背骨周りが痛くなり、
右腕が上がらなくなりまして
背骨の右側に変な膨らみが出来てしまい
なんだか絶不調な体になってしまいました...。
大型アンプの梱包を一人で無理にやり
筋力が弱っているところへ
大型スピーカーの運び込みが
たたったのでしょう...。
痛みが慢性というか
チョッと良くなってきたので
スピーカーの試聴テストをしました。
今話題の小型SP
mhi EVIDENCE MM01A
※これは米国モデルで、
現在サエクコマースから販売されている正規品ではありません。

ピアノブラックのエンクロージュアが
なかなかの高級感を醸し出しています。

しかし価格は安く
ペア¥84.000-(税込み)
リボントゥイーター搭載の2ウェイ

端子はバイワイヤリング

開梱、動作テストで適当な(いい加減な)
状態で鳴らしてみると
以外にバランスが良く素直
早速試聴室へ持ち込む...。
バイワイヤだけど
シングルワイヤーで聞きたいので
ジャンパー線で繋ぎ、何処から入力するか決める
トゥイーター側に+-とも繋いでみると
高域寄りで中低域がやせて軽いが
高域の情報量は多い
しかし、バランスが悪いのでNG
次に+をウーファー側
−をトゥイーター側に繋いでみる...
ぐっと大人しくなり聞きやすい
次に、+をトゥイーター側で
-をウーファー側に繋いでみる
高域、低域のバランスが良く
どちらが強いということも無くなる
最後に+-ともにウーファー側に繋ぐ...
中音域から低域にかけてぐっと重心が下がり
太くて聞きやすい...。
この中では、
+をトゥイーター側
-をウーファー側に繋ぐか、
+−共にウーファー側へ繋ぐかのどちらかが良い
色々聴いて試すと、
リボントゥイーターらしさの出る感じは
+をトゥイーター
-をウーファーに繋いだ場合なんですが、
小型ながらもしっかり感が出て
ボーカルのリアルのリアルな感じは
+-共にウーファーから入れた方が良い
悩んだ末に+-共にウーファーから入力する事にした。
セッティングは、
ウオールナット+カリン無垢のスタンドへ
ドライカーボンのインシュレーターを使用
このスピーカー、叩いてみると
フロントバッフルだけ響かないが、
側面や背面、天板等は結構響くエンクロージュアの構造...
天板へSJ-SIを一個載せると
響きに雑味が無くなり素晴らしくいい感じになった。
再生が楽なボーカル物などは
音場、空間など豊かに再生し、
変な凸凹感の無い音で実に良い表現!
¥84.000-という価格を忘れる...。
駆動している機器は
スピーカーの価格から考えると超アンバランスの構成なので
想像が出来ないほど良い感じで鳴っている
特に低域表現が良い!
メインで使用しているパワーアンプのZL-120は
ウーファーインピーダンス上昇があっても
しっかりウーファーをグリップして駆動するアンプなので
そういう感じになるのでしょうが
スピーカーの見た目からはチョッとビックリ!
試聴の場合、
限界点を見る為
ソースがだんだんハードになってゆくのですが
CD化する時の圧縮が低く、猛烈にfレンジが広く、
打楽器のアタック音などが、
凄まじくパルシヴな物を再生してみると....
流石に辛い。
一般的ではない
チェックやテスト物のソース、
アナログのダイレクトカッティングレコード
76Cmマスターの高音質録音等は
スピーカーがぶっ壊れそうになり
音が飛んでこなくて限界を感じる...。
まぁこんなテスト物を聞くスピーカーでも無く
ジョージアンUBでも無い限り
再生が出来ないソースばかりなので
満足いく感じで鳴らなくても良い...。
結論的には
小型でバランスが良く
価格が安い事を忘れる高音質なスピーカーでしょうか!
鳴らしていると、結構本気になってしまいます。
ここから更に自分が弄るなら
中のネットワークを見て
安ったのパーツを交換、
(セメント抵抗とか使用してあると思うので...)
内部配線の交換
ユニットの接続はハンダでキッチリ付けて
バイワイヤー端子を内部でシングル化と共に
アイクマン等のスピーカー端子に交換...
ここまでやれば、
更に驚いちゃうような感じに化けると思います。
そういわれると、
1964年製造なんで、もう45歳だなぁ...。
重たい物持つとか、
走る「信号ダッシュ」とかすると
流石にくるね...
しかし、気持ちはまだ子供なんです。
ケーブル弄りや、
オーディオにカーボン敷いて音が変わったりすると
なんかときめくんだよ!
バカかなオレ...
終着駅の無いオーディオは面白いよ!