少し前から取り扱っているDS-Audio
当店の常設展示、試聴機可能機は「DS-E3」最新型でコスパに優れた製品です。
・カートリッジ:¥125,000-
・フォノイコライザー:¥150,000-
(DS-E3は東海地域で試聴可能な店は当店だけです。)
先日も試聴希望のお客様が来店され
持ち込まれたれコードを一曲ずつ5枚程度かけかえて試聴...
「今まで何度も聴いたれコードだけど、こんな音が入っているのかと思うほどの分解能だね!
レコードを変えると、録音の違いがあけらさまに分り◯◯カートリッジで聴いている
というのが分かってしまう様な固有の音クセがまったくない...。」
「アタック音の立ち上がりと立ち下がりも驚くほど反応が良いし
低音重視の出音とか、ハイ上がりを感じる事がなくワイドレンジでフラット」
「これって、本当に今使用中のプレーヤーで使えて、
カートリッジと専用フォノイコを買えばいいの?」
こんな感じのコメントを頂きました。
一般的なレコードプレーヤーの場合そのまま使えますが
フォノイコライザーだけは光カートリッジ専用が必要となります。
という流れでご注文をいただきました!!
昭和の時代からレコードを聴いている世代(私も含めます)では
MM/MCが一般的で、こういう製品は敬遠してしまいますが、
数万円の普及品カートリッジで聴いている音と
それ以上の高級品カートリッジでで聴く音は
高額製品独特の出音や音色、表現などがあり面白いのですが
カートリッジ1個が高くお金がかかり、プレーヤーやアーム、
MCトランスまたはハイゲインイコライザー搭載フォノイコなども高額になります。
こういうのは趣味の世界なので
例えばSPUを鳴らすのに大枚はたいて色々揃えるのも
ある意味で芸術的要素が入る面白い遊びになるのですが、
SPUのビンテージカートリッジを買って音が出る状態でも
100%ダンパーが経年劣化していますので修理が必要...。
新しいSPUでも組み合わせにより思うような出音にならない場合のほうが多い...。
このDS-E3の場合、SPUやシュアーの様に固有の表現と音で聞かせるのではないので
固有のクセみたいなものがなく驚くほどの高音質で再生します。
カートリッジとフォノイコ合わせても驚くほど高くならないので
普及品からもう少し上級品でハマることなく高音質を目指される方には
持って来いの製品と感じております。
独特の出音感、芸術性重視、〇〇製品の出音が好きという方にはウケませんが、
一般的なDL-103(Sも含め)やテクニカのVM式、MC33系 程度から
更にレコードの音を良くしたい...という方にはウケると思います。
フォノイコもDS-Audioの製品以外でも
色々と販売されていますので
好きなメーカーがあればそのメーカーの特徴とあわせた出音になると思います。
現在、下記写真にある製品がDS-Audio以外で販売されている
光カートリッジが再生できるフォノイコライザーです。
真空管アンプの上杉研究所やSoulnoteが参入してくるあたりが面白いです。
メーカーに採用理由を訊いたわけではありませんが、
フラットかつ音クセの無さと高分解能で高性能な出音が気に入っているのではないかと想像します。

