2023年12月26日

Ultimateターンテーブルシートの試聴!

当店の営業も、本日が最終日になってしまいました。

本年も大変お世話になり、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。

なお、誠に勝手ながら、
年末年始は下記の日程で休業させていただきます。
「12月27日〜1月4日」

本題です。
前回のブログで紹介させていただきましたプロトタイプの
ドライカーボン製テーパードターンテーブルシートの
説明&試聴になります。

下記写真をクリック願います。

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2023年12月24日

Ultimateターンテーブルシート!

今回のブログは、SJ-NFRP+メタルベースに続く今年最高傑作アイテムの紹介です。

今年、色々と検討して進めてきたアナログレコード用の
ターンテーブルシートがほぼ完成し
恐るべき高音質化が確認できたプロトタイプを紹介いたします。

ドライカーボン製 テーパードターンテーブルシート
SoundJulia-Ultimateターンテーブルシート
DSC03600[1].jpg

切削加工10時間、交換刃数本(笑)という馬鹿みたいなコストが掛かり
何処も行わない事にチャレンジしました!

事の始まりは、私がまだ学生の頃、
テクニカ製のバキューム式ターンテーブルシート
AT-666を使用してレコードを吸着させ演奏すると、
反りが直り、レコードの鳴きもシートと一体になり止み
出音はハードでシャープで高分解能になる経験があり
その後、シートのシリコン製のゴムが劣化して使わなくなり
色々なターンテーブルシートを試して音質が変化する事を経験し、
反りを直す金属製のテーパードシートなども試しましたが
AT-666やマイクロの吸着式に効果が及ぶことがなく
結局、超重量級金属シートのTTMモニターマットを使用しておりました。

そして、それを超えるターンテーブルシート
当店で販売中のドライカーボン製ターンテーブルシートSJ-CTを開発
すでに10年以上製品として販売しておりますが、
この度、この同素材のドライカーボンシートへテーパーを付け
レコード面の密着度を良くした場合、レコード盤面の雑共振が
ドライカーボンで抑えられ、さらなる高音質化するのではないかと検討、
ドライカーボン加工業者とも何度も打ち合わせを重ね試作
ついに「無双」と言える音のクオリティーに達しましたので
プロトタイプを紹介します。

レコードの厚みのは、約1.5mm〜2mm
現在販売されている金属製のシートのように
1度以上の角度をつけるとテーパーが付きすぎて
外周と内周で2mm〜2.5mmの高低差になるため
レコードによっては、密着する所と浮き上がるところができてしまいます。
当店の場合、レーベル面を押さえた場合、
完璧ではないにしろ、多くのレコードの密着度が良い傾斜角にしました。

レコードを載せた場合、スピンドル穴から覗くと浮き上がります。
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押さえると密着します。
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密着具合の動画は下の通り
レーベル面を押さえて密着させると
シートと一体になりレコード盤の響きが変わります。


光を当てるとこんな感じです。
大きく隙間が空いているように見えますが、
実際は、レコードの厚みより隙間は小さいです。
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光を当てない状態の見え方
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現在、SJ-CTをお持ちの場合
ターンテーブル上のSJ-CTをひっくり返し
その上へこのテーパードシートを載せると
中低域の厚みが増します。

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今回のシートは最外周部分が飛び出るようにΦ290で製作しております。

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現行のSJ-CTと聴き比べた場合、
全域に渡る分解能の向上がすぐに分かり、
更に澄んた空気間で音場に濁りがありません。
シンバルやハイハット等の精緻なまでの解像感と
残響なども綺麗に聞こえますし、
演奏中のS/N感は更に向上していることを感じます。

このシートへレコードを密着させる方法ですが、
SJ-CSの上へ重りを追加して重さで押さえるか
現行のSJ-CSのセンター部分へコレットチャックを付けたものを製作して
コレットチャック式で任意の圧力で押さえつけて締め付けるかを検討しております。

次回はターンテーブルシートの音出しテスト動画を撮ります。

年末年始の営業について
12月27日〜1月4日までお休みを頂きます。



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2023年12月23日

CEC TL0 立ち上がる音のテスト!

先に店のお知らせから失礼します。

年末年始の営業について
12月27日〜1月4日までお休みを頂きます。

今回もCEC TL0の試聴を空気録音です。

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CECのCDPやトラポのイメージとして
尖った音、立ち上がりの鋭い音、キレの良い音などの要素が強い音源の場合
他社より音が丸くなり滑らかに聴かせるイメージがあるのですが、
トランスポートとして最高峰に位置するTL0は
この様な音源でも難なく立ち上がり鋭い音を聞かせますので
強烈なリムショットと低音が入っている音源で試聴、空気録音しました。

機材
・CEC TL0
・dcs エルガープラス
・SANSUI AU-D707
・JBL ハーツフィールド
スピーカーより2m離してコンデンサマイクを立てて空気録音

再生ソフト CD音源
ERYKAH BADU LIVE(UD-53109)14曲目(Tyrone)

試聴は下のジャケット写真をクリック!

Youtube画質は4K
ノートPC、スマホ、小型ディスクトップスピーカー
自前の高級オーディオ装置ではなく
高音質なヘッドフォンでお聞き願います。

Albumism_ErykahBadu_Live_MainImage_16x9[1].jpg


posted by SoundJulia at 10:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月22日

特殊素材インシュレーターの販売について!

天然素材を使用した特注のインシュレーターですが、
お客様からの注文に応じて受注生産品として販売できるようになりました。

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インシュレーターについては下記のURLで以前のブログを参考に願います。

このインシュレーターは、
当店のSJ-SI+メタルベースを愛用いただいているお客様以外には
何のことだかよく解らない商品になります。

デジタル系しか音源がない場合は、
トランスポートなどに1個使用
レコードプレーヤーがある場合はもう1個という感じで
音の入口へ1個の使用で事足りますから
SJ-SIの様に多用する必要がありません。




大量発注が見込めない製品となりますが、
製造メーカーと打ち合わせして
素材の入手から発注後の製作に至る話し合いができましたので
ご希望の方にお売りする事ができるようになりました。

先に販売した9個以後、
数名のお客様からお問い合わせを頂いておりますので
今回、10個ほど見込み製作をお願いしております。

納品可能時期は、2024年1月下旬となります。
購入希望のお客様がいらっしゃれば
お問い合わせメールで注文をお受けいたします。


当店の商品名は(SJ-NFRP)といたします。
ドライカーボンの場合「CFRP」で、CはカーボンのCですが、
今回のNはナチュラルのNとなります。

<SJ-NFRPインシュレーター>

販売価格:3万円(税抜き)/1個

素材名称:天然繊維強化プラスチック(Natural Fiber Reinforced Plastics)NFRP

使用素材:亜麻繊維とエポキシ樹脂

特徴  :@剛性はCFRPよりやや低い。

     A振動減衰性はCFRPより高い。

     BCFRPより軽量。※CFRPの比重=約1.6FNRPの比重=約1.3

     C生産時にCO2の排出が少なく、廃棄時も焼却可能な為、環境に優しい。


よろしくお願いいたします。
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2023年12月21日

CEC TL0を使用した空気録音!

CECの受注生産で製造する最高峰のトランスポートTL0
新品時の販売価格は¥1,800,000−!

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今月入荷して、動作チェックが終わりましたので商品化します。
3年ほど前にメーカーでメンテナンス済み
外観程度良好!
元箱、木箱、取説、リモコン付属
なんと!今後のメンテナンスのために新品ピックアップ付きです。

商品に興味がある方は下記お問い合わせをクリックしてください。

売約済みとなりました。

動作チェック時の空気録音です。
CECのCDPは滑らかで中庸な出音のイメージですが、
流石に最高峰のトランスポートは
メリハリの利いたソフトも立ち上がる音も難なく再生しますね!

下記写真のCD カーディガンズのLIFE 13曲目を掛けます。

キュートなボーカルと前にしゃしゃり出てくる演奏
途中でキンコンカンコンとハイレベルな音が入っていますが
立つ音も潰れることなく難なく再生します。 

再生機材
トラポ   TL0
DAC    dcsエルガープラス
アンプ   サンスイ AU-D707
スピーカー JBL ハーツフィールド

爆音再生をコンデンサマイクで空気録音です。

下記ジャケット写真をクリックで聴けます。

ノートPCや、小型ディスクトップスピーカー
安物のBluetoothスピーカーで試聴するのではなく
高音質ヘッドフォンを使用して
Youtube動画の画質4Kで視聴願います。

動画視聴はジャケットをクリック!
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posted by SoundJulia at 16:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月18日

JBLハーツフィールド空気録音で、天然素材インシュレーターの試聴

NFRPをテストした動画をUPします。

おなじみのピンクフロイド狂気のアナログレコードを
DENON DP-3000モディファイ プレーヤーで再生
プレーヤーの足には、メタルベース3個を使用して
ドライカーボンインシュレーター(CFRP)が2個
残りの1個に天然素材のNFRP1個の合計3個で組み合わせます。

先に上記の構成、CFRP2個、NFRP1個で試聴
続いて2回目は、全てCFRPへ入れ替えて試聴
3回目は、メタルベース+ドライカーボンインシュレーターを全て取り除いて試聴

ピンクフロイドのB-1マネーを掛けますが、
最初に出てくるレジのチ〜ン音や硬貨がチャリンチャリンという音の分解能が
徐々に下がり、音の色々な要素が変化します。
その後の音、音楽表現も違いがあると思います。

こういうアイテムを使用しても周波数特性などは変わりませんので
測れる数値に現れないものは変化するわけがないので
プラシーボ効果のインチキという方もお見えになられますが、
かなり音の変化が聞き取れると思います。

Youtube動画は4K画質
高音質ヘッドフォン使用でお聴きください。

試聴は下のジャケットをクリック!

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下はおまけですが、X50Proを使用してデジタル音源で
ジェニファーウォーンズをハーツフィールドで鳴らして空気録音しました。

試聴は下のジャケットをクリック!

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posted by SoundJulia at 18:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月17日

ゲルマニウムトランジスタアンプでレコード再生、空気録音!

昨日の真空管アンプを納品し、場所が空きましたので、
ゲルマニウムトランジスタアンプと入れ替えて音出し!

オフコースのアナログレコードを再生して空気録音しました!
43年前のレコードですが、
ゴリゴリのエレキベースとドスドス来るドラム
愛の歌をまったり歌う小田和正!

掛ける曲はB面最終曲の「きかせて」
レコード最内周なので、線距離が稼げないので振幅の密度が過密!
レコード制作時のカットも
レコード再生時も高音質で、となると難しい位置ですが
良い感じで音出しできました!

下記写真をクリックで聴けます。
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posted by SoundJulia at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月16日

オリジナルアンプで聴くスパイロジャイラ!

お客様からメンテナンス依頼で預かった
SJ-preampとSJ-6L6のメンテナンスが終わりましたので
テスト試聴時に空気録音しました。

SPYRO GYRA ココナッツ・ブリーズ(B-2)空気録音です。

機材
・ELAC  ミラコード90
・SoundJulia SJ-preamp
・SoundJulia SJ-6L6
・TANNOY SuperRedMoniter

1985年プレスのレコードですでに38年前!(笑)
80年代はデジタルのCDへ移行する直前ですが、
アナログ録音機やカッティングマシーンも高性能化しましたので
70年代のアナログレコードと比べると、
fレンジは広帯域で情報量も多く抜けの良い音になりました。

古いレコードの方が音が厚くてエネルギー感のある出音で
いかにもレコードと感じる音の物が多いのですが、
今回のレコードは、フュージョン系アルアルで、
中高域がイッチャッテル録音のレコードです。

興味があれば下記ジャケット写真のリンクをクリックして聴いてください!


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posted by SoundJulia at 18:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月15日

杏里のアナログレコードHeavenBeach(A面2曲目)を空気録音

今日は、まったりした感じの雨降りで来客が少ないので
オーダーされたケーブル製作にじっくり励むことができて完成!
夕方、気晴らしにレコードを爆音再生して録画しました。

杏里の1982年レコードですが、ゴリゴリのベース、ドスドス来るドラム
まったり歌う杏里が印象的なA面2曲目をYoutubeでどうぞ!

下のジャケット写真クリックで聴けます。

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posted by SoundJulia at 18:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月14日

STELLAVOX PW1(改)の出音を空気録音しました。

今回はSTELLAVOX PW1音出しの空気録音動画です。
高音質ヘッドフォンでお聴き願います。

CD音源はクラプトンのアンプラグド4曲目
機材
SONY SCD XA-5400SE
オリジナルプリアンプ
STELLAVOX PW1
TANNOY SuperRedMoniter


レベッカ ポイズン アナログレコード 空気録音
試聴曲:A-2(MOON)
機材
レコードプレーヤー ELAC ミラコード90
その他は上記と同じです。

posted by SoundJulia at 16:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月12日

Whitesnake Starkers in Tokyo の動画を ELAC DCB41で音出しして録画YoutubeへUPしました。

今回は空気録音です。
ノートPCでYoutube動画を再生してELAC DCB41で音出し
TASCAM Portacapture X8 で音を拾いOCBで録画してYoutubeへUPしました。
一発撮りで全て未加工未編集です。

今回のELACやエアパルス等のアクティブスピーカーは
チープではなくリーズナブル!
小型高音質、低価格を実現していると思います。

当店も最安値で販売しております。




posted by SoundJulia at 16:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月10日

STELLAVOX PW1 の改造

過去にPW1を弄ったのですが、

預かったPW1
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開けてみると、カバーと本体シャーシが合わさる部分にヤニ?が付着
本体の黒いシャーシもべたっと同じようになっているので
ヤニ掃除した洗剤が染みたのではないかと...。
内部の白色ケーブルも若干ですが茶色に変色している事が確認できます。

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スピーカー出力ケーブルが曲がって基盤が浮き上がり
バカでかいトロイダルトランスの位置が基盤に寄りすぎなので
基盤が傾いて取り付いている...。

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RCAの入力抵抗は8.15KΩ? (普通は47KΩや50KΩが多い)

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XLR入力は、100KΩの抵抗でGNDと2番3番がつながっている
(基本的にこのアンプはアンバランスアンプなのでバランス入力する意味は無い)

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XLRで入力してもRCAで入力しても、一旦、アッテネーターへ送り
ローターリー式接点の抵抗切り替えアッテネーターを通してパワーアンプへ送られる

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オーディオ用のプリアンプからこのPW1へ繋いで使いますので、
不要な接点や使わないXLR入力を切り離しRCAからダイレクトに入力するように繋ぎなおします。

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店のPW1と比べてみると、微妙に違います。
トランスが上下反対に取り付けてある?
基盤の小さなコンデンサと抵抗器の銘柄が違う
製造する時期により多少の違いがあるのでしょう...。

左が店のPW1 右がお客様のPW1
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汚れは気になるので、クリーニングしました。

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入力ダイレクト接続改造後、
曲がっていた赤の出力ケーブルを真っすぐに整線して
トランスの位置も基盤に干渉しない正規の位置へ戻し固定しました。

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良い感じです。

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もう1台の方も開けてみると
同じようにヤニが染みていました。
最初に手掛けたアンプと同じように処理して完成です。

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動作テストしておりますが、全体的に鮮度や分解能が向上して高域はクリアで瑞々しいです。
低域の分離も良くなり低音は歯切れよく弾むような出音になりました。

ノーマルアンプと改造したアンプの動画を撮ったのですが、
著作権の侵害で全世界で視聴ブロックが掛かってしまいました...。

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2023年12月03日

CEC TL0

CECの受注生産品で最高峰モデルのTL0が入荷しました。
発売当時の販売価格¥180万円のハイエンド機です。

お客様からの預かり物で動作テストを兼ねた査定中...。

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外観は良好

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重厚な六角ベースのフローティングピックアップ部

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3本の支柱の中にサスペンションが入っていてドライブメカとピックアップを浮かしています。

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実物はこの通り大きくない機器となります。
見た目がギュッとした感じで引き締まった凝縮感と精密感を感じます。

本体は、ブラックアルマイト処理したヘアラインのアルミ系の無垢材で構成されていますので
見た目以上の重量感があり、底板の内側から突き出ているスパイクで設置する構造になっています。

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ブラックとシルバー、表示部のセルリアンブルーがなんだかイイ感じです。
この後販売されたTL0シリーズはXがシルバー色になり3.0では機器のコーナー部分が丸くなり
デジタル基盤部分などが変更になり音は繊細で見た目も柔らかくなります。
個人的に、機器の見た目の良さと、しっかりした出音はTL0が一番と感じます。

CECの下位モデルと比べた場合の大きな違いは出音!
一般的なCECのプレーヤーの音は、なめらかで、穏やかで、中庸な感じですが、
TL0の場合、フォーカスが細部までピッタリ合っていて曖昧な感じがありません。
解像度が高いため細部まで細やかな繊細感を感じ、
耳に刺さる切れと抜けで聞かせるようなエッジの立った輪郭ではありません。
ボケた感じや滲んだ感じがなく、見通し良く澄んだ出音でしなやかに解像します。
一般的なCECのプレーヤーに感じる立ち上がる音の頭打ち感が全く無いのに驚きました。
しなやかで綺麗な高分解能のナチュラルサウンドで音場は澄んで痛くない立ち上がで聞かせます。

流石に高級機だけあってデジタルOUTにSTリンクが付いているので接続して聴いてみると
とてもクリアな出音感!
DACのデジタルフィルターを切り替えてみると違いがよく分かる高性能ぶりです。
同軸のRCAやXLRの方は、DACと接続するケーブルで音質が変わるので、
お好みのものをって感じでしょうか...。

12月下旬頃には販売可能になるかもしれません...。

posted by SoundJulia at 13:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする