店から徒歩で行ける文化小劇場で
チェロとハープのコンサートが行われておりましたので行ってまいりました。
さすがにハープの見た目は神々しいです。
生音は、しなやかで滑らかで耳障りの良い感じです。
ホールが響き残響が長いのでエッジが立つような音の輪郭などは感じませんが
中音域を中心に派手さのない広いレンジ感で聞こえてきます。
楽器を演奏する方がオーディオ装置の出音を聞くと
「生演奏はこんなに奇麗でもなくて色々聞こえてこない」と言われますが
まぁその通りと感じます。
聴いているのは前から2列目なので直接音もかなり聞こえます。
真珠の光沢の様なハープの音色とボディーの共鳴で音が飛んでくるチェロ
CD等の録音ソフトのオンマイクと違い細かな音は聞こえてきませんが
無編集ノンリミッター無圧縮音源の生音はオーディオマニアにとっては
耳を正常化するリセット効果があります。(笑)
こういうホールで聴くと大きな音で聴いている感じが無いのですが、
自宅で同音量で再生した場合、かなりの音量になるのだろうなぁと感じます。
お客様と店で試聴して生音の音量はこんなものかなぁと調整し
バイオリンハーモニックトゥイーターをON/OFFして聴いてみた。
CDソフトでは数万ヘルツの倍音が出ませんので
バイオリンハーモニックトゥイーターをONした場合
バイオリンが数万ヘルツの倍音を再現しますので、出音は実に生っぽい!(笑)
生音を聞いた後はこのトゥイーター無しでは聴けないと感じました...。