2025年01月31日

オーディオ専用分電盤工事 その10

ドライカーボン分電盤ですが、予定通り1月29日に取付完了いたしました。

当日の作業内容
オーディオルームの壁へ分電盤を付ける板(ラックの棚板)を固定する
 通常、壁の下地は縦が幅約45cmで横は30cm程度で入っているのですが、
 センサーで調べ物理的に針を刺してみたのですが手応えがはっきりしない?
 壁を叩くと音も甲高くなるので下地の位置は間違いはないのですが...
 試しにビスをねじ込んでみると効いたので付ける位置を確定
 捨板となるオーディオラックの棚板を下穴加工して壁に取り付け
 その上へドライカーボン分電盤を取り付けできました...。

12個のブレーカーへ配線を接続
 これがですね、オーディオラックと壁の隙間が狭いので変な体勢で作業
 体がねじれ、普段使わない筋肉を酷使しました。
 帰宅後は気だるくて疲れていましたが、翌日、腰の疲れ以外は治っていました。
 今日は問題なしです。60歳のジジイにしては回復が良い感じです。(笑)

大地アースを分電盤とケーブルへ付ける処理をする
 下処理を済ませて持参していますので、ケーブルが付いてしまえば直ぐに完了 

分電盤へ至る仮配線の幹線を正式に繋ぎ直す
 極太ケーブルは、ねじれると整線するのに言うことを聞かない。
 形を整えて付けていたのですが、最後の1本を付ける時
 気を抜いた瞬間にケーブル取付の取付ビスが飛んで...。
 下に落ちていなくて探すのに10分かかりました。(笑)
 ケーブルは体力勝負で付け直しました。

一旦休憩して単相三線式の接続と電圧を確認してブレーカーON!

電源問題なく通電できたのですが、
お客様の入力機器が不調でメイン装置から音出しできない...。
とりあえずセカンドシステムのTANNOYオートグラフで仮試聴
お客様:「なにこれ! 今までよりfレンジが広くなって高域が凄く伸びた...。」
私が聞いた感じでは、低域は引き締まりドロドロ感は皆無で凄く反応が良い、
中高域も引き締まって抜けがよくクリアでやや固めの出音感...。
超剛性ラックへ、エソとムンドの組み合わせでオートグラフ鳴らしてますので
見た目そのままという感じの出音(笑)

とりあえずメイン装置がうまく起動できたらもう一度試聴に伺いますのでご期待願います。

今回ブログに掲載したオーディオ専用分電盤工事1〜10回までの費用総額は
部材と手間賃などの総合計で¥37万です。
(金額は仕様や内容、受注の時期で変更になりますので参考程度にお願いします。)

ケーブルは銅なので価格はメーカーへ見積もり出した時点で計算され何時も変動します。
(今は安い方へシフトではなく高い方へシフトします。)
まぁ太い細いで考えた場合、銅の10円玉や1セント硬貨が並んでいるのと同じですから
金属(銅)の価格が変動すると時価で値段が変わるそうです...。(笑)

今回は、とりあえず上手くできた報告だけとなってしまいました。
作業に必死で写真を撮り忘れましたが、
お客様から取り付けた時の写真が送られてきましたので貼り付けます。
次回の訪問時、パープルの配線をまとめます。
123.jpg

次回に続きます。
posted by SoundJulia at 12:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ専用分電盤工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月28日

オーディオ専用分電盤工事 その9

お客様の都合が明日の午後からOKと言うことなので
ついに明日オーディオ専用ドライカーボン分電盤の取付を行います。

こちらは全ての用意ができて 戦闘準備完了!!(笑)
DSC04430[1].jpg

現在の現場は今回取り付ける分電盤へ至る幹線の先にタップを付けた仮の音出し状態ですが、
今まで使用していた壁コンセントからの供給と比べ、すでに別物の出音感となっています。

今まで何件か分電盤を付けましたが、施工後の出音は施工する前と比べ大きく変化します。
基本的にすべての要素が底上げされた出音感になりますので
仮音出しの出音と比べ、どれだけ差が出るのか楽しみです。

工事内容
オーディオルームの壁へ分電盤を付ける板(ラックの棚板)を固定する
カーボン分電盤を取り付ける
12個のブレーカーへ配線を接続
大地アースを分電盤とケーブルへ付ける処理をする
分電盤へ至る仮配線の幹線を正式に繋ぎ直す
単相三線式の接続と電圧を確認してブレーカーON!

で、上手く出来たらお待ちかねの試聴タイム(笑)

怪我も事故もなく上手く取り付けができますように!😊


posted by SoundJulia at 12:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ専用分電盤工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月22日

オーディオ専用分電盤工事 その8

年末年始は所要がありバタバタして進みませんでしたが分電盤本体が完成いたしました。

お客様の指示書通り組み上げました。
分岐の子ブレーカーは100V/200Vの2P2E型で両切、銅接点のメッキ無しタイプです。
一般的な100V用の1Eではないので極性は関係ない
通常20Aを使いますが、接点の導通(接触抵抗の軽減)を考えて30Aを使用しております。
メインブレーカーは中性線欠相保護付きを使用しておりますので
単相三線式の中性線が、もし何か起こり欠相した場合は瞬時に遮断しますので
一般的なブレカーの様に電圧バランスが崩れオーディオ機器が壊れる事が無い設計となっております。
DSC04424[1].jpg

この盤をオーディオルームの壁に付けるのですが、
お客様の希望でラックの棚板を壁につけて捨板として壁の剛性を上げ振動対策し、
この盤を取り付けることになりました。

今月中に完成する予定です。


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2025年01月10日

オーディオ専用分電盤工事 その7

カーボン加工業者から加工されたボードが到着いたしましたので
早速ブレーカーを取り付けて問題なく組みあがるか検査しました。

ブレーカー固定ビスは一般的な右の鉄ネジを使わず左のキャップボルトを使用します。
このキャップボルトは、
以前販売していた壁コンセントベースのドライカーボンと合わせた金属と同素材で、
抜けとキレが良い出音感になります。

今回の電源工事で低域のエネルギー感が増し厚みや腰の座りが改善されリズム系はゴリ感も出ます。
お客様のオーディオルームはAVも同居している為、ややデッド気味のチューニングになっていますので、
電源で改善する低域に負けない様に中高域も抜けとキレが良くなるように考慮しました。

DSC04402[1].jpg

ブレーカーを全部取り付けてみましたが設計図通り加工されていますので問題なく組みあがりました。

DSC04404[1].jpg

ドライカーボンベースボードですが、
お客様の希望で前のブログの時のカーボン厚より更に極厚となりました!!!
現在、仮配線の幹線へコンセントタップを付けて音出し可能状態となっていますが
その状態でも低域の腰の座りやエネルギー感、締りなどは別物という事ですので
このメインボード取り付け時には更に上質感やS/N,エネルギー感、
痛くない超高分解能で聴かせる出音へ変化すると思います。

DSC04406[1].jpg

配線をくみ上げれば完成ですが、
現物合わせの手仕事で手間がかかりますのでコツコツ組み上げます。

posted by SoundJulia at 12:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ専用分電盤工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

臨時休業のお知らせ!

誠に勝手ですが、
1月 12日、13日は休業させていただきます。

14日以降は通常営業となります。
ご迷惑をお掛けいたします事をお詫び申し上げます。
posted by SoundJulia at 10:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする