2013年09月11日

ピアニスト音楽事務所その3

防音室の音響調整に出かけました。

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演奏する場所から表が見えます。
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壁に設けた防音窓
(工事前)
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どう見ても木調に見える様に仕上げました。
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事務所から防音室を見る
(仕上げ前)
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仕上げ後
壁は珪藻土、床は栗の無垢材です。
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床と防音室内の機材を事務所側で接続する端子
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流石に無垢の床は感じが良いです。

お客様コーディネイトのドア
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この中は、
ナント! トイレ...。
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手洗いも素敵です。
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事務所となる部屋から外が感じよく見えます。
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現在、オープン前で
事務所内にディスクなどが無いので簡素ですが、
ドンドン完成に向かっています。

・今回の依頼と調整

音響メーカーの提案する防音室の場合
デッドになってしまう場合が殆どで、
演奏者としては、何とも面白くない音を聞きながら
練習に専念する事になる場合が殆どという感じになり
そういう部屋はイヤなんで、何とかして欲しいという依頼...。

防音して部屋の中は響かせるという部分を何とかして欲しいという依頼ですから
防音しても部屋の中はライブ、
しかもボアンボアンに音がコモル事なく
良い響きになるような調整をしなくては実現しません。

オーディオ機器をセットするリスニングルームと
音響調整の具合が違いますが、
防音は良い感じで完成しましたので
(思いっきり弾いても隣に全く聞こえません)
後は音響調整だけです。

今回、天井は傾斜天井で、岩綿吸音板を貼り
吸音しすぎにならない程度の吸音をしていますので
ピアノを設置して弾きながら壁の方の対策をします。

何もしない場合の音は、
低音が出すぎで音はコモリ気味
雑味が出るので高域が美しくない...。

絶妙な効果を発揮する部分へ吸音板を4か所貼ると
雑味が減り、響きが美しくなってきました。
若干低域の抜けが悪いので
ピアノ近くの壁の下へ吸音板を2枚追加すると
高域も綺麗に抜けるようになり
低域の弾力も出て良い感じになってきました。

オーディオマニア的には、
もう少しタイトに締めて
よりクリアで抜け良くキリッとしたピアノの音が好みになる感じですが、
演奏する立場で聴くと、
共鳴板やピアノ本体が響く音、床からの反射も含め
音の波動に包まれて引いている感じと、
余韻というか残響感と倍音が綺麗に伸びる感じの方が重要なので
少し離れた位置で聴いて調整するのではなく
ピアノを弾く位置で聴いての最終調整に持ち込み
概ね満足いける部分まで持って行くことができました。

残る部分は、ハーモニクスの豊かさみたいな部分が出せると
演奏する方も聴いている方も気持ちが良い感じになりますので
後日、嘘みたいな方法でその部分を完成させようと思います。




posted by SoundJulia at 20:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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