2023年06月26日

店のサブシステムの音を音場感を含めて録画

スピーカーより2.7m離した位置へ
XYマイク付きのミュージックビデオ
SONY HDR−MV1をセットして録画
音調された部屋の響きを含めた音が録れるのか実験
XYマイクは向きが左右に振っていますので
マイクの向きからすると
壁の反射音を録る感じに見えますから
音出し途中でアンプのバランスを左右へ回して
ステレオ感の具合を確認しました。

撮影後に確認すると
かなり良く音は録れていますので動画をUPしました。

視聴は下記写真をクリック願います。
ヘッドフォン使用、Youtubeの画質は4Kで視聴願います。

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2019年12月13日

色々と頑張っております。

CF(コンサートフィデリティー)へ特注した左右独立バランスOUTx4プリが完成!
動作確認を兼ねて試聴しました。
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電源も独立
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ポン置きで唖然とするほど究極の分解能!
男の隠れ家オーディオルームのお客様宅へ納品し
DIATONE DS-4NB70をダブルスタックします。
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新築オーディオルームと終の棲家もセッティングの詰めに入っております。
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この様に間接照明の光源が見えていると何かと眩しいので目隠しパネルを付けて良い感じにしました。
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眩しくな〜い!(笑)
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レコード&CDラック等も良い感じです。
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3P電源ケーブルと3Pコンセントで機器を繋いだ場合アースループができて音質が劣化しますので
3P電源ケーブルとライングランドでアースループができない様に電源ケーブルを加工
CD-34の電源ケーブルはSoundJulia方式のシールドを施し大地アースを落としました。
セットして音出ししてみると笑えるほどの変化!(お客様は唖然顔)
音の混濁感が一気に減少し、見通し良く広がりのある感じへ変化しました。

ラインケーブルがイマイチでしたので、
SoundJulia新型ケーブルのプロトタイプの物を1セットだけ持参、CDP-プリ間のみ交換して聴いてみると
定位や奥行き感はもちろん、更に混濁感が減り低域が安定、
楽器の音色も良くなりレンジ感や分解能が上がり聴きやすい音へ変化...。
元に戻すと何だか面白くない音になってしまった...。
これは凄いという事でラインケーブルもシステムに合った特注品でオーダーいただきましたので
明日から空いた時間を見つけて製作に励みます。
取りあえず納品までプロトタイプケーブルをお使いいただく事にしました。
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CD-34は、4倍オーバーサンプリングのDACですが、
ICを一個外しNOS化して有機的で音楽性の高い出音へチューニングしました。
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Stella Melodyが入荷しましたのでテストしております。
今のスピーカーに無い音楽性と芸術性を備えた出音は
フランコ・セルブリン時代のソナスファベールにも似た要素を感じます。
ソナスファベールの方がモッサリして濃い出音
それに比べStella Melodyはやや細身で音の見通しが良いです。
繊細、上質な中高域で弦楽器をらしく聴かせますので
そういう要素が入ったヨーロッパ系の入力機器とアンプで組み合わせればある意味出来上がりです。
中古機器として商品化します。
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最近の外食
チキンカレーとサフランライス
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チキンカレー
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綺麗なサフランライス
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付属のサラダとスープ 独特の香辛料で「マイウー」
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カボチャ+チキンのカレー ナンセット
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味噌煮込みうどん 玉子入り
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鍋焼きうどん
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北海道味噌ラーメン 炙りチャーシューx2枚トッピング
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付属のサラダ
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絶妙な濃さの味噌スープ、歯ごたえの良い麺、
激ウマのチャーシュー!!
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こうやって見ると何だか炭水化物が多い...。(笑)
タグ:ケーブル
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2019年05月27日

ノイズレス調光器

壁に取り付けるパネルスイッチと連動した調光器の場合
電源の波形をカットして調光している為
調光ノイズが発生し、他の電源ラインに乗ってきますので
オーディオ装置からノイズが出ることが多々あります。

今回は、オーディオ用に特化したノイズレス調光器を本気で製作いたしました。

メタルプレートをマッドブラックで塗装したフロントパネル、
本体ケースも全て金属製で特注オーダーしています。
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オーディオルームの防音ドアを開けて直ぐのラック構造の壁に取り付けます。

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内部
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これで電圧をコントロールします。
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4回路分あります。
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電源ONでパイロットランプ点灯!(暗めにしています。)
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新品完成品ですので、調光テストしてみました。


調光に対応していないLED電球でも試してみたのですが、
何故か上手く調光できてしまいました...。
全てに対応するとは思えませんが
アイリスオーヤマの格安LED電球でも
長時間テストしていますが全く問題なく使用できています。(笑)

こういう物って何処までこだわるかですが、
ノイズが出る調光器を付けるぐらいなら
オーディオ的にはON/OFFスイッチのみとして調光しない方が良いです、
今回の部屋は調光器を付けて光量を調節し、
部屋の雰囲気を作りたいと考えていますのでノイズレスで作りました。
当店の調光器もノイズレスにしていますが
ここまで凄いケースを作り込んでいなくてポン置き状態です。
今回の場合、部屋も究極を目指していますので
できるだけこういう物も妥協したくないという感じです。

posted by SoundJulia at 19:08 | Comment(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月21日

プリアンプ

プロトタイプです。
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ラインアンプとフォノイコライザーのプリです。

ICレスのディスクリュート
現代の作り込みが重厚なメーカー製プリアンプに比べると
見た目、パーツが少なく何だか貧相な基盤ですが、
まるで2トラ38Cmのオープンデッキを聴いているかの様に
中低域に腰が据わりド安定かつ音楽表現が素晴らしい出音! (自己評価)(^^ゞ

現代のモールド型トランジスタではなく金属のキャンタイプトランジスタの使用で
力強さや出音の表現が一味違います。(^^♪
繋ぐパワーアンプは球のアンプでもトランジスタアンプでもOKです。

この感じで出音は良いので、使い勝手を考えて
MCへッとアンプとヘッドフォンOUT追加で検討しています。

話は変わります。
最近ご近所さんが3軒も解体工事をしています。
店の裏でも解体工事をしていて外に出るとうるさいです。
今日は基礎を壊している様で時々店も揺れています。

ちょうど、正面ハーツフィールド左側の裏を工事しています。
店内の壁は音響対策されていますので
防音工事は施しておりませんが簡易防音並みの性能があります。
工事の音が若干聞こえますが、空調や足音の方が音は大きく聞こえます。
店の前を車が通過しても音は殆ど聞こえません。

録画はiphone7
YouTubeへアップしました。



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2019年01月18日

X50Pro

お客様がご注文されたX50proが到着!

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「エージングを兼ねて適当に使っても良い」という事なのでセットしました。

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今までのX50D
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う〜ん
やっぱりproは立派に見えます。
ケースはゴールドムンドの質感みたいな感じです。

キャンペーン中ですのでアルミのリモコンが付いています。
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機能は省略されています。
ノーマルリモコンと並べてみます。
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X50pro
鳴らしてみると、
先日、輸入代理店からお借りしたGOLD色のデモ品と音が違って聞こえます。

ゴールドとシルバーのアルマイト処理の違いでしょうか?
エージングが済んでいない新品だからでしょうか?

GOLDの方はハイエンドを感じるの上質な質感で
高S/N、高分解能で低域に厚みを感じ出音がやや上品
SILVERは、S/Nや分解能も高く
P-0の様に出音が堂々として重心が下がって聞こえます。
音の立ちも良いのでX50Dの上位強化モデルで納得できます。
しばらくエージングして変化を楽しませていただきます。
あと、内部のSATAケーブルも交換します。

店の定休日に視察してきました。
マイホーム新築+オーディオルームのお客様の土地で、地盤改良と基礎工事が始まりました。
100坪近い土地ですのでオーディオルームは20畳以上の広さを確保し店を超える音響対策を施します。

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SJ-6L6真空管アンプですが、
外注業者さんからの納期遅れで製作進行が遅くなっております。
ご注文いただいているお客様には大変ご迷惑をおかけいたします。

シャシー板金上がり この後塗装したりシルク印刷等します。
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特注トランス巻き線、ニスを含侵
この後、磁気回路を組んでカバーを付けます。
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パーツの一部
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カクテルオーディオですが、
輸入代理店から在庫表が届きました。

Xシリーズ全て殆ど在庫切れ状態となっています。
X50pro、X50Dは入荷して即売り切れ( ;∀;) 
次回入荷は2月中旬となります。
購入希望のお客様がいらっしゃいましたら予約した方が無難と思います。

以下余談です。
家電量販店でTVを物色してきました。

私の個人的な判断ですが、
高画質でコスパの良い物として
液晶ならSONY X9000F
有機ELならPanasonic FZ950
流石にSONYのA9Fは綺麗ですが高い(笑)
A8FはFZ950より画質が落ちるので候補外
地デジが綺麗なのはPanasonic
昨年の発売当初は55インチのFZ950は¥40万近い値段でしたので
20万程度まで値落ちして高画質な有機ELが買えると思うと凄い事です。
Panasonicの場合、
CESで新型有機ELパネルの高画質GZ2000を発表しました。
現在の有機ELをすべて超える高画質らしいですが?
発売されるとまた高額からスタートで値下がりは1年後?
待っていると買えなくなるので悩みます。(笑)

posted by SoundJulia at 19:01 | Comment(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月28日

オーディオクリニック

26日は、
市内のお客様宅で、オーディオクリニックでした。

部屋の様子は
長方形のリビングダイニング全体を使い、自由に装置がセットできる環境
建物は鉄筋コンクリートで1階

部屋の左右が長辺といたしますと、
左端は、囲われたキッチンスペース スピーカー左 TV オーディオラック 右スピーカー 掃き出しの大開口サッシ
という感じの並びでセットされ、
部屋の音響はライブで、吸音材などの使用、音響対策は無し

スピーカーは、フランコセルブリン Ktema
アンプはMarkLevinsonセパレート 
CDP No.512とNo.39L
ラックはクアドラスパイア
等々

お客様の改善希望
・スピーカーの位置決め
・エネルギーの無い感じを何とかしたい
・音楽の表現が楽しくないので何とかしたい

とりあえず、
こういうのが気持ちよく聴けると嬉しいというソースを聴かせていただく...。
(チェロがホールに響いて、広い空間へ豊かに音が広がる内容の音楽)

ライブな部屋なので、音は部屋に広がり響いているけど
余計な響きの存在と、スピーカーの位置によるピークとデップで
中低域の美味しいところが凹となりエネルギー感や実態感が乏しい

音を出しながら部屋の中をウロウロして
色んな場所での響きやコモリを確認すると、

TV画面で反射している音、その後ろでのコモリ音
スピーカー左右のコーナー部分でのコモリ音
左端のキッチン内でのコモリ音
右の大きなサッシのガラスからの反射音など
いろいろ気になる部分を確認!

とりあえず最悪なTVの反射音を何とかしない事には
スピーカーの位置決めもできないので
厚いキルト生地でTV全体を包んでみると
画面からの反射が減り、定位、音色、表現が格段にUP

続いてサッシのガラス面の反射を減らす為、
カーテンを閉めてみると、
囲われたキッチン内で響いた音が再び戻ってくるコモリ音と
スピーカー左右のコーナー部分のコモリ音が残り、
この部屋から他の部屋へ通じている部屋のドアが響く音が気になるが
最初に比べるとこれだけでもかなり良くなった!

で、とりあえずコンセントタップをブログで公開した物と交換してみた...。

重心が下がりS/Nも上がって、音もはっきりしてきたのですが、
イマイチ本領を発揮していないので、
ケーブルか?と思い
ラインやSPケーブルもラダーケーブルに入れ替えてみた...。

これも、一気に激変!という感じではなく前より良くなったという感じ...。

これでハッキリしました!

スピーカーの位置による凹の影響が強烈という事が...。

ケーブル変更の音は判るのですが、
ラダーの超分解能と、スピード感がスポイルされてしまっている...。
これではイカンので、
スピーカーを前に後ろにと動かし、
ピークとディップの一番気にならない場所を探ると共に
前向き内ぶり等も試してみると、
壁から50cm程度でやや内ぶりが良い感じのバランとなり
中低域も厚く低域も下がり、音に実態感が出た。

しかし
左右コーナー部分のコモリが気になるので
持って行った「音快速と音快速極低」で左右のコーナー部分を対策
(極低の場合、低域の改善と、中高域の分解能が上がる)
ブーミーだった低域が締まり弾んだ感じへ変化
更に試聴ポイントの後ろへ「音快速」を置いて
音を前から後ろへ引っ張るようにセッティングすると、
チェロの胴鳴りとホールの響き、弓で弦をこする音の分離が明確になり
音楽が楽しくなってきた!

この状態で部屋をうろついてみると
キルトで覆ったTVの後ろと壁の間で、
低音だけが、かなり響いてこもっているので
了解を得てTVを他の部屋へ排除、
音場が一気に開けた感じとなり、スピーカー後ろにある壁を超えて音場が広くなった!

ノッテきたので、SJ-SIインシュレーターと金属ベースを
ラックの足の下、機器の下へ敷いてみると、
更に分解能が上がり音が澄んで低域にも腰が入る...。

で、必殺インダクターを繋いでみると、
レンジ感が広がり、ホールトーンが綺麗に響く!
音場の空気が澄んで、低域も、更にしっかりして見通しが良くなった!

CDPの方は、
No.512は、分解能が高く音が端正で、フラットバランスで整っているのですが、
音楽の表現が今一つ面白くない感じがして、
旧型のNo.39Lの方が、音楽表現と、低域の再現、音色等が優秀、
分解能は若干落ちてしまうがこちらの方がシステム的に合っている感じ...。

なので、No.39Lを繋いで鳴らす。

この状態で、お客様の方へ目を向けると、
お客様の足が、音楽のリズムと共に動いてノッテいる(^^♪

お邪魔した時の音は何だったんだ?という感じになっている!

ここまでやると、システム全体の反応が良くなっている為、
試しにインダクターのみタップから外してみると、
音が団子になり上も下も伸びが減り見通しが悪くなる...。

今の状態の場合、
音密度が高く、定位間や実態感も良いので
目の前にリアルに楽器が存在する感じが出るのですが、
お客様の希望をお聞きすると
ECMレーベルを掛けた場合は、
広い空間へ音が広がって漂う感じを出せないかという事になり...。

でわ、という事で、
Ktemaのマニュアルにある
壁から1m離すセッティングとしてみると
実像感が減り、中低域も凹エネルギーになり
中音域が壁の反射で混ざり合い、
位相感が崩れる感じがしますが、
空間に響いて漂う感じは、かなり良く出る...。

響き系の音楽にはアリですが
音像型のジャスにはミスマッチ...。

好みもあり難しいのですが、
2か所のポイントは他の場所と比べ圧倒的に良い事を確認ができた。

プリのみ電源ケーブルを純正とシルバー君と変えて試してみましたが、
ずでに反応が良くなっている為、驚くほど音が変化して笑えてくる...。

複数有るプリとCDPを入れ替えて聞いてみると
CDPは、No.39L
プリは、No38Lと組み合わせる事が
音色や表現共に良好になる為、
新しいプリとNo.512ではなく
旧型の組み合わせの方が良いとお客様も同意見で確認できた。

かなり頑張りましたので(笑)
お客様の胸につかえていた、モヤモヤを解消できたと思います。

--------------------------------
お客様の改善希望
・スピーカーの位置決め
・エネルギーの無い感じを何とかしたい
・音楽の表現が楽しくない
--------------------------------

部屋に対するスピーカーの置き場所は明確になりました。

一つは
壁に近づけたところで、実像感があり、定位も明確で中低域も厚みがありエネルギーも出る。
もう一つは
響くポイントに設置すると、音が広がりECM系の録音物はいい感じに再生できるポイント

エネルギーを一番左右していたのは、
部屋の響きとスピーカーの置き場所による事で、
凸(ピーク)凹(ディップ)の凹ポイントにスピーカーが設置されていた事と判明したので、
上記2点のどちらかで設置し、響きの対策をする事で概ね解決

音楽の表現は、アクセサリー類による対策と、機器のマッチングによリ解決

一気に全て施せないと思いますので、
何処まで手掛けるのかを検討していただく事にしました。

最低限の対策を考えますと、
スピーカー位置は決まりましたので、その位置でセット
TVは、左右スピーカーの中に置かない(排除する)
左右のスピーカー端の壁コーナー部分へ「音快速 極低」を左右1枚ずつ使用
インダクターを繋いで電源の改善を図る
ここまでは、直ぐに対策してほしいと感じています。



posted by SoundJulia at 15:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月29日

アナログ式調光器

店内照明の3系統が、
調光器で明るさを調節できるようになっておりまして、
最も一般的に用いられるサイリスターで、
波形をカットする方式の器具が付いているのですが、
照明を点灯させると、電源ラインへノイズが混入し、
オシロで見ると、波形にとげの様なノイズが確認できます。

3系統の明るさをそれぞれ変えると、三本のとげが立ち(笑)
電源を汚していることが確認できる事と、
照明器具によっては、明るさの具合で器具がウナルし、
重厚なノイズフィルター回路を搭載していないオーディオ機器の場合、
電源ノイズの混入による雑音が出ていたので、
手持ちのスライダックで調光回路を改造しました。

ばらします。
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電源供給の幹線と接続を確認し、
配線を切断して、スライダックと入れ替えました。

(穴は後日ふさぎます。)
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電源の波形
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拡大
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頭が少し潰れていますが、綺麗なもんです。

照明器具のうなりも消えました。

面白い事に、照明の色合いが違って見えます。

変更前は、キラッとした感じというか
ランプを見ても、シルバーっぽい発色があったのですが、
変更後は、キラッとした感じが無くなって、
黄色が濃くなり、ウオームで落ち着いた感じになりました。

で、オーディオの方の音も変わりました。
全体的に静かになり、
音域的には、高域の質感に変化が大きいです。

昨日聴いていたCDを聴いてみると、
ザリザリ感の様な雑味というか、
汚れの様な感じが無くなって、
しなやかでクッキリみたいな感じに変化しています。

照明器具はうならなくなり、
音質も変わって良くなりましたが、
スライダックの大きい方が、
調整位置によって、
スライダック本体にうなり音が出てしまいます。

フェルトとケーブルの山で対策(笑)しましたが、
基本的に店内は静かですので、
無音の時に少し気になる場合があります。

調べると、この様な実験やテスト用の大型スライダックではなく
小型で容量の小さな物もありますので
LED照明など、消費電力が小さな器具の場合
コーヒーカップ程度の大きさのスライダックでOKと思います。

一般的に、あまり使わないと思いますが、
オーディオ的にはノイズレスですから最高かもしれません...。

posted by SoundJulia at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月13日

新築オーディオルーム その4

昨日は、お客様宅へ打ち合わせに行ってまいりました。

スピーカー下へ広く厚いボードを敷くのですが、
ピタッとサイズが合う事と、見た目も重要ですので、
使用する現場とサイズ確認の為、匠も同行で打ち合わせました。

現在の音は下記動画で...。

アキシオム80って、
適当に鳴らすと、スピッツが吠えている様な、子供のキーキー声の様な、
耳に付く「キャインキャイン」して高域がうるさく
低域の出ない音になってしまうのですが、
現状でも、チェロが上手い事聞こえています。

後のボード追加、入口ドアの変更で、さらに音質を向上させます!


明日の14日ですが、午後からの営業となります。
よろしくお願いします。


posted by SoundJulia at 11:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月03日

新築オーディオルーム その3

1月27日のブログ
オーディオ用電源の工事がイマイチだった件が解消しましたので、
店のお休みを利用して、オーディオ装置側の電源工事をいたしました。

電源も含め、オーディオ回路の接点は、
極力減らす事を考えていますので、
スピーカーケーブルも、ユニットへ直接取り付けてしまいます。
(スピーカーの入力ターミナルはパス)
左右のケーブル長を合わせ取り付けます。
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サウンドジュリア流の接地法で、
ユニットの金属フレームへ、大地アースを落としています。

雑味が減り、S/Nや奥行き感等が向上します。

オーディオ用電源は、シールドされた単相三線式で引き込んでいます。
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更に、オーディオ用大地アースは、
他のD種接地用(洗濯機や電子レンジ、エアコン等)と違う場所へアース棒を打ち込んで、
ノイズが混ざらない様に対策した大地アースを使用します。

コンセント等の接点を極力減らしたオーディオ機器用電源が完成しました。
(内部はナイショ(笑)です。)
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オーディオルームはスピーカーのみの設置し
機器類は隣の部屋へセットしています。

とりあえず、この仮設置状態で音出しし、
棚板など、ドライカーボンで対策します。

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オーディオルーム側
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椅子とスピーカーだけという、ゴチャゴチャ感の無いスカッとした気持ち良い空間です。

機器のコントロールはどうするの?という感じですが、
この部屋から、リモコン操作が可能な対策を施してありますので、何の問題もありません。

左右の腰壁、スピーカー左右の下分には
低域がブーミーにならない音響対策が施してあります。
ベージュの壁は、合板の上に、防臭、熱対策、音響効果のある塗料を塗っています。

とりあえずの仮設置で音出ししましたが、
この状態でも抜群の音質となっています。

以前の部屋と比べると、
力強さが圧倒的に向上し、高域の質感が激変しています。
音密度、中低域〜低域の充実した表現
実在感ある雰囲気
奥行き感、音場も大きく向上しています。

機器側の設置、最終的なアースポイントの詰め
ケーブル類のエージングが進めば
笑える感じまで向上する事が期待できます。

現時点で気になる部分は、建物の設計段階より気にしていた金属ドア...
検査が通らないので、施主様と設計士相談の元、この仕様のドアとなった様ですが、
私の想像通り、音漏れとドアが振動してドア付近の音が濁る事が確認できましたので
ドアの変更も視野に入れて対策する事になりました。

オーディオ機器は、
LINNのDS
(ナス等アダプター類は、全てコーセルのリニア電源で対策)
DSよりデジタル出力を取り出して
CF-DAC040BD carbonTopにてD/A変換
CF特注オーダーAXIOM80専用アンプcarbonTop
スピーカーは、AXIOM80という感じです。

LINNのDSは最大電源電圧240Vでドライブすると、
面白いように音が化けますので、200Vから240Vへ昇圧してドライブしています。
(コア、コイルなど特注で設計したEIコアのアイソレーション昇圧トランスを使用)
これは、CHORDのDAVEなどでも効果的です。

また、メインブレーカー以降の電源回路ですが、
他で使用するモーター類等のノイズがなるべく混入しない様
100V側のオーディオ回路と相で分けています。

オーディオ機器へ接続するケーブル類は、
SoundJuliua音魂ケーブル
シルバーシールドケーブル、オレンジ君等を、適材適所で使用、

機器のアースは、機器間でアースループが起こらない様
入力側へ大地アースを落として吸引しています。

前記の金属ドアや床の設計は、
施主様と設計士側で行われ
床の無垢フローリング材や捨て板も分厚い物を使用されていますが、
床は、もう少し剛性が欲しいので、
後日、スピーカー下へ舞台となるボードを敷く事にしました。

今回、新築に伴う工事ですので、
家全体のリフォームに合わせて部屋をオーディオルームへ変更したり
一部屋だけオーディオルーム化する工事と比べた場合、
比較にならないほど安価に出来上がっています。

この度の工事は、
名古屋市内に多々あるオーディオショップの中から
SoundJuliaをお選びいただき本当にうれしく感じております。

オーディオルームの相談は、
50歳を超え、今後の過ごし方を考えての方が殆どですが、
一般的に行われる機器の買い替えや、
ケーブル交換等では得られない満足感や、音質改善効果があると思います。

最近では、他店で多々購入された機器のセッティング依頼などもあり面白いです。

話は変わります...。

昨年入荷したMC1000
動かすのが大変なので保管状態でしたが、
引っ張り出して、気晴らしに鳴らしておりましたら売れました。(^^♪

すでに過去の製品ですが、
メーターが振れないような極小音量でも
明るく音が澄んで高分解能、
ボリュームを上げれば圧倒的なドライブ力、
メタボにならない低域、高S/Nで音場も広く、反応も速い...。
B&WやTANNOYなども、凄く上手く鳴らします。(笑)

マッキンのトランジスタ式パワーアンプでは、
今でもこれが、見た目も音も、一番と感じてしまいます。

納品まで、しばらく聞かせていただきます...。

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2017年01月01日

新築オーディオルーム その2

あけまして おめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

1月1日の零時
熱田さんの新春初神楽に行ってまいりました。

ご祈祷は、「神恩感謝」
今年は雅楽16人と大勢の演奏で雅でございました。


昨年末は、商品の発送に追われ、バタバタ...。

年末のお休み中
新築のお客様のオーディオ引っ越しをお手伝い...。

部屋へスピーカーを入れました。
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先回のブログで床へ並べてあった材料は天井へ取り付けられており
打ち合わせ通り、ピッチを変えて綺麗に完成しております。

天井と少し隙間を空けて取り付けています。
ビスや釘が見えるとカッコ悪いので上手い事取り付けています。

取り付け間隔が広い方
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狭い方
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スピーカー上面の、斜め反射との繋がりも良い感じです。
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聴く位置から天井を見た場合
同じピッチで取り付けると、奥に行くほど密度が増して見えるのですが
ピッチを変える事により、ほぼ等間隔に見えます。
(ピッチを変えた造作の意図は、音質的な効果を狙っています。)
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上からの照明効果で、
低音処理、ブーミング対策の為に施工した音響壁の穴も目立たないです。

前はこんな感じ
照明が取り付けられる前 ビフォー
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オーディオの配線もまだで、ソファーも入っていません。
その為、若干ライブな四角い部屋ですが、フラッターエコーは、全くありません。

天井の造作により
前回の状態より、話し声が更に澄んで聞こえ
スピーカー位置から声を出すと、
リスニングポイントへ向けて気持ちよく音が飛んでいきます。

今回、声しか音を出していませんが、
今の状態からの予想では、定在波や干渉などの影響も少ないと思われ期待は大きいです。

店の方ですが、HPに記載通り、年始の営業は、1月6日となっております。
よろしくお願いいたします。

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2016年12月21日

新築オーディオルーム

家を新築されているお客様より
オーディオルームの設計を依頼されておりまして、もう少しで完成となる予定です。

外観
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家の設計は、
三河の佐久島に有る、おひるねハウスを設計した南川さんのデザインです。

電源環境
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マイ柱ではなく、道路に立っている電柱からの供給です。

柱上トランスはV結線で、4件ほどの建物へ供給されています。

余談ですが、
高音質電源は、何故かマイ柱と言われていますが、
キュービクルの方が絶対優れていますので
庭へ電柱を立てる勢いがあるのならキュービクル電源をお勧めいたします。

電力メーターの箱がカッコ悪いという事で、施主様がパナの白い箱へ変えています。
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玄関

私の設計ではないけど、SoundJuliaの入り口に少し似ている(笑)
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SoundJulia
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オーディオルームへ入ったところ (未完成です。)
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下へ並べてある木(胴縁)は、天井へ付ける材料となります。
付けるピッチをどの様にするか、とりあえず床へ並べて塩梅を確認しています。

素材は松の特上です。

スピーカー側は反射率を上げ送り出して、徐々にピッチを変えて試聴位置で収束を早めます。

これはKOTOBUKIさんが手掛けた大きなライブハウスでも採用されましたが
周波数特性を測ると、天井を造作した後の特性の方が、
施工前のに有った凸凹が改善されフラットになる効果があります。

この様に天井や壁が平面で覆われている四角い部屋の場合、フラッタエコーが出ますし、
スピーカーから放たれた音の反射が大きくなり、床と天井の反射も強くなりますから
何も対策しない場合、こもって抜けの悪い音になります。

鉄筋のマンションは特に反射が強いですから
TVの音も、普段の会話も聞き取りにくい感じの部屋の場合、
何かしらの対策をしませんと、オーディオの音は終わっています...。

良い音を聞きたい場合、機器のグレードを上げるのではなく
先に何かしら部屋の対策が必要と思います。

腰壁
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腰壁に開いている四角い部分の中に低域を吸収する仕組みが隠されています。

吸音材に、一般的に使用されるグラスウールを利用した場合、
高域吸収が優れ、低域エネルギーの吸収が難しい素材となりますから
低域を吸収する事を考えた場合、多くの材料と空気層が必要となり、壁の厚みも40cm程必要になります。

これではスペースが狭くなりもったいないので
今回は、普通に作る壁の中へ仕込める素材と構造を考えて部屋の広さを確保しました。

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腰壁の直線的に奥へ伸びるデザインが、見た目の錯覚で奥行きがある様に見えて、
奥のコーナー部分、上へ延びる直線が天井を高く見せます。

スピーカーを置く壁のコーナー部分を斜めカットして、形を鳥居状に造作し、
コーナー部分に溜まる音と反射をコントロールします。

鳥居の下は、低域がこもらない様、腰壁同様の低域吸収装置を隠しています。

部屋の壁や天井は、通常、プラスターボードで作りますが、
音質的に良くない為、上質の合板で作り込んでいます。

合板の上に壁紙を張り付けると、壁紙の素材で反射音が変わりますので
この壁は、部屋の環境も音響的にも優れた特殊な塗料をローラーで塗っております。

写真を撮っている後ろ側の処理は、音の吸音率を上げ低域も吸わせています。

つまり、コンサートホールと同じ様に、
演奏するスピーカー位置では反射が高く、試聴位置以降の吸音を上げて
音が出たら、音はリスナーヘ飛んできて、
それ以降は前に戻る反射を抑える為、後ろで吸う感じにしています。

この状態で会話した場合、ややライブな感じで綺麗に声が通りますので
仕上げて行くに従い、ライブ感が減って整ってくると思われます。
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この部屋にはオーディオ装置はスピーカー以外置きません。
隣の部屋へ全ての機器がセットされ、リモコンはこの部屋から操作できるようにしています。

電源は、専用電源を引き込んでおりまして、
一般的に使用するコンセントやタップなどもなく、接点を極限までに減らし、
オーディオ機器のインレットへ直接電源を接続できる
ダイレクト接続として超高音質を狙っています。

もちろん、大地アースも用意しました。
入力1点接地で、入口からノイズや電位を吸引し
機器ボディーの電位は0Vを狙います。

機器間のアースループは全くない接続にして、
高S/Nで濁りの無い澄み渡った音を狙っています。

また、低音吸収と何度も出ましたが、高域の吸収は、
カーテンでも、人間(笑)でも、ソファーでも、市販の吸音材でも簡単に吸収できますが、
低域の吸収は難しい為、
市販されているオーディオ用のパネル等でも低域改善を謳っているアイテムはありません。

有るとすれば、音響建築のKOTOBUKIさんが販売している音快速 極低だけでしょうか?
ですからこの製品を取り扱っています。

色々と部屋の対策をチャレンジされた方の方が解ると思いますが
(低域の吸収が一番難しい為)
こもる様な帯域が最後まで残る結果になる事が殆どだと思います。

オーディオルームは、機器を買い替える以上のお金が掛かりますし
オーディオが趣味でもない方から見た場合、
無駄に贅沢なお金の使い方だと感じられるかもしれません。

しかし、オーディオが無いと人生が楽しくないと感じられている
オーディオ中毒になっている方の場合、幸せな空間を得る手段だと思います。

やるぞ〜!と決められる方の殆どは、
新築や、リフォームを兼ねて手掛けられます。
年齢的には、50歳以上の方が有意義な人生を楽しみたいと決断されることが多いです。

posted by SoundJulia at 18:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月01日

オーディオルーム リゾネーション

現在、匠 (あの、ビフォー アフターで活躍する設計士さん) 
と、店舗設計を進めております。

施主様は、ご近所にある、完全予約制の美容院さんですが、
家主さんより、不意打ちで立ち退き要請をされたので
移転することとなり、相談に乗っております。

パースのみのUPします。

外観
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店内
ウッドフレームでサッシを作り
幅広のフローリングで雰囲気を高めます。

天井を張るとコストがかかるので
コンクリート打ちっぱなしへ着色し
梁を吊り下げ、板をランダムに載せて、天井のように造作します。

全体的な雰囲気は、ウッディーで、ざっくりしているので
雰囲気のある店内になります。

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椅子側から店内を見る

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店内の雰囲気はもちろん、動線、目線、風通し、明かりなども考慮します。


もう一つは
音響工事のKOTOBUKIさんと
お客様宅の離れに建っている建物を
小物を売る店舗と、
オーディオルームを合体させる造作工事に取り組んでおります。

外観
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入口から入った感じ

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天井、床、壁へ、音響対策をしたオーディオスペース
専用電源も引き込み万全を期します。

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オーディオ機器側から見たリスニングポイント

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オーディオスペースを中心として造作します。

壁を作ると狭苦しくなるので、
裏板の無い格子のラックで開放感を出し
その部分へ商品等を展示します。

どちらの物件も初案なので、今後どの様に変更になるか?ですが、
既製品にないオリジナルを作るのは楽しいですね!


posted by SoundJulia at 16:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月14日

試聴室

以前居た店舗へ行ってまいりました。

店舗の試聴室は居抜きでKOTOBUKIさんへ譲渡し
現在の店舗へ移りましたが、
現状は、音響工事等を一緒に行っている
KOTOBUKIさんのデモルームへ変身しています。

店舗外観
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ピアノ防音デモルーム

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ドラム防音デモルーム

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私(笑)
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遮音性能が優れた
KOTOBUKIオリジナル防音ドア
有名メーカー品より高性能で安い(笑)

ドラムはエネルギーが強いので二重ドア構造です。
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オーディオ試聴室

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高域から低域まで完全に整えている部屋ですから
ダブルウーファーで鳴らすフュージョンのスーパー爆音110dBでも
一切ぶれなく抜けきる音で聴くことが出来ます。(笑)

低域のよどみやコモリ音など全くありません。
いわゆる、完全なモニターサウンドです。

傾斜天井 波壁、カルム材による低域吸収等、ノウハウ満載です。
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現在の店舗は、ここよりライブです。
天然素材による吸音と反射を実験的に試して作った部屋ですから
音の傾向は、ここの様にモニター的ではないのですが
フラッターエコーや低域の処理は上手く行っています。

JBL4350が写っている部屋の写真で左端に
見た事のない筒状の白いスピーカーが写っていると思いますが、
今回、この無指向性スピーカーの音決めの為
ここに来ているという感じです。

使用用途は、
基本的にスピーカーの存在感がなく音が部屋中に広がる高音質オーディオ用ですが、
TV用、AV用として使いますと、
TVやスクリーンの邪魔にならない事と、
センタースピーカーの必要が無いと思えるほどの音が出ます。

オリジナルの状態から
KOTOBUKIさんのチューニングで
凄く良いところまで来ていますが
この後、サウンドジュリアでも
私流のチューニングを試しても良いと良いという事なので
受け取ったらまたブログへUPいたします。

ピアノ、ドラムなどの楽器防音、オーディオルームを体験されたい方は
お気軽にサウンドジュリアまでお問い合わせください。



タグ:試聴室
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2015年11月06日

椅子

現在、ご自宅の新築進行中のお客さまと一緒に
家具のキタニに有るフィンユールの家(もちろんコピー)に行ってきました。(笑)

玄関
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庭から
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いわゆる家具選びで高山まで出かけたのですが、
下(安物)からよりも上(ハイエンド)から降りてきた方が目利きになると考え
最高峰から色々と見てきた感じです。

フィンユールやキタニの家具の場合、
家具マニアの方のブログなどで詳細が出てくると思いますから
割愛いたします。

中をチョロっと
モミの木のフローリングと暖炉
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寝室ベッド
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お手伝いさんの部屋
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椅子がビンテージの本物!(笑)

感動した「神宿りの椅子」
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一種異様な圧倒的存在感!(笑)

「なんだこれって感じ...」

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これに座る「アホなオーディオ屋店主」 (笑)

欲しい...。

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キタニ ショールーム内
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キタニ作のフィンユール (FJ-01)

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座りゴゴチが抜群すぎて立ち上がりたくなくなります。(笑)

この他にビンテージチェア展示室や
もっと大きなショールームが有ったのですが割愛します。

興味のある方は、実際にお出かけください。(笑)

この後、
飛騨の有名家具ショールームを数件見学したのですが、
最高峰を見た後では感動無し...。(泣)

人間は贅沢な生き物ですね(笑)

で、ご一緒したお客様ですが、
スイッチONとなりついにフィンユール!

ジャパンコレクション購入予定となりました。

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鳥居です。
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「素晴らしい」の一言でOK!

次回の家具旅行は、
この現物を見に行くツアーになります。

ちなみに私はウェグナーのベアチェアに座り
魂を奪われました。(大笑)

タグ:椅子
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2015年08月04日

音響対策

向の家ですが、
朝からガンガン解体しています。

ちなみに
サウンドジュリアとは一切係わりのない工事です。

工事する前にお聞きした話では、
建てる家は積水ハウスと聞いたのですが、
解体工事は他の所がやっている?

外で見ていた施主様に質問すると

「解体専門業屋へ見積もりを出して一番安いところで解体してもらっている...
積水ハウスへ頼むより3割安いよ!」

なるほどです。

養生も甘いし
道路占有許可も掲げてなくて
交通整理のオジサンも居ません。(笑)

事故なども含め
何もトラブルが無い事をお祈りします...。



昨日
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今日
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店内は防音壁の構造では無いのですが、
部屋を音響対策致しますと
遮音性が高くなりますので、外の音もあまり気になりません。

施主様から
「うるさくてゴメンネ〜」 と言われましたが

ぜんぜん大丈夫です。(笑)

どんな感じか下の動画を見てください。


店内のエアコンはONです。

YoutubeへUPしたら
店内の窓から眺める映像の部分で、
何故かエアコンの送風音が「ゴ〜ゴ〜」という音に変質しています。?
送風音は、小さく「サーッ」と聞こえているだけでその様な音では無いのですが...。

かなり遮音していると思います。
面白いのは、
ケッタマシーンや車がほぼ音の無い状態で通りずぎます。
防音壁はありませんので
さすがに屋根を壊すときの爆音は聞えますね...。




防音壁を作った上にこの構造のオーディオルームを作られたお客様の家は
夜の2時に爆音で交響曲を鳴らしている状態で
庭に出ても何も聞こえてこないそうです。(大笑)

話は変わり
在庫のTDKのスタッカード構造のスピーカーケーブルへ
マルチコンタクトプラグを付けて試しています。

オレンジ君から繋ぎ変えてみると
まるで、最新型の新品を売っている
高級Hi-Fiオーディオ店の試聴室で聴いている様な音です。(笑)

エージングで音が変わって来る可能性が高いので
またご報告します。


タグ:音響対策
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2015年02月02日

漆喰

関西ペイントを紹介する番組内容で、
主婦の方が数人で
自宅の壁に漆喰を塗っている様子が紹介され、
漆喰の効果について熱く語っていましたので
サウンドジュリアの音響工事で使用する漆喰に付いて紹介させていただきます。


漆喰には高い抗菌機能がありますが、
番組ではローラーで塗れる薄い被膜の様な漆喰でも
十分という事を語っていました...。

職人がコテで塗る本物の本漆喰の場合、
計り知れない効果があると思います。

ジュリアで使用する漆喰は本漆喰ですので、
一般的に漆喰と称されて売っている
樹脂の配合された漆喰ではありません。

細かく説明いたしませんが、
樹脂が入ると漆喰の効能が無くなってしまう為、
純度100%の2種類の漆喰を配合して繋ぎの効果を出します。
更に強度や音響的効果を出す為、
アラミド繊維やカーボン、おが粉などを混ぜています。

こちらの壁は(ジュリアの店内です。)
漆喰の中に空気をたくさん取り入れ
吸音効果を期待した漆喰となります。
(漆喰に高品位な杉のおが粉を混ぜています。)
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厚塗りですので
陰影ができて雰囲気は抜群です。

表面積を広げて効果を上げる事と
雰囲気を出す為、
波打つように施工し、凸凹した感じに仕上げています。
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スピーカー背面は
音を反射する効果を狙い
硬度が高い漆喰を使用しています。

インシュレーターを作る時に使用する
東レのカーボン繊維を練り込んでいます。
スーパー音響漆喰?(笑)

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塗った直後に叩いて平らにしています。
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全体的にはこんな感じで、

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照明を落とせば雰囲気抜群です。

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漆喰表面の柄というかデザインは
職人仕事ですので、この他にも色々と施工は可能です。

細かな様子は、

店内は閉塞された環境で
防音効果も高く外界と遮断された感が強いのですが、
性能の良い空気清浄機を使用し、
今の季節は加湿器も動作させて
室内環境の改善努力をしている
部屋の空気に敏感なお客様から
下記の様な感想をよく聞きます。

「密閉された部屋なのに空気が澄んでいる感じがする」

「良い感じで木の匂いがする」

「凄く静か」

「落ち着く」

「もうこんな時間?」

漆喰の他、
30mm厚の杉の無垢板フローリングや
音響的に処理された静かな部屋である事なども
作用していると思います。

説明は難しいのですが
人間の目で感じる様子としては、
安い壁紙、ピータールの床
冷たい感じがする銀色のアルミサッシやドアなどでは
寛げる雰囲気が出ませんので
その様な建材を使用していない事も効いていると思います。


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タグ:漆喰
posted by SoundJulia at 19:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

前の店舗訪問

以前の店舗ですが、
せっかく作ったオーディオ試聴室がもったいないという事で、
コラボで仕事をしてる工務店のKOTOBUKIさんが居抜きで借りて
音響ショールームとしてオープンさせました!

看板が変わるとイメージが全く違いますね!

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駐車場から近づいてみます。

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この裏がオーディオ試聴室でした。

モニター的な試聴室でしたので
全く弄る事無く使用してもらう事になりました。

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仮置きのシステムで鳴らしてみると、音の出方が懐かしい音響で笑えました。

現在の新SoundJuliaの様なライブな響きは無く
ハッキリクッキリのモニターサウンドで、
爆音でも五月蠅くない音は、前のチューニングそのままです。

この部屋で現代スピーカーのf特を測ると、
メーカーの発表したf特とほぼ同等で、
凸凹の無い素晴らしい特性を見る事ができます。

ポン置き仮置きのシステムでも抜群に抜けが良く
圧倒的なレンジ感で聞かせてくれました!


オーディオ商品が陳列されていた部屋は、
ドラム練習用の防音室と、ピアノ練習用の防音室が作られていて
様様な実験ができる様になっています。

ドラム部屋
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ピアノ部屋入口
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部屋の中が外から見えます。
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大手の防音室との違いですが、
音の響きをコントロールしていますので、
ミュート部屋になる事無く適度な響きがあり
演奏者が心地よく練習できるような室内になっています。

また、内装のデザインも
好みに合わせて作る事ができます。

お金を掛けてしっかり防音する仕様
簡易防音で、迷惑かけない程度にする等
ドアの違い、壁の違い、サッシの違いなどで体験可能です。

このショールームはあと数日でオープンします。

ショールームは完全な予約制で、
いきなり来店されても対応できませんので、
体験したい方はサウンドジュリアまでご連絡ください。



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2014年10月23日

移転その後

先に、スピーカーベースボードができました。

B&W802Dが載ります。

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内部は、米松合板、
外はブラックウオールナットの無垢板を張り付けて
音響コントロールしています。

店の方ですが、
物が入り、片づけをしようと思うと
何かしらの仕事や来客で、
思うように整理整頓、断捨離ができません...。

外観
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夜、窓から覗くと...

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入口

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店内
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来店されると、
必ず 「音を聞かせて...」 と言われるので、
取りあえずのシステムで調整しています。

物が入ると、残響も抑えられるので
良い塩梅になってきました。

試聴用に購入した
フィリッツハンセンのイージーチェアが、
明日、届きます。(^^)/


タグ:移転その後
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2014年10月08日

店舗改装15

店が概ね完成し、
ハーツフィールドを入れました!

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漆喰が乾いてくるとき
微妙に漆喰の粉がホコリの様になって舞います。

見た通りの床なので、
毎日掃除機+床拭きしています。

まるで
お坊さんの床掃除の様です...。(笑)

FS-1から
コンサートフィデリティーの
プリメインアンプSi-50 carbon改+MarantzCD-34 NOS/DAC改へ入れ替え
テーブルが機器の置台、 
スピーカーはポン置きという感じの
適当セッティングのまま音出ししました。

まだ若干ライブですが、大きな問題は無いです。
スピーカー背面に施工した
音を跳ね返すカーボン漆喰が効いていますし、
低音吸収装置も良い仕事しています!
爆音で床は微振動しますが、
能舞台の様なドンドンした響きは無いです。
という事で、床下の石も良い仕事しています。(笑)

一般的なVVFによる工事のコンセントと
オーディオ専用回路のコンセントでは
圧倒的な音質差があり笑えます!

この状態で、悪くない感じですから
メイン装置の使用で、セッティングを詰めれば
旧店舗より圧倒的な音場が得られるのは間違いないです。

漆喰の壁、無垢板の床、ふわっとした照明...
木の匂いがする店内は
静かで癒される感じがします。

明日からは、
機器をラックへ入れるなどの整理と片付け
旧店舗のゴミ処理など、
面倒な作業がてんこ盛り...。

全身、微妙に筋肉痛が変に快感で、
(もちろん売上は上がっていませんが、)
スゲー仕事してる感があります...。(笑)

でも、
引越ししながらドライカーボンインシュレーターの販売をして
バレットプラグのお問い合わせを受けて
バタバタの中、ケーブルの販売をして
出張買取のお約束をし
オーディオ相談の電話に対応し
ヘッドフォンアンプの納品メールを出し、
フル ドライカーボン オーディオラックの注文を受け
匠ボード、ラックの注文オーダー処理をする等
色々と働いています!

特に、ヘッドフォンアンプと
フルカーボンラックは凄いので
ご期待ください!!



タグ:店舗改装15
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2014年10月05日

店舗改装14

移転先の店舗ですが、概ね完成してきました。
6日の完成予定ですが、
台風が来ますので、また伸びるかもしれません...。

店舗外観

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玄関

右側が入口になります。
黒いドアは事務所入り口
木目のドアはWC

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ステージ

スピーカー背面にある板は、
板の向きを可変できます。
反射音の角度を調整できる様になっていて
ミニコンポで試しても、すごく変化します。
こちらの壁は、カーボン配合で、
音を反射させる壁となり、
スピーカーの音を前へ飛ばします。


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店内壁面

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窓側

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こんな感じです。

ビクターのFS-1で音を出してみましたが、
漆喰が乾いていない事と
物が入っていない為に
ライブな感じで響き過ぎです。

雑多な感じで整頓していませんが、
6日完成?して、ラックや機器類
ハーツフィールド等が店に入れば
片付けして店を開けたいと考えています....。

今までの店舗へ行き来していますので
電話に出ることが出来ない場合が多いのですが、
留守番電話へメッセージを入れてくだされば
後ほどご連絡を差し上げます。

また、お急ぎでない場合は、
HPのお問い合わせフォームや
直接メールでご連絡を頂けると幸いです。

また状況をお知らせします。
タグ:店舗改装14
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