リニアトラッキングアーム動作不良で修理です。
ばらします。
アルミダイキャストのトップカバーに
ドライブメカが付いているので
内側カバーを外し、基盤が見えるところまで分解...。
アームのドライブモーターを外し
手動で動かしてみます。
動きはOKなので
形が付いてNGになったドライブベルトを新たに作りました。
オレンジが新規製作したベルトです。
仮に取り付けてみると、大きさ動作はOKなので
一度外し、繋いだ部分のでっぱりを削り
スムーズな輪っかにして取り付けます。
直りました。
乗っかってるレコードは
最初の写真に写っていた聖子ちゃん
聴くのはスイートメモリーですね!
(関係ないか)
このプレーヤー
交流100Vでも直流12Vでも動きます。
高性能なリニア電源の12Vで駆動させてみてビックリ!
一緒に聴いていたお客様曰く
「すんごい ちがうねぇ〜」 (名古屋ですね...)
私もそう思います。
他のレコードでも、
混濁感の減少、音の質感UP、音はしなやかで高分解!
インチキみたいな変化です...。
やはり電源は偉大と感じます。
1980年頃、SL-10を売っていた頃は
何も思いませんでしたが、
今、じっくり見ると、
凄い技術の結晶でできていることが分かります。
今、このプレーヤーを発売するとした場合
金型から作り、製品として完成させると、
販売価格は¥100万ぐらいでしょうか?
金に糸目をつけずに開発し製品化されている
オーディオ最盛期の製品は凄いですね!
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