今回のブログは、
現在SJ-SIとメタルベースをご使用いただいているお客様しか伝わらない内容となります。
お世話になっているドライカーボン屋さんが、
半導体製造の筐体や内部のマシン部分へ使用する素材の研究をされているのですが、
その色々な素材をSJ-SIインシュレーターの形に切り出して
どの様な音になるのか試させていただきました。
ドライカーボンの種類は現在販売中のSJ-SIがやはり良いので
ドライカーボンとは異なる素材(天然素材の高圧縮物)で
下の写真の素材が音的な変化が面白かったので紹介します。
茶色の高圧縮板からSJ-SI形状に切り出した物です。 黒いのはSJ-SIドライカーボン
比べるとこんな感じ
1枚の茶色い板から3個しか切り出せません。
メタルベースへ装着
使用する位置は、音の入口機器のトランスなどが入っている電源下の底板部分です。
入り口機器=CDプレーヤー、トランスポート、カクテルオーディオ...etc。
音の変化ですが、ボーカルとチェロの出音が抜群に良くなるんです!
中音域から中低域にかけての音密度と音色表現が抜群!
すべてSJ-SI+メタルベースでセットした方が、
音場の広さ、残響の広がり感、解像度、空気感等は優れますが、
この茶色君を1個使うだけで
アコースティックな感じで表現豊かに音色良くピラミッドバランスで音密度感のある感じが
ボーカルやチェロが抜群に良く聴こえて酔えます(笑)
分解能など、音を追求する場合SJ-SIの方が合っていますが、
表現とか音楽性みたいな要素はこの茶色インシュレーターは、すごく良いです。
ドライカーボンと、この天然素材の高圧縮物では
振動を与えた場合の響き方が違うので
合わせて使うと制振に近い作用をすると考えられます。
私の経験では制振させると躍動感が無くなって音楽が面白くなくなるのですが、
この素材1個使用の場合、聴き応えがあるので悪くならないんです...。
使うのは入り口機器へ1個で十分な効果が出ますので
1個で事足りるのですが、
この試作品3個の場合、ワンオフ製作のため1個¥3万です(笑)
20個程作ると単価が下がるのですが、
販売価格はSJ-SIの3個分になりますので
売るにも仕入れるのにも悩んでしまいます...。
SJ-SI+メタルベースを使用されているお客様から
最低人数で、20人ほどのお客様から
試してみたい、購入希望等の連絡などが頂けた場合
限定で20個ほど作り1回のみの販売を考えています。