2025年09月02日

DIATONE DS-10000 Klavier その3

このDIATONE DS-10000は、お客様の様なお友達の様な感じのお付き合いをしている
「お客様」の家にあったDIATONEですが、ウーファーエッジが硬化してしまい
もう使わないという事で、オーディオルームの横で保管状態の物を
もったいないので店で復活させるという事で私が持ち帰ってきたスピーカーです。

手間をかける理由は、私が個人的に好きなスピーカーという事(笑)
1985年に40周年記念で300セットの受注限定販売した気合の入った製品である事、
密閉型で低音は引き締まり中高域は美音系の出音という記憶...。

今作るとなると計り知れない金額になると思われるスピーカーですから
もう一度聞いてみたいという欲がでました。

エッジの軟化処理が完了しましたので、接点の接触改善を行い組み上げてみました。
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箱の磨き
経年で艶が薄れていましたので研磨しました。
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鏡面ピアノブラックへよみがえりました。
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磨いた後は、まるで黒い鏡のようです。
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フロント部分もややくすんでいます。
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L,Rが違いますが、ほとんど同じ状態でしたので磨き上げました。
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底板も1985年からクリーニングなどしていないと思われるのでこの際綺麗にします。
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鏡面になりました。
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接点部分へスーパーコンタクトオイル塗布で接触改善処理(金メッキされていますが)
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ボロンのDUDユニット
トゥイーターは砲金削り出しのフレームへ3段絞りのDUD振動板 
3段絞りの振動板は、このモデルとDS-5000に採用
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ヘラ絞りのバックカバー
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接続端子部分が制振されてました。
ユニットを固定しているキャップボルトも制振するカバーが取り付けられていますが、
DIATONEの技術者曰く、ボルトの頭が共振して音が出るのだそうです。
そういえばDS-4NB70のリアバッフルの固定ビスも制振してありました。
組み上げ後の試聴で、ビスのキャップを付ける前に一度聞いて、キャップを付けてから
全く同じ曲を同じ音量で聴くと、中音域の雑味が減りリバーブが一段と深く綺麗に聞こえました。
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LC-OFCの内部配線、ネットワークはパーツのリード線を金メッキスリーブで圧着結合
ウール100%の吸音材、
分散共振構造で内部が補強されております。
グランドピアノに使用されるマトアの無垢材なども複合使用されている箱です。
基本構造はDS-1000ですが、煮詰め方が異様です。(笑)
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人が乗っても壊れないアラミドハニカムコーン
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別売りだったスタンドもありますので磨きました。
後ろの木製スタンドに載せているエアパルスA100が写っています。
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取り合えず仮のセッティングで音出ししてみました。
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ボロンDUDは、DS-501/503の野放図な高域バカみたいな出音ではなく
立ち上がりと立下りが早く、超高分解能な中高域で精緻の極み、
さ行の声はサチることなく分解してしまいます。
密閉型スピーカーの低音は、今風ではないので物足りなさを感じると思いますが、
低音は波動で飛んでくるような出音感で、バフバフしない低域なので濁らない。
YAMAHAのNS-1000Mとかも密閉型ですが、
密閉型は、ある程度音量を上げて聴くと化けますので
小音量で聴く方には密閉型は低域が、かなり不足して聞こえると思います。
ヨーロッパ製のスピーカーに感じる芸術的な出音や箱の響き、高域の艶感などは無い
ダイヤモンドに次ぐ硬さのボロン振動板に、そのままボイスコイルを巻いて振動しているので
超速反応で高分解能かつ低歪な澄んだ高域と良く締まったタイトな低域で聴かせる
日本製独特の物理的に追い込んだ美音です。
トールボーイ型や小型スピーカーで低域を持ち上げている現代スピーカーを聴き慣れた耳で聴くと
低音感が変で、音の収束が早くDUDボロン振動板の分解能が高い音は何だか異様な出音感に聞こえると思います。
DS-20000B Klavierは限定生産品で見た目が似ていますが全く別物の出音感です。
個人的好みではDS-10000 Klavierの方が好き!80年代独特の高域感がたまりません。(笑)
しばらくエージングします。

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ぜひ、高音質・高画質でお楽しみください。

posted by SoundJulia at 18:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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