少し前に弄っていたSANSUI AU-D707も楽しいアンプですが、
今回は昭和のデンオン製PMA-255です。
見た目、なかなか良く出来たデザインで好きなんです。
DENONの場合、技術者が過去の製品を参考にして新製品を作り上げるので
現代のDENON(デノン)のパワーアンプ部などと比べても内部のレイアウトが似ている
パネルのヘアライン、今は使わないフォント、木箱やツマミの質感などが素晴らしいです。
手作り感 満載で、何だか良い感じに見えませんかね?
メンテナンスは終わっているので
フォの入力でDL-103へトランスを繋いで聴いてみる...
中高域の歯切れが良く細かな部分も感じられ、低域は良く締まってブリブリ感と力強さがあるのですが
何故か全体的には優しさがあり、すべての要素が融合したサウンドで昭和を感じます。
話は変わり営業さんがレコードスタビライザーを持ち込んできた。
SONIC OMPACT RSTB-01 重量540g 軟鋼へクロームメッキ仕上げ 価格:¥16,500-(税込み)
底面にフェルトが貼り付けてあるので、金属だけのカチッと来る音が
フェルトで温かみのある音へチューニングされている感じ
気になった事は、磁性体金属なので、MC型カートリッジの強力なマグネットが使われている物は
スタビライザーへ吸い付いてしまうという事です。
MMはそういう事は起こりませんがMCの場合は最内周辺りで注意が必要です。
手持ちの現代スタビと見比べる...
真ん中がレコード針で有名なナガオカ製品、右は無名なスタビ どちらもステンレス製なので磁気には反応しない
レベル部分へ載せ替えて試聴すると音質が変化します。
アナログレコードは増幅度が大きいだけにレコード盤へ、なにか施すと音の変化も大きくて面白いです。