ツマミはとりあえずの物が付いていて、パネルの印刷もしていません。
フォノ(MM)1系統、ライン2系統の入力
出力は1系統
全てアンバランス(RCA)の構成になります。
背面
オリジナル6L6ppと
ドイツのプロ用機器やマイクアンプに似た外観、
中の回路は左右独立型で、増幅回路や電源部等
ボディー構造と一体化した鉄板シールドで区切られており
基板の使用は無く、手配線とプロ用機器の様な組み方で
なかなかカッコ良く凝った構造になっています。
動作回路も全くお目に掛からない様な回路となっていて
方チャンネル2本の真空管で
フォノイコとラインアンプを構成しています。
(内部写真は次回ですね...。)
現在、ライン側の音質はほぼ完成していまして
フォノの音質を調整しているところです。
音質的に音楽表現の良さと多彩な音色に振りすぎましたので
オーディオ的レンジ感やら音抜け等の
音的快楽方向の要素を出す為の調整という感じでしょうか?
外観的にもパネルの印刷デザインやら
ツマミもどんな物を取り付けるのか検討中です。
音楽表現も良好、オーディオ的音な出方もなかなかという欲張りな感じで
パワーアンプをしっかりドライヴするプリを目指しています。
タグ:真空管式プリアンプの試作


よくあるパターンで
石のパワーアンプに球のプリを繋ぐと
音が肥大してボケる...。
逆に、
球のパワーに石のプリを繋ぐと
カチコチの音がして聴けたもんじゃない...。
このような感じにはならない様に作っています。
山水の場合、C-2302なら
S/Nも高く、しなやかで力強い音がする高性能なサウンドになりますが、
今回のプリの場合、
音色が多彩で低域は締り、
中高域はメリハリと押し出す力強さが注入される感じになると思います。