2024年06月28日

GOLD NOTE

イタリアのオーディオ(アナログ)を聴かせていただいた!

レコードプレーヤー:PIANOS ¥792,000-
カートリッジ:DONATELLO GOLD ¥198,000-
フォノイコライザー:PH-10 ¥330,000-
DSC03932[1].jpg

ベルトドライブ方式ですが、立ち上がりも早く回転にロックが掛かる感じです。
DSC03933[1].jpg

ウォールナットのデザインされたキャビネットをスパイクで浮かせています。
DSC03935[1].jpg

画面を見ながら各種の設定が可能なフォノイコライザー(使いやすいです。)
DSC03934[1].jpg

流石にイタリア製!外観も音もデザインされた高級オーディオでした。

プレーヤー
海外製のベルトドライブ方式のプレーヤーの場合、
多くの機種はストロボスコープで回転を観察すると、
かなり揺らぐものが多く回転数も調整できないものが多い中、
この機器は、回転数の微調整可能で目視レベルでは回転の揺らぎがない

同社カートリッジとフォノイコを合わせた出音は、
豊かな音色と音楽表現力があり
ボーカルには肉質感やメタボにならない厚みや温度感を感じ
冷たく蛋白にならないサウンドで浸れました。

フォノイコのみトライオードのTRX-EQ7に変えて試聴すると、
国産メーカーならではのフラットで癖のない正確かつ分解能の高い出音になり
先ほど感じた音の厚みと芸術性が減退した。

GOLD NOTEのフォノイコは写真の通り
イコライザーカーブがRIAAになっていますが、
その他のイコライザーカーブも選択可能で負荷抵抗も9種類切り替えることができます。
MM/MC対応ゲインも調整可能
高域のイコライザーカーブを変更できる機能も持っています。
全てフロントパネルのスクリーンを見ながら調整可能で使いやすいです。

このフォノイコ¥33万しますが、
レコードを聞く場合の音楽表現や音色が優秀で、色々なカートリッジ
アナログレコードレーベルのイコライザーカーブに合わせることができますので
なかなか優秀なフォノイコに感じました。
別電源もあるということなので、別置き電源になれば
S/Nの向上や安定感なども増すことが期待できます。

現在のアナログプレーヤーは価格が低価格帯〜¥10万を超えると
一気に価格が高くなり高額な機種は価格が数千万円と(笑)青天井です。
高額だといっても自分が聴いて判断した場合、
高いものほど音が良いと感じる事はないです。

当店の場合、出音がクッキリハッキリ高分解能でドロドロしない
ELAC Miracrd90 実売¥約36万程度をおすすめ機種としておりますが
¥100万程度の予算があればこのGOLD NOTEもアリの部類です!

良い経験をさせていただきました。



posted by SoundJulia at 11:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月25日

WesternElectric単線ちょん付けケーブル


MILスペックの16AWGで作ったスピーカーケーブル先へ
WesternElectricの16AWGブラックエナメル絹巻単線を10cmほど付けて
ウエスタン風味を入れたケーブルを作りました。

アンプ側が写真左で、スピーカー側が右
DSC03938[1].jpg

アンプ側はMILスペックケーブルのままマルチコンタクトプラグを付けています。
DSC03939[1].jpg

スピーカー側はMILスペックケーブルの先へウエスタンの単線を付けて
マルチコンタクトプラグを付けています。

マルチコンタクトプラグは音に癖が乗らないし、スピーカーターミナルとの結合が優秀
裸線のまま繋ぐと銅が錆びて接触が悪くなるし締め付けも不安定...。
このプラグを付けると安定した結合をします。
DSC03938[1].jpg

早速試聴...
やはり高性能とWesternElectricサウンドの融合です!
ワイドレンジで分解能が高いウエスタンサウンドという感じです。
ボーカルは深みがあり音が潤ってウエスタン独特の濃さを感じます。
MILスペックケーブルの全部出す感じからウエスタン調の表現が融合して
切れる音の尖った音の先は研磨されて光沢を放つような表現と耳当たりも優しくなりました...。
あのウエスタン独特な表現の世界観と奥ゆかしさも感じます。

じゃあ全部WesternElectricの単線で聴いたらどうなるのか付け替えて試しました。
スピーカーケーブルを16AWGのブラックエナメル絹巻単線
DSC03941[1].jpg

電源ケーブルとCDPからのラインケーブルもWesternElectricのクワッドケーブルへ交換
DSC03942[1].jpg

出音はWesternElectricワールドへようこそです!(笑)

独特の中低音、真珠の様な光沢の優しい艶感
生っぽい肉質を感じるボーカル、深く耳当たりの良い表現...。
まるで、最高に気持ちの良い湯加減の温泉に浸かっているような感じで酔いますね!
パッと聞き、分解能やレンジ感が悪くなったように感じますが
1曲も聴けばWesternElectricワールドへ引き込まれて
独特の表現に持っていかれて遣られます。(笑)

作ったケーブルは早速送り返して聴いてもらいます。
posted by SoundJulia at 14:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月23日

Miracrd90の純正カートリッジを DENON DL-103Rへ換装

ミラコード90に付いている純正カートリッジの出音は
抜けとキレが良く高域エネルギーも強いので
標準的な出音とフォノケーブルの静電容量でフォノイコライザーのf特が
ほとんど変わらないMCカートリッジへ交換する事に...
とりあえず手持ちのMCカートリッジ、DENON DL-103Rへ付け替えました。

DSC03923[1].jpg

とりあえず音出しOK...。
(写りがが尻下がりですが並行は取れています。)

DSC03924[1].jpg

久しぶりに聴くDL-103R
なんだか音が寝ぼけているというか全体的にボサッとして分解能が低い出音感...。

イメージとして音がやや厚く太めで密度感があり中低域が安定して
チンチンカンカンしないしなやかな高域と安定した低域で
安心感を感じる落ち着いた出音のイメージから外れている...。

針先は綺麗なので、カートリッジの消磁を行った!
DSC03922[1].jpg

再び同じ曲を同じ音量の同一条件で試聴してみると
例えるなら、
車のフロントガラスを室外側も室内側も綺麗に拭き上げてから
運転席に座って見る景色の様にすっきりした感じに似た爽快感!
ボサッとして寝ぼけた感じはもうなくイメージ通りの出音になった!

オルトフォンタイプの鉄心にコイル巻構造のMCは時々消磁すると効きますね!

私の場合、消磁器、針圧計、ストロボスコープ等は調整が必要なアナログに必須アイテムですね!
DSC03925[1].jpg

これでTRS-34で、CDもレコードも良い感じで聴けるようになりました!
TRS-34の方も本体や球のエージングが進んで
新品時に感じていた高域がやや粗く耳障りな感じはほぼ無くなっています。

フォノイコ独立でアンプの方も色々な機能が付いていないので聴感上のS/Nは抜群です。
CD再生が止まって、その入力ポジションのままアンプのボリュームをMAXまで全開にしても
「シー」「サー」等のノイズが殆ど聞こえない!
フォノの方もDL-103Rを付けたアームをアームレストへ置いている状態で
アンプの入力をフォノイコからの入力にしてボリューム全開にしてみても
「サー」と音は出ますが、ハム音は全く無く、
「サー」音のノイズ爆音で怖いという感じがない!
アンプとフォノイコ合わせた実売価格で¥22万程の機器と考えると、ある意味驚異的です...。
DSC03921[1].jpg

瑞々しい音の hi-fi SETのレコードを聴いてみましょう!
1974年の録音
ハイファイセットで荒井由実(ユーミン)の「海を見ていた午後」
50年前のレコードと思えないような音です...。

プレーヤー:miracrd90+DL103R
フォノイコ:TRX-EQ7
アンプ:TRS-34
スピーカー:TANNOY SuperRedMonitor

スピーカーより1m離してマイクを立てて空気録音
ノンリミッター、無圧縮、無加工です。

空気録音は下の写真をクリック!

DSC03924.jpg



posted by SoundJulia at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月22日

TRS-34とTRX-EQ7を使用してアナログレコードを聴く

真空管アンプ TRS-34にはフォノイコが付いていないので
TRX-EQ7を使用し、コスパ抜群コンビでレコードを聴いてみました。
アナログプレーヤーはmiracrd90を使用

真空管アンプとフォノイコライザーを合わせた価格は¥22万程度です。

miracrd90+TRX-EQ7+TRS-34+SuperRedMonitor 空気録音
レコード:リンダロンシュタット アルバム ゲットクロッサー

下記画像をクリックでリンクします。

DSC03921[1][1].jpg


posted by SoundJulia at 12:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月21日

DIDIT Hight-End DAC212SE 出力ケーブル Western Electric

DAC212SEをお使いのお客様から連絡が入り
アンバランス出力ケーブルをWesternのケーブルで作ってほしいと希望された...。

DCA212SEのライン出力は基本バランスですが、
機器のセッティング画面で操作するとアンバランス出力が可能になります。
でも、プラグはXLRしか使用できなくてピンアサインも変わります。

WesternElectric Bellの2芯シールドケーブルで作りました。
DSC03918[1].jpg

で、もう一つ希望があり
5mスピーカーケーブルをWesternのケーブルで作れないかという事なのですが、
新し目なルーセントテクノロシー時代の
錫メッキ撚り線のプラスチック被覆綿巻き線は入手できるのですが、
Westernど真ん中の風味を感じるブラックエナメル16AWG単線絹巻の長尺はなかなか入手困難 
現在使用中のケーブルは米国製のMILスペック16AWGの物で私がお譲りした高性能ケーブルなので
その先端へブラックエナメル絹巻単線を付け足しWestern風味を付けるアイデイアを提案しました。

スピーカーケーブルが同じでも
プラグや使用するハンダで音が変わるので、
ホームセンターで売っている普通の並行ビニール線の先端へ
Westernの単線を付けて聴いたことがあるのですが、
Western風味がバッチリ入ることを経験しておりますので、
この感じで今使用中のケーブルの先端へWesternの単線を付ければ
高性能+Western風味の音になると思われるため試していただくことに決定!

写真の単線4本をスピーカーケーブルL/Rのスピーカーへつなぐ方の先端へ付けるんです。
DSC03919[1].jpg

お客様のケーブルを受け取り次第加工したいと考えております。
オーディオは面白いです!


posted by SoundJulia at 18:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月17日

TRS-34 試聴、空気録音!

店頭展示したTRIODE TRS-34
SONY SCD-XA5400ESでCDをかけて
TRS-34へ入力
スピーカーはTANNOY SuperRedMonitorで音出し 空気録音しました。

DSC03873[1].jpg

現在メーカーにて発売記念キャンペーン中
8月31日までにご注文をいただいた場合、
別売り¥22,000-の電源ケーブルと、トライオードの歩み(冊子)がプレゼントされます。

■ TRS-34 の主な仕様
・回路形式:AB 級プッシュプル
・使用真空管:EL34×4 本、12AX7×1 本、12AU7×2 本
・バイアス方式:自己バイアス
・定格出力:18W+18W(8Ω)
・周波数特性:16Hz〜88kHz(-3dB)
・SN 比:90dB
・入力感度:220mV
・入力インピーダンス:100kΩ
・入力端子:LINE4 系統(RCA)
・スピーカー出力端子:1 系統(4〜8Ω)
・ヘッドホン出力端子:6.3mm 標準ジャック
・消費電力:280W、無信号時 125W
・サイズ:横幅 345×奥行 335×高さ 190mm
・質量:14.9kg
・付属品:真空管ボンネット、電源ケーブル
定価:¥198,000(税込み)
当店販売価格は上記 価格.cmの最安値より高くないです。(送料無料)

posted by SoundJulia at 11:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月16日

オカルト チューニング

かなり前に廃盤にしたオリジナル製品のノイズイレーサーですが、
内部は米国から仕入れた「エネルギーが出る鉱石」を数種類混合して音決め
パワー増強の為、銅板を敷いた上に鉱石を塗るとかで使用用途に分け色々作りましたが
原材料の鉱石が無くなり再度鉱石の仕入れ見積もりを請求すると
大量購入と抱き合わせで¥20,000,000-になると...。
で、廃盤となったわけですが、
ノイズイレーサーを購入されたお客様は不思議な効果を体験されていると思いますし
今でもお使いのことと思います。

お客様宅へお邪魔した時に水晶球や水晶のさざれ石が色々と使用されていたので
どんな効果があるのかと思い水晶球で実験しております。
DSC03882[1].jpg

DSC03883[1].jpg

水晶球を置いても、アンプやスピーカーの特性や歪み率が変わるわけでもないので
科学的な根拠はなく測定して変化を見ることもできないのですが、
プラシーボ効果と言うにはちょっと違うと思いますのでブログへ載せました。

でかい球は直径14cmほどで中間の大きさが10cm
DSC03884[1].jpg

今回、店頭展示の試聴機で購入したTRS-34の前、スピーカーのセンター位置へ置いてみる...。
置いたり置かなかったりで、同じ曲、同じ音量で数回聴き比べると
ザラつき感というか雑味の様な粗さが減少して定位が良くなり鮮度が上るのを感じます。
まさしくオカルト!(笑)

DSC03888[1].jpg

ハーツフィールドの方へ10cmの球を置いてみる

DSC03885[1].jpg

スピーカーセンター位置においてあるスーパートゥイーターのバイオリンの前へセット
なんだか全体的に清らかでボーカルのセンター定位が良くなる...。

DSC03886[1].jpg

大きい球はフロアに置いて徐々にズラシ良い感じの位置へ置いてみました。
DSC03887[1].jpg

なんだか垢抜けしてサラッとした感じの出音感!
粘っこい感じや奥ゆかしさみたいなビンテージ機器に感じる味わいの様な音の要素は減退するけど
鮮度が上がり汚れのない聴きやすい音はなかなか良い感じです。(笑)

元々、鉱物としての水晶の結晶は綺麗なので中学生の頃から岐阜県中津川へ採集に出かけたりして
コレクションとしては何個も所有しているので店にも飾ってあります。
球で効果があるならきれいな結晶も同じ様な効果はあると思いますので
いろいろ試してみたいと思います。

DSC03889[1].jpg

DSC03891[1].jpg

DSC03890[1].jpg

もしかしたら、水晶をかち割って、銅などの金属粉末と混合してみると
ノイズイレーサー的なエネルギーが出るかもしれません!

水晶の場合、結晶のインチキは殆どないと思いますが
表面を磨きたくって綺麗にしているものは多々あります。
また、水晶球と言って売っている物でも、溶錬水晶(ガラス玉)は多々存在します。
無色透明な球で鑑定書もなくそこそこのお値段のものは間違いなく中国製の溶錬水晶で
今回のブログに登場した水晶球でも天然石に似せた加工の水晶球も
(石英や水晶の割れた物を溶かして加工)存在しますので
お試しで買う時は騙されないように購入ください。
特に無店舗通販、ヤフオク、メルカリなどは物が見れないだけに危険ですね...。

posted by SoundJulia at 11:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月14日

TRS-34 店頭試聴機を導入いたしました。

TRIODEから今月新発売の真空管アンプ TRS-34の店頭試聴可能です。

DSC03874[1].jpg

出力管:EL34/6CA7

DSC03873[1].jpg


DSC03875[1].jpg


DSC03876[1].jpg


DSC03877[1].jpg


DSC03878[1].jpg

トライオード社のプリメインアンプの場合、
通常の製品は、フォノイコが内蔵されていてリモコン操作も可能なんですが、
このアンプの場合、低価格販売を目指し割り切った考えで作り込まれていますので
リモコン操作機能やフォノイコ搭載など購入者が使うか使わないか分からない機能を切り捨て
ライン入力オンリーのプリメインアンプとしています。
DSC03879[1].jpg


DSC03880[1].jpg


DSC03881[1].jpg


DSC03874[1].jpg

リモコン操作機能、フォノイコは排除
シンプルに作られたマニュアル操作の真空管アンプです。

現在メーカーにて発売記念キャンペーン中
8月31日までにご注文をいただいた場合、
別売り¥22,000-の電源ケーブルと、トライオードの歩み(冊子)がプレゼントされます。

■ TRS-34 の主な仕様
・回路形式:AB 級プッシュプル
・使用真空管:EL34×4 本、12AX7×1 本、12AU7×2 本
・バイアス方式:自己バイアス
・定格出力:18W+18W(8Ω)
・周波数特性:16Hz〜88kHz(-3dB)
・SN 比:90dB
・入力感度:220mV
・入力インピーダンス:100kΩ
・入力端子:LINE4 系統(RCA)
・スピーカー出力端子:1 系統(4〜8Ω)
・ヘッドホン出力端子:6.3mm 標準ジャック
・消費電力:280W、無信号時 125W
・サイズ:横幅 345×奥行 335×高さ 190mm
・質量:14.9kg
・付属品:真空管ボンネット、電源ケーブル
定価:¥198,000(税込み)

当店販売価格は上記 価格.cmの最安値より高くないです。(送料無料)

以下余談です...
出力管EL34/6CA7は自己バイアス方式なので
マッチングが取れている球を付け替える場合は無調整で使えます。

前段の12AU7と12AX7も同規格の球なら交換しても調整する部分はないので
玉転がし遊びが可能!

トライオードから販売されているJJ社の球へ変えても音質は変わりますし
同規格の手持ちの球、ビンテージ球などに変えても面白いと思います。

当店で販売していたオリジナルの真空管アンプはコロナ禍の影響等で
製作費がかさみ、販売価格が高額になってしまうため全機種廃盤といたしましたので、
今回、このコスパ最高のTRS-34を導入いたしました。

オリジナルアンプを特注トランスやシャーシから作ると部品代だけで
TRS-34の仕入れ価格をオーバーしますので(笑)
こんな価格で販売できる事が奇跡です。

また現在多々販売されている有名無名メーカー製真空管アンプは
ビンテージ球などを付けて販売していません。
真空管本体にメーカーやブランドロゴが付いていたとしても
概ね中国製、ロシア製、スロバキア製の
ネットショッピングなどで購入可能な現行球が付いていますので
現行真空管EL34の音を聞きたい場合、とても安くて良いと思います。

驚いたことですが、
音声信号は未入力状態でボリュームをMAX状態にした時
スピーカーから出力される「シー」とか「サー」とか言う音が
能率94dBのスピーカーにつなげ間近で聴いてもほぼ無音なので
現代の能率85dB程のスピーカーなら耳がコーン紙にひっつくほどで聴いても無音だと思います。
この感じは現在のハイエンド機の半導体アンプより小さな音です。(笑)

現在の人気球のサウンド傾向として
300Bは細身で綺麗系
KT88は中低域が太い系
KT150はハッキリクッキリで力強い系
211は丸い表現で厚くて太い低音、845は211のクッキリ系
EL34はバランスが良いのですか
メーカーにより高域がキリッとしたり低域がもたついて聞こえる製品もありますが
このTRS-34はウェルバランスでカラッとした出音で低音も締まっています。

手始めの球アンプの場合コスパ抜群で使いやすいと思いますので
気になるお客様はご来店ください。


posted by SoundJulia at 17:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月10日

ケーブル製作に勤しんでおります。

お初のお客様から御社のケーブルを試聴させてほしいと申し込まれまして
現在お使いのケーブルと聞き比べを行い
結果的に製作依頼を受けて作っております!

DSC03869[1].jpg

DSC03872[1].jpg

DSC03870[1].jpg

DSC03871[1].jpg

導体は純銅線に華僑ポリエチレン被服+特殊銅箔シールド、アース線は分離構造で組んだ
3.5sqの導体断面積の大容量ケーブルで40A程度の電流を流しても平気です。
(100Vで使用する場合4000VA)
プラグはメタル+ドライカーボンボディーにブレードは銅に金メッキです。

電源ケーブルの完成品(既製品)を販売する場合PSE取得の壁がありますので、
お客様の使用環境とケーブル構造のグレードを打ち合わせして大容量ケーブルを作り
そのPSE取得が必要ないケーブルを購入していただいた後、
PSEマーク付きのプラグ取り付け作業を受けるという流れで作っております。

ラインでお使いのXLRバランスケーブルも比較試聴いたしましたが
音場空間や分解能、fレンジ感などに大きく差を感じましたので
今回製作したケーブル納品後、今までと比べて大きな変化を感じられた場合
ラインケーブルの方もご注文いただけるのではないかと期待しております。







posted by SoundJulia at 19:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする