新築の家へ引っ越しが完了し、
オーディオルームへ機器が搬入されましたので
初音出しと専用電源の構成を打ち合わせをいたしました。
現在、仮設置でまだ詰めていません。
TVとキャビネットがスピーカーのセンター位置に鎮座して
音が反射、定位感を阻害していますし、ローキャビネットの扉は低域で猛烈に振動しています。
音は目で見ることができませんので、TV画面から反射する音の有害度を確認していただくため、
取り合えずの仮処置で画面へ布を2枚重ねて同じ曲を同じ音量で試聴...
かなり良くなりボーカルがセンター定位して口が小さく引き締まりましたが
滲みとキャビネットの響きが気になるので全撤去します。
優先順位というか、何のための部屋かを考えた場合、
TVを見る部屋はリビングで良いという事で了解
TVの代わりにスクリーンを取り付けて4343でYoutubeや映画を見れるようにいたします。
この方が、必要なときに大画面で楽しめますし、スクリーンの場合はTVの様な反射音ではないし、
ピュアオーディオの出音で映画などが見れる事になります。
部屋には壁コンセントをたくさんつけましたので、
専用電源が無くてもオーディオ機器用の電源は供給できるのですが、
オーディオ専用電源は引き込んでありますから、(静電シールドCV-Sケーブル+ブレーカー)
そのブレーカーの先に仮でケーブルとタップを付けて試聴いたしました。
まるでステージかぶりつきで聴いているジャズ、キックドラムやタムの音でビンビンきます。
低域のコモリは皆無、切れて抜ける高域にスネアのアタック音とキックドラムの波動が腹に!
続いて鬼太鼓座のCD「富嶽百景」を一曲目から爆音再生!!!
鼓のパリパリ音が乾いた感じでパルシブに立ち上がり鼓膜がくすぐったい感じです。
その後にくる大太鼓の打音と余韻が内臓と背骨を震わせました。(笑)
100dBを超える音圧の爆音再生ですから「ド〜〜ン」と来る音が怖いです。
4343独特のハイパワー爆裂低音を満喫できます。
私が手掛ける部屋で4343をお使いの方はこの部屋のオーナーだけですが、
学生時代から現在まで聴いた出音では最上位の出音感で
ジャズバカ、オンマイク録音大好き、大音量派の方にはウケます。
抜けや切れ、低域のエネルギーと迫る感じは凄いのですが、
部屋の音響が良いと、爆音でもうるさくないんです。
持参したシェリーマンのライブ音源CDも聴かせていただきました。
ステージ前で聴いている様な鮮度感、入れ替わるラッパ類が等身大で迫る感じは圧巻です。
JBLバカ万歳の出音を満喫できる部屋となり
オーナー様も私も「たれ目のアホ顔で」3時間も試聴してしまいました。(笑)
TVとキャビネットを撤去後、再度の位置調整、正面ディフューザーによる反射音の調整
そして、専用電源で、機器1台ずつに1個のブレーカーで供給する余裕の専用電源化します。
スピーカー下のセッティング、ラックなど機器のセッティングの悪さも気になりますが、
取り合えず電源まで驀進して進めます。
以下余談です。
私は還暦を過ぎ、一年以上が経過いたしました。
時間の流れがますます早く感じられます。
お客様の多くが私とほぼ同年代で、
定年間近の方や既に定年を迎えられた方が多いことに気づきます。
社会人になって直ぐに勤めていた会社では、60歳や65歳で天下りされてくる
「お偉いさん」方を間近で見てまいりました。
10年ほどその環境に身を置く中で、
彼らの健康状態や老化がどのように変化していくのかを目の当たりにする機会がありました。
その経験から、還暦を過ぎてからの健康寿命、
特に自由に活動できる期間は、およそ15年程度なのではないかと感じています。
私自身、今まさにその真っただ中にいますが、
実際に自分がこの年齢になると
「まだまだこれから」
という気持ちがあるのも事実です。
しかし同時に、10年後の自分の健康状態や意欲がどうなっているのかを考えると、
やはり漠然とした不安も感じます。
私は「今の健康なうちに好きなことをして、悔いのない人生を送りたい」と強く願っています。
お客様とお話しする中で、様々な価値観に触れる機会があります。
例えば、オーディオを趣味とされているお客様の中には、
自宅のリフォームやオーディオルームの建設、専用電源の導入、
セッティングに関するアクセサリーやオーディオラックの導入など、
積極的に投資される方が多くいらっしゃいます。
車好きな方は、年齢的にスポーツカーに乗れる最と考え〇〇を買ったなど...
そういった方々の多くは、
「今やらなければ、いつやるのか?病気になってから、あるいは亡くなってからでは遅い」
という考えをお持ちです。
もちろん、老後の金銭面も考慮した上で、
「今の健康なうちに、できる限り多くのことを楽しみ、悔いのない人生を送りたい」
という共通の思いがあるようです。
私自身もこの歳になり、何が本当に音質向上に繋がり、
何が不要なのか、理解できるようになりました。
オーディオルームやアクセサリー類は、私自身の試行錯誤から生まれたものですが、
その違いを理解し、喜んでくださるお客様にご愛用いただけていることを、大変嬉しく感じております。
オーディオを通じて、皆様と楽しい人生を分かち合えることを心から願っております。