2024年10月01日

MCD7005 P-2s トレイ駆動ベルト交換

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フィリップスのスイングアームピックアップ搭載 MCD7005
色気のある出音のCDPです。
経年でトレイの駆動ベルトが劣化して動かない...。

早速メカ部分を取り出す。
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モーターやギア、プーリー部分が付いているところまでバラしてベルトを交換します。
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ギア割れはないのでベルトを作り交換
付いていたベルトは伸びていて形がついていました。
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ピックアップレンズは
当然🎤曇りガラスの向こうは風の街...(笑)
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クリーニングしました。
その他、内部全てのハーネス部分へスーパーコンタクトオイル塗布

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基板上のパーツなども色々観察し、問題ないので組み上げて動作テストと試聴!

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良いですね!
マッキンのMCD7000〜7007までは色気と音楽性の高い出音だと思います。


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続いてP-2s
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バラしたことがないので、底板から外してみる...。
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所々ビスが緩んでいる?
一度開けられているのだろうか...。

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裏蓋を外すと基盤がこんにちは!
この下にVRDSのトレイ駆動メカが入っていると推測したのですが、
基盤固定のビスを外しても表面で何かが引っかかって殆ど動かない?

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状況を上から確認するため天板と側板を外す...

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電源基板がひっくり返って取り付けられていたので
とりあえず動く範囲で持ち上げて中を確認すると背面基板の上面が見えました。

背面基板には小さなハーネスや何本ものフラットケーブルが差し込まれ結束して固定されています。
基盤は動かんはずです...。 (^.^;

おっさんの(私の事です。)頭には今まで分解して戻す事ができるまでの記憶があるのですが、
これ以上分解するには配線を外した記録とフラットケーブルを破損させずに外すテクが必要になり
フラットケーブルや小さなハーネスを壊したり基盤を損傷させると「アウト」になってしまう
超デンジャラスゾーン(笑)突入になります。

壊した場合、責任が取れませんので、とりあえず元に戻します...。
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で、元に戻して確認すると、ひっくり返したりした時の振動が幸いして
固まっていたVRDS昇降メカ部分が動いたりした為なのか
電源ONで動かしてみると、
トレイが動いてクランプメカも動作(笑)CDを読み込んで再生しました。

ベルトが劣化して伸びている事は確かなので
これも一時の喜びで直ぐにベルトが滑り動かないみたいなことになると思いますが
これ以上触るのは機器のオーナー様に相談の上行う事にします。

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posted by SoundJulia at 16:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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