最近、アナログ回帰でノッティンガムSpace294の次は
SAEC WE-506/30が入荷しました。

MICROに付いていると、
往年の...って感じで素晴らしいです!!
個人的に、サエクは506も407も持っていましたが(過去形)
形は似ていても音は別物で、
506の方がダイナミックで切れ込みも鮮やか
解像度も高く、やる気満々の音が出るアームになります。
ジャズやフュージョンを、
高解像度のMCカートリッジを付けて聴くと
PCオーディオやハイレゾがどうのとか
うにゃうにゃ言っているどころのサウンドではないです!
WE-506/30をSX-8000に付けて
TTMのモニターマットを装着
ハイスピードイナーシャも回し
ダイレクトカッティングディスクを
テクニカのAT-33を付けて聴けば
ドラムのアタック音は背骨やみぞおちを震わせ
シンバルの強打は、トゥイーターを燃やすほど(燃えませんが)の
強烈なサウンドで襲われます。
サエクのアームは手放したので
私、個人所有のアームはFR-66Sのみになりました...。
TEACのオープンも
元TEACの技術者様に点検していただき戻ってきました。
良い感じで録音/再生できます。

オープンテープも古くなっているので
マクセルかTDKのブランドを使用した方が無難で
他のメーカー製やバックコーティングが施してあるテープを使用すると、
すでにテープ自体が劣化している物が多い為、
ヘッド周り等が磁性体などですぐに汚れてしまう事態になると教えていただきました。
テープも大きく速度も速い為、
ノーマルテープを使用していても
カセットデッキとは大違いのサウンドで驚きます。
音は開放的でダイナミック、
CDやレコードを録音して聞くと、
ハイレベルで録音しても歪むような事が無いので
ゲインがアップした感じになり
音が厚く、力強くなって密度感あるサウンドへ変化します。
驚くほど良く録れるのですが、
テープ、バイアス、イコライザーで、
若干音楽の表現が変わった上に
デッキ本体の持つ音の特徴を含んだサウンドとなり
楽しいアナログとして聞く事ができます。
大きなテープが回るさまも
映写機みたいで味があっていいです。
アナログ系の機器を触っている方が
楽しくて熱くなってくる感じは何なんだろう?って思ってしまいます...。

