2019年11月19日

新築オーディオルームと終の棲家 28

今日は予定通りスピーカースタンドの納品日となりましたのでJBL4355を4人で持ち上げてセットしました。

部屋が広いのでデカイJBL4355が小さく見えます(笑)
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何だか、良い佇まいですね! (^^♪
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スタンドはこんな感じ 4355に負けない豪華さと重厚感があります。
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スタンドとスピーカーの間には当店のドライカーボンインシュレーターを挟んでいます。
スタンド側にザクリを入れてインシュレーターを嵌め込み数ミリインシュレーターを出す設計としていますので
インシュレーターもずれませんし、スピーカーを載せた時の隙間も気にならない見た目になっています。
スタンドの材質はブラックウォールナットの無垢材を使用し
3本足構造で、センターと背面で足を繋いでスタンド全体を一体化する補強板を入れています。
スタンドの上に載せているだけに見えますが、
スピーカーをずらしてもスタンドからずれ落ちない構造になっています。
剛性もバッチリですのでスタンドへスピーカーを載せて強く揺すってもぐらつきはありません。

スタンドへ載せるまでは音がこもってイマイチ抜けの悪い感じでしたが
スタンドへ載せて音出ししますと「こんなに音が変わるんですか!」と
オーディオに興味の無いお手伝いの方から声が出ました。(笑)

製作した家具屋さん本人も
「別物になったかのように音がクッキリして抜けが良く聞こえます。
予想を超える効果でちょっとブルっちゃう程、凄く感動しました。」と...。

お客様本人は
「あ〜良かった、載せる前までは不安で思ったほど良くならなかったらどうしようかと思っていた...。」
「音がクッキリしたら高域がきつくなってうるさく感じるのかと思っていたけど、ぜんぜん良いじゃん!」
「壁の向こうから音が聞こえてくる奥行き感が出て立体的に広がりのある音って凄くイイねぇ〜!」
「体が振動する程、迫力ある音で聴いているのに、ライブ物はドンドンボリューム上げたくなるよねぇ〜」(笑)

ちなみに試聴中、防音ドアを開けた状態で廊下に出てみると家中に音が広がる音量ですので
オーディオルームは防音構造にして良かったです...。

私的にスタンドは想定内の音質向上なのでその様になって当たり前と思いましたが
向上した音を聴いていると《もうこれで良いじゃん的な》満足感が出てきてしまいます。(笑)
お客様の方は、以前のリビングにセットしてあった時とは別物の出音になっている為
ニヤニヤして色々な音楽をかけ替えて試聴されていますが
機器側の方は、まだ細かなセッティングを施していませんので
後日お邪魔して詰めの作業をする予定です。

私的に43系は自宅でも使用し色々とセッティングを試した経験からですが
今回の4355も更にスピーカーのセッティングを良くする事が出来ます。
それは床とスタンドの間にスタンド用のベースボードを作り
もう一段スピーカーのセッティングを詰める事ができるのですが
お客様が音に慣れてしまってからでも良いかとも思います...。

いよいよ最終段階です(^^♪

オーディオラック側
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2019年11月16日

新築オーディオルームと終の棲家 27

再びスピーカーのセッティングをしております。

オーナー様の希望
「ボーカルのセンター位置がビシッと決まり、口元は小さめ、奥行き感が出る様にして欲しい」

多くの方が希望する要求(^-^;

で、スピーカーを色々動かして概ねビデオの位置になりました。
3日後にスタンドが到着しますので、それまでに決定させます...。

YouTubeは1080PのHD画質、ヘッドフォンでお聴きください。
テストの為、通常聴く音量よりかなり大きめの音量で鳴らしています。
ギターアンプのノイズや私が後ろでゴソゴソしている音なども聞こえてきます。

今回のオーディオルームは、防音構造となっておりますが
防音専門業者様に頼る事無く私と建築設計士で考えて施工しました。
鉄扉2枚を取り付けましたが特注の業務用ドアを取り付けております。
爆音で防音性能のテストをしてみました。

録画後の確認で気が付いたのですが、
ビデオのマイクに風防を付けていなかった為
風切り音のボフボフという感じの低音が入ってしまいました。


スタンドが届いたらセットしまして
SJ-SI+メタルベースインシュレーターを敷いたりと
確認しながら最終の詰めに入ります。

本日の昼食 店の裏の 創作旬彩 崎さんで「エビふりゃ〜定食」¥1,100-
マイウ〜でございました!
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2019年11月14日

新築オーディオルームと終の棲家 26

定休日にJBL4355を仕上げオーディオ機器類を仮接続して音出しテストをいたしました。
スピーカー位置を決める為、台車に載せて移動できるようにしました。
1本120KgのJBL4355を一人で台車に載せましたので今日は筋肉痛です。(笑)

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オーディオ機器類
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スピーカー側から見る
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防音ドアを入って右がリスニングポイント
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JBL4350は、ゴム足台車、養生シートの上というユルイセッティングですが、
この状態でも家内イケてますのでビデオを撮りました。

HDR-MV1で録画、最後はメーターMAXリミッターが掛かる限界点までで撮っています。
録音レベルはリニアですので試聴時はボリュームを上げないと音が小さく聞こえます。

JBL4355のアッテネーターは分解メンテナンスいたしましたので
今のところガリは全くなくスムーズな調整ができます。
左右の音のバランスもバッチリでスピーカーの出音は良好です。
19日に特注のスピーカースタンドが納品されますのでセットする予定です。

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2019年11月09日

新築オーディオルームと終の棲家 25

今日は午前中に店の用事を済ませ午後から作業に出かけました。
JBL4355はミッドバスとトゥイーターを取り付けました。
ウーファーは内部の吸音材を手直ししてから取り付けます。
もう片方のウーファーは既に付いていますが、
一旦外し左右同じにしてから戻す予定です。

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4355はここまでとしてオーディオ用の電源周りに取り掛かります。
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オーディオ専用分電盤から直接引き込んでいる電源ケーブルです。
ケーブルの被覆を剥くと銅箔シールド
シールドは独立した大地アースに繋いで電荷を吸引します。
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シールドを剥くと介在物などが出てきます。
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グッと開けて必要な部分以外は切り落とします。
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コンセントに結線しやすい様に形を整えて取り付けます。
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ピンボケになってしまいました...。
オーディオ専用電源のコンセントと、スピーカーケーブル
200V電源4回路(写っていませんが右端)を作り
今日はこの時点でカラータイマーが点滅し、やる気エネルギー切れで終了...。

「シーン」という音?が聞こえる部屋でじみ〜に一人作業なんですが
天然木と漆喰で部屋の環境が良く嫌な感じは全くありませんし
寂しい感じも無くリラックスして作業できるのですが、
この歳になると、かがんだ作業の連続は若い頃より早めに体が固まってくるんですよねー(^^ゞ
で、カラータイマー点滅という感じです...。
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この後は、残りの電源周りを仕上げ、4355をくみ上げ台車へ載せて簡単に移動できるようにします。
オーディオ機器を結線し音出し可能な状態にして音出ししながら4355を動かして位置決めします。
位置決めが終わる頃には特注のスピーカースタンドが完成予定なので決めた位置でセットします。
明日は部屋の手直しで業者さんが入るという事なので行きません。
店に居ますので普通に営業します。

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2019年11月03日

新築オーディオルームと終の棲家 24

今日はこの地域で7:30から大掛かりな避難訓練がありまして、
バケツリレーとかもあり、お昼過ぎの解散でした。
かなりへばりましたが、昼食後、気を取り直して再び4355のメンテに向かいました...。

昨日と同じ作業になりますが、ネットワーク基盤からメンテします。
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高域のアッテネーターを分解、内部が白くなっています。
一度接点復活剤を吹きかけたのでしょう...。
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固着していたグリスをふき取りました。
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接触面を研磨
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2441ドライバーの中高域用を分解
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こちらもグリスが接触部分にベッチョリ付いて固まっています。
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接触悪そう...。
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グリスを除去、この後研磨してスーパーコンタクトオイルを塗布して戻します。
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接着剤が付いていた2441固定用のバー
外したままの状態で再び戻すと無理やり押し込まないとハマらないので
接着剤の塊を剥がします...。
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鉄の爪でリアバッフル側にあたる部分の接着剤の塊を剥ぎ取りました。
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リアバッフルに固着していた接着剤も鉄の爪で剥ぎ取りました。
この辺りで体力的にカラータイマー点滅で残り僅か(笑)
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最後の力を振り絞り2441を持ち上げ仮留めして
バーも元通りの位置へ戻し下からナットを締める様に変更
(こちらの4355は上からナットが締め付けてあった)
全ての位置を元通りにキッチリ合わせて固定しました。
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体力と気力のカラータイマーがレッドになり今日はここまでで終了...。
気が付くと背中がイタイタ、立ち上がったら腰の曲がったお年寄りみたいな歩き方になりました。(笑)
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2441が肝なので、ここまで済んでいれば次回スパート掛けて組み上げられます。
組んだ後はオーディオ専用電源の端末を仕上げ通電したら音出しとなります。
想像するだけで何だかワクワクしてきますが、
4355は簡単に移動できませんので平台車4つ持ち込んでスピーカーを載せて位置決めします。
家具屋さん特注のスピーカースタンドが完成する前に済ませる予定です。

タグ:JBL4355
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2019年10月31日

新築オーディオルームと終の棲家 21

JBL4355スピーカーを搬入いたしました。
店は定休日ですが、昨日も今日も仕事しています。(^^ゞ

ちょうど家具屋さんと建築デザイナーが居たので
私が設計したスタンドの設計図を基に
強度とデザインを考慮した形を考えてもらっています。

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スピーカーの底面にはハカマが付いていますので横倒しして確認、実際のサイズを測り
見た目はモチロンですが、足の形をどうしたら良いか、
その形にした時の荷重のかかり方などを話し合っています。

スピーカーとスタンドの間にはドライカーボンのインシュレーターを挟むので
インシュレーターが動かない様にザクリを入れてもらう事と
スピーカーとスタンドがずれてしまわない様にセットできる構造を考えてもらっています。

JBL4355は私が分解メンテナンスしますので打ち合わせ中にユニットを外しました。
トゥイーターは持ち帰り店で分解メンテして次回伺うときに持って行きます。
2441ドライバーは気合を入れないと外れませんので後日外します。
4355はネットワークが4344と同じ様な基盤型になっていますので接点も多数
こちらは現場で外して接点のメンテナンスをします。
また、アッテネーターも接触がおかしいので外して分解します。
やる事山盛りですが、スタンドが完成するまでに仕上げます。
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ブラックウォールナットの特注ラックも納品されました。
既製品ではないので、半端ない高級感がステキです!
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今までお世話になっていた匠の家具屋さんの製作ではないのですが
完成品を確認すると今回の家具屋さんも素晴らしい完成度で出来上がっています。
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リスニング側の椅子やテーブル等も納品されました。
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SONYの有機ELテレビ KJ-65A9Gが納品されていましたので
AIRPULSE A100をテレビ用のスピーカーとして取り付けました。
(ケーブル類が一切見えないように壁トラックを作り込んでいます。)

有機ELテレビは画面が薄いので家具屋さんが見入っています。(笑)
私的には65インチのテレビが小さく見える部屋が素晴らしいです。(^^♪

KJ-65A9G本体で音だししますと画面から音が出て意外と聴ける音質なんですが、
AIRPULSE A100をセットして鳴らし比べてみると
一般的なテレビより良い音じゃんと感じたKJ-65A9Gの音がラジカセっぽい音に聞こえてしまい
映画、音楽物は一線を画す程の違いとなってしまいました...。
私の感覚では適当なバースピーカーや数十万のAVセットなどとは比べ物にならない程の出音です...。

写真に写っている家具屋さんは当店来店時に一発KOで既にA200をテレビにつけて使用されています。
こちらのお宅でニュース放送で音出しして一言、「声が全く違いますねぇ〜」

建築デザイナーさんは、
「聴きやすい音ですねー、お年寄りでテレビの音が聞き取りにくい方にもお薦めですね!」
「音楽は臨場感が全く違って聞こえますねー」

後日、しっかりとセットします。

A100は、税+送料込み価格でペアセット¥80,850- SoundJuliaで取り扱っております。
PayPayで買えば最大10%還元!
当店でA100/A200共に試聴可能です。
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以下 ユルイ話です。

(水)(木)定休日中の外食(2名)
バンチャガルでチキンカレー
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もう一人は サフランライス
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ナンが美味いんですんわ!
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江南本店で春巻きセット
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もう一人は五目うま煮麺
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タグ:JBL 4355
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2019年10月24日

新築オーディオルームと終の棲家 20

側面壁の間接照明が眩しいと感じましたのでこちらの判断で処理しました。

左側の様に上面が見えない様にします。
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こんな感じ
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先日のKOJO製電源タップはこの部屋の特注ラック内に入れました。
テレビは当店で販売した物ではございませんので
テレビを納品する業者さんへ解るよう張り紙をしておきました。
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SONYの有機ELテレビKJ-65A9Gがセットされますが
配線類は前から全く見えない様にセットします。
外部スピーカーとしてAIRPULSE A100を使用しますのでKJ-65A9Gのスピーカーは使いません。

オーディオの方は、月末にピアノ運送屋さんでスピーカーを運び込みます。
その後、スピーカーを分解してメンテナンス
並行してオーディオ電源専用ケーブル等のセットをいたします。

以下ユルイ話です...。

昨日の夜、
近所に出来た焼き鳥屋さんへ行ってまいりました。
七輪の炭火で自分で焼くスタイルです...。

まずは 生ビールとサラダ
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刺身 ごま油+塩で食べる生肉は美味いです。(^^♪
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炭火焼きは一味違いますね...。
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マイウでしたので、これ以上写真を撮る事を忘れて食べてました。(笑)
名古屋コーチン せせり
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鶏を食べたいときは、近所の鳥貴族、がブリチキンなどでしたが
これからはこちらのお店に行くことになります。
店名はべんがら亭さん

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2019年10月21日

新築オーディオルームと終の棲家 19

住まいの方も今週末には完成するという事で
現在は仕上げ作業を行っている感じです。

オーディオルームの方は調光器が付きました。
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明るくした感じです。
本格的なAVシステムのプロジェクターやスクリーン等も
後でやる気になればセットできるようになっています。
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側面壁
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リスニングポイントの背面壁 
収納や調光器、エアコン、LANケーブルのジャック等が付いております。
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城の様な床もイイ感じになりました。
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オーディオルームではなく
リビングにセットするテレビはSONYの65インチ有機ELテレビKJ-65A9Gという事なので、
電源の対策に下記をお勧めしてTVラック内へセットしてきました。

KOJO製品
サージアブソーバー+ノイズフィルターの Forcebar S1P
コンセントタップ Forcebar 3.1
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開梱
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ケーブルで繋がなくても連結できるんです!
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こんな感じ!
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ラック内で外れるとイマイチよろしくないので固定しました。
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実売で¥50万もする高級なTVですから
サージアブソーバーで雷から守り、ノイズフィルターで画が綺麗に見えるようになるという感じです。

ForcebarS1Pは当店でデモ可能です。
使用すると抜け感の良い画と音になります。
外すとモサッとした感じになりますので
低予算で効果的なアイテムを探されている場合
フィルターだけでも使用すると効果的だと思います。
基本的に(TV専用ではなく)オーディオ用です。

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2019年10月18日

新築オーディオルームと終の棲家 18

あともう少しで完成するところまできました。

現在、養生を取り除き床が見える様になっています。
間接照明、スポットライトなどの照明類を取り付け
オーディオ専用電源の先を工事すれば完成です。

部屋はとてもシブイ感じでお城の様な雰囲気を醸し出しています。
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幅広で厚さ30mmの無垢板の床がカッコイイ (^^♪
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フラッターエコーを消す壁の△は光の加減で見え隠れするようになります。
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仮設の照明ですが、明るくすると白い漆喰壁が冴えます。 
何となく 国宝 松江城の雰囲気を纏っている感じ? (^^ゞ
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国宝 松江城の城内 似てることないですか?
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国宝 松江城の石垣内にある部屋 ぶってぇ〜梁や柱がステキ!
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オーディオルームまでの床も最高級のブラックウォールナットでキメています。
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業務用の鉄扉の防音ドアを開けて入ると
正面にJBL4355がでぇ〜んと鎮座
ブルーバッフルをスポットで浮かび上がらせて音楽を聴く...。
想像するだけでイイ感じです!(^^♪

JBL4355が搬入されたら分解して整備します。

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2019年09月26日

新築オーディオルームと終の棲家 17

オーディオルームの出入り口に鉄扉の防音ドアが2枚付きました。
鉄製で内部に充填剤が入っていますので1枚100kg程度の重量です。( ;∀;)
ドアを閉めてハンドルを回しますとドアの上下に角が出てドアを枠に密着させる構造となっています。

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住まいの方のリビングルームも概ね完成しています。
写真は65インチの有機ELテレビをセットする壁です。
TVの電源がOFFの時に画面は真っ黒になりますからバックの壁を全体的に黒くして画面と同化させ
黒く大きなものが目立たない色合いにしています。
TVを見ている時もバックの壁は黒い方が落ち着きますのでなかなか良い感じになると思います。
しかし黒い面積が大きくなりますと部屋が暗くなりますからその他の壁は白い漆喰で塗っています。
完成してみると外光だけでこの明るさですので効果は十分という感じです。
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壁は全て本漆喰で塗ってあります。
高級感にあふれ品が良く素敵な仕上がりとなっています。
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黒いタイルの雰囲気
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無垢のブラックウォールナットで特注したTVラック
木目が合っていて本物の高級材料が放つ素晴らしい質感...。

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以下余談です...
TVの電源はKOJOの電源フィルターS1Pを通して供給します。
S1Pを通した場合、白い字幕や輝く様な画がクッキリとしますし
全体的に画質が向上し微細な部分や地デジ放送の画が綺麗に見えるようになります。

S1Pはサージアブソーバーとノイズフィルターが合体しています。
雷で高級なTVが壊れることも無くなります。(^^♪
価格は定価:¥26,700-(税別)

基本はオーディオ用ですのでオーディオ装置に使用した場合は
他社のフィルター使用時の様な滑らかでフニャフニャ感のある出音になる事無く
全体的に出音の透明感が上がりクッキリしてfレンジ感が広がり力強くなります。
電源装置は高い、フィルターは大人しくなるので嫌いという方には安くてお勧めのアイテムです。


オーディオルーム完成時には漆喰の内部がまだ乾いていませんので残響が多めになりますから
その対策で残響を吸音するアイテムを考えました。
内部に吸音材を詰めた直径450x長さ900程度の丸い棒状のクッションみたいなものを作り
残響の塩梅が良くなる本数を天井ディフューザーの上へ載せておいて
漆喰が徐々に乾いてきて響きがデッド方向に進み始めたら必要に応じて外す感じです。
試作していますので完成したら店で吸音具合のテストをします。

タグ:吸音
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2019年09月19日

新築オーディオルームと終の棲家 16

本日は新築オーディオルームで使用する音響パネルが完成しましたので
音出し用機器を用意して出音の確認をしてきました。

音響パネルにはしたカルム材の吸音板を使用し
特注でオーダーした建築仕上げ用の一級品を取り寄せています。

カルム材とはアルミニウム粉末を独自の方法で焼結した多孔質板で
世界最高レベルの吸音効果を誇るアルミニウム吸音板です。

グラスウールやウレタンとは全く異なる性質を持つ素材ですので
高域だけ吸音してしまう様な事も無く
一般的な吸音パネルを多用するとデットになり
音楽の躍動感が減って音が死んだ...という感じにもならないです。

音響パネルは天然素材を生かしたSoundJulia独自のチューニング方法で仕上げ
全帯域で音の濁りやコモリ感を無くし分解能を上げ
残響や空間の表現を良くし、ドロドロした低域を弾むような低音に改善します。

完成した下の写真の音響パネルを
オーディオルームの天井ディフーザーの上に載せます。
(ガラスに反射して映っているオッサンは私です。)(笑)

SoundJuliaオリジナル音響パネル サイズ(大)1250mmx650mm
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音出しは下記の感じ...
電源は建築用の仮設電源からドラムで延長してKOJOのS1Pを繋ぎ使用
CDPはTEAC PD-H01 
スピーカーは AIRPULSE A100
CDPとスピーカー合わせて実売¥10万以下です。(笑)

AIRPULSE A100
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Jazzを多く聴かれるお客様なので、シェリーマンの臭いライブをiphoneで録画しました。

鉄筋コンクリート躯体完成時の残響ビデオ

上記の躯体がら80%完成時の音出しビデオ
録画はiphone使用 1080P(HD)ヘッドフォンでお聴きください。

ビデオのシェリーマンだけではなく色々試聴してみました。
classicも聴いてみましたが、残響や空間などの出方も良かったです。

シェリーマンのライブはドラムもベースもラッパも良い感じで
ライブの雰囲気が良く出て楽しめました。

今日の音出し結果で左右の壁に若干の造作をして音の反射を更に整えることにしました。
まだ音響漆喰が乾いておりませんし
実際に使用する機器や椅子などが入った状態になると
今より若干デッド気味になると思われますので
その状態を確認して更に詰める予定です。




タグ:音響パネル
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2019年09月06日

新築オーディオルームと終の棲家 15

音響漆喰が塗り終わりました。

漆喰がもう少し乾いたら正面の壁にディフューザーを取り付けます。
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暗いので陰影が強く出ていますが、
漆喰が乾いて照明が点いたら見た目が激変しますのでまたご報告します。
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まだ湿気っていますので黒い部分が見えますが乾くと見えなくなります。
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この後、ディフューザー天井を取り付け
その上に音の反射と低域をコントロールする音響パネルを載せます。

音響パネルは既製品ではなく新たに製作します。
当店で販売しているKOTOBUKIさんの音快速でも使用されているカルムを使用しますが
製作するパネルはサウンドジュリアのオリジナル製品とする為、
音快速と全く違う構造となっています。

カルム材はカルムの製造メーカーへ直接交渉して特注した一級品を使用し
1200mmx600mmの最大サイズで使用、
内部へ天然素材を充填し、音快速とは全く異なる内部構造になり
パネル面積の増大と天然素材を活かしカルム単体使用より音響効果をさらに引き上げる設計となっています。

パネルの面積を大きくすることで、
低域の吸音と音の反射コントロール幅が大きくなり
定在波の撃退、部屋の乱反射によるコモリ音の軽減、
低音溜まりによる音の濁り、ライブすぎる残響のコントロール等、色々な効果が期待できます。

パネルを単品で使用する場合
スピーカー背面壁やリスニングポイント背面壁に立てかける等での音響コントロールも可能となりますので
よく見える部分へセットする場合、見た目が良いパネルを製作する事も考えています...。

昨日カルムの特注品が届きましたので
明日、製作の打ち合わせをします。
完成しましたら公開いたします。

現場近くのお店で、何時も満員、しかもお昼しか営業していないところがあり
どの様なお店か分かりませんが興味がありましたので昨日食してきました...。

エビおろしそば
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2019年09月02日

新築オーディオルームと終の棲家 14

音響漆喰を塗っています。

先日の様子...
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正面をサウンドジュリアオリジナルのカーボン繊維入り漆喰で塗りました。
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昨日塗りましたので表面が乾いてきて すでに白く見えます。
塗りたてはカーボンが見えるのでこんな感じです。
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他の面は空気層を含んだ音響漆喰となります。
下塗りの上に二度塗りして厚みを稼いでいます。↓二度塗りしています。     ↓一度塗り面
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天井がまだですが、何となく完成に近づいてきました!

余談です...。
10月より消費税が10%へUPしてしまう関係で
9月に入り複数のお客様からKOJOの電源装置DA-6のご注文を8台頂いております。
その他ラダーケーブルDS,DSシールド等のご注文も頂きました。
DAC212SEの輸入代理店在庫数が残り1台ですので
若干でもお得に入手されたい場合
9月第2週中にオーダーいただけると9月中の納品が可能となります。
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2019年09月01日

新築オーディオルームと終の棲家 13

サウンドジュリア式 砕石音響コントロール壁に砕石を入れました。

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スピーカー背面壁
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リスニングポイント後ろ
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サイドの壁
石を入れただけの状態です。
隙間から多少こぼれますので、この後、振動を与え締めて安定させます。
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砕石が入ると部屋の余計な響きがぐっと減り店と同じ様な静けさが出てきました。
壁に音響漆喰を塗って乾燥してくると更に良い感じになります。
こちらの部屋には当店の壁に塗った漆喰よりバージョンUPさせた物を使用します。

バージョンUP音響漆喰の配合比を決めた後、左官屋さんに試し塗りしてもらっています。
ベースとなる漆喰は、麻のスサと海藻のノリを混ぜています。
漆喰内へ空気の小さな隙間を作るために天然素材の混ぜ物をして試し塗りしています。
こちらはスピーカー背面以外の壁に塗ります。

IMG_2017[1].jpg

下の写真はサウンドジュリアのオリジナル仕様でカーボン繊維を配合した音響漆喰です。
こちらはスピーカーの背面に塗ります。
その他の壁より音の反射を強くするためのカーボン漆喰です。
漆喰で音を整えていますので強烈な反射という感じにはなりません。
当店のスピーカー背面壁に使用しています。
塗りたてはカーボンの黒が目立ちますが乾くと白くなります。
IMG_2054[1].jpg

色々な素材で試して乾燥させています。
(一番左がカーボン入りです。)
IMG_2022[1].jpg

下がカーボン入り、乾いてくると白くなります。
IMG_2025[1].jpg

太陽光に当てて乾燥を進めると夕方には白くなりました。
IMG_2035[1].jpg

こちらはバージョンUPした漆喰の試し塗りしたボードを当店へ持ち込んで見た目を比べています。
板に塗ってある方がバージョンUPした音響漆喰です。
IMG_2026[1].jpg

バージョンUPした漆喰は空気層が多くなり厚塗りしますので光で陰影が出来て良い感じです。
IMG_2028[1].jpg

現場は下塗りを終え昨日より本塗に入っています。

部屋の響きですが、壁の素材や壁紙などで音質は驚くほど変わります。
一般的な壁構造はプラスターボード+壁紙が殆どですが、
この構造の場合、紙や布系の壁紙は柔らかい音になりキツイ刺激音が減ります。
珪藻土などが薄く塗ってある何らかの効果をうたっている壁紙は反射が強くメリハリのある音になります。
ビニール系の壁紙の場合、音はぬるっとした感じで抜けや響きが悪くなります。
壁の仕上げが楽で綺麗にできて価格も安いので一般的にプラスターボードを使用しますが、
音的にはこもった様な響きが乗りますから当店が施工する場合は壁には合板を使用しています。

店から車で直ぐのところに 
美味そうなトンカツ屋さんができたので食してきました。
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極上ひれかつ
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posted by SoundJulia at 13:27 | Comment(0) | 新築オーディオルームと終の棲家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月09日

新築オーディオルームと終の棲家 12

こちらの新築も施工が進み
壁の砕石吸音装置の造作などに入っております。

腰壁 このスリット内が低域を処理する砕石吸音装置となります。
(砕石はまだ入っておりません。)
DSCF0158[1].jpg

スピーカー側
ディフューザーは仮留めです。
DSCF0159[1].jpg

コーナー部分の直角はつぶします。
DSCF0162[1].jpg

ディフューザーは角度の変更が可能ですから壁面からの反射方向を色々試すことが出来ます。
DSCF0153[1].jpg

傾斜天井
更に床と水平になる様に天井ディフューザーも付けます。
DSCF0155[1].jpg

出入り口側
DSCF0154[1].jpg

DSCF0156[1].jpg

レコードやCD等を収めることが出来るラックと砕石吸音装置
収納が少ないと思われますが、よく聞くソフトをここへ納める感じです。
この部屋を出た左側に収納部屋があり
たっぷりと色々な物を収めることが出来る構造となっています。
DSCF0157[1].jpg

DSCF0154[1].jpg

当店の部屋は木部無塗装ですが、
こちらはこげ茶色なので締まった見た目になっています。
この後、壁を音響漆喰の白系で施工しますので、最終的には更に見た目が締まって高級感が増します。

鉄扉の二重防音ドアがまだですし
天井ディフューザーも付いていません。
徐々に仕上げに入ります。


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2019年07月04日

新築オーディオルームと終の棲家 11 ノイズレス調光器

現在建築中のオーディオルームですが、
低周波吸音装置と音響漆喰壁を施工する壁板が張られました。

IMG_1919[1].jpg

現在施されている部分は、低周波吸音構造の床と内部ウレタン吹付の壁だけですが、
コンクリートの6面体の時に比べ残響が収まってきてライブ感が減りました。

コンクリート6面の躯体

床と壁板が張られた状態

音響的な造作やチューニングはこれからですが、
この状態でもコンクリート6面体より響きが収まっています。

ノイズレス調光器の実験をいたしました。
DSCF0030[1].jpg


壁に取り付けられている一般的な調光器の場合、
電源側にも照明側にも尖ったパルス波形が乗りますので
電源側の弊害としてはオーディオ装置からジリジリノイズが出る場合があり
機器側の方も照明器具からノイズが発生する場合が多いです。

ノイズレス調光器を通したスポットライト等のノイズを確かめてみました。

ラジオを使用してLED電球から発する電磁波ノイズの雑音を聞いてみます。
フロアスタンド等は壁コンの100V電源から繋いでいる状態です。
天井のスポットライトと、ルイスポールセンのPH5はノイズレス調光器を通しております。
TVも凄いノイズです。裏面の方が激しく出ています。

電磁波をラジオを使用してノイズ音を聞く

明日は上記と別のお宅のオーディオルーム打ち合わせに出かけますので
午前中から夕方まで店は閉まっております。




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2019年06月07日

新築オーディオルームと終の棲家 10 防音ドア打ち合わせ

今日は店を閉め、現場にて新築オーディオルーム防音ドアの打ち合わせと
別件で新規オーディオルームのご提案をしてまいりました。

防音ドアのメーカーさん、大工さん、工事監督さん、設計士さん、私(写っていません)
IMG_1816[1].jpg

躯体へ金属製のドア枠をはめて溶接し防音ドアを取り付けますので
正確さと剛性が必要になりますから
関わる人すべてで打ち合わせをして失敗しない様にいたします。

新築オーディオルームのドアは、
鉄扉内部に充填剤を詰めた遮音性能の高い構造の防音ドアを使用し
クレモン錠で閉めると上下に爪が出てギュッとドア枠に密着して締まるタイプとなりました。
1枚当たり100Kg越えの重厚なドアを2枚使用する事で
防音性能を高める構造になります。

新規オーディオルームのご提案は、
離れの洋間をオーディオルーム化する案と
敷地内に建っている築100年の古民家を
古民家カフェ風へリゾネーションし
音響的にオーディオルーム化する2案をご提案しました。

お施主様の考えで、古民家が使えるならという事になり
デザイナーと考えた改装案の見積もりをお出しする事となりました。

どちらもワクワクするような内容ですので
私自身、とても楽しみです。(^^♪

以下、DIATON DS-4NB70の試聴会のお知らせです。

製品説明と試聴進行はDIATONの佐藤氏が行います。
29日(土)のみ技術の原氏も来店されますので
技術的に深い突っ込みを入れていただいても解説していただけます。

また、通常のLR2本使用する場合と
ダブルスタック化した4本使用の変化もお聞きいただけます。

DS-4NB70にご興味があるお客様
現在のDIATONに興味があるお客様
国産最高峰の技術で製作されているDS-4NB70を是非聞きにいらしてください。

開催日等
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6月29日(土)
・1回目:13:30〜
・2回目:16:00〜

6月30日(日)
・1回目:11:00〜
・2回目:14:00〜

店が広くない為、予約制とさせていただきます。

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タグ:防音ドア
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2019年06月03日

新築オーディオルームと終の棲家 9 床下低周波吸収砕石と壁

新築しているオーディオルームですが、
電源その他配線の入線が終わりましたので
壁はウレタンの吹きつけと
床下は低周波吸音用の砕石を敷きました。

IMG_1790[1].jpg

砕石を運んできたおっちゃんが敷いてくれました。
IMG_1797[1].jpg

砕石の扱いに慣れたプロでも、「まぁ〜腰がいてぇ〜でかんわ〜」と...。
IMG_1796[1].jpg

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石は敷く前に洗いを掛けていますので、この状態で念のため扇風機を回し数日湿気を抜きます。
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この砕石の上が床となるのですが、
フローリングを施工する前に根太の上に合板の捨て貼りをします。

捨て貼りと砕石が接触してしまうと
床全体が大きな制振ボードの様になってしまい音に躍動感が無くなりますので
石と1cm程度の隙間を空けて捨て貼りで床全体を覆い
その上に3cmの無垢板フローリングを施工します。

このむき出し状態の部屋で手を叩いてみると、
コンクリートの躯体のみの場合と比べ猛烈な残響は薄れて
会話する声が聞き取りやすい感じに変化しています。

工事が進み壁や床が完成すると、また響きが強くなりますので
壁は音響漆喰、天井はカルム、腰壁は砕石で響きをコントロールします。

この工法は、SoundJuliaのオリジナルで、当店の店舗はこの方法で施工しています。

先日行ったステレオサウンドのソフト試聴会で
初めて来店されたお客様は不思議に感じられたのではないかと思いますが、
classicのソフトで、空間がしっかり録音されている音源の場合、
奥行き感や高さ、左右の広がり等も感じていただけたのではないかと思います。

当店も同じですが、部屋全体的に極厚壁と断熱で覆われ、更に音響対策しますので
とても断熱効果が高く、外は30度でもこの施工途中の部屋の中は快適な温度で涼しいです。
冬は暖房する前でも温かく感じる部屋になります。

完成後は、とても静かな部屋になりますので
音楽を流さない無音の場合、人によっては
耳鳴りの様な「シーン」という音?が聞こえると思います。(笑)

次は、スピーカー正面の壁や、防音ドア、壁などの施工になりますので
また進んだら報告いたします。
posted by SoundJulia at 14:02 | Comment(0) | 新築オーディオルームと終の棲家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月12日

新築オーディオルームと終の棲家 8 床の大引き〜根太

新築オーディオルームの床ですが、大引きの間へ断熱材を入れ根太が組まれました。
壁の方も枠組みの間へ吹き付け断熱材を施工します。
天井の方は、この鉄筋コンクリートの躯体の上は陸屋根防水ではなく
きちんとした屋根を付け断熱処理をするのですが、
更に念を入れ、部屋の天井にも高機能なガイナを塗装いたします。

IMG_1713[1].jpg

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断熱材と根太の空間部分へSoundJulia式低周波吸音砕石を施します。

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オーディオ専用電源ケーブルも入線いたしました。
この穴の裏の部屋に専用分電盤を取り付けます。

IMG_1716[1].jpg

今のところ映画を見るAV機器を入れる予定は無いのですが、
後に電源や取り付け部分を施工すると大変ですので、
プロジェクターを取り付けるだろうと予想される場所へ専用電源を引き込んだりと
導入した場合も苦労なくセットできるように施工しています。

IMG_1717[1].jpg

またレポートいたします。
posted by SoundJulia at 14:19 | Comment(0) | 新築オーディオルームと終の棲家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月09日

新築オーディオルームと終の棲家 7 床の大引き

先にお知らせからです。

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StereoSound 高音質ディスク試聴会予約受付中!

当日は、スレテオサウンドの木村氏により
ソフト製作時の解説があります。

先回当店で行った時の印象ですが、
オリジナルマスターを最善の方法でソフト化しているという事で
(詳しくは、当日木村氏の解説にて)
鮮度や分解能が驚くほど高い超高音質なソフトばかりでした。
高音質化と謳って何度も再発売されているソフトとは全く別物の音質と思います。

店が狭い為、予約制とさせていただいております。

2019年5月26日(日曜日)
・1回目:13:00〜
・2回目:16:00〜
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新築オーディオルームの方の工事が始まりました。
現在、床の大引きを施工しています。
IMG_1697[1].jpg

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大引きの下はコンクリートですから念のため大引きの隙間へ断熱を施します。
大引きの上には床を張る為に直行する形で根太が組まれ
SoundJulia式 低周波吸収砕石を敷き詰めます。
床を大きな制振ボードの様にしてしまうと音が死にますので
根太の上の床板を張る為の合板と砕石は接触しない様にします。
合板の上には無垢板の長尺幅広フローリングを張ります。

根太が組まれ砕石を敷く時にはオーディオ専用電源ケーブルも引きますので
またレポートします。

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住まいとなる方もどんどん作り込まれております。
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今日は定休日ですので、店の方もDIYでメンテナンスいたしました。
色が抜けて痛んできた鎧張りの板へ、キシラデコールを塗っている途中です。
左側より塗り始めましたがスポンジに塗っている様な感じで吸い込みますのでムラムラです。(笑)
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もう中止できないので補正しながら一気に塗りました。
IMG_1711[1].jpg

乾いてくると良い感じになりました。
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この後、調子に乗り自宅のウッドデッキも塗りまして(笑)
50肩になっている私は肩がイタイタで体はヘトヘトになってしまいました...(^-^;

posted by SoundJulia at 17:45 | Comment(0) | 新築オーディオルームと終の棲家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする