはお勧めと思います。

DAVE
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ようこそ!

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人気の小型最高級DAC CHORD DAVE
DAC64MK2やQBD76も、
出た時には小型でも高性能だなぁと感じておりましたが
DAVEの出音は一新した様に感じます。

雑味や濁りが無く細かな部分も良く出て
レンジも広く音が綺麗でしっかりしている...。

CDの44.1Khz〜DSD11.2Mhzまで対応
ヘッドフォンアンプ搭載で、インピーダンス8Ω〜600Ωのヘッドフォンへ広く対応
未来的なデザインと、カッコイイ音が好きな方にはお勧めです。

査定後、商品化いたします。

話は変わります...。

先回のケーブルです。
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DAC212SEが1.05へアップして戻ってきましたので
作ったケーブルを聴いてみました。

期待の新作、シルバー君ダブル(右)はNGでした。(笑)
落ち着き過ぎて音が太く低域寄り...。
華やかな感じもなくダーク、抜け感も悪い...。
瞬殺というか、ハンダのエージングがどうのという感じでもない...。

で、配線の接続を変え、
黒いケーブル構造の様な感じにしてみると、
今までとは真逆のモニターサウンド炸裂でビックリ!( ;∀;)
ズバッと伸びた高域と低域、切れ味の良い音が
まき散らされるように放出されてきます。

ある意味、凄いんだけど音楽を聴くのには...。(~_~)

で、仕方がないので、
シルバー君を普通に使用する時の1本仕様に戻し、
同軸シールド線として無難な感じにつなぎ直して聴いてみると、
黒いケーブルを更に高分解能でワイドレンジ化した様なサウンドとなり
音楽の表現も良く何だか素晴らしい!

ハンダ付けしてから2〜3日は音が変わるのですが、
今の感じでも悪くないので期待は大!

最初に作ったのは、
シルバー君へノイトリックとETIの銀プラグを付けたのですが、
こちらは、オーディオ的快楽音(笑)
抜けや切れ、フワッと広がる音場感等が出て、
録音が良ければ良いほど、そういう部分へ耳が行って楽しいのですが、
今回、金メッキプラグへ変えると、
その快楽音は消えました。
オーディオ的快楽音へ耳が行かなくなった事から
音楽の内容を深く聴ける出音になった感じです。

DIATONE DS-4NB70もDAC212SEも反応が良くて面白いです。(^^♪


タグ:K-01x dave
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2018年04月10日

DAC212SE ピンアサイン

DAC212SE

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出力のジャックはXLRしか付いていないのですが、
機器の設定で、アンバランス出力へ切り替えることが出来ます。

通常、XLRの出力をアンバランスで使用する場合、
2番ホットと1番グランドで仕方なく使用すると思いますが
波形の半分しか使用ない事になります。

DAC212SEは、アンバランスで使用する時も
波形をフルスイングさせるため
設定画面でアンバランス出力へ切り替えますと
独自のピンアサインとなり
アンバランスもフルスイングした波形となり
高音質が楽しめる設計となっています。

XLR出力の場合、グランド、ホット、コールドと普通にバランス出力のピンアサインとなりますが、
アンバランスへ切り替えた場合、
機器アースとホットとグランドの出力となり全く違うピンアサインとなります。

変換プラグを使用し、XLRからRCAへ変換する場合、
XLR出力で変換プラグを使用したとしますと、
多くの変換プラグは1番と3番が内部で繋いでありますから、
コールド側がショート状態となり、
機器内部のバッファアンプが壊れます。

で、DAC212SEでピンアサインが変更となる場合のケーブルXLR⇒RCAを作りました。

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左上の黒いのは、しなやかで上品、派手さが無く、低域が深く沈みます。
その下のシルバー君へ銀プラグを付けた物は、
切れと抜けが良く聴こえ、空間も広がり、ダイナミックな感じになり
オーディオ的な快楽音が出るのですが、しなやかな弦楽器などは若干派手に聞こえます。

黒ケーブルとシルバー君では、
ケーブル構造が違う為、それを考慮した上で
シルバー君を2本使用し、右のケーブルを作りました。
プラグの接点を金メッキに変えてシールドの接続も変えています。

DAC212SEは、ファームウェアのアップデートをしてもらう為、
輸入代理店へ本日発送してしまったので、今日は試聴できませんが、
店の休み明けに戻ってくる予定ですので
到着したら聞き比べてみたいと考えております。

このブログでDAC212SEの事を載せた日から、
問い合わせ数が一気に増えたと輸入代理店から聞きました。( ;∀;)


展示店は皆無だと思いますが、(笑)
機会が有れば聴いてみてください。
ラインだけでなく
ヘッドフォン出力も笑っちゃうほど音が良いです。

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タグ:DAC212SE
posted by SoundJulia at 19:54 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月08日

DAC212SE その後

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1.05へUPした方へインシュレーター等をセットし聴いております。
別段嫌な感じは出ないので、
今週、店頭のDAC212SEも1.04から1.05へアップします。

以下余談です。

三菱さんとの試聴時、DAC212SEを使用していたのですが、
持参された再生が難しい音源を幾つか試され
(録音に癖があり、再生機器のバランスが悪いと破綻する様な音源)

「聴けてしまいますね〜」と、開口一番のコメントが?でしたが、

D/Aに使用していたDAC212SEがお気に入りいただけた様で
後日、DIDIT輸入代理店(トライオード)と話をして、
試聴機器に導入されたという事です。

この笑顔で聴いておられましたので納得です。
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スピーカーDS-4NB70を鳴らした時、
お聞きいただいた機器は、

デジタル出力機器
・X50DまたはP-0
D/A
・DAC-040BDまたは DAC212SE
アンプ
・SJ-6L6またはCFZL-120

SJ-6L6においては、現在デモで使用しているアンプより出音が良いと
社交辞令のコメントを頂きましたので(笑)
SJ-6L6またはZL-120のどちらでも良いのでデモ機に選ばれると嬉しい感じです。

posted by SoundJulia at 13:01 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月07日

DAC212SE ファームウェア アップデート

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DAC212SEのファームウェアが1.05へアップするという事で
音の確認をさせていただいた...。

ラズパイとか弄っている方なら経験があると思うのですが、
ファームウェアをアップデートすると、
音質が著しく変わってしまって、
今まで行っていた調整は何だったのか? 
みたいな事が起きてしまう事が多いので、
今回DAC212SEの場合はどうかと、
変更する前に音の確認をさせていただいております。

今回の内容は、動作についてのバグ対策が主な内容で
DSD再生についても一部改善されています。

電源ON3時間後から行いました。

聴く前に弄りますと、
表示の感じが一部変更になっていたりしていますが、
大きく変わったところはありません。
設定画面から出て電源をOFFするとOFFできなかったりしていましたが、
そういう違和感のある部分が多々改善されています。

音を聴いてみると、
最初、1.05の高域がチリチリして嫌だな?と思っていましたが、
電源ケーブルも純正に戻したので
アースを落とすことを忘れており、
配線を見直して直ぐに解決(^-^;

2台を全く同じ条件にして聴いてみると、
1.05の方が、若干鮮度がアップし高域部分の精度が向上
残響や空間の出方もより正しい感じを受けます。

1.04の方へ変えて聴いてみると、
中低域の厚みと安定感は1.04の方が良く感じ、
その低域感のお陰で
音楽を聴く時の安堵感は1.04の方がある様に聞こえます。

しかしその差は僅かで、機器の個体差で済んでしまう程度
ラズパイの様に大きく変化する事はありません。

バージョンUPした場合、
無くなってはイケナイ要素としては
音楽性や表現を重要視しています。
グルーブ感や抑揚、音色等、
音楽が楽しく聴ける要素が無くなるとNG
オーディオ的な抜けや切れ等の部分ではなく表現の部分...。

流石にDiDITは解っている様で変な感じがありません。

時間が経ってくると、2台の差が殆ど無くなってきて
どちらでもOKみたいになってきました。
通電し続け、明日もう一度確認します。

写真のポン置きからインシュレーターを使用し
Fノイズイレーサーを置いてみると
レンジ感と分解能がグッと向上して
DIATONE DS-4NB70の超高分解能が良い感じに作用してきます。

更に音源をDSD256なんかにして聴くと、
音楽の音ではない部分、
その場の気配感や空気感まで再現してきて異様です。(笑)




posted by SoundJulia at 16:23 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月01日

DAC212SEその後

DAC212SEですが、
電源にアルティメートアイソレーショントランス
インシュレーターにSJ-SIとアルティメート金属ベース
HDMIケーブルにRノイズイレーサーを使用しセット完了

ケーブルはシルバー同軸を利用し、
DAC212SEのXLRアンバランス出力専用ピンアサインで製作しました。
(DAC212SEはXLRの出力ジャックしかありませんが、バランスとアンバランスの出力切り替えができるのです。)

インシュレーターを純正足の下へ入れるか
ボディーの金属ベースへ直接触れるようにセットするか試してみました。

純正足の下
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本体へ直に接触させた場合
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このDAC212SEは、純正足からボディー構造、
内部基盤の振動対策も考えて作り込んであるという事ですので
どうなるか聴いてみましたが、
直接触れるようにセットした場合、
やはりレンジが伸びて低域が更に深くなります。

純正足の下へセットした場合、
メロウ?スイート?な感じが出て
これはこれで凄く良い!(笑)

何度か入れ替えて試しましたが、
メロウ、スイート感(笑)の要素を入れる為
純正足の下へセットすると決めました。

HDMIケーブルには接続方向の記載はありませんが、
方向を入れ替えて聴いてみると、
高域と低域端がグッと上がりいかにも...の方向と
穏やかで自然な方向とありますので
自然な方向を順方向としました。

で、HDMIには必殺Rノイズイレーサーを載せます。
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まとも?オカルト?紙一重の分類となるアイテムで(笑)
理論的に説明が付きませんが、試しますと効果は感じられます。
仮説ですが、ケーブル内を通る信号がスムーズに流れる様に作用します。
人間でいうところの血液サラサラ薬みたいな感じです。

送り出し側の機器へ載せるか
受け側の機器へ載せるか試してみると、
送り出し側(X50D)へ載せるとキリッとして締まった感じ
受け側(DAC)へ載せると豊かな感じで音が綺麗ですので、
受け側へ載せました。

ちなみに、このRノイズを映像系のHDMIケーブルへ載せますと
高精細さが高まり発色が良くなる効果を目で見ることが出来ます。
置いてから20秒程度の間にす〜っと映像が綺麗に変化します。
これでオカルトかまともかの判断ができると思います。

大画面、プロジェクター、有機EL等で
4Kでなく2Kで試してみても効果は絶大と思います。

HDMI(USB/デジケー)の他、
電源タップ、トランス、電源装置などに効きます。

更にDAC212SEの天板へFinest noise eraserを載せました。

DAC212SE
電源ONから1日経って、人肌の温かさとなり
エージングしなくても良い感じで鳴っておりますところへ
このチューニングをいたしましたので
更に行くところまで行っている感じとなっています。(^^♪

X50DとDAC212SEで
最新のネットワークサーバーオーディオ完成です。

X50D
・DSD(64/128/256)
・DXD(24bit/352.8KHz)
・WAV,FLAC(44.1KHz〜192KHz
・出力:SPDIF RCAx2/光/XLR(AES/EBU)
    I2S:HDMI/RJ45
    USB
    HDMI(映像用)
    clock out
DAC212SE
・DSD(64〜512)
・DXD(352.8〜384KHz)
・サンプリングレート44.1Khz~384KHz
・入力(SPDIFx2/AES/EBU/光/USB/I2S)ブルーツース(aptX/AAC/MP3)
・出力:XLR(バランス/アンバランス)
・ヘッドフォン:バランスヘッドフォン、6.3mmアンバランス

今週は、製品開発に携わるテスト試聴を2件行います。
弊店の製品ではなく、オーディオメーカーの製品です。
今の段階では公開できませんが、公開しても良い事になれば公開いたします。

posted by SoundJulia at 17:18 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月31日

DiDiT DAC212SE 導入

くどいほど試聴いたしましたが、
間違いないという事で導入しました。

名古屋ではお初の店頭展示店です。

何処までも高分解能に追従するDS-4NB70と良いコンビ!

試聴時、一緒に聴いていたお客様も欲しいという事でお買い上げいただきました。

本日2台到着!

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開梱、新品こんにちは!
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何と!コルクの箱に入っています(笑)
お借りした試聴機と並べると...。
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質感とロゴマークに違いがありました。

コンタクトオイルを塗布し入れ替えてみますと、
通電状態で完全安定している機器と
冷えっ冷えの電源ONしたばかりの音質差は有りますが、
別段、大きな違いは無くホッとしました。

ABS/EBU接続を試しましたが、やや太く厚みのある音に感じます。

ノートPCからUSBで繋いでYouTubeを視聴しますと、
予想を超える高音質で倒れました...。

実験に同席していたお客様も、
あまりの高音質に、
自宅のパソコンで聴く音は何だったの???という感じで(笑)

P-0からラダーDSケーブルSFPDIF接続では
満足度の高い高精度かつ高音質なサウンドで
安定感、S/N、分解能も高く素晴らしいです。
私はこれを超えるCD再生機を知りません。

X50DからHDMIケーブルでI2S接続では、
HDMIケーブルをとっかえひっかえしてみると
「なんじゃこりゃ〜」ぐらい音が変わります。

手持ちの極細HDMIが、
高性能をうたっているHDMIケーブルより
抜けも分解能も音域の伸びも空間も広く笑えました。

I2Sはデータですので、
短くかつ劣化の少ない物が高音質になりますが、
映像の高性能と音声データ信号とは違うのでしょうか?

SONYの最高峰のHDMIを使用したI2SとラダーUSBと比べると
ラダーUSBの方が良い音に聞こえます(笑)

SONYのHDMIは、しなやかで穏やか、耳当たりよく優しい音です。

ラダーUSBと極細HDMIのI2Sでは、I2Sの方が素晴らしいです。

一体型CDPで¥100万以上お金をかけるのなら
X50DとDAC212SEで揃えた方が
かなり安く高音質かつ使い勝手が良いシステムになると思います。

ちなみに代理店の最新在庫状況ですが、
X45は、4月1日からの販売ですが、販売前に売り切れ(笑)
4月中旬の再入荷となりますが、予約で入荷売り切れになると思います。
X35、X50Dの在庫は残り僅かですので
こちらも4月頭には売り切れると思います...。
ナスもハブも必要なく高音質で使いやすく低価格なので大人気が理解できます。

X35,X45,X50D
内部SATAケーブルの選考が終わりました。
弊店で購入いただいているお客様で、高音質SATAケーブルへ
交換を希望されるお客様がいらっしゃれば対応させていただきます。
(他店で購入のお客様は対応不可です。)
持ち込みいただければ、ケーブルと交換手数料¥2,000-で行います。

DAC212SE
今日は、P-0とDCS使いのお客様が試聴
ノックアウト(笑)され購入を検討いただけると!(^^♪

P-0とDAC212SEをラダーDSで繋げば
フィリップスの銘機 LHH-2000をぶっちぎる高音質になります。

以下余談

消防車が騒がしいので外に出てみると
ボヤ?

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山崎川の桜も満開なので、また見物に...。
先日の場所から上流側へ進みます。

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先日 撮った場所から
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完璧に満開!

更に進むと、焼き芋トラップに引っ掛かり食しました(笑)
ドンドン進みます。
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この先に木製の橋が架かっています。
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まぁ綺麗ですわ!
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2018年03月27日

I2Sの衝撃!

ラズパイを弄っていた時の事ですが、
I2Sで出力してI2Sで受ける自作DACでの出音が
下手なCDプレーヤーより高音質かつ有機的なサウンドで気に入っていた事から、
最近導入したX50DのI2S出力を
お借りしているDAC212SEへ入れて聴いてみました。

X50Dの設定画面でI2SをONします。
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ON
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ついでに、DSDもネイティブ出力させます。
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その他のSPDIFとか使用しない出力は全てOFF
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DAC212SEをI2S入力へ切り替えます。
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聴いてビックリ...

「圧倒的な分解能と空間情報!」

DAC212SEは、
SPDIFやUSBからの入力でも「やるじゃん」と感じておりましたが
I2Sからの入力は、それらのケーブルをとっかえひっかえして高音質になったという感じではなく
今までのデジタル入力の接続方式を根本から覆されるような出音です。

難しい事は省きますが、I2Sは、
USBやSPDIFで受けたデータをD/AのICへ送る時に使用する信号ですので
プレーヤー側からI2Sを出してDACで受ければ変換しなくても良いので
伝送がシンプルになり高音質化が狙えるという感じです。

アナログレコードで例えると
一旦録音するマスターテープの存在が無い
ダイレクトカッティングのレコードの様に高音質な感じです。

デジタル出力に拘った作りのX50Dの良さと
元フィリップスの技術者が作り上げたDAC212SEの良さが
最大限に発揮されていると感じられます。

ちなみに使用機器は
・X50D
・DAC212SE
・ZL-120(パワーアンプ)
・DS-4NB70
・ラダーケーブル
・弊店のインシュレーターやアイソレーショントランス等

DIATONEのDS-4NB70は、高音質化に何処までも追従してきますので心強いです。

こういう時って判断を間違う場合が有りますので(笑)
冷静になってからもう一度確認してみます。









posted by SoundJulia at 13:14 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月25日

DiDiT DAC212SE

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DiDiT DAC212SE
D/Aコンバーターを試しています。

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背面
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正面とリモコン
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継ぎ目のない綺麗なボディー
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DAC212SE
ポタフェスの時、CZ-1ブースで使用されていたDACなのですが、
ヘッドフォンで聞いた音に
品の悪いデジタル機器に有る 嫌なジャリジャリ キンキン感(笑)も無く
エネルギーが-高域寄りでやせ細る等も無い...。

何となく聞き覚えのある聞き心地良さと安心感みたいな要素を感じたので
「この小っこいDACは何者?」と質問すると、
フィリップスのCDプレーヤー LHH-〇〇〇シリーズの
DAC部分を作っていた方が起こしたメーカー製という事で納得...。

「店で聴いてみたいとお願いして送っていただきました。」

入力は色々と可能で、
44.1Khz〜384Khz
DSD64~DSD512
DXD352.8~DXD384
ブルーツースもOKでAAC/MP3/aptXまで繋げます。(笑)

作りは金属ブロックを削り出して作られた質感の高いボディーで
見た目のサイズより凝縮感があり重たいです。

輸入代理店より同梱されていたケーブルで繋ぎ適当なポン置き状態として
設定画面で各設定をした後、
DAC212SEへCFのパワーアンプZL-120を繋いでDIATONEで聴いてみると...。

ES9018 SABER32 DACの嫌なところを感じることなく
かつてのLHH高級機に感じた質感のサウンドで、
しかもLHH-800/900/1000/2000を軽くこえる分解能と空間表現で迫ってきます!

「なんじゃこりゃ〜?」って感じ...。

DACプリって音量を絞ると音質が劣化して
安物の機器で聞いている様な感じになる事が殆どですが、
このDACはそういう感じが無いんです...。

しかも、SPDIFとUSBを切り替えて聴いてみても
どちらが優秀とかいう判断にならないほどUSBの音が良い!(笑)

出力のジャックにXLRしかないのですが、
出力の設定で、アンバランス出力に切り替えられますし
バランス/アンバランス対応のヘッドフォンアンプにもなります。

色々と使ってみますと、よく考えられている事に驚きました。

導入したX50Dへ繋いだ場合
DSDまで可能な、すんばらしい(笑)
ネッオワークオーディオが完成です。

弄っているとお客様がいらっしゃったので一緒に試聴...。

教会の合唱、チェロの独奏、ピアノとボーカル、ジャズ
強烈なフュージョン、
強烈な高域と低域が入っているパーカッションなど聴いていただくと
そのお客様も想像以上の高音質にビックリ!(笑)

お客様の提案で、P-0に繋ぎ変えて
ステレオサウンドのCD-Rを聴いてみようという事になり
石川さゆりと大橋純子、その他、松田聖子等も聴いてみると、
スタジオっぽい音で満たされて笑えてくる
DACのオーバーサンプリングモードをバイパスして聞き直すと
そのまんま というか、古いアナログマスターはテープヒスも含め
良い時代のマスター音源を聞いている様な錯覚に陥りました...。

時間を忘れて聴いていましたが、夜の9時になりとりあえず閉店...。

以上、昨日の事ですが、
今日も色々と聴いております。






posted by SoundJulia at 15:15 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月12日

X45

先日行われたStereoSound試聴会も無事に終わり
当日使用していたSJ-6L6パワーアンプは、管球王国へ旅立ちました。
次号で、試聴記事が載ると思われます。

翌日は、名古屋ウィメンズマラソン
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本日は、お客様よりご注文いただいた
カクテルオーディオのX50Dと新発売のX45が届き
色々と処理をしております。

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お初のX45を動作させながらX50Dを処理しました。

背面パネル

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内部接点をスーパーコンタクトオイルで処理
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チューナーは使用しませんので外します。

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デジタルIN

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こういう面倒な部分も

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その他ストレージ部分やSATAケーブルが刺さるところ、
背面パネル、フューズ、電源基盤周りも全て処理して元に戻し
HDDを入れて明日、全て動かしてみます。

X45はDAC内臓機となりますのでDSDをアナログで出すことが出来ます。
また、AD変換もできて、
レコードやアナログライン入力がデジタル録音できて便利です。

見た目、X35のパワーアンプを取り除き、USB DACを付けた感じですが、
内部基盤はダブルDAC仕様となり、
X35のアナログOUTより高音質化されています。

輸入代理店からのお話ですが、
X50Dは購入予約で入荷前に売り切れ(笑)
次回の入荷は4月中旬...。

X35も入荷してほぼ売り切れ、
X45はSoundJuliaが日本で一番早く入荷して試していますが、
使い勝手が良いのですぐに売り切れとなる予感がします。

ナスもハブも要りませんし、ネットにつなげなくても使えます。
リモコン操作も可能ですから、超簡単なシステムであることは確かです。

話は変わります。

コンサートフィデリティーのパワーアンプ
新型の試作品が送られてきましたのでテストしています。

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外観的に取っ手がイマイチ(笑)

音はしなやかで広く、真空管アンプの様な音当たり感も感じます。
ひけらかさない高分解能、高いS/N、高安定感
高能率のハーツフィールドでも「シー」音が聞こえてきません。
高分解能ならではの耳に刺さらない繊細な高域が自然な感じに聞こえます。
ゴリ感、メリハリ、キレの要素は強く出ません。
エージングにより、透明感や空気感などが出てくると思いますが、
電源ON直ぐでこの音は期待が出来ます。

SJ-6L6が無いので、アンプをテストするのには丁度良い(笑)

明日はX45を処理します。




タグ:X45
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2018年01月28日

192KHz/24Bit

デモ用のX35を返却しましたので店頭試聴用のX50Dへ戻しました。

X35でアナログレコードを録音(192Khz/24Bid)したHDDを
X50Dへ入れて再生したいと思いましたが、
X50Dの出力はデジタルアウトしかありませんので
192Khz/24Bidが再生できる機器へ繋ぐ必要があります。

店内を見回すと、TEACのデジアンを見つけましたので接続してみました。

TEAC AI-501DA
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このアンプは、USBもS/PDIF入力も192Khzがいけるので
S/PDIFの同軸ケーブルとUSBも試したいのでX50Dの設定画面でUSBをONします。

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おりこうさんです。
何もしなくてもUSBを繋ぐだけでアンプを認識しました。(^^♪

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で、出力を192Khzへセット
(48Khz、96Khzでセットした場合、録音が192Khzでもセットした周波数へ変換されて出力されます。)

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レコードを録音した物を再生してみます。
WAV192Khz/24Bid

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USBとS/PDIFで切り替えて聞くと音質が違いますし、
同軸のS/PDIFを色々と繋ぎ変えて聴いてみると
CDの44.1Khzでデジタルケーブルを試聴する時より
192Khzでケーブルを変える場合の方が大きく差が出ました。

データー量が多い為、ケーブルの伝送性能に差が出るのだと思いますが
デジタル用でなくライン用で作ったWE(ウエスタン エレクトリック)の
ブラックエナメル絹巻単線16GAの2本撚りを試しに繋いでみると、
WEの色に染まった音で、かなり良く聞けるので笑えました。

適当に作ったデジケー等の場合、
96Khzまでしか認識しなかったり...。
たくさん試すと思いがけない結果が出ます...。

アナログレコードをデジタルで録っても
アナログで聞いている感じで聴けて面白いです。

また、レコードのプチプチ音も明瞭に録れますし、
オーバーレブした部分は歯抜けになって繋がって処理されていました。

当然、録音レベルの調整ができます。
76Cmマスターやダイレクトカット、テストレコード等の場合
レベルが高くカットされていますので
カセットテープに録音した時を思い出して(笑)
録音レベルを調整する必要があります。

X50Dの場合、DSDもイケますし、
デジタル出力はI2Sも有りますので
ハイレゾの未知の世界も試してみたいと思います。

タグ:192KHz/24bit
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2017年12月27日

X35

レコードを録音した場合や、
ライン入力やデジタル入力で録音した場合など
1曲目、2曲目などと、
曲を分けるのはどうしたらよいかという事ですが、
昨日、レコードを録音した物を見本で分割してみます。

メイン画面のブラウザーをOKすると
DSCF0327[1].jpg

録音したハードディスクが出てきますのでOK

DSCF0328[1].jpg

録音したので、レコーディングが出てきます。OK

DSCF0329[1].jpg

フォノからの録音なのでフォノIN OK

DSCF0330[1].jpg

フォノから録音したファイル全てが表示されます。

DSCF0331[1].jpg

ファイルを選んで、リモコンのメニューボタンを押しますと
下記が出ますのでマルチカットを選んでOK

DSCF0332[1].jpg

録音された内容を自動でレベルと時間の確認を始めます。

DSCF0333[1].jpg

黄色い線が立っている部分がレコードの無録音部分なので
そこの部分の録音レベルが低い事を判断して1,2,3と
線引きして分けています。

上の数値を変更すると、このデータをもとに自動で分けることもできますし、
手動で分割ポイントを決める事もできます。

画面の波形だけではなく、
録音された音もポイントを動かしながら聞けます。

DSCF0334[1].jpg

上記の分け方でOKの場合、リターンして下記の画面でOKを押しますと
1,2,3と曲が分かれます。

DSCF0335[1].jpg

再生する時は、1,2,3と、曲を分けても
連続してつながっている感じで聞くか
完全に分けて聞くかを選べます。

繋げる設定にしても
1,2,3曲と分けていますので
リモコンの曲数ボタン等で簡単に選ぶことは可能です。

その後、アルバム名等を入れると
ネットからアルバムアートを拾う事も可能です。

192Khzで録っていますが、
デジタル出力は、192Khz/96Khz/48Khzと選んで出力できます。
96Khzはご機嫌な音ですが、
48Khzにして聴いてみますと、分解能が落ちて聞こえます。

今回、MM(VM)で録りましたが、
輸入代理店さんからお借りしたX35の中に
65万円?のカートリッジで録音した音源が入っていたのですが、
MCって感じの音で録られていましたので
MCも録ってみたいと思います。(^^♪

SPUで録ったらSPU臭さ満点の音で(デジタルなのに)聴ければ
何だか面白いじゃないですか!(笑)

ホント色々と楽しめる機器です!(笑)


タグ:X35
posted by SoundJulia at 18:26 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月26日

X35でアナログレコードを録る

アナログレコードをデジタル録音して聴く?

わざわざアナログをデジタルにする必要があるのか?と言われそうですが、
レコードは針を下ろして聴くまでの儀式が面倒になる事がありますから
デジタル録音しても、
CDやSACD、
ハイレゾやDSDを聞いている感じではなく、
アナログ候に聞こえれば楽ですし、
セッティングが上手くできて、
「今日はいい音だわ!」という時に録音しておけば、
そのフレッシュな音が簡単に再現できるという感じです。
流れはこんな感じ(カッコ内はX35)

レコード⇒(フォノイコ⇒AD⇒WAVでHDDへ⇒S/PDIF)⇒DACでDA⇒アンプへ

1980代までは、レコードをカセットテープに必死こいて録音した覚えがありますが、
かなり音がつぶれて劣化しますので、
社会人になってからナカミチの1000ZXLを買って
ノーマルテープでもシンバルがつぶれる事なく録音できて
悦に入っていたことを思い出します。

X35の192Khz24bidで録音した場合、
カセットとかCDの音をはるかに超える高音質で録音できますので
アナログレコードを録ってもアナログの音の良さは感じられます。

で、店のアナログプレーヤーは
米国のオーディオショーへ貸し出ししていましたので
仕様を自分用へ戻します。

コンサートフィデリティー製の
DP-3000のモディファイフルチューン・フルレストアモデルです。

アームへカーボン繊維を巻き付けます。
DSCF0302[1].jpg

DSCF0303[1].jpg

DSCF0304[1].jpg

昨日のアルティメイトラックの棚板をオーディオボードとして利用

ラックの上に載せます。

DSCF0321[1].jpg

ドライカーボンを嵌めます。

DSCF0322[1].jpg

作業していると、
お客様が購入されたX35が届きましたので開梱!

新品を納品ではなく開梱?ですが、
コンタクトオイル塗布とHDDを入れて初期設定、
デモ音源の録音を頼まれているのです。

X35こんにちは!

DSCF0305[1].jpg

ボディーを外します。
全景
DSCF0306[1].jpg

パワーアンプ部分

DSCF0307[1].jpg

電源周り
丸いトロイダルトランスはアナログ基板用

DSCF0308[1].jpg

デジタル系のメインボード

DSCF0309[1].jpg

こういう感じでハーネスを外してコンタクトオイルを塗布します。

DSCF0310[1].jpg

HDD/SSDのSATAと電源

DSCF0313[1].jpg

背面パネルのジャック類、インレット、フューズなども忘れずに塗布

DSCF0312[1].jpg

HDDをスロットルケースへ入れて電源とSATAの接点も塗布

DSCF0311[1].jpg

コンタクトオイルは金メッキの代わりになる成分も含んでいますので
長期に渡り安定したコンタクトを保証します。

確認して戻します。

電源ONで起動!

DSCF0314[1].jpg

動かしてもHDDがフォーマットされていませんし
ストレージの設定もしていないので認識されませんのでセットアップします。

DSCF0315[1].jpg

DSCF0316[1].jpg

こちらで好きなように設定します。

DSCF0317[1].jpg

日本人なので(笑)

DSCF0318[1].jpg

HDDをNTFSでフォーマット

DSCF0319[1].jpg

インターネットへ繋がなくてもアルバムが表示されるように
フリーDBディスクを入れてインストール

DSCF0320[1].jpg

プレーヤーをセット

DSCF0325[1].jpg

録音できます。(^^♪

DSCF0326[1].jpg

色々試して遊んでいると
電源ON数時間で抜けが良くなってきました。

明日は定休日ですが、連続動作させます。
明日出勤して非売品のダイレクトカッティングレコードを録音します。

お知らせ!

店の営業ですが、基本的に
年内は12月29日まで営業(27日、28日は不定休)
12月30日から1月4日まではお休みとなります。

posted by SoundJulia at 22:15 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月19日

X50Dその3 リッピング

X50Dで実際にリッピングする作業をUPいたします。
NASやハブを用意しなくても、インターネットへ接続しなくても簡単にリッピングができます。

一度セットしておけば毎回セットする必要はないのですが、
先に、リッピングのクオリティーを、
最高のクオリティーへセットする様子です。

リモコンのセットアップボタンを押し
上下左右ボタンで下記の所まで動かしてOKボタンを押します。

DSCF0243[1].jpg

同じようにクオリティーへ合わせてOKを押します。

DSCF0244[1].jpg

5段階ありますので、最高レベルのエクセレントでOKを押します。

DSCF0245[1].jpg

これでリッピングのクオリティーが最高レベルになりましたので
この2枚組CDをリッピングしてみましょう!

DSCF0242[1].jpg

CDを入れてこの画面でOKを押します。

DSCF0246[1].jpg

CDの内容が表示されますので、
リモコンのメニューボタンを押します。

DSCF0247[1].jpg

全てをリッピングを選びOKを押します。

DSCF0248[1].jpg

何のフォーマットでリッピングするか聞いてきますので無損失のWAVを選びます。

DSCF0249[1].jpg

今回はネットへ繋げていますので情報を拾い表示してきます。
(ネットへ繋げない場合、同梱されているミュージックDBのCDを最初にインストールしますと同じように表示が出ます。)

DSCF0250[1].jpg

今回は、アルバムアートが合っていますが
たまにアルバムアートが違う場合がありますので
その場合は、表示されている写真へ合わせOKを押します。

DSCF0252[1].jpg

こんな画面になりますので
何処の情報で拾うかを選択します。
今回はグーグルで試します。

DSCF0251[1].jpg

サーチするか聞いてきますのでYesを選びます。

DSCF0253[1].jpg

即座に検索して、アルバムアートが88件あると表示して拾います。

DSCF0254[1].jpg

探し出した中からCDジャケットと同じ写真を選びOKを押すとアルバムアートが反映されます。
今回は写真が合っているので戻しましてリッピングします。

DSCF0272[1].jpg

終わると、リッピング成功と出ますのでOKを選択

DSCF0273[1].jpg

DSCF0274[1].jpg

通常はここで完了ですが、
2枚組ですので2枚目を入れますと
下の写真のように統合するかと聞いてきますのでOKします。

DSCF0271[1].jpg

同じようにリッピングして終了

DSCF0273[1].jpg

OKするとイジェクトします。

DSCF0274[1].jpg

メイン画面のDBを選び

DSCF0275[1].jpg

アルバムアートからリッピングしたソフトを再生しますと
曲目などが表示されて再生します。

DSCF0277[1].jpg

内容を確認したいときは
リモコンのinformationボタンを押しますと内容が表示されます。

DSCF0278[1].jpg

本体やリモコンだけではなくPCやスマホ、iphoneからの操作も可能です。

カクテルオーディオの大元、ノバトロンのソフト MusicXを使います。

今回iphoneを使いますのでアップルストアから入手

MusicXをタップ

DSCF0256[1].jpg

X50Dを選んでOK

DSCF0257[1].jpg

直ぐメイン画面が出ます。

DSCF0258[1].jpg

MusicDBをタップ

DSCF0265[1].jpg

本体に入っているアルバムアートが表示されます。

DSCF0259[1].jpg

リッピング中でもアルバムアートが出ますのでタップ

DSCF0260[1].jpg

リッピングが完了している曲は表示されます。
PLAYしますと、リッピングしながら聴く事も可能です。

DSCF0261[1].jpg

DSCF0262[1].jpg

デジタルボリュームは固定していますので操作するとこんな感じになります。

DSCF0263[1].jpg

browserをタップしますと、ネットワークでつながっているPCなどから読み込んで再生する事も可能です。

DSCF0265[1].jpg

UPnPをタップ

DSCF0266[1].jpg

ノートPCが繋がっていますのでタップしますと、その中身が表示されます。

DSCF0267[1].jpg

ミュージックをタップ

DSCF0268[1].jpg

ノートPC内にリッピングされているソフトが表示されますので
選んでタップしてX50Dから再生が可能となります。

DSCF0270[1].jpg

iphoneもバーチャルリモコンで使用可能になります。

DSCF0264[1].jpg

驚くほどサクサク動いてモッサリ遅い感じは全くありません。

昨日、PIONEERのドライブ BDR-S09Jと240V駆動を試しました。

先にドライブからです。

必要な電源、12Vと5Vをコーセルのリニア電源で供給
X50Dの内臓ドライブのSATAケーブルを繋ぎ変えてリッピングし比べると
BDR-S09Jの方が良い条件にも拘らず
内臓ドライブの方が音楽的にも音的にも良い結果が出ました。

機器との相性もあると思いますが、笑える結果です。

躍動感や残響感、抑揚など圧倒的に内臓ドライブが良く
音楽として楽しい音に聞こえます。

BDR-S09Jは整って平坦、ややこもる感じで高域は繊細
頭を抑えられた感じがあり聞いていてノレないし楽しくありません。

内蔵ドライブを本体から供給するのではなく別電源化した場合
更に良くなると考えられます。(笑)

X50D本体の電源を
100V電源から240Vへ繋ぎ変えて聴いてみると
LINN等と同じ様に全体的な底上げ効果となりました。

エネルギー感や躍動感、イキイキした感じ等グッと良くなるんです。(笑)

今回、トランスを使用し、100Vを240Vへ昇圧しましたので、
200Vを240Vへ昇圧して入れてやれば更に良くなるのではないかと予想します。(笑)

この後、HDDの電源5Vも別電源化してみます。



posted by SoundJulia at 17:10 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月02日

Cocktail Audio X50D その2

DSCF0203[1].jpg

お客様の分と2台届きました。

店頭分を早速開梱して遊んでいます。


背面パネルに付いているインレットや各ジャック類はもちろん
フューズも効き目があります。

機器の内部は、こういうケーブルが差し込んであるコネクターを外して
接点部分へ全て塗布します。

DSCF0205[1].jpg

DSCF0206[1].jpg

FMチューナーが付いていますが、
FMは使わないので外します。

その方が、電力消費もありませんし、
余分な基盤が繋がっている事による影響が無くなります。

DSCF0204[1].jpg

とりあえず一旦戻して試聴...。

代理店からお借りしたデモ用機器より
エージングも全くで電源ON直ぐでも
すでに音が澄んでいい感じです。(笑)

で、サーバーで気になるのがHDDやSSDをどうするか...。

X50Dは、3.5inchのHDDと2.5inchのHDDとSSDが使えます。

一緒に購入したお客様が各種持ち込みされましたので約半日聴き比べました!
HDDの聴き比べ...オーディオバカですねぇ〜(笑)

3.5inchのHDDが、音に厚みとエネルギーがあり良い感じですが、
メーカーが違えば音も違ってきます。
同じメーカーでも、使用用途グレード違いで音が変わります...。

まるで、カセットデッキのカセットテープの様です。(笑)

で、こういう類に使用するHDDは
一般的にWDのRedが良いと言われていますが、
この機種に限りかもしれませんが、もっと良い物がありました。

お金と時間をかけて比較した甲斐がありました。(笑)

昨日は、この比較試聴で1日終了でしたが、
本日は、HDDの別電源化をしてみました。

とりあえず別電源になる部分は、HDDの駆動系だけで、
機器内部基盤よりダイレクトに配線を引き出し
リニア電源による別供給としました。

DSCF0208[1].jpg

理屈的にはOKなので、写真の状態で電源ON...。
認識して動作しました!(笑)

気になるのは、音質が向上しているかどうかですが、
偏ることなく中庸な感じで余裕がでました。
バランスも良く普通っぽくて良い感じです。

インシュレーター類を使うと、確実に音が変化しますので
ドライカーボン+金属で、別置き用のHDDケースを作れば更なる向上が見込めます。

内部の設定を弄繰り回すと
バグがある様ですので代理店へ報告...。

動きはサクサクでモッサリ感はありません。
リモコンで各種の操作が簡単にできて使いやすいです。

X50Dをインターネットへ接続し、
CDをリッピングする時、グレースノートでデータベースを取れるようにしました。

Linuxで動いていますが、ラズパイよりCPUは上級を積んでいますし
一体型ですので、本体へHDDかSSDを取り付ければネットに繋がなくても動き、
ネットへ繋いでも繋がなくてもナスもハブも要りません。

設定も簡単で使いやすいです。

音質も良好で、安いし良く出来ていますので笑えます。

更に研究します。




posted by SoundJulia at 17:38 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

Cocktail Audio X50D

色々と試した結果、
ついにX50Dを店頭展示する事に致しました。

ラズパイ弄っているより手っ取り早く
セットも面倒がなく
音質的にも素晴らしいというのが理由です。

HDDの(SSDも可能)の電源周りや使いこなし等
今後の課題ですが、そのまま使用しても
驚くほど優秀であることは間違いないですし
価格も安価です。

DACをお持ちの場合、
X50Dをサーバートランスポートとして使ってみると
その凄さが理解できると思います。
一体型CDPのデジタルアウトは、軽く凌駕し、
単体のトランスポートでも、なかなこれ以上の物は見つけにくいと感じます。
(P-0を除く)

ご来店中のお客様と色々試聴したのですが、
お客様もお気に入りいただき購入されました。

X35と比べますと、
音質的にはX50Dの方が上ですので、こちらで決定です。

画面が小さく感じる場合、HDMIからTVを繋いで大きく見る事も可能です。

DSCF0200[1].jpg

リッピングする時、クオリティーが気になるのですが、
本体側で、4種類ほどリッピングのクオリティーが選択できますし、
最高峰のドライブメカ Esoteric P-0からのリッピング(デジタル録音)も可能です。

IMG_0631[1].jpg

本体内蔵ドライブで最高レベルのリッピングとP-0と比べますと
本体側の音は、輪郭がクッキリして音場空間の表現が良く
上手く良い音で録れていると感じる音質、
P-0からは、生っぽく背景も静かで、
別置きドライブを色々対策してリッピングしても
こうはならないだろうと思えるほど優秀にリッピングができます。

通常は、本体側最高レベルのリッピングで良いかと思います。
本当によくできています。

X35の方は、フォノイコ付きでレコードが聴けて
その音をそのまま録音できます。

針を下ろす音からスクラッチノイズまで克明に録れていて
聞いているのはHDDのデシタルですが、
出ている音はアナログレコードの音に聞こえます。(笑)

この類の製品って、音が薄くて面白くないと感じるものが多いのですが、
このX50Dは、久しぶりに気に入りました。(^^♪

弊店も、ようやく、ミュージックサーバー、ネットワークオーディオデビューです。

来月早々納品されますので試聴可能となります。
安売り店でも、殆ど値引きされていませんが、
頑張りますのでお問い合わせください。






posted by SoundJulia at 16:03 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

COCKTAIL Audioその2

X50DとX35が届きました。

DSCF0191[1].jpg

X50D
DSCF0188[1].jpg

DSCF0189[1].jpg

X35

DSCF0194[1].jpg

難しくない事から色々試してみました。
コストパフォーマンスが優れているのはX35
ミュージックサーバーとプレーヤー以外に
FMも聴けるし、レコードの再生もOK!
アンプまで内蔵していますので全部付の一体型です。

こういう全部付みたいな機器って、
聴く前からある種のバイアスがかかり
安上がりなPCオーディオの音(薄くて細い)を想像しますが、
使ってみると良く出来過ぎていて怖いぐらいです...。

D/Aが、ESS ES9018K2Mというだけで
スッキリして痩せた音を想像してしまいますが、
聴いてみると、腰が据わって堂々としています。

内蔵されている100W+100WのアンプからSPへ繋いで聴いてみても
思ったほど悪くないですし、
アナログアウト(RCA)からSJ-preamp+SJ-6L6へ繋いで聴いてみると
この価格で買えるCDPより音が良いです。

デジタルアウトから別のDAC DAC-040BDへ繋いで聴いてみても
DACの表現力の違いがあり音は変わりますが、
本体DACは聴く気にならない様な感じの音ではない事が確認できます。

悪くないと感じる理由ですが、
音がしっかりして、痩せている感じや細い感じ、薄い感じが無く
腰が据わった安定感があり堂々としている。

音色が寒色系ではなく多彩な感じで音楽の表現も良い

こういう系統の機器って
聴いているのが直ぐ嫌になるのですが、
そうなってこない(笑)

P-0と聴き比べますと、
P-0の方が、生っぽい感じがしますが、
レベルの差として
F-1と軽自動車を比べる様な圧倒的な差がありません...。

で、X50Dの方は、アンプもDACも入っていないので
デジタルアウトからDAC-040BDへ繋いで聴いてみると、
パット聞きX35より雑味が無く分解能が高いです。

空気感というか音場空間も広くS/Nも良く
欲張っていない良さが出ています。

基本的な音の傾向は似ています。

十分な音の厚みと腰の据わった安定感、
多彩な音色で綺麗です。

ケースも、がっちりとした厚みのある無垢材で出来ています。

このX50Dの定価:¥38万

ハイエンドオーディオコナーのリファレンス機としてや
評論家さんが好んで使用されていた
DENON DP-S1と比べたら DP-S1が負けると思います。

で、ラダーケーブルから
大容量ケーブルのDSa(最上級電源ケーブル)が届いたので
アルティメイトバージョンの電源トランスへ取り付けて
このX50Dへ付けてみると、
困っちゃうほど良くなり何だか笑えてきました。

IMG_0620[1].jpg

X50Dで、CDを挿入し、ドライブを回して直接聞くのと
リッピングして聞くのと比べますと、
色々な要素をトータル評価するとリッピングして聴いた方が音が良いです。

使用するSSDとかHDDの違いで音は変わると思いますが、
今聞いている感じでは、かなり上級のシステムへ繋いでも
安物を繋いで聞いている感じは全く無いと思います。

カクテルオーディオ?なんじゃこりゃ〜ですが(笑)
音を聴く限り
久しぶりに良い機器をテストしている感じになっています。

こういうカテゴリーでは、
個人的にラズパイにボリューミオの超チープ構成でも、
音として聞けるものができますので遊んでいますが、
メーカー製でこれだけの物ができるのなら
X50D買えば色々考えなくてもOKに感じます。

輸入代理店の営業さんのお話しでは、
デモの引く手あまたという事で、
お借りできるのが数日ですが、
色々試させていただこうと考えております。











posted by SoundJulia at 19:49 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

cocktail Audoi

今日は、弊店のお客様から勧められたという事で、
SJ-SIインシュレーターを購入する為にご来店いただいたお客様を接客後、
営業さんがご来店され、機器のデモを見せていただきました。

今流行りのネットワークオーディオという事で、
カクテル オーディオの X35とX50Dの紹介でした。

IMG_0524[1].jpg

7インチの画面が大きくて見やすいです。

IMG_0522[1].jpg

(下記クリックで機器の詳細へ飛びます。)


X35は、オールインワンのマルチメディアプレーヤー
アンプ内蔵ですので、スピーカーを繋ぐことが出来ます。

X50Dは、ミュージックサーバー&プレーヤーとなり
アンプは内蔵されていませんが、
12TBまでのストレージを構成可能となる様です。

デモはX35で行い
私の所有するCDをリッピングして下記を試しました。

1、ヘッドフォンで聴く ヘッドフォンは写真のCZ-1
2、スピーカーで聴く SuperRedMonitor フルサイズ

早速1、から試しますと、
ドライブしにくいヘッドフォンCZ-1が
すがすがしく軽快な鳴りで綺麗な音を聴かせてくれました。

CZ-1は通常、しっかりしたヘッドフォンアンプ回路搭載の機器ではない場合、
ボテッとして混濁するというか、濁りのある様な音になるのですが、
オープンエアー型に近いような爽やかな感じの鳴りで聴かせてくれました。

リッピングした音源と、(内臓記録媒体はSSD)
CDを直接PLAYした音を聴いてみると、
CDをPLAYした音の方が、音が綺麗、丁寧かつしなやかで細部に至る表現が細密
リッピングした方は、おおらかで、
全体的に音がやや厚くビビッド感が減退して聴きやすい感じのサウンドと感じました。

リッピングはWAV 44.1K/16Bit

2、のスピーカーでも同じように聴いてみると
ヘッドフォンで聴いた時と全く同じ結果となりました。

スピーカーの出音ですが、SuperRedMonitorの場合は、
アンプが相当ちゃんとしていないと聴く気にならない音しか出ませんが、
内蔵されているデジタルアンプの音は、
透明感があり、細やかで美しく、
バフバフにならない低域で聴かせてくれました。

定価:¥28万の税込みは¥302,400-
値引きを考えますと、実売価格は¥26万程度?
サウンドジュリアでも新品の取り扱いが可能ですので

各種デジタル系は当然で、
レコードも聴けるフォノイコまで付いて
プリメインアンプやCDプレーヤ付きのネットワークプレーヤーと考えると
コストパフォーマンスは高いと感じました。

一番ビックリした事といたしましては、
この種のこのグレードの機器のアンプ出力では、
SuperRedMonitorが、上手い事鳴るなんて事は
今まで一度もありませんでしたから、
音量は小音量から爆音まで、
ソースは勝手に変えて色々と聴かせていただきました。

デジアンですが、
S/Nも良く、細部の微細な表現も細やかで綺麗
全体的に透明感が高い美音系
耳に付くジャリ付き感やヘナヘナ感は無比
音は緩くなく硬くなく、ハイスピードな反応
抑揚感もあり、音楽のノリがちゃんとつかめます。
残響も綺麗に出ますし、空間の表現も悪くないです。
音色は、白やブルーに覆われる様な寒色系でなく色々な音色が出ます。
油絵の様なこってり感は無く透明感ある鮮やかな感じで...
低域は、厚く太い感じは無いのですが、
グリップしてユニットを駆動している感じがあり嫌な感じを受けません。

SuperRedMonitorは、上手く鳴りませんと、
1分も聴くと、もう嫌みたいになるスピーカーですが
そういう感じが出てこないところがビックリ!

こういうカテゴリーも日々進化しているんだなぁ〜と考えさせられ
電源周りや置き方など、もっと詰めた場合、
かなり良い結果が出そうなポテンシャルを感じました。



posted by SoundJulia at 19:10 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月25日

PCM-D1

IMG_0521[1].jpg

来年、修理受付期間が終了しますのでメンテナンスに出しました。

IMG_0517[1].jpg

ライブのナマ録などに使用していましたが、
録音時に不具合があり基板交換の修理となりました。

IMG_0518[1].jpg

この位置の基盤です。

IMG_0519[1].jpg

受け取り後、開梱すると、
トップパネルのビスを隠す蓋を外したままの状態でした。(笑)

IMG_0520[1].jpg

ゴム製のふたはパネルに付いていましたので自分で戻しました。
もう少し最後まで気を使って欲しい物です...。


このPCM-D1は、発売開始した時、個人的に気に入って購入した機器となります。

SONY入魂の製品としては、
古くはESPRITシリーズのスピーカーAPM-8とか
SACD発売時のSACDプレーヤーSCD-1等がありますが、
この小さな録音機も、発売当時SONY入魂の製品と感じまして
とりあえず買うという感じで購入しました。

開梱して手に取ってみると
過去のデンスケやウォークマンprofessionalを彷彿させた出来栄えと感じた事を思い出します。

現在D1は販売終了となり
レコーダーの現行型はPCM-D100となっています。

PCM-D100が出た時、D1と、どう違うのか試聴しましたが、
D100を買い増したり、D1と買い替える気にならないほど
D1の方が音質的に素晴らしいと感じたので購入はしませんでした。

大きさ、機能、電池の持ちなどD100の方が良いのですが、
肝心な音質にはかなりの差があり
最高峰と廉価版という感じが否めませんでした。

これらは基本録音機ですが、
PCから音楽データを機器メモリーのホルダーへ入れれば
高音質なポータブルオーディオとして使うことが出来ます。

DAPやDAC、アンプ等バンドで一体化して
高音質化されている場合を多く見る事がありますが
あまり欲張らない場合、
面倒な事なくこれ1台で用が足りてしまう感じです。

D100は2013年発売の機器ですが、
現代のポータブルオーディオと比較しても
ヘッドフォン出力にドライブ力があり
鮮度感の有るサウンドで聴かせますので
これに勝るポータブルは無いのでは?と感じさせるほど優秀ですが
D100とD1を聴き比べた場合は、D1が圧勝という感じになります。

高域の質感、音場空間、分解能
音色や音色変化
音楽らしさや揺らぐような表現など
同一PCでリッピングした同じ音源を
同条件でフォルダーに入れ
ヘッドフォン直挿し、ポタンを繋ぐなどして聴いてみても
残念ですが差は歴然と言う感じ...。

D100の音が悪いという事ではなく
市販の高級DAPと比べても素晴らしいと評価できるD100より
D1の方が、さらに上という意味です。

D1もD100も
本体に使用する電源(二次電池)で音質は大きく変わりますので
電源周りを弄ると音が変わるホームオーディオと同じ感じです。

PCM-D1
現在アマゾンで中古品が¥16万〜¥19万程度で販売されていますが
ナマ録は興味ないけどDAPは興味ある方の場合
聴いてみたらその価格以上の価値を感じるかもしれません。
新品の入手は不可、高音質が認識されたからなのか
中古品としてはプレミアが付いている価格と言えます!

PCM-D1のヘッドフォン出力は
TSR3.5mmの3極 アンバランス出力ですが、
静電型以外のヘッドフォンなら概ね鳴らします。

弊店で小売しているCZ-1は鳴らしにくいのですが、
これも必要以上の音量まで出すことが出来て
音楽を聴けるレベルの音は出します。

市販のDAPではCZ-1は音量が上がってこないレベルですし
ポタアンでも鳴らすのが難しいヘッドフォンですから
聴いた時はビックリしました。

このブログで紹介させていただいた
バランスアンプのポタアンXHP-3をPCM-D1のラインアウトへ繋ぎ
CZ-1のケーブルをバランス化した物に繋ぎ変えて試聴しますと
バランスアンプのドライブ力で駆動する為か、
クッキリとしてモニター的な音で聴くことが出来ます。

鳴らし切っているという事ではありませんが、
ポタアンでは驚くほどの鳴りという感じです。
据え置き型のXHP4、XHP5になれば更に質感が上がり
XHP7の場合、鳴らし切っている感じとなります。

PCM-D1は、2005年発売の製品ですので
できる事ならSONY入魂のレコーダーを
そろそろ販売していただきたいです。







タグ:PCM-D1
posted by SoundJulia at 19:47 | Comment(2) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

NAIM CD3

名機ネイムのCD3

お客曰く
うっかり肘鉄くらわして、トレイが凹...。
ついでに回転系から異音(^-^;

見た目が綺麗なだけに、何とか直したい...。

凹んだトレイ
DSCF0039[1].jpg

中を確認すると、
押し込まれた衝撃で、ストッパーの位置が変わっていました。

分解して位置合わせして、バッチリ!

DSCF0040[1].jpg

CDを読み込ませると
回転に合わせて「カシャカシャ」と異音が...。

CDを載せる部分とメカベース、モーターなどが怪しいので分解

モーターは異音無し、
衝撃で、CDを載せる部分と、メカベースのクリアランスが悪くなり
回転する事で、一部が接触していることがわかりました。

メカが曲がっている感じも無いので
組み直したら直りました。(^^♪

DSCF0041[1].jpg

DSCF0042[1].jpg

10年ほど前は、何台か買取で入荷がありましたが、
今は全くです...。

直した後、ブログを書きながら試聴していますが、
改めて音楽が聴ける数少ないCDPだと感じました。





タグ:NAIM CD3
posted by SoundJulia at 15:11 | Comment(2) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月21日

ラダークラフトセブンUSBケーブル

ラダークラフトセブンと開発中のUSBケーブル
PCなどを音源とする場合、USBケーブルは必須のアイテムとなりますが、
デジタル伝送においても、ケーブルを変えると著しく音質が変化してしまうのは
皆さんもよくご存じだと思います。

私も色々と作りましたが、
分解能を上げるのに限界を感じましたので、
ラダー構造でUSBケーブルを作れば
マルチョウさんやラダークラフトセブンから通常販売されている
音声ケーブルの様に、
超高分解能でハイスピードな音にならないかと試作をお願いしています。

で、マルチョウさんの方でもラダークラフトセブンの方でも問題が起こり・・・?

ラダー構造にした場合、難なく動く場合と認識しない場合が起きてしまうのです。

何故そうなるのか、その原因が分からないというのですが、
今回、初期作から4本目で、ラダーの最高峰DS構造でUSBを作ってもらい試しています。

DSCF0876[1].jpg

上から、初期作
 ラダー構造ではないのですが、ケーブルは特注品で絶縁体も違うので抜けが良く高分解能です。

真中、
 サウンドジュリアからお願いした構造で、
 ラダーケーブルを製作する特注ケーブルを使って組み上げており、
 音に密度感があり音色は豊か、まとまりのある表現と、
 聴き心地が良いケーブルに仕上がり、
 一般的なUSBと比べても高分解能で広い感じの音が出ます。

下、DS構造のラダーケーブルUSB
 クラフトセブンの真骨頂!特注専用ケーブルで製作した
 ラダーケーブルでは最高峰のケーブルとなります。
 こちらの環境では全く問題なく動作し、ご機嫌に聴くことが出来ました。
 超高分解能でワイドレンジ、音場空間広大、薄くなることなく安定して実に素晴らしい!

もう一本は、お客様へ貸し出し中で、インプレッションをお願いしています。

ちょうど試聴時に来店されたお客様を犠牲にして(笑)試聴していただきましたが、
そのお客様は、真中がウェルバランスでこのケーブルが良いという評価でした。

DSで動くのなら、更にデータと電源分割、マルチシールド構造で大地アース落としとして
ラダーの段数を多くしたもので作れば、超凄い物が出来上がると思うのでお願いしてみます。(笑)



posted by SoundJulia at 18:12 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする