当店の真空管アンプに興味を持っていただいたお客様が来店され試聴...
お気に入りいただけて成約となりましたので新規で製作をいたしました。
SJ-6BQ5 完成!
使用真空管は現行球ではなくNOSのビンテージ球を使用
現代の真空管アンプの電源は整流管ではなくシリコンダイオードを使っている物が殆どですが、
球のアンプその物の出音を期待する場合は整流管だと思います。
球を交換すれば音の表現も変わりますので球ころがしの醍醐味が味わえます。
このアンプの出力真空管(6BQ5/EL84)専用に設計した手巻き特注トランスを使用しています。
手曲げ板金加工のシャーシは高剛性ですから一般的なアルミ製と違い
トランスの上から押さえてもシャシーはフニャっと曲がりません。
塗装は焼付塗装、球の型番印刷はシルクスクリーン
内部は現代真空管アンプの基盤式と違い往年の作り方を踏襲した手配線です。
手間と時間が掛かりますから有名メーカー製の大量生産品では不可能ですね...。
真空管を取り付けて初期エージングします。
SoundJuliaのロゴマークは、今までのアルミ製からドライカーボンへ変更しております。
右端のツマミも削り出しで作っております。
モノラルパワーアンプのSJ-6L6と並べてエージングします。
手間とお金を掛けて製作しておりますが、
SJ-6BQ5の価格は1台:¥220,000-(税込み)
本来ならUESUGI製品並みの価格にしないと儲けは出ません(笑)
何でこんな事をしているのか
少なからずとも理解していただける方がいらっしゃいますので続けております。
価値観を共有できる方にご使用いただきたいと考えております。