昨日のQUAD33+50Eのプリ33を当店のSJ-Preamp2へ入れ替え、
スパイロ・ジャイラのレコードを再生して空気録音しました。
ダイナミックレンジは無加工のリニア録音(空気録音)です。
1979年のレコードですが、今聴いてもなかなか良い感じだと思います。
プリアンプのトランジスタは、
レコード再生に適した昭和のキャンタイプトランジスタを使用していますので
イキイキとして抜け感の良い出音で再生されていると思います。
QUAD50Eの反応の良さや付帯音の無さは
流石にプロ用アンプの音だと感じますし
出力トランス搭載なのでダンピングファクターは落ちているはずですが
トランジスタアンプでいうと
ダンピングファクター100以上は軽く超えているような低域の引き締まりと出音感です。
現代高級アンプ独特の出音感、繊細でしなやか、ふわっと広がる空間...
ゆったりした厚く太い低域みたいな感じは無いので
50Eの出音は、すでに死滅した音であることは確かです...。
しかし、若い頃、耳にした音の感じは
今聴いても新鮮で素晴らしいと感じてしまいます...。
ご視聴は下記写真をクリック願います。