デモ用として展示してある場所が【東京】(^_^;)
勉強の為、泊りがけで行ってまいりました。(笑)
こんな場所...。
何とも超カッコイイ防音室のスタジオです。
で、早速お聞かせいただくと...
何かが間違っているのでは?と思う程のへなちょこサウンド...。
音出し10秒程で感じたことは、
音場狭小、低域肥大、
音色は薄墨画の様な単色、
ホーンとウーファーの位相がずれている様に聞こえる...etc。
「これは、プロの業者さんがセットして調整たのですか?」と質問すると
「代理店の技術の方が1時間程格闘し、ボリューム感のある低音に調整したと言っていました」と答えが返る...。
2〜3曲、ソースを変えて聴いてみると
ドライブ力が有って、その反応スピードも悪くない
しかし、躍動感もないし音楽の表現が悪すぎな事と
上記の音質の為、気持ちよく聴けない...。
一緒に行ったお客様が我慢できなくなり、
音質面の事で色々質問するが、
その意味が全く理解できない様子...。
最終的な答えとして、
「今まで導入したモニターでは圧倒的です。」と帰ってくる?
確認の為、回りにある小型モニターを鳴らしていただくと、
比較にならない程の違いを聴かせるが、
どちらにしても音楽を聞く楽しさも無く
楽器の音色や雰囲気など全くでない...。
相手していただいた担当者の方は
私たちが何を言っているのか理解できていないので
どの様に鳴れば感動してもらえるのかが分からない様子が平行線で続く...。(笑)
私がもう一度、「位相と周波数バランスがおかしい」と言うと、
最新型でプロ用の必殺アイテム(笑)となる
音場補正装置を繋いで調整する事に...。
マイクを立てます。
そのマシンで調整
壁、天井の反射、位相、f特等、試聴ポイントでベストとなる様、自動調整されました。
位相の表示
機器を切り替えています。
フラットになって試聴すると、
低音肥大、位相の変な感じが無くなり
音が明るくなって、音色まで多彩に変化(笑)
音抜け、切れも抜群に良くなり
定位感も良好で、センター位置もバシッと決まり
奥行き感まで改善されました!
ダイナミックレンジを、あまり圧縮していない手持ちのソースを聴かせていただくと
やっとドラムが飛んできてシンバルも切れるし
ピアノも綺麗に響いています。
弦楽器の再現まで良くなって
最初の状態を忘れる程、素晴らしくなりました。
更に高精度なマスタークロックを繋いでいただくと
分解能が上がり音の骨格がしっかりして
音圧やエネルギーまで上がった様な音の出方で聞かせてきます。(笑)
悪い感じは、部屋がデッド過ぎて
音場の再現が狭くスケール感がない感じや
こじんまりと鳴るので
大型モニターが鳴っている様に聞えない事でしょうか...。
どの様に接続されているのかを質問すると
(スタジオとしての都合なのか?)
色々経由してパワーアンプのアムクロンへ入りJBLへ繋がっているので
最高の状態で鳴らす場合、
シンプルに接続して設置し、
クロックも入れて音場補正装置で整えれば
かなり素晴らしい音になると予想されます。
今の感じですと、(投資する金額を考えた場合)
ようやく聞ける音になってきたという感じなだけで
突き詰めたらどこまで凄くなるかは分かりません...。
このスタジオとよく似た感じの部屋としては、
最近建て直して立派になった
名駅にあるDNBのD社AVデモルームにほぼ近い感じです。
楽器メーカーも含め有名な防音業者の作る部屋って、
楽器練習用もAV用もオーディオ用も
なぜ超デッドな部屋にするのか?
という事で、
試聴は終わり翌日 伊藤若冲展を見に行きました。
オープン30分前に到着しましたが、すでに3時間待ち(T_T)
並んでいると11時30分頃には
5時間待ちとなりましたが
まだチケットを購入される強者がいらっしゃって
観る前から伊藤若冲って凄いんだなと...。(・_・)
帰りの様子
列の始まりです。
このごちゃごちゃで進むと奥で4列に並ばされて
ここから美術館の回りをグニャグニャと長蛇となり...。
この辺りまで来ると
1時間30分程で入館できます。
諦めた方もいらっしゃったのか
帰りには約4時間待ち(笑)となっていました。
美術館の窓口でチケットを買うと
こちらも並んでいて買うのに1時間待ちは確実ですから
行かれる方は、
コンビニ(セブンかローソン)でチケットを買った方が無難です。(笑)
どんな物かは人それぞれ感性が違いますので
コメントしませんが
興味のある方は待ち覚悟で(笑)観に行ってください。