2024年06月14日

TRS-34 店頭試聴機を導入いたしました。

TRIODEから今月新発売の真空管アンプ TRS-34の店頭試聴可能です。

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出力管:EL34/6CA7

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トライオード社のプリメインアンプの場合、
通常の製品は、フォノイコが内蔵されていてリモコン操作も可能なんですが、
このアンプの場合、低価格販売を目指し割り切った考えで作り込まれていますので
リモコン操作機能やフォノイコ搭載など購入者が使うか使わないか分からない機能を切り捨て
ライン入力オンリーのプリメインアンプとしています。
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リモコン操作機能、フォノイコは排除
シンプルに作られたマニュアル操作の真空管アンプです。

現在メーカーにて発売記念キャンペーン中
8月31日までにご注文をいただいた場合、
別売り¥22,000-の電源ケーブルと、トライオードの歩み(冊子)がプレゼントされます。

■ TRS-34 の主な仕様
・回路形式:AB 級プッシュプル
・使用真空管:EL34×4 本、12AX7×1 本、12AU7×2 本
・バイアス方式:自己バイアス
・定格出力:18W+18W(8Ω)
・周波数特性:16Hz〜88kHz(-3dB)
・SN 比:90dB
・入力感度:220mV
・入力インピーダンス:100kΩ
・入力端子:LINE4 系統(RCA)
・スピーカー出力端子:1 系統(4〜8Ω)
・ヘッドホン出力端子:6.3mm 標準ジャック
・消費電力:280W、無信号時 125W
・サイズ:横幅 345×奥行 335×高さ 190mm
・質量:14.9kg
・付属品:真空管ボンネット、電源ケーブル
定価:¥198,000(税込み)

当店販売価格は上記 価格.cmの最安値より高くないです。(送料無料)

以下余談です...
出力管EL34/6CA7は自己バイアス方式なので
マッチングが取れている球を付け替える場合は無調整で使えます。

前段の12AU7と12AX7も同規格の球なら交換しても調整する部分はないので
玉転がし遊びが可能!

トライオードから販売されているJJ社の球へ変えても音質は変わりますし
同規格の手持ちの球、ビンテージ球などに変えても面白いと思います。

当店で販売していたオリジナルの真空管アンプはコロナ禍の影響等で
製作費がかさみ、販売価格が高額になってしまうため全機種廃盤といたしましたので、
今回、このコスパ最高のTRS-34を導入いたしました。

オリジナルアンプを特注トランスやシャーシから作ると部品代だけで
TRS-34の仕入れ価格をオーバーしますので(笑)
こんな価格で販売できる事が奇跡です。

また現在多々販売されている有名無名メーカー製真空管アンプは
ビンテージ球などを付けて販売していません。
真空管本体にメーカーやブランドロゴが付いていたとしても
概ね中国製、ロシア製、スロバキア製の
ネットショッピングなどで購入可能な現行球が付いていますので
現行真空管EL34の音を聞きたい場合、とても安くて良いと思います。

驚いたことですが、
音声信号は未入力状態でボリュームをMAX状態にした時
スピーカーから出力される「シー」とか「サー」とか言う音が
能率94dBのスピーカーにつなげ間近で聴いてもほぼ無音なので
現代の能率85dB程のスピーカーなら耳がコーン紙にひっつくほどで聴いても無音だと思います。
この感じは現在のハイエンド機の半導体アンプより小さな音です。(笑)

現在の人気球のサウンド傾向として
300Bは細身で綺麗系
KT88は中低域が太い系
KT150はハッキリクッキリで力強い系
211は丸い表現で厚くて太い低音、845は211のクッキリ系
EL34はバランスが良いのですか
メーカーにより高域がキリッとしたり低域がもたついて聞こえる製品もありますが
このTRS-34はウェルバランスでカラッとした出音で低音も締まっています。

手始めの球アンプの場合コスパ抜群で使いやすいと思いますので
気になるお客様はご来店ください。


posted by SoundJulia at 17:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする