2024年11月28日

ステレオサウンド復刻(五輪真弓)追加テスト

何度もUPした五輪真弓のアナログレコードですが、
今回は新規導入した無指向性マイクへ変えA-Bセッティングで
改めて録りなおしました。

ハーツフィールドで音出し、空気録音でマイク位置は
試聴位置へセットしましたのでスピーカーから4〜5mです。
先回までは、指向性マイクや録音機付属のXYマイク等で録りましたので
今回は無指向性マイクのA-Bセッティングで
ルームアコースティック処理されている部屋全体の音場も含めた音で録りなおしました。

一つ目の動画メニューは3つ
曲は井筒さんのいっそセレナーデで
バイオリンハーモニックトィーターONとOFF
マイクケーブルをWesternElectricのバランスケーブルに変えて録音

無指向性マイクによる録りなおし動画
ステレオサウンド復刻、五輪真弓アナログレコード空気録音テスト
(最後にバイオリンハーモニックトィーターON)


posted by SoundJulia at 18:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月24日

ステレオサウンド・アナログレコード(今井美樹)マイクの違いによる音の差


下記のコメントをいただきましたので
マイクを変えるとどうなるのか実験しました。
鼻声かつ高域が煩く不自然です。
録音方法がそのような音になってしまっているのか判りませんがとても残念な音です。...」

空気録音は色々な要素が絡み録音の仕方で音が変わってしまう...
フォノイコライザーのOUT(ライン)を録音してUPすれば良いのですが
それでは面白くないので実験しています。(笑)

録る側もそうですが、
聴く側の環境でも音質は大きく変わります...。

ノートPCの3.5mmジャックへ、
ヘッドフォンやイヤフォンを繋いで聴くと
動画のコメント通りの音で聞こえました。
USBでOUT、DACを通してヘッドフォンで聴くと
抜け感の良い音で聴けました。
Bluetooth aptXで上記ジャックへ繋いだSONYのヘッドフォンで聴くと
PCのジャックへ繋いで聴くより抜け感の良い澄んだ音で聴けました。

動画の音はリニア録音ですからコンプレッサーやゲインUP操作しておりません。
この動画はレベルメーター通り録音レベルはMAXまで振っていますので
これ以上大きな音で録音できません。
再生側の環境でボリュームを上げて聴いてください。

YouTube側の処理でUPしたオリジナルと多少違って聞こえますが
一般的なビデオカメラやカメラへ外部マイクを付けて録ると
ARCやコンプ、ゲイン操作が働きリニアで録れていませんので
そういう録画録音の物とは大きく音量レベルが違います。

ビデオカメラやカメラなどはレベルメーターが付いていても
録音レベル自動調整が働きタブレットでもディスクトップSPでも
iphone等でもある一定レベルの聞きやすい音量になる様に調整されますので
聞き比べには適しません。

最初の録画録音は試聴位置でSONY HDR-MV1 
高域寄りでカリッとした音に聞こえます。
続いてスピーカーの前、1mへコンデンサマイクをセット
音質はどうあれバランスはとれていると思います。

今回の実験動画

カメラの自動録音レベル調整機能を利用した動画

11月22日の動画

posted by SoundJulia at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月23日

バイオリン ハーモニック トゥイーター

生楽器の音を聞きなれた方がスピーカーから再生された音楽の出音を聞いた場合
何かが足りない、失われていると感じる つまらない音に聞こえる事があると思います。

音楽ソフトのCD音源では超高域がフィルターでカットされていますので
可聴帯域にも変化が起きて音色が薄く淡白に聞こえるのが原因ではないかと感じます。

今回の動画ですが、
バイオリンを音楽ソフトと同じ可聴帯域の小音量で鳴らし
スピーカーの出音と合わせて聴くと、音色が豊かになり
色鮮やかな音色の出音感で楽しく音楽が聴けるようになるという動画になります。

スピーカーを駆動する音と同じようにバイオリンのコマを震わすと可聴帯域で音が出ますが、
バイオリンの倍音は数万ヘルツまで延びますので
この倍音が追加されこの様な事が起きるのではないかと感じます。

このシステムは当店のオリジナルではなく
自動演奏バイオリンを製作されている桐原氏 研究所の作品となります。



posted by SoundJulia at 17:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月22日

ステレオサウンド社の復刻レコードをオリジナルと比べてみた。

ステレオサウンドさんから頻繁に販売される復刻版のソフトですが、
今回はアナログレコードで、オリジナル盤よりも高音質なのかを検証
個人的に当時の五輪真弓オリジナルレコードを持っていますので、
現在販売されている復刻版と同条件で聴き比べてみました。

プレーヤー DENON DP-3700F(ブルーノート検聴用モディファイ仕様)
カートリッジ DS Audio DS-E3
フォノイコ DS Audio DS-E3
アンプ 山水 AU-D707 オーバーホール済み
スピーカー JBLハーツフィールド(150-4C+375+075)

無編集のリニア録音ですから音が小さく聞こえます。
ビデオで表示の通り、録音レベルは正常です。
試聴側で機器のボリュームを上げてお聴きください。

数枚お見せしたステレオサウンドオリジナルレコードは
現在バーゲンプライスで販売されております。


(DS Audio DS-E3は、当店で試聴可能、購入も可能です。)


上記の動画で音質についてコメントをいただきましたので
録音の違いで音が変わる実験動画をUPしました。


カメラの自動録音レベル調整機能を利用した動画

posted by SoundJulia at 16:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月19日

パーカッションのレコードをDS-E3で再生してハーツフィールドで音出し空気録音

1974年のレコード、パーカッションを再生してリニア空気録音しました。
音の加工、コンプレッサーやゲインUPはしておりませんので
ボリュームを大きくして聞いて下さい。

光電式カートリッジの針(振動系全体)はMM/MCと比べ非常に軽い為
針がスムースに動き正確なトレージングで発電も正確に行われる為、
混濁感のない澄んだ出音を満喫できます。

今回のレコードはパーカッションですが、
重なり合う楽器の音が明確に分離して聞こえますし
立ち上がりも素早く優れています。

Youtubeで聞いている音は、
フォノイコライザーアウトをA/D変換しているのではなく
スピーカーからの出音を4m程度離れた場所でワンポイント(リニア)録音しています。
それでもこれ程クッキリとした出音は1974年の録音
古いスピーカーから聞けると考えると凄い事だと感じました。

プレーヤー DENON DP-3700F(ブルーノート検聴用モディファイ仕様)
カートリッジ DS Audio DS-E3
フォノイコ DS Audio DS-E3
アンプ 山水 AU-D707 オーバーホール済み
スピーカー JBLハーツフィールド(150-4C+375+075)

posted by SoundJulia at 20:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月18日

アナログレコードScheherazadeをJBLハーツフィールドで音出しして空気録音

本日、DS Audio DS-E3をご試聴いただいたN様に
DS Audio DS-E3セット+シェルをお買い上げいただきました。
DL-103RからのステップUPだという事です。

今回はお客様がお帰りになられた後、
その続きでDS Audio DS-E3でレコードを再生
ScheherazadeのB面で盛り上がる部分をPHILIPSのレコードと
YAMAHAの高音質非売品レコードで聴き比べてみました。
(楽団は異なります。)
定評あるフィリップスのレコードは演奏も音もバランスよく聴きごたえ満点、
YAMAHAの方は全てにおいて良好な電気的特性、
カッティングにも超低歪みで600wx600wのアンプを使用し
ノイマンSX-74を駆使してカッティング、
ラッカー盤の製作からレコードの材料、
プレスに至るまで全て当時の最高水準で作られた非売品ですが...。

アンプのボリューム固定で再生すると
フィリップスの方は97dBを超えていくのですがYAMAHAの方はそうでもないです。
f特の波形を見てもフィリップスの方は全域で盛り上がりますが
YAMAHAの方はそうでもない?しかし実際聴いている感じだと
低域はYAMAHAの方が怖い程出てウーファーがやばい感じに聞こえます。

Scheherazade空気録音 その5

posted by SoundJulia at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月17日

JBLハーツフィールドの音出しで空気録音

空気録音は、サウンドジュリアの店内にてレコード再生、
カートリッジDS-E3を専用フォノイコでイコライジングし、
AU-D707で増幅、ハーツフィールドで再生、
ポータキャプチャーX8のワンポイントマイクで録音しております。

プレーヤー DENON DP-3700F(ブルーノート検聴用モディファイ仕様)
カートリッジ DS Audio DS-E3
フォノイコ DS Audio DS-E3
アンプ 山水 AU-D707 オーバーホール済み
スピーカー JBLハーツフィールド(150-4C+375+075)

スメタナ 四重奏団 ひばり・鳥 JBLハーツフィールド空気録音 その3

My foolish Heart
Waltz for Debby Bill Evans Trio JBLハーツフィールド空気録音 その4
posted by SoundJulia at 17:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月16日

DS Audio DS-E3 ハーツフィールドの音出しで空気録音

DS Audio DS-E3が帰ってきたので色々聴いております。

先回はB&W SS25からの音出しで空気録音でしたので
今回はJBLハーツフィールドで音出し録音してみました。

マイクはタスカムのポータキャプチャーX8付属のワンポイントマイクを
スピーカーから4m程度の位置へセットし室内空間に響く音も含め空気録音しました。

プレーヤー DENON DP-3700F(ブルーノート検聴用モディファイ仕様)
カートリッジ DS Audio DS-E3
フォノイコ DS Audio DS-E3
アンプ 山水 AU-D707 オーバーホール済み
スピーカー JBLハーツフィールド(150-4C+375+075)

空気録音は下記YouTubeで!

八神純子
ブルーノート
posted by SoundJulia at 16:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月15日

DS Audio DS-E3

DSC04359[1].jpg

針先メンテから帰ってきました!

DSC04358[1].jpg

検査表と写真添付で返却されました。
キッチリした仕事がうかがえて気持ち良いです。
右側の写真で針が傾いて見えていますが、
カメラレンズの歪による傾きで実際は傾いておりません。

早速シェルへ取り付けて聴いてみる...
レコードを再生していると徐々に音質が良くなってきました。
A面が終わり針の掃除をしてB面をかける...
感覚的に電源ONから30分ほど経ってから聴いたほうが最初から音が良いと感じます。

力強い低域に支えられ抜け感の良い中高域で気持ち良い出音と感じ聴いていると再生音が歪みだした?
プレーヤーへ近づいて針先を確認すると見えない程度の極僅かなホコリが付いている...(^.^;
針先をクリーニングして同じところを改めて聴いてみると歪はなく綺麗な出音へ戻り
透明感はもちろん、空間や残響等まで違って聞こえています。

歪む音はピアノの音とかが判りやすいです。
分解能が低い丸針の場合、針先にホコリ団子が付いていても聞けてしまう場合がありますが
このカートリッジでは絶対ムリですね(笑)精密な音が崩れてしまいます。

高級な高音質MCカートリッジがお好きな方ならウケる出音です。
DENONやシュアー、テクニカ等の数万円のカートリッジとは
基本的に分解能はもちろん低域の踏ん張り感からして違いますので
アナログ再生で攻めてやろうと考え
ワンランクUPのカートリッジを検討される方にはおすすめだと思います。

店のDS-E3はレコード再生のReferenceとして頑張っていただき試聴用に使います。
posted by SoundJulia at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月10日

THORENS MCHU

長年お付き合いのあるお客様が来店され、こんなん出てきたけど使えるかな?と...。
MCHUは個人的に好きなカートリッジでEMT製だけどEMTと出音は違う
EMTのカチッとした感じではなく芳醇で香り高いワインのような高品位な音楽表現!
これをEARの834PやQUADのQC24Pを使い再生するとなんとも言えない出音になるんです。(笑)

電子顕微鏡で覗いてみる...
DMSU4341[1].jpg

ダンパー劣化、針を動かしてみるとクタクタ...。

TJMY2992[1].jpg

VIYI7822[1].jpg

一度分解してダンパー交換で調整すれば復活する感じですが、どうされるのか?

オルトフォンのビンテージSPU等も見ると
音が出る状態でもゴムは煎餅みたいにカチカチで針が動く範囲のゴムだけ劣化しているけど
針の可動範囲だけ劣化した状態で持ちこたえているという物が殆どです。
使われているのは輪ゴムに使われているような普通のゴムなので10年も経過したら劣化します。
これを長持ちするシリコンに変えると出音が別物になるので悩ましいところですが
SPUのあの音は劣化するゴムダンパーも含んでいるという感じです。
ダンパー新品交換でメンテするとfレンジ感や分解能、音色が良くなります。

最近の外食
IMG_3318[1].jpg


posted by SoundJulia at 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月06日

JBL ネットワーク N7000 LX5 その2

店は休みですが、ネットワークに使用されているインチネジを買いに出かけまして
ついでに全て交換しました。

左の一個が交換されていたステンレスネジ、右の一個と沢山あるものが購入した鉄ネジ
DSC04343[1].jpg

ネットワーク4個分の24個を交換いたしました。
奥が外したステンレスネジで手前が鉄ネジ
DSC04344[1].jpg

組み上げた後、店のハーツフィールドで使用しているN7000と片側だけ入れ替え
モノラル音源のロリンズのサキソフォンコロッサスの4曲目
始まってすぐのブリブリのベースとドラムがチンチャンチンチャンしているところで
左右を切り替えて聴き比べてみましたが、
ネジを交換する前の音とやはり高域の音色は変わりまして
店のN7000と違いが判らなくなりました。

ステンレスのネジはカラッとして照りが出てチンチンしたきつい音ですが
鉄ネジはコクというか味わいと陰影感を感じる音色に感じます。
高域だけではなく低域の音まで違って聞こえます。(笑)

ビスだけの違いでここまで出音が変化する?と思いましたが
考えてみれば075の能率は110dB、現代のスピーカーは85dB程度ですから
音圧的には約18倍、音響パワーは約320倍程度も違いますので
075はとんでもない高感度ユニットなので、
このわずかな違いでも大きな違いに聞こえるのだと思いました...。

JBL独特のJBLらしい出音は多数の接点や鉄ネジの使用、
錫メッキされた細めの内部配線などで出来上がっていると考えられますから
あの出音が好きな場合は何かを変更してしまうと外観はJBLに見えても出音は別物で
「あんた誰」みたいな感じになってしまうと思います。

20年ほど前に4344のスピーカー入力ターミナルを
有名な高級品へ変えた事があるのですが、あまりにも出音が変わってしまい
元に戻したことを思い出しました...。

メンテナンス済みや高音質チューニング等のうたい文句で売られている商品の場合
オリジナルの出音を覚えている方の場合は
見た目はそのものですが出音は別物で?となると思います。

43系も含めビンテージ品を買う場合で、
あの時聴いた、あの音を求めている場合は
しっかり試聴して購入しないと予想を反した出音で失敗すると思います。

音を変えるという事なら何処を弄っても面白いように変わってしまうと思われますから
変化が大きくて面白いと思いますので好きなように弄って
オリジナルの出音感を無視して自分の好きな音にしてしまう事もアリだと思います。

私の場合のJBL感としては、
4320のドンと鳴ってスッと止まるバスドラの音と纏まりあるあの音が好きですし
4333のアホみたいにクールにキレる高域感も好きだし
4343の音圧を感じて体で聴く出音も好きだし
オリンパスS8Rの臭みと味わいのある音も好きだし...etc。
でも聞き覚えのあるJBLのあの音じゃないと嫌なんです。(笑)


posted by SoundJulia at 18:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月05日

JBL ネットワーク N7000 LX5

今回は最後の動画のみです。
持ち込まれたネットワークをチェックしております。
DSC04336[1].jpg

DSC04338[1].jpg

DSC04339[1].jpg

posted by SoundJulia at 18:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月01日

THE SPACEDECK HD レコード再生空気録音

メンテナンスとセッティングをしましたので試聴時にビデオを録りました。

ノーマル状態でも良いのですが、試しにメタルベースインシュレーターで
本体を浮かせてみましたところ、非常に良い結果となりました。

DSC04334[1].jpg
カートリッジはゴールドリングのエトスです。
高域が綺麗な美音系、高分解能で広いfレンジ感の出音です。

ドンシャリ高域バカの音源(笑)
CLARK/DUKE  プロジェクト2を聴いてみます。
強い高域と蠢く低域、強烈にエフェクト処理された独特のサウンドです。

ちょっと行き過ぎた音源でしたので口直しに
八神純子も聴いてみますとハイトーン女性ボーカルはベストマッチです。
学生時代に聴いた音を思い出します。
昭和の頃の音源ですが出音は素晴らしいです。





posted by SoundJulia at 17:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする