2021年10月11日

SONY SCD-XA5400ES ピックアップ交換修理

店頭で活躍していただいているSCD-XA5400ESの読み込みが悪くなった(SACDのみ)ので
SONYサービスへ修理依頼をすると、
「現在、張修理での対応のみとなっております。」
という返事でしたがお願いした。

出張で、どうやって直すのか?でしたが、
サービスマンが来て動作状況を確認し、
機器を引き取るだけで現場で修理はいたしませんでした。

まぁそうですよね...。

引き上げ後、1週間程度たって電話が入りました...。

SONYサービスの見立ては、
・ピックアップアッシーで交換
・ドライブベルト交換
以上で直るという見積もり
もちろん、出張料金は請求されます。

修理代金合計:¥18,700-

DSC02237.JPG

修理は定額修理料金となっているので
ピックアップを交換しても修理代金は安いです。
他の国産メーカーさんでピックアップを交換しますと、
おおむね¥3万程度の修理代金...。
最高峰のトランスポートEsoteric P-0の場合は、
ピックアップの部品代だけで¥5万ですから修理代に¥10万は必要となります。(笑)

外したパーツは納品時に頂けます。
DSC02238.JPG

SONY SCD-1とかの場合はレンズが2個(CD用とSACD用)が付いていましたが
この機種はレンズ1個です。

DSC02239.JPG

納品時に動作確認してOKならサービスマンさんは引き上げて終了となります。

TOCの読み込み速度は変わりませんが、ハイブリッドディスクの読み込みは良好になりました。
音質的には、ひずみ感というか音の粗さが減り、しなやかな高分解能サウンドなりました。

コロナ前まで定期的に開催していた
ステレオサウンドのソフト試聴会では
SACD/CDソフトを試聴する場合、何時もこのXA-5400ESを使用して行いました。

他店で試聴会を行う場合は、もっと高級機で試聴会を行うと言われ
SoundJuliaはこんな安ったの機器で聴かせるのか?という感じになりましたが、
機器の置き方、供給する電源、ケーブル等のセッティングで
驚くほどの反応を見せて高音質化しますのでこれで十分です。
(P−0ではSACDが聴けませんので)

参考までにメーカーがメンテナンスをする対応期間は製造打ち切り後8年ですので
高額品の場合は、完全動作する場合でも
製造打ち切り後の7年目ぐらいで
消耗品を一式交換してもらうようなメンテナンスをお願いしませんと
のちに修理不能となる場合がありますからご注意ください。

そう考えると、Esoteric P-0の場合は、
ピックアップ交換等のメンテを今でも行ってくれますので凄いと思います。
ただし、ほかのEsoteric製品でCDプレーヤー等で8年を超えた製品の場合は
断られる場合がほとんどです...。

将来的にドライブメカ搭載機器でデジタルディスクを回して音楽を聞くという行為は
オーディオマニアしか行わなくる予想が立ちますから
徐々にプレーヤーの生産台数も減ると考えられます。

そして現在流行りのストレージに貯めて聞く方式も
アプリで映画を見るような感じと同じで
定額料金払えば何でも聞ける配信に入れ替わっていくと考えられます...。

過去に死滅したものは、
オープンテープ、レコード、カセットテープ、MD、次はCDですかね?
現在レコードが復活し、カセットテープで聞く方もいらっしゃるみたいですので
今後、実際はどうなるのかわかりませんが、
オーディオマニアと比べて圧倒的に数が多い一般の方々は
CD盤を回して聞いておられる方は圧倒的に少ないのが事実です...。

私も通常はX-50D+DAC212SEで聴いていますが
CDPで聴く時と比べても便利で音に不満もないです。

今は過渡期だと思いますので色々と考えられた方が無難かもしれません。
posted by SoundJulia at 12:40 | Comment(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。