2017年08月07日

QUAD50E QUAD33

台風の為、大雨...。

こんな日は来客もない筈と、
普段電源を入れていない機器を動かしています。

電源ONで直ぐの音は、「捨てたろか!」みたいな感じの音ですが、
1時間も経つと抜群に良くなってきます。

QUADなぜかTANNOYとの相性は抜群!
聴き心地が良くて癒されます。

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チューナーのデザインが素敵です!

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外は大雨、暑いのも嫌ですが、大雨も不安な感じでイヤですね...。

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50Eは、トランジスタアンプですが、
真空管アンプやマッキンのアンプみたいに出力トランスを搭載しています。

303と見た目が似ていますが50Eはモノラルアンプとなります。

303もありますので、繋ぎ変えて聞き比べますと、
50Eの方が濃密で厚い音が出ます。

現代の高性能アンプでTANNOYのGOLDを鳴らすと
低域がドロドロで締まらないメタボなサウンドになる事が多いのですが、
303でも50Eでも、
低域は、ドロドロになる事なく締りのある音で聞かせ、
上質で照り感のある艶と、ボケないしなやかなサウンド聞かせてきますので
聴いてると酔うんです...。(笑)

次は、最近お休みしている
JBL SA660を聴いてみます...。





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2017年07月22日

SJ-6L6

ご注文いただいたアンプが完成したのでテストしております。

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店の中が快適なだけに
熱くなる真空管アンプを鳴らしていても何ら問題なく過ごせますが、
外出しますと暑くて驚きます。(^-^;

これだけ暑いと外出も嫌になり
エアコンの効いた部屋で音楽を聴いているお客様がい多いのか?
例年より色々とオーディオをチャレンジしていらっしゃる方が多いと感じます。

私も色々試す気持ちが熱いので、(笑)
もう少しで壁コンプレートとスピーカースタンドが完成します。


タグ:SJ-6L6
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2017年07月14日

最高のヘッドフォンアンプ

Charisma XHP-7 Audiophile reference

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全種類
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コンサートフィデリティーの最高峰ヘッドフォンアンプで、
静電型以外のドライバーを使用したヘッドフォン用となります。

この写真のアンプは、
お客様からのオーダー品で、納品前のテストをしております。
(明日、納品となります。)

スピード感やレンジ感、駆動力など、全て至高のレベルにありますので
出音は実に自然で聞き疲れ感が無く、アンプの音に癖が全くない感じで素晴らしいです。

入力機器も録音も良い場合、
聴いた事ない様なヘッドフォンの音で楽しめます。

その反面、
ダイナミックレンジ圧縮録音や低域ブースト系の録音は
その部分が直ぐに判ります。

鳴らしにくいヘッドフォンでもフルドライブしますので
CZ-1も完璧に鳴りきっていますし、
HDJ2000もフルドライブされている感じで聴けます。

内部アンプ構成、出力ジャック等、選んでオーダーするアンプとなります。

上の小さいのは、
左から、XHP-5/XHP-4/XHP-3
基本的に全てバランスアンプですが、
XHP-7とXHP-5はSE出力が付いており
XHP-3は、ポタアンとなります。

話は変わります。

ラダーケーブルのDSデジタルシールド付きが完成して送られてきました。

RCA(バレット4N銀、特注ハウジング)
BNC(オヤイデ)
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圧倒的に超絶な高分解能で、出音は自然、
音場空間が広く、ブランド物の高額ケーブルがバカバカしくなるほど
最高峰のサウンドを聴くことが出来ます。

ラダークラフトセブンのラダーDSケーブルは
オーディオ用ケーブルの終着駅と言えるサウンドだと思います。
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で、話は脱線...。

昨日、いつもお世話になっている
北欧ビンテージ家具のFavorさんで
小型チェストを買いました。

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スーパーツイーター用バイオリンを、
SPスタンドに載せていますので、
バイオリンを載せる家具も欲しいと考えています。(笑)

posted by SoundJulia at 20:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月26日

SJ-Preamp

オリジナル真空管式プリアンプ SJ-Preampですが、
入出力ジャックを変更いたしました。

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背面
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ジャック部分
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国産のジャックで、構造と音質が良い物をを入手
機器と結合する部分の強度と絶縁を得る為、
ベークライトを削り出し、改造して使用しております。

接点部分の金属量が少なく、ホット側のコンタクトも良好になりました。
(ジャックやプラグは金属量が少ないほど音が良いと思います。)
音質的には、音楽表現を損なうことなく
見通しが良くなって高分解能へ変化しました。

店頭用のSJ-Preampも、既に5年使用しておりますので
メインボリューム、バランスコントロール、ジャックを付け替える等
総合的なオーバーホールしております。

写真のSJ-Preampは、注文品を頂いた商品をエージング中の物となります。


続いて、
ステップアップトランス
お客様よりオーダーいただいた米国製、入力機器用のトランスとなります。

100Vを120Vへ昇圧するトランスですが、
アイソレーション効果と、音痩せすることなく音楽表現も良好になる様、製作しております。

安全の為、1500Vで絶縁試験も行っております。

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完成後の試聴

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アイソレーション効果でS/N感が向上し、
音楽表現も良いです。

このトランスもそうですが、
200Vから100Vへの降圧トランス、
LINN DS用100Vから240Vへの昇圧トランス等
色々な物の注文を受けておりますが、
それぞれの使用用途に合った作り込みをしておりますので
小型でも音痩せする事は無く
音色や音密度、表現など実に良好な音質となります。

メーカー品のアイソレーショントランスなどで感じる
異様な透明感、音楽表現は薄口で淡泊、低域が痩せる様な事は有りません。


少し前のブログでお話ししましたスイッチ付きコンセントですが、
アメリカのホテルに付いているコンセントとスイッチの見た目にしました。
(お客様からの改造依頼です。)

パーツを用意して分解、組み上げます。
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コンセントが2個付いていますが、1個外し
配線を変更して組み上げます。
もちろんコンタクトオイル塗布、ケーブルの方向性なども合わせます。

完成!
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スイッチはレビトン製ですので、アメリカって感じです。(笑)
コンセントは食いつき抜群のインダストリアルグレード、
スイッチ容量は125V15Aと十分です。

プレスした重たい鉄ケースへ、ノイズイレーサーのシートを貼りつけ
金属製コンセントベースを付けていますので剛性は十分
スイッチの悪影響で
音楽性が損なわれる感じや、やせた感じ、音の雑味など
悪い部分が出てしまうのではないか?と思っていましたが
嫌な感じは全くないです。

このスイッチで、何で?って感じですが、
予想以上に良いので、メインスイッチの無いマッキンのMC240や275
QUADの古いパワーアンプ等のメインスイッチとしても十分使えると思います。

まぁ色々やっております。(笑)

そんなところへオーディオアクセサリーの編集長様より連絡が入り
下記へターンテーブルシートの試聴記事を掲載しても良いかお尋ねされましたので物を送りました。

『電源&アクセサリー大全2018』(7月28日発売)

長く販売しているので何回掲載されてか忘れましたが(笑)
代理店さんや卸業者を流通させていない直販ですから
他社のカーボン製品と比べ異様に安いと思います。


タグ:SJ-PREAMP
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2017年04月24日

SJ-6L6納品前テスト

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SJ-6L6アンプが完成しましたので
納品前の長時間エージングです。

問題ないので、ロゴマークを付けて納品します。

エージングをしながら、
タップの組み立て依頼品を製作しています。
ノイズイレーサーINでのご依頼
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ちょろっと見える黒いのがノイズイレーサー

AV機器に使用されるという事ですので
映像が、どの様に変化するのか感想をお聞かせいただきたいと思います。

余談です。
壁コン用のプレート設計から、
話がオーディオボードへ移行したのですが、
どうせなら、ラックを作ってしまえ!っという事になり
高性能かつどカッコ良いラックの構想が浮かび、
加工業者さんと完成予想をイメージして両者共にボルテージが上がりました。
早く試作したいなと...。(^^♪

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2017年04月21日

EL84 6BQ5

トライオードの営業さんが、アンプ持参で訪ねてきた...。

新発売のLuminous84プリメイン
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6BQ5/EL84(JJ使用)のプッシュプルアンプで、価格は¥128,000-(税抜き)
価格破壊(笑)の安さで驚きます!

内部
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プリント基盤、整流ダイオード、三端子レギュレター、リレー...。
白いフィルムコンデンサ、ニチコンの電解コンデンサなど、
まるで、
トランジスタアンプのトランジスタ部分が球になったような見た目...。

Sound JuliaのSJ-6BQ5と比べてみる...。DSCF0501[1].jpg

往年の真空管最盛期を感じる(笑)
手作りの手配線...。

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特注手巻き専用トランス、音色変化が楽しめるパーツ
手作業板金のケース、焼き付け塗装、シルクスクリーン、削り出しのつまみ
ビンテージ球使用...。

お話を伺うと、
トライオード製のLuminous84
まだ完成品の実物が取引されていない予約の状態で、
すでに初期ロットの50台は完売、
まだ納期は先となる2期目の50台も、
ほぼ売り切れという事です...。

今や家具は、ニトリ、IKEAで良い時代?...。
趣味のオーディオの場合、
真空管アンプの価値観も上記家具と同じなのか?ですが、
安く球の音を楽しみたい場合、
メーカーとしては、しっかりしているトライオードなので
価格を聞いてしまうと、中国製でも良いかと思えてきます。(笑)

売れている数を聞いて、
商売のスケールでは全く比べ物にならない程凄いと思い
こうやって商売をするのかと思い知らされました。(~_~)

試聴させていただきましたが
トライオードとサウンドジュリア
パワー管の6BQ5/EL84は同じ規格の物を使用していても
音は全く別物...。

売れる数を聞いて、商売をしている者として気持ちがへこみましたが、
比較試聴して、直ぐに気持ちは元に戻りました。

やはり、
音、物づくりの拘りが先に立つので
数は出なくても、今まで通り地道に王道を歩みます。

以下、ご連絡です。

タップキットですが、
初期ご予約分は、4月28日で打ち切りとさせていただきます。

以降の価格は下記となります。

外観および細かな仕様については、
現行品と比べ予告なく変更となる場合がございます。

・4個口本体(インレット/直だし)+ドライカーボン付きベースプレート
 価格:¥138,889-(¥15万/1セット、税込み)

・6個口本体(インレット/直だし)+ドライカーボン付きベースプレート
 価格:¥222,223-(¥24万/1セット、税込み)

インレット式をお買い上げのお客様には、
国産インレットへ配線を接続した物を無料で進呈いたします。

PSEの取得がございませんので完成品の販売はございませんが、
タップキットの組み立てはお請けいたします。
本体とベースはセット販売となります。

現在ご予約分の製作は、随時行っておりまして、
5月〜6月に渡り、完成順に納品させていただきます。

タップの製作と並行して壁コンのコンセントプレートを試作、
6月は、壁コンセントプレートの製作とオーディオボードの試作を始める予定です。

トライオードの営業さんにタップの価格を聞かれて答えたら
「作りからして安すぎじゃない?」と笑われました。
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タグ:EL84 6BQ5
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2017年02月24日

MC240 C11

マッキンのビンテージアンプが入荷しました。

MC240
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古いアンプですが、外観の状態も良く、
トランスカバー等もきれいで光沢があります。

名古屋で有名な「オーディオクラブ響」さんで上手く整備されており、
オリジナルパーツも多数健在で、整備部品もビンテージな物を使用しています。

真空管は、オールGEのビンテージ球です。

鳴りっぷりは豪快なアメリカ的!
力強くエネルギッシュで押し出しも強く音が迫ってきます。
ジャズやロックを元気よく聞く場合は良く合います。

C11
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見た目は綺麗で、木箱も綺麗です。
こちらもMC240と同じ様に整備されていますが、
写真の通り、オリジナルパーツは多数健在で、
球は全てテレフンケンが付いています。

神経質なところの無い
ゴージャスでリッチなマッキントッシュサウンドが聴けます。

まるで、
ゴージャスな高級クラブの革ソファーにドカッと座り
ブランデーでも飲みながら、
生バンドの演奏を聴いているかの様な音の雰囲気...。(笑)

手放される理由は、
引っ越しの為、断捨離するという事で、この2台は預かりものです。

店のHP、中古情報にもUPいたしますが、
委託で販売しますので
気になる方はご来店いただき、現品を確認ください。

タグ:MC240 C11
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2017年01月28日

SJ-6BQ5納品

年末にご注文いただいた
SJ-6L6とSJ-6BQ5の納品が終わりました。

先日、たて続いて躓いたので、もう躓いていません。(笑)

SJ-6BQ5内部
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基盤を使わない手配線です。
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寄ると空中都市みたいです。(笑)

動作テスト
左が新規製作の新品で、この後ロゴマークを付けました。
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最近の私物コレクション...。

小さな巨人!
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CDケースと比べてもこの大きさです。
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DIATONE DS-5BとDSCF0221[1].jpg

5年ほど前でしょうか?
前の店舗(千種区星が丘の店)で、小型スピーカーコレクターの方より
Visonik David50を、しばらくお借りして聴いていた事があったのですが、
小型と思えないようなスケール感と浸透力のある音、
国産と違う楽しい音楽性で聞かせてくれまして、
私も欲しいなぁ(笑)と思っていましたが、
今回、後期モデルのDavid5001を入手いたしました。

手持ちのDIATONE DS-5Bと並べてみると、
DS-5Bは、日本製ですから
流石に作りか緻密で、見た目がシャキッとしています。

音を聴き比べると、
DIATONEは、破綻の無い均整の取れた国産サウンドで
良い時代のDIATONEを感じます。

Visonikが販売されていた当時は、
Davidシリーズが世界的に大ヒット!評価も抜群でした。
DS-5Bは、当時、メチャクチャやる気十分だったDIATONEが、
ダイキャストの小型スピーカーなど
簡単に作れると言わんばかりの作り込みで出来ています。(笑)

小型スピーカーは
インフィニティ―のテシマルも持っているのですが、
澄み渡る様な綺麗な高域で聴かせ、
大きなインフィニティーは必要ない?という様な音を聴かせます。

その他、
Lo-D、フォステクス、テクニクス、PIONEER等のアルミキャビの小型スピーカーも持っていたのですが、
徐々に処分し、手持ちは、テシマルとDS-5Bだけとなっていたのですが、
今回David5001が仲間に加わりました。

前にお借りしていたDavid50のイメージを思い出すと
基本的な音の感じは同じなのですが、
ムッチリした濃密感、ライブ感の様な要素は、
初期型のDavid50の方が強く出ている感じがします。

その時、見た目がそっくりなブラウンの小型スピーカー
コンパクトL100だったかな?も
違うお客様が持ち込んできたので聴かせていただいた事があるのですが、
ブラウンは、やや高域寄りのエネルギーバランスで聴かせ、音がタイトな感じでした。

今回入手した最後期の5001は、全体的に音抜けが良く、分解能も高いです。
フォーカスもクッキリ合っている感じで、聴感上のfレンジも広く聞こえ、
音楽の表現は、DS-5Bより巧みで、ハートにグッとくる感じで音楽を聴かせてきます。

凄く小さなスピーカーですが、広い音場とスケールを感じる音で鳴りますので
音が出ると異様(笑)、近くに大きなスピーカーがある場合、
そちらが鳴っている様な錯覚をします。(笑)

入手してから、
一旦分解、内部を確認し、組み立て直しています。

先ほど、SJ-6L6へラダーDSスピーカーケーブルを繋いで鳴らしてみたのですが、
驚きの高音質となりました。!

単体でもやせた音が出ないので
低域の不足感はあまり感じないのですが、
YAMAHAのYST-SW-1000Lを追加し
ぐっと下を伸ばすと、
大型フロア型スピーカーが、朗々と鳴っている様な感じになり笑えました。

鳴っていない時の見た目は、
1980年代の、安物カーオーディオにたくさん見られた
見た目も音も悪い(笑) リアスピーカーの様に見えますので
音の期待感はゼロですが、鳴ると驚きます。

何と能率82dB(笑)の超低能率!
しかもインピーダンス4Ωですから
駆動力の無いアンプで鳴らすと良さが解らないかもしれませんが、
基本的に安いスピーカーですから
ヤフオクや中古ショップで見つけた場合、
購入して遊んでみると面白いと思います。

タグ:SJ-6BQ5納品
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2017年01月15日

Cello RMC QUAD303

こんな日に来店する方は居ないだろうと(笑)

先ほどのブログの続きで動作テストしております。

Cello RMC
(激レア品ですので、探してもなかなか出会えない機器だと思います。)
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外観は、綺麗で、たばこ臭ヤニ汚れなどはありません。
正面パネルに小さな点傷あります。

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正規品 

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電解コンデンサは、ビシェイにてリキャップ済みです。

付属品は、プリから供給される電源を接続するケーブルのみです。
(ターミナル保護カバーはあります。)

パット聞いた瞬間、
ML時代のML-6やML-2Lを思い出すようなサウンドだと感じました。

中低域の厚みと硬くないしっかり感に支えられド安定...
とても安心して聞ける疲れないサウンド!

広々とした雄大な音の広がりで聞かせ
生っぽいライブ感があり、残響などもフワッと広く漂うように広がります。

聴いていると音に飲まれてくる感じです。

電源を入れて間もないので若干クリアさが足りませんが、下記にてご覧ください。




QUAD303

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正規品です。
基板上の小さなコンデンサはリキャップされています。

経年による薄汚れはございますが、状態は良いです。
低域に重心があり、ピラミッドバランスで聞かせます。
小型ですが、グッと押し出すドライブ感があり聞き心地の良い音です。

通常、プリとセットで使用しますので、
パワーアンプ単体で使用する場合
電源スイッチは無く、コンセントを刺すと電源が入ります。

また、現代機器の様に、
動作が安定するまで音が出ないミューティング装置は付いていませんので
スピーカーを繋いだまま電源を入れると「ボムッ!」と音が出ます。

RCAケーブルで使用する場合DIN−RCA変換ケーブルが必要となります。

電源ケーブルと、DINケーブルが付属します。
(その他はございません。)


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2017年01月14日

Celloなど委託品入荷!

久しぶりのブログです...。

委託品販売品です。
気になる機器がございましたら、

LEAK STEREO70
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コンデンサリキャップ、ハンダ補正などが施されています。

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金メッキジャックへ交換、スピーカーターミナルも交換されています。

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Cello encore pre L2 何とレアな最終モデル!

現在、動作確認中です。
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RMCも有ります。
プリとフォノイコは、個別で販売となる予定です。
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余談ですが、MarkLevinson氏の手掛けたメーカー品は
見た目のデザインも抜群に良かったですね!

ML-1Lと並べてみました...。
Celloは上品、MLの方は男らしい(笑)

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あと、Goodmanもあります。

Model B-4
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音の広がりが豊かで、聴いてて癒されますし、聞き疲れの無い音です。
例えるなら、
高級な一杯点てコーヒー屋さんのセンス良く心地よいBGMの様なサウンドか、
解っているオヤジさんが経営するJazzバーのBGMの様な音とでもいうのでしょうか?

クラッシックからどうぞ!
音飛びと広がりが良いので、部屋の何処にいても同じような音で聞けます。

ボーカル
音源が澄んだ音のXRCDですが、残響豊かに広がります。

Jazz
臭さ爆裂!
「ボンボン」ベース
「チンチャン」シンバル
「バブバブ」サックス
「コロコロ」ピアノなどバッチリ!(笑)


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2016年11月19日

QUAD33 QUAD50E

私物コレクションのQUAD要りませんか?

メンテナンス後、時々使用しておりましたが、
ゲルマアンプを作りましたので、今後、使用する機会が減ると思われるため、
必要な方へお譲りいたします。

QUAD 33
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上から眺めると綺麗な配線とレイアウトが印象的です。
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底部分は、メインボードとなっています。
ハンダ補正、コンデンサチェックなどしております。

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スロット基盤
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電源周り
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電解コンデンサなどは外してチェックし、
容量抜けなどの劣化コンデンサや劣化パーツは交換しております。

QUAD 50E プロ用のパワーアンプで、コンシュマー用の303とは別物となります。

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内部は、殆どトランスという内容です。(笑)

電源と、スピーカー用の出力トランス

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熱を持つパーツもそのまま基盤へ付けられていますので、
基盤自体が時間とともに炭化してしまいますし、パーツも経たりますから、
取り外して別の所へ固定、放熱対策し、発熱する大きなダイオードも、
銅板で放熱板を作り熱を逃がす対策をしております。

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配線は、使いやすくこんな感じにしております。

カルダスのRCAピンケーブルが入力
オレンジ色の線の先は、バナナプラグが差し込めるようになっています。

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スピーカーインピーダンスは現在8オームですが、変更もできます。

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プリと並べます。
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電源ケーブルとDIN変換ケーブル
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メンテナンスと言って、使用できるパーツまで一気にごっそり交換したりしますと、
QUADのアンプなのか、何なのか解らない音になってしまいますから
そういう感じにはしておりません。

大きな出力トランスですが、音がモッチリして鈍くなる感じはありません。
TANNOYなどイギリス製のスピーカーへ繋いで聞いてみると、
現代の高性能アンプでは聞くことのできない奥ゆかしく味わい深い表現で聴かせ
現代のアンプとは別世界の音楽表現で楽しませてくれます。
また、トランスの持つ中低域のドライブ感でTANNOYも低域がバフバフしません。

現代のリモコンで操作できるようなアンプとは全く別物ですから
面倒が嫌な方や、神経質な方にはお勧めではありません。


価格についてですが、
下記へ名古屋の有名な中古ショップの履歴をリンクしましたので
参考にしていただければと思いますが、下記よりはお安くお譲りします。





タグ:QUAD33 QUAD50E
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2016年11月07日

ゲルマアンプ エージングしています。

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常時電源ONで、3台を順番にスピーカーを鳴らし実働させています。
コンシュマー用のTANNOY JBLはラクラク鳴ります。

試しに低能率なCM1S2を繋いでみました。爆音(笑)は無理ですが、鳴りは良いです。
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明日は、ヤマキ電器さんがインシュレーターを持ってくるので試聴させていただきます。






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2016年11月06日

ゲルマニウムアンプVer.2 モトローラー

ゲルマニウムアンプのモトローラー仕様が完成いたしました。



2型は、1型と違って、音をとらえやすくしています。

見た目は1型と同じです。

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モトローラーのゲルマニウムトランジスタ
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2型も1型と同じで、
音声回路(フォノもラインも)は、全てゲルマニウムトランジスタで構成されています。

文で表現するのは難しいのですが、
ノリの良いリズム感で腰の入った中低域、
サクサクと流れる様に軽快な中高域、
密度があり産毛が立ったような細やかな質感で明るめの音色
1型の様に、深く深く入り込んで音楽のみ聞くという感じではなく
ながらで楽しめる軽快な感じと、
BGMでも大音量でしっかり聞いても、
リズムがとらえられて気持ちの良いサウンドへ仕上げてあります。

モトローラーのパワートランジスタのサウンドを活かす様に
ドライブ段等も1型と違うゲルマニウムトランジスタを使用しております。

ゲルマは、なかなかマッチングが取れませんので
修理補修用まで半導体を確保すると、
1型より製作台数が少なくなり、数台の製作が目いっぱいの感じです。

価格は¥28万/1台 となります。


以下、余談です。

トランス駆動ヘッドフォンアンプの試作品です。
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パワーアンプか?と見間違えるような現代の高級ヘッドフォンアンプでは考えられない中身ですが、
そういう物量投入型より、ハイスピードな反応と多彩な音色で聞かせます。

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アンプ構成は、方チャンネル2石のゲルマニウムトランジスタを使用しております。
使用しているトランスは全て特注品ですので、指定のインピーダンスで出力させることが可能です。
現在の出力インピーダンスは32Ωで製作していますので、
HDJ-2000等のインピーダンスを持つヘッドフォンは良くドライブします。

弊社で販売中のCZ-1は、インピーダンスが少し外れますが、軽快で爽快感ある音で聴けます。

高額、高級なヘッドフォンやヘッドフォンアンプの場合、
透明感や解像度、ドライバーの駆動力、低域の厚み音楽のエネルギー...etc。
音楽よりも先に音質へ耳が行ってしまって
なかなか音楽に入れない(笑)ことが多々ありますが、
このアンプの場合、音に耳が行く事なく、
すっと音楽へ入れる様に製作しています。

試作ですからケースなどの仕上げが自作候ですが、
使用するヘッドフォンのインピーダンスに合わせたトランスで作り
ケースやつまみ等も変更して製作することが可能です。
販売も価格も未定です。(笑)

超高音質、バランスドライブに特化したCFのヘッドフォンアンプとコンセプトは違いますが、
聴き比べた場合、別土俵ですが、どちらも良い感じです。

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2016年10月29日

SJ-KT88single その2

試作当初の特殊な2重ループ型NFを、一般的なNFに戻し、澄んだ音へ変更して試聴しております。

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定休日中は、アクセサリー類の製作や雑用などで頭が膿んできましたので(笑)
息抜きにうどん屋で、新そば?を食し (ズワイガニ、海鮮丼ランチ)

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リフレッシュの為、彼女と海へ行ってきました。
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不倫ではなく(笑) 彼女=妻です。(^-^;

何よりも夫婦不和になる事が一番NGですので...。(笑)


ラズパイオーディオの方ですが、
ラズパイ3bとvolumio2の最新OSで進めていると、
何だか動作不安定でクラッシュ(笑)

microSDへimgファイルを入れ直し再起動させましたが
やはり動作不安定なので、一つ前のOSへ戻しました...。

流石イタリア人!バージョンUPのOSの方が不安定とは笑えます。

電源の方は、アナログ電源で、
安定度を高めたモデルと、安定度が低いモデル3バージョンで試しましたが、
安定度が低い回路の方が、音に開放感や躍動感があり
聴いていて楽しいという結果になっています。
ここは重要なのでもう少しチャレンジしたいと考えています。

現在インダクターは、予備品も売り切れましたので現在、在庫はありません。
予約注文品以外は、1個か2個余剰で作るだけの在庫となります。

ドライカーボン製品の在庫は大丈夫ですが、
マルチコンタクトプラグ(バナナプラグ)の在庫が底をついてきました。

在庫が切れると思い、今月初めにオーダー掛けていますが、
スイスから送って来ることもあり、未だ国内入荷日の返答が来ません...。
売り切れ前に入手したいです。

後日、入荷したJBL4312のアッテネーター修理を手掛けます。

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2016年10月22日

SJ-KT88single

銘球KT-88を使用したアンプの試作品です。

試作品ですから、印刷やメーターもイマイチで、ロゴも付けいていませんが鳴らしております。

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CD等のライン出力からアンプダイレクト可能で、3系統入力を付けました。
左のつまみがボリューム、右がセレクターです。

SoundJuliaのSJ-preampを繋いだ場合、
音に厚みと力強さ安定感などが増し、レコードを聴く事が可能になります。

アンプ単体で使用するアンプダイレクトの場合、
音がやせるという感じはありませんが、
機器の構成がシンプルになりますから、鮮度感や高域分解能は向上します。

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トランスは、全てこのアンプ専用に巻いています。
スピーカーのインピーダンス(4Ω/8Ω/16Ω)
2chステレオアンプとなります。

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固定バイアスですから、球を交換した場合は、メーターで調整します。
メーター位置が反対ですが、何となくMarantz8に似ているような...。(笑)

厚めの鉄板を曲げてケースを作り、焼き付け塗装で仕上げておりますので
キットや安い球のアンプに見られるトランスの重みでケースが歪んでいる(笑)という事はありません。

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基盤を使わない手配線でくみ上げています。

全てが専用仕様、他にない構成となっていて
特殊なNFの掛け方で上手く動作させていますので
シングルでも、下手なプッシュプル以上の鳴りを聞かせます。

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近年生産されている球のアンプや、中国製の安物に採用される基盤を排除していますので、
部品の組み上げがSF映画の空中都市みたいになっています。(笑)

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今やKT88は高額球になってしまいましたので
球数少なく、最大限にKT88の良さを出すことを考えています。

一般的によくあるKT88プッシュプルアンプの場合、
60Wとかの大出力になりますが、
トランスがデカくなり、アンプは必然的に大型で重くなってしまいKT88も4本必要で価格は高額に...

しかも家庭で使用する際の出力は、
0.1W〜1W程度ですから、物量を投入した多くが無駄...。

そこで極力無駄をなくし、シングルドライブでも
KT88の力強さと抜けの良さを引き出し
方チャンネル6BL8とKT88の5極管2本しか使用していない増幅回路となっています。

出力は15W(MAX)、無歪、連続出力は12Wも出ます。(^^)v

KT88の最高峰 GEC KT88 茶ベースは、
現在ではペア¥5~7万もする高価な球になってしまいましたが、
鮮明で瑞々しい抜けとキレがあり、
上質で美女の様な色っぽさも感じる綺麗な高域が素敵で、
全域に渡りフラットで広々とした混濁感のない音の質感と、
力強さと分解能の良い弾むような低域ドライブ感を有していますので
人気球であることが聴けば一発で理解できます。

この球の持つ至高のサウンドを生かすアンプに仕上げてありますので
余すことなくKT88の良さを聴くことができると思います。

ご希望の方には製作してお売りします。
完全受注生産のアンプとなりまして
価格は¥30万/1台(税別)

上記の価格には、GECのKT88は付いておりませんが、
ゴールデンドラゴン等のKT88を付けてお出しします。

出力管に、GEC KT88希望の場合、
きちんと動作するマッチングの取れた良品の球を選別してお付けすることは可能です。

球のお値段は、アンプの価格にプラスとなりますが、
球を入手する価格によりお値段は変動します。(¥5万から¥7万程度)
お手持ちのKT88を利用することも可能です。

外観等、もう少し詰めて完成させます。
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タグ:SJ-KT88single
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2016年10月17日

SJ-6BQ5ベース

匠の家具屋さんも使っているSJ-6BQ5アンプですが、
音と見た目が良くなるベースを作ったという事で試聴!
(匠の家具屋さんは、パラゴンを自作するほどのオーディオ好きです。)

ノーマル状態

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ベースに載せた状態

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ベースの形状はこんな感じ...

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匠の繊細な技が光る加工!

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材料は、最高級ブラックウオールナットと、バーズアイメープルの無垢材です。

音の変化といたしましては、
音密度が上がり、中低域の腰の入り方がしっかりし、
エネルギー感も増し、全体的に力強い感じに変化、
音の端っこが上手くまとまり、残響もきれいに響きます。
木の使用で、立ち上がりが鈍る事は無く、
音密度、艶、安定感の増したサウンドへ昇華しました。

「欲しい方がいらっしゃれば作ります。」という事です。
価格は¥19,800-です。

余談ですが、
色々買取しましたので、動作テストと試聴という事で楽しんでおります。(笑)

AKAIのアナログプレーヤー
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何と!
USBやブルーツース、フォノイコまで付いていて、
デジタル光OUT、ヘッドフォンアンプまで付いています。(^^♪

ソナスの超美品!
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ウオークマン、HP等
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私にとってウオークマンと言えは、最初期のカセット時代ですから、
こういうの触ると、「何だかなぁ〜」って感じで、
時代の変化と、年食った(笑)と、つくづく感じます...。

大昔(笑)のウオークマンの様に
カセット入れてPLAYボタン押せば
とりあえず聞けるという様な簡単な操作ではないので、
最初、どの様に使うのか戸惑いますが、
スマホに慣れている方の場合、直ぐに使いこなせます。

聞いてみると、聴き疲れの無い綺麗な音で、芳醇さを感じる高級感があります。
「ブルーツースは音が悪い」と言われますが、
MONITOR的な超Hi-Fiで攻める方以外にはウケるのではないかと思います。
HPにケーブルを繋がなくても良いという事が、いかに楽で気にならないかよく解りました。

でも、同じHPへ、ケーブルで繋いで聞く方が、
より鮮度と分解能の高い音になりましたので
「ブルーツースは、音が悪い」と言われる事も理解できます...。

色々聴いてみると
疲労感が少ない長時間の視聴に耐えれる音質になっています。
内部の音質調整機能を弄ると、面白い様に音や聞こえ方が変わりますが、
私の場合は、何もしないオールOFF状態で聴くのが違和感なく好感が持てました。

レンジも広く、高品位なトーンで繊細
しなやかで濁りのない綺麗な音質で
豊かさを感じる優雅な感じが高級機の位置づけを感じます。

今行っている、バランスアンプでバランスドライブするHPの場合
超高音質、ウルトラハイスピード、振動盤のドライブ力抜群のサウンドとなり、
普通の3極(アンバランス)HPの世界とは次元の違う高音質な再生音になりますが、
SONYのウオークマンNW-ZX2は、そちらの方向ではないけど満足感の高い音が聴けましたので
「なかなかやるじゃん」というのが感想です。

ウオークマンは、PCへMediaGoというソフトをインストールして弄るのですが、
バージョンUPか、新たにMediaGoをインストールした場合
VCOMO140.DLLが無いという表示が出てエラーになります。

その場合、

ブログった後、ソナスを楽しもうと思います。(^^)



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2016年09月13日

Marantz7 Mcintosh C22 SoundJuliaプリアンプ

お客様よりお預かりした修理品のテストです。

銘機が2台もあるので聴き比べをしました。




どんなもんでしょうか?(笑)

セブンは中高域の艶とか音色が特徴的で、太さがあるけどスッキリ聴かせます。
マッキンは、ピラミッドバランスの野太い音で迫ってきてアメリカって感じ!
SoundJuliaは、上記2台を足して2で割って整えた感じ(笑)

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2016年08月28日

アンプの掃除 AT-FA5ES

外観はきれいなアンプですが、放熱孔から覗いてみると、
うっすらホコリが見えるので掃除...。

綺麗なお部屋でも、数年置いてあればこの様になります。

大型パワーアンプの床置き等の場合、
かなり凄いことになっていますので、
時々、掃除した方が良いかもです。(笑)

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見たくないけど、寄ります。
う〜ん、イヤですねぇ〜(笑)

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部屋の中で掃除すると、えらい事になるので(笑)
アンプを外に出し、
刷毛、ハンドブロア、人間(私)マウスブロア(笑)でホコリを吹き飛ばし、綺麗にします。

このアンプは、20年でこの状態ですから、とても綺麗な方です。

概ね綺麗になりました。

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綺麗にして、基盤をよく見ると、レギュレターのハンダにクラックが入っていましたので直しました。
ついでに、簡単に抜き差しできるハーネスだけ抜き差しして
接点の接触改善をはかってみました。

戻して聞いてみると、
ホコリまるけで何もしていない状態で聴いた時より
高域がしなやかになり、中音域が厚くなっています。(笑)

掃除をして感じたことですが、
SONY製ですが、作りはしっかりして金がかかっています。

上から見ると、電源と、パワー段が大きな割合を占めているので
プリメインではなくパワーアンプかと思える感じです。(笑)

全く人気のないプリメインアンプですが、(笑)
立派な電源、高品位なパーツ、レイアウトもちゃんとしていて
シングルプッシュプルのハイスピードなパワー段等、
無駄な事をしていなくて良いです。

音は癖が無く、変な音色で着色されていることもなく
レンジも広く、ハイスピードで、S/Nも良いです。

鉄のシャーシ、分厚い放熱板、容量の大きな電源などが幸いしてか、
厚めで引き締まった低域のドライブ感は、なかなか素晴らしいです。

B&W M801S3へ繋いで鳴らしてみましたが、立派に鳴らします。(笑)

フォノも聞いてみましたが、
スパッと来る切れがあり、抜けが良く快活で、輝きのある音が出ました。
ぬるっとした厚ぼったい感じが全く無く、素晴らしい反応の良さです。

出てくる音に聴きどころの特徴が無く、あまりにも普通っぽく聞こえるので、
それがウケないのでしょうか?

SONYの現行品は、デジタルアンプになっていますので
こういう金のかかるアナログアンプは、再び生産されることは無いでしょうね...。

先日のSANSUI AU-607 AU-D607の様な、
濃くて面白く楽しい音ではないのですが、
凄くまともな音(笑)だという事は確かです。

posted by SoundJulia at 19:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月22日

AU-607 AU-D607

SANSUI 初代607と二代目D607
1976年と1979年頃の製品で、約40歳(笑)

劣化部品をザクッリ交換して生き返らせました!

AU-607
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AU-D607
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並べてみます。
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そっくりな様で、少し違う...。

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AU-607
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AU-D607
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初代は音が厚く、芳醇
二代目は瑞々しく抜けも良いです。

初代は、パワー段のみDCアンプですが、
二代目は、全段CDアンプで、コンデンサレスのDCカップルとなりました。

また、初代はフォノイコがMM専用ですが、
二代目になってからMCポジションが増えています。

このAU-607シリーズは、
個人的に、初代と二代目が好きな事と、
最近古めのJBLを聴く機会が多々有った為、
当時の音が聞きたくなり(記憶の確認も含め)
なるべく良い状態にしてみました。

ノバとかLシリーズ、例えば101や少し前にあったL40とかの場合、
味のある音楽表現、力強く厚みや迫力を伴う再生音で
良い時代の良い音で聞けますし、
この時代のフォノイコは、圧倒的に素晴らしいので、
現代の薄くて透明な音のへなちょこサウンドではなく
ハイスピードで、波動感有るダイナミックなサウンドでレコードを聴くことができます。

JBLの大型43系でも(4343とか)かなり上手く鳴らしますので今にない素晴らしいアンプと思います。

古いJBL(D208+075)に繋いで鳴らしてみました。
ダイナミックなサウンドを聞いてみてください。

下記を直ぐ再生するのではなく、
YouTubeで試聴した方が音が良いです。

画面の右下、YouTubeをクリックして、
そちらに飛んで聞いた方が音も画も良いです。



いかがでしょうか?

厚く太い初代、アコースティック楽器やボーカル等の再生は
深みと味わいがありいい感じです。

DCアンプ構成で、分解能が上がり透明感や抜けが良くなった二代目
フュージョン系や打ち込み等の音楽まで聞く場合、
二代目の方が、抜けや切れが良く、
MCカートリッジを使う場合もこちらが良いと思います。

メンテナンス上がりですので、
しばらくエージングしながら楽しんだ後に売ります。


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2016年07月18日

JBL SA660

10年ほど前、JBLコレクターの方より、
米国から仕入れたという
完全オリジナルで極上の、SA600とSA660を譲ってもらった事があり、
音に惚れて喜んで使っていたのですが、
いつの間にかお客様の元へ旅立って(笑)無くなってしまいました...。

SG520とSE400Sも、別の方より譲っていただいた物がありました。
SG520は、販売開始時の発表会用に製作された展示品用の1台で、
販売されるモデルとは、外観の仕様が(色など)違うモデルで
別次元のクオリティーで、完璧に仕上げられた10台中の1台でした。

探されている方からは、幻の10台と言われている物で、
鳴らしてみると、超絶感と凄みのある音で驚きました。
シンバルやラッパは、目の前で鳴っている様なリアリティーだったのです。
JBLマニアでパラゴン好きの方の熱望で、こちらもお譲りしましたので
今は無いのですが、売った後に後悔した記憶があります...。

もうJBLのアンプの事も忘れていたのですが、
昨年、「SA660を手放すので買取を...。」というお話を頂き譲っていただきました。

その方曰く、
名古屋市内の(大須界隈では無い)オーディオ店より
メンテナンス済みの状態良好という事で、勧められて購入したけど、
購入後、まだ1か月も経っていないと....。

メンテナンスの内容を尋ねると、
内部は過去にメンテしてあり、
販売時に、スイッチやボリュームなどの接点のメンテナンスと
ハンダの増し付けを施したという事でした。

音の方は、JBLのアンプらしさと
酔う感じの音は出ているのですが、
締りや切れ、グッとくる超絶感が今一つで
音像もボワッとしていていて
スパーンと来る速さが無い...。
若干、地に足が付いていない不安定な感じもあり
悪くは無いけど、手放される理由が分かりました。

もう一回、キチンと手入れした方が良いと思い
出来る範囲のメンテが完了しました。

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電解コンデンサは全部交換です。
プリ基盤のトランジスタは、オリジナルはモトローラー製なんですが、
付いていたのは、規格が合っていない東芝製...。
オリジナルより更に古いキャンタイプで、規格が適合するモトローラー製へ全部交換
正規の動作電圧は、米国の電圧117V
日本は100Vなので、そのまま動かすと具合が悪いですから、
日本の電圧で、キチンと動く様にバイアスなどを100V仕様で調整、
最大出力は低下しますが、昇圧トランスを使うとか、
電源装置で120V入れると、音質的にSA660らしさが薄れますのでこの方法を取りました。
販売時の接点メンテナンスというのは、接点復活剤の海でした。
特にボリューム(笑)
拭き取るしかないです...。

エージングしています。
DSCF0356[1].jpg

電源ON直ぐは音が寝ています...。
30分もすると目覚めてきました!

JBLのスピーカーは、超絶感が出て凄い鳴りを聞かせています(笑)
TANNOY RectangularYorkも鳴らしてみると
スパッと切れる高域と、弾む低域で、こんなに鳴るのねっという感じで面白い!

音色変化もちゃんとしていて、反応もよ良く、濃さもあり
音楽の表現も巧みです。
かなり上手く仕上がっている感じです。
一カ月もすると、コンデンサのエージングが進み、
あの独特な透明感が増すと予想されます。

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中古機器でメンテナンスというのは、動く様にしたという感じのメンテが殆どに思います。
元々その機器が持っている、固有の音の雰囲気を壊さない様に仕上げて欲しいと思います。

特にマッキンの球のアンプ類や、Marantz7等は、
適当に修理してあり、良いところが消えている場合が多いですから
内部を確認、球も確認、音も確認しませんと、大枚叩いて大損する事になりかねません...。

また、ビンテージスピーカーのネットワークメンテで、よく目にする事です。
現代の、高級オーディオ用フィルムコンデンサ等で交換した写真を見る事がありますが、
TANNOYも、JBLも、こういう物へ交換した場合、
ビンテージらしい味わいと深みのある音は消え、
現代スピーカーの様に、滑らかでサラッとした感じになってしまっている事が殆どです。
(それが分かっていて、チューニングする意味で、その方向へ持って行くことはありと思います。)

中古機器の買取で、高額メンテナンスを施して手放されるという話を時々お聞きします。
メンテする方向をよく相談されて行われる事をお勧めいたします。

若頃欲しかった昔の憧れを思い出し、
古い機器を購入される際は、
よく確認されて納得の上で購入される事をお勧めいたします。

私の所は修理の専門業者ではありませんので、修理を承りますという意味ではございません。
(基本は、中古機器の買取販売、オーディオルーム作り、オリジナル製品の販売などです。)
買取した機器のメンテナンスは致しますが、基本的に修理品の受付はしておりません。

タグ:JBL SA660
posted by SoundJulia at 17:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする