この度、SS25の嫁ぎ先が決まったので、
記念として空気録音を行いました。
マイクで収録した音は、
スペクトラムアナライザーで視覚化しています。
試聴位置における音の周波数分布が目で見てわかるので、
試聴位置における音の周波数分布が目で見てわかるので、
その変化や特徴を楽しんでいただけるのではないでしょうか。
SS25のこだわりは尋常ではありません。
全てのターミナル、ネットワーク内のパーツ、
そしてスピーカーのボイスコイルや配線に至るまで、
徹底して純銀を採用しています。
それにも関わらず、銀にありがちな「嫌な高域感」が一切ないのは驚きです。
発売当時の物価で考えると、小型スピーカーとしては破格の値段でした。
しかし、その価格に見合う、いやそれ以上の記念モデルとしての気迫と、
細部にまでこだわり抜かれた作り込みは、
時を経た今もなお、聴く人を魅了してやみません。
SS25は、1970年代のプリメインアンプである
DENON PMA-255でも十分にドライブできます。
この点が、現代のB&Wスピーカーとは大きく異なると感じますね。
現代のB&Wは鳴らしにくいものが多いので、その違いは際立っています。
この空気録音では、音場感までしっかりと収録されています。
スピーカーで試聴すると、お部屋の音場と混ざり合ってしまい、
正確な再現が難しくなります。
そのため、音源の魅力を最大限に感じていただくためには、
ヘッドフォンまたはカナル型イヤフォンでのご試聴をおすすめします。