お客様からの依頼で、当店のメタルベースに使用している特殊金属を使用したスタンドを作りました。
薄くて華奢に見えますが、剛性が高くフニャフニャした感じは微塵もないです。
また実物は見た目を疑う重さ!(笑)
![DSC02611[1].jpg](https://soundjulia.up.seesaa.net/image/DSC026115B15D.jpg)
この天板の上にSJ-SIインシュレーターとメタルベースを合わせた複合インシュレーターを4個載せ
その上にスピーカーをセットする感じです。
![DSC02613[1].jpg](https://soundjulia.up.seesaa.net/image/DSC026135B15D.jpg)
ポールはハードクロムメッキが施してありますので表面がツルツルで、さびる事もないのですが、
天板と底板は切削したままです。
![DSC02610[1].jpg](https://soundjulia.up.seesaa.net/image/DSC026105B15D.jpg)
板を平面にするためのフライス加工の跡がそのままですので
照明を当てるとジェフロウランドみたいな感じに光が反射します。
実物の方が写真より光の反射は、かなりおとなしいですからギラギラした感じはありません。
明るく輝くシルバーのスラっとしたスタンドに見えると思います。
![DSC02614[1].jpg](https://soundjulia.up.seesaa.net/image/DSC026145B15D.jpg)
ジェフの本物だとこんな感じでギラギラです。
![DSC02616[1].jpg](https://soundjulia.up.seesaa.net/image/DSC026165B15D.jpg)
スタンドを使用した時の特徴は、踏ん張りが効いて腰の入った感じの出音になります。
アルミ系のスタンドのように高域寄りになったり、鉄の防振スタンドの様なドンシャリになる事は無いです。
fレンジ感も広く、再生中のS/N感も良くなりますので、細かい音が良く聞こえ、
無駄な雑共振が減り出音はスッキリしてきますので音の見通しも良く残響なども綺麗に出ます。
ヨーロッパ系のスピーカーに見られる箱を鳴らして歌わせるタイプのスピーカーではない場合
概ねどのようなタイプでも好結果になると思います。