2025年04月28日

セカンドライフは音と共に!定年退職記念の新築オーディオルーム建設記 その2

本日は現場にて、電気工事などについて打ち合わせを行い、建築の進捗状況を確認しました。

主な内容は下記の通りです。

  • オーディオルームまでの電源幹線の引き込み
  • オーディオ専用大地アースの説明
  • 照明やオーディオ以外で使用するコンセントの取り付け位置
  • LAN、TVアンテナ、電話のモジュラージャックなどの設置場所
  • エアコンはパナソニック製(動作が一番静かで、設定温度になるとファンが停止します。)

現時点では予定していませんが、
将来的にAV用のスクリーンを取り付ける可能性も考慮して、施工をお願いしました。

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建築はどんどん進んでいきます。
入口部分から部屋を見ています。
実際は横方向がもっと広いのですが、カメラを通すと遠近感が実際と異なって見えています。
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青いテープで示された部分は、縁切り構造の床における縁切り部です。
剛性を高めるため、コンクリート基礎に大引きを直接設置し、その上に根太は設けません。
基礎と床の間の空間全体に低音を吸収する砕石を投入し、
厚手の積層合板で覆った上に床材を施工します
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この床構造により、床鳴りのない静かな部屋が実現します。
当店の床はプロトタイプであり、この構造と比較すると強度は劣りますが、
ご来店いただければその静けさを体験いただけます。
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2025年04月18日

セカンドライフは音と共に!定年退職記念の新築オーディオルーム建設記

施主様との綿密な打ち合わせを重ね、
住居と本格オーディオルームの新築工事がいよいよ上棟を迎えました。

構造材には、強度と美しさを兼ね備えた岐阜県産の良質な国産材を厳選。
太く逞しい柱と、堂々たる梁が組み上がり、堅牢な骨組みが姿を現しました。

熟練の職人たちの手によって、一本一本丁寧に組み上げられる様子は、まさに圧巻です。
この地に根ざした木材が、これから永きにわたり、
施主様の暮らしをしっかりと支えていくことでしょう。

それでは、音響へのこだわりが詰まったオーディオルームとなる空間の現況を、写真にてご覧ください。

入り口から眺める
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床は、オーディオルームの部分のみ基礎を持ち上げ、
床下空間をなくしたサウンドジュリア式砕石低音吸収構造となっています。
スピーカー側とリスニング側の床は基礎の上で縁切り構造とし、
スピーカーの振動が床全体に伝わり音の濁りを防ぐように工夫されています。
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天井は傾斜天井構造のため、床と天井間の反射によって生じる定在波は基本的に発生しません。
梁の上には、サウンドジュリア式音響ディフューザーが設置されます。
これは、音の拡散と反射を促し、周波数帯域の均一化に貢献します。
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この右後ろ辺りにオーディオルーム専用電源分電盤が取り付けられます。
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屋根部分の組み上げが始まりました。
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オーディオルームを傾斜天井の高い方から見る...
二階建ての家ですが、
オーディオルームは傾斜天井としておりますので家から飛び出した部屋の構造となっています。
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住まい側
二階は丸太が見える部屋の構造になります。
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極太の立派な梁です。
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今月末、電気工事業者との打ち合わせを行い、オーディオ専用電源の幹線についてと
オーディオ専用アースについて理解していただき施工の打ち合わせをいたします。