基礎が完成し、床下になる部分へ極低音吸収の為の砕石を敷き詰めました。
その重さ8,500Kg(8.5トン)!
![001[1].jpg](https://soundjulia.up.seesaa.net/image/0015B15D-6588d.jpg)
この極太の根太の上へ捨て貼りをして無垢のフローリングを施工します。
![002[1].jpg](https://soundjulia.up.seesaa.net/image/0025B15D.jpg)
根太が二本となって真ん中に隙間が開いているところがありますが、
これはフロア全体が振動しないようにスピーカーをセットする側と
リスニング側とで床を分割して振動縁切りする構造のためこの様になっています。
![003[1].jpg](https://soundjulia.up.seesaa.net/image/0035B15D.jpg)
捨て貼りは、砕石と接触しない様に僅かな隙間を開けて根太へ固定します。
(石と板をくっつけると制振ボードの構造になり音が死んでしまいます。)
密閉状態で閉塞されるオーディオルームでは、低域エネルギーの処理が困難ですが、
この床下砕石と、室内の腰壁も砕石を用いて低域を吸収処理し、
バフバフ、ドロドロと低音が室内で渦を巻くことがない様に吸収処理されます。
無音状態では「シーン」としたS/Nの良い静寂な部屋になる予定です。
壁には本漆喰を音響的な配合で使用し、見た目と質の良い反射音を両立させます。
防音室等の吸音材を多様した部屋のようにデッドで響かない部屋ではなく
オーディオ装置からの再生音にマッチした響きと吸音を考慮しています。
この後、棟上げ式となります。
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