2013年07月13日

SL-10

ジャケットサイズ SL-10
DSCF9253[1].jpg

リニアトラッキングアーム動作不良で修理です。

ばらします。
DSCF9251[1].jpg

アルミダイキャストのトップカバーに
ドライブメカが付いているので
内側カバーを外し、基盤が見えるところまで分解...。
DSCF9247[1].jpg

アームのドライブモーターを外し
手動で動かしてみます。
DSCF9249[1].jpg

動きはOKなので
形が付いてNGになったドライブベルトを新たに作りました。
DSCF9250[1].jpg

オレンジが新規製作したベルトです。
仮に取り付けてみると、大きさ動作はOKなので
一度外し、繋いだ部分のでっぱりを削り
スムーズな輪っかにして取り付けます。

直りました。
DSCF9252[1].jpg

乗っかってるレコードは
最初の写真に写っていた聖子ちゃん
聴くのはスイートメモリーですね!
(関係ないか)

このプレーヤー
交流100Vでも直流12Vでも動きます。

高性能なリニア電源の12Vで駆動させてみてビックリ!

DSCF9254[1].jpg

一緒に聴いていたお客様曰く

「すんごい ちがうねぇ〜」 (名古屋ですね...)

私もそう思います。

他のレコードでも、
混濁感の減少、音の質感UP、音はしなやかで高分解!

インチキみたいな変化です...。

やはり電源は偉大と感じます。


1980年頃、SL-10を売っていた頃は
何も思いませんでしたが、
今、じっくり見ると、
凄い技術の結晶でできていることが分かります。

今、このプレーヤーを発売するとした場合
金型から作り、製品として完成させると、
販売価格は¥100万ぐらいでしょうか?

金に糸目をつけずに開発し製品化されている
オーディオ最盛期の製品は凄いですね!

タグ:SL-10
posted by SoundJulia at 17:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック