2013年07月27日

劇的ビフォーアフター+オーディオルーム

少し前にご紹介いたしました
ピアニストのスタジオ+音楽事務所の施工が決まり
8月から工事に入ります。

施工を開始いたしましたら
順次ご紹介させていただきます。

また、TVで良く見るCM
ブルドーザーを鉄骨の上に載せてみせる
セキスイハイムの新築物件で、
一室をオーディールームへ改装する打ち合わせも行っています。

今回は、築20年、木造物件のリノベーション(リフォーム)と
オーディオルームを作るご相談を受けていますので
少しご紹介させていただきます。

実際に現状を見ていただくと分かるのですが
そんな事は出来ませんので、
私の自宅のリフォーム例をご参考に想像してください。

私の自宅もご紹介のお宅も
TVでおなじみ
「劇的ビフォーアフター」の先生がデザインしています。

パース
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手前がキッチンになり、立って見渡した感じです。

天井高を合わせ、邪魔な垂れ壁を排除、
部屋が暗いので、窓を大きくしたり、天井を抜いて採光する等考えています。

ラフスケッチのパースで分かりにくいかもしれません...。

部屋は広々として開放的、
仕切りたい時は仕切れるように引き戸が隠れていて
使い勝手と居心地の良い空間になっています。

また、
キッチンからダイニング、リビングを見渡せるようにデザインし
リビングから外へ続くウッドデッキが特徴的で、
奥のL字の長椅子みたいな部分がそのまま外のウッドデッキへと続き
部屋の中と外が一体感ある感じで続きます。

機能的な採光で明るくと広々とした感じ、
花屋と喫茶店が一体化した様なオシャレな雰囲気を醸し出すリビングが素敵です。

私の自宅よりお金を掛けるリフォームとなりますので
見た目を綺麗にするだけのリフォームではなく
リノベーションという形になり
デザイン、色使い、機能、動線など
あらゆる方向で検討されます。

TVでおなじみの

「なんという事でしょう」と言葉が出てしまう完成度になると思います。

オーディオルーム

DSCF9786 (600x397).jpg

現在ある和室を無くし、屋根と壁を増築し
18畳の広さを確保して
オーディオルームとします。

和室を壊し、床を取り除き基礎の部分まで出してしまい
増築部分と合わせ、続けてべた基礎を打って強化します。
オーディオルームの床は、
現状の廊下より低い位置になりますので
階段で降りて入室になります。
べた基礎の上にオーディオルームの床を構築しますので
丈夫でドムドム響かない理想的な床になります。
また、
天井ですが、
既設の屋根の傾斜を伸ばし増築しますので
必然的に傾斜天井となり
オーディオルームとしては願ったり叶ったりの構造になります。
基礎まで掘り下げる事と、現在の天井を取り除くことで
天井高が大幅に上がり、徐々に下がる傾斜天井が音響的に効いてくることと
天井の梁などが音の拡散効果を高める作用をします。

締め切った広い部屋の場合
ライブになり、低域が渦巻いてしまうため
残響コントロールと壁の反射対策、フラッタエコーの排除
余分な低域を吸音し、キックドラムが
「ドゥワ〜ン」と響くことなく「ドスッ」と歯切れよく
体にすっ飛んでくる音響にしたいと考えています。

窓はなるべく作りたくないのですが
暗くなることを防ぐため
屋根から採光し自然光を部屋に取り入れる工夫をします。

オーディオ専用の電源も引きますし、
お金に余裕があれば、床暖房や
NASAの技術を取り入れた耐熱シートで部屋を巻き
地球にやさしい、エコな冷暖房でOKな部屋にすることも可能です。

さあこれからが楽しみです!
posted by SoundJulia at 00:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオルーム、リフォーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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