2010年07月28日

EMT930stシャフトオイル交換

色々弄っているEMTですが、
シャフトオイルの交換がまだでしたので、
オイルを入手し、今日交換しました。

取説があっても、
オイル交換の方法まで詳しく載っていないので、
現物を確認しながら行いました。

ターンテーブルを外す...。

7 010.jpg

7 011.jpg

フェルトの付いた金具、
回転速度制御のブレーキ装置を外し
丸い黒い部分のネジを3つ外せば
シャフトが外れそうな構造なので
早速取り外すと

上手くいきました!

7 012.jpg

外れんかったらどうしようって思いましたが、
流石にプロ用、
メンテナンスがしやすくなっているんですね!

フレームとシャフトパイプ固定ネジに
ワッシャが2枚ずつ使用してあるのですが、
平面ではなく少し湾曲して凸っているんです。
ネジを締めた時、バネみたいになって、
緩み止めと、振動などの制御をするのでしょうか?
良く考えてあります...。


ペットボトルにオイルを出して、
ボールも取り出しました。

7 013.jpg

汚れている感じは無いのですが、
臭いの感じからしても
オイルは経年で劣化していると考えられるので
内部洗浄の為、新油で4回洗い流した。

シャフトに必要なオイル量25ccを正確に注油、
元に戻し完成!


先日取り付けた新品のプーリーも、
もう一度外して、注油して組み直し、

ついでにモーターにも注油、
シャフトのプーリーが当たる部分を脱脂、

ターンテーブル外周内側、
プーリーが当たる部分も完全に脱脂し、
ターンテーブルを真っ直ぐはめると
空気が抜けながら
スムーズにゆっくり落ちてゆきます。

手で回してみると、
滑らかにスルスル回り続けるので、何か気持ちが良い!

逸る気持ちを抑え、
全部戻し聴いてみると...

くどさが薄くなったというか
あくが抜けたというか、
粘る感じがサラッとしたというか
ボテッとした感じが薄らいでいる...。

こんな事で変わるもんですね!

何処かのHPで、
使用するオイルを替えると
音が変わるって書いてありましたが、納得です。

それじゃぁ
モチュールとか、テフロン、マイクロロンなんか使ったらどうなるんだ?

粘っこいオイルだと音が粘り
サラサラだと
音もサッパリして抜けが良くなるとか?

(実験する気はありませんので...。)

色々弄った恩恵で、
無録音部分の音溝をトレースしている時でも
ゴロ音無比、S/Nも良いです。

一気に弄り回したので
この状態でしばらく使い
馴染ませようと思います。


posted by SoundJulia at 22:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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