2024年06月23日

Miracrd90の純正カートリッジを DENON DL-103Rへ換装

ミラコード90に付いている純正カートリッジの出音は
抜けとキレが良く高域エネルギーも強いので
標準的な出音とフォノケーブルの静電容量でフォノイコライザーのf特が
ほとんど変わらないMCカートリッジへ交換する事に...
とりあえず手持ちのMCカートリッジ、DENON DL-103Rへ付け替えました。

DSC03923[1].jpg

とりあえず音出しOK...。
(写りがが尻下がりですが並行は取れています。)

DSC03924[1].jpg

久しぶりに聴くDL-103R
なんだか音が寝ぼけているというか全体的にボサッとして分解能が低い出音感...。

イメージとして音がやや厚く太めで密度感があり中低域が安定して
チンチンカンカンしないしなやかな高域と安定した低域で
安心感を感じる落ち着いた出音のイメージから外れている...。

針先は綺麗なので、カートリッジの消磁を行った!
DSC03922[1].jpg

再び同じ曲を同じ音量の同一条件で試聴してみると
例えるなら、
車のフロントガラスを室外側も室内側も綺麗に拭き上げてから
運転席に座って見る景色の様にすっきりした感じに似た爽快感!
ボサッとして寝ぼけた感じはもうなくイメージ通りの出音になった!

オルトフォンタイプの鉄心にコイル巻構造のMCは時々消磁すると効きますね!

私の場合、消磁器、針圧計、ストロボスコープ等は調整が必要なアナログに必須アイテムですね!
DSC03925[1].jpg

これでTRS-34で、CDもレコードも良い感じで聴けるようになりました!
TRS-34の方も本体や球のエージングが進んで
新品時に感じていた高域がやや粗く耳障りな感じはほぼ無くなっています。

フォノイコ独立でアンプの方も色々な機能が付いていないので聴感上のS/Nは抜群です。
CD再生が止まって、その入力ポジションのままアンプのボリュームをMAXまで全開にしても
「シー」「サー」等のノイズが殆ど聞こえない!
フォノの方もDL-103Rを付けたアームをアームレストへ置いている状態で
アンプの入力をフォノイコからの入力にしてボリューム全開にしてみても
「サー」と音は出ますが、ハム音は全く無く、
「サー」音のノイズ爆音で怖いという感じがない!
アンプとフォノイコ合わせた実売価格で¥22万程の機器と考えると、ある意味驚異的です...。
DSC03921[1].jpg

瑞々しい音の hi-fi SETのレコードを聴いてみましょう!
1974年の録音
ハイファイセットで荒井由実(ユーミン)の「海を見ていた午後」
50年前のレコードと思えないような音です...。

プレーヤー:miracrd90+DL103R
フォノイコ:TRX-EQ7
アンプ:TRS-34
スピーカー:TANNOY SuperRedMonitor

スピーカーより1m離してマイクを立てて空気録音
ノンリミッター、無圧縮、無加工です。

空気録音は下の写真をクリック!

DSC03924.jpg



posted by SoundJulia at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする