2023年05月30日

ConneX DCB-41 AIRPULSE A80 見た目を比べる

小型アクティブスピーカー ConneX DCB-41とA80を比べてみた。

ほぼ同じサイズのスピーカーで、
フロントの幅は同寸 高さは右のA80が5mm高い
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奥行きはConneX DCB-41が203mm A80が250mm
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リアパネル
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作りこみや金がかかっているのはA80
マルチドライブの4アンプ構成ですしエンクロージャーもがっしりとした剛性があります。
ユニットもアルミコーンのウーファーとリボントゥイーターの構成、
ケーブルはトランスペアレント
厚く高剛性で重たい箱にしっかりしたワイドレンジユニットを付けてハイレゾ認定まで取得しています。
電気的にも価格以上の高級品で構成されていてスタジオモニター的なチューニングの為
出音はフラットで癖がなく爆音でも破綻しません。

といってConneX DCB-41がヘボイかというとそんなことは無く出音の個性が違うという感じです。
ソフトドームトゥイーターとポリプロピレンのウーファーでヨーロッパ的な構成なので
ロジャースやスペンドール、ハーベス、等の従来からあるヨーロッパ的な出音感を感じます。
エンクロージャーの厚みはA80に比べて薄いのですが、硬質にプレスされたMDF?のような材料を使い
箱が響く感じにチューニングされていますが、箱の響きが気になる感じではなく調味料的な感じで
ヨーロッパ製のスピーカーに感じる音のチューニングの範囲です。
ELAC製品ですが、あのアルミエンクロージャーの300シリーズとは全く異なる音質です。
こちらも爆音まで平気でドラムソロなどを爆音再生しても
フニャフニャ、クタクタのハリのない出音ではなく音は快活でぶっ飛んできます。
TV接続の場合HDMI(ARC)接続可能なのでTVのリモコンでコントロール可能となる便利さです。

実売価格的にA80は¥85,000− 
ConneX DCB-41は¥80,000-なので¥5,000−程度差があります。

次回は空気録音してUPする音を考えております。
サウンドジュリアではAIRPULSEとConneX DCB-41を店頭展示、試聴可能です。

posted by SoundJulia at 10:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月29日

HARDーOFF クオリティー(レコード)

今回は緩い雑談です...。

先日、出かけた近所にハードオフがあったので立ち寄ってレコードを6枚購入しました。
今はレコード人気で以前より価格が高騰しておりますが、
普通のレコードは当時の定価より安く買えますしアイドル物は格安でした!
色々物色していると渡辺真知子があったので買いました(笑)

帰社してレコードの確認をしたのですが、予想通りというか
レコードのクオリティー(状態)としては買い付けたそのまま...
クリーニングしている感じも無く買い付けたまま販売しているという感じです。

以前の使用者がレコードスプレーを吹きかけて保管した感じの痕跡が!
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こちらはレコードを取り出した時の指紋がバッチリ残っていてホコリもそのままです...。
まぁすべてこんな感じのレコードでしたので、全部洗い清めました!(笑)
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その中で激レア品をゲットです。
YAMAHAのダイレクトカットの非売品!
ダイレクトカットは激レアでバカみたいに高音質!
このレコードは二種類存在し
デジタルマスターの同じレコードは低域が緩くて高域の切れが無いです。
この写真以外で、私が高校生の時に入手した1枚を今でも店頭で試聴用として使っております。
聴き比べますと、私の持っているものの方が音抜けと低域の反応が良く
今回入手したものは若干おとなしい感じです。
プレスの順番とかによる差や何度も掛けた事によるレコードの劣化?による音の差だと感じます...。

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購入価格は なんと! ¥1,430-
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洗い清めたレコードを試聴してみます..。
アトラスのレイブラウンのレコードのみ
1曲目の溝がつぶれているのか音が歪んでしまう状態でしたが、その他はOKでした。
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何故なのかよくわかりませんが、CD盤を購入してもテンションは上がりませんが
レコードはテンションが上がります!(笑)

以下コロナ解禁後の外食

江南で天津飯セット
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同伴者が注文した中華飯
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浅野屋 特上うな丼
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初めて入店した喫茶店の ポークジンジャー定食
極厚のステーキ状態で腹満腹になりました!
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スリランカ カレーを食べに行こうと誘われて...。
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飲み物セットで コーヒーフロートを
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2023年05月27日

DAPケーブル 3.5mm--3.5mm(ステレオミニジャック仕様)

少し前のブログを観たお客様からDAPケーブルの製作依頼を受けました...。

今回はポータブル用という事なのでアース線の引き出しは無く
シールドアースはグランド共通型に変えて製作しました。

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ケーブルは、Ultimateケーブルを超えた構造の限界突破型の特別仕様です。
Ultimateケーブルよりワイドレンジかつ高分解能、癖や付帯音などを感じないケーブルです。

前に紹介したDAPケーブルの説明で、
BluetoothスピーカーのAUX(3.5mmステレオミニジャック)から
入力して聴いても良さが判るという事を申し上げましたので完成後のテストでビデオを撮りました。

一般的なiPhoneやスマホ、ビデオやカメラを使用して録画しますと
自動的に録音レベルなどが調整されるALCが働き
小さな音は大きく、大きな音は小さくして音量一定で聴きやすい録音になりますが、
下の写真のSONY HDR-MV1 の場合、何も調整しないリニア録音で動画が撮影できますので
こちらでビデオを撮りました。

完全なる空気録音です。

ヘッドフォンを使い一般的なYoutubeなどの動画視聴時よりボリュームを大きめで視聴しますと
リアリティー溢れる音で観る事ができると思います。

音の入力機器は、
スピーカーは T7 ウォークマンはSONY NW-A45安ったです。(笑)

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スピーカーから5m以上離れても音が通ります。

下記Youtubeで確認ください。
このブログ内での動画試聴ではなく、YoutubeロゴをクリックしてYoutube本体へ飛び
画面にある動画の設定(歯車マーク)で、
1080PのHD画質へ変更してして視聴しますと高音質化します。

posted by SoundJulia at 12:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月20日

Debut ConneX DCB-41

エラック最新型アクティブスピーカーをテストです...。
価格は定価:¥94,600-
現在の実売最安値:¥81,300-(価格ドットコム調べ)

現在取り扱っているAIRPULSE A80と比べてどうなのかという興味です。

今回のスピーカーは、ARC対応なので
テレビのHDMIにARC機能が付いている場合、
テレビのリモコン操作でスピーカの音量や電源が連動します。

PCから音出しの場合はUSBやBluetooth(apt-x対応)

光デジタル入力も付いています。

レコードプレーヤーを直接つなげるフォノ入力(MM)も付いています。
もちろんライン入力も可能!

到着しました。
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開梱
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付属品等
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●外形寸法:140W×245H×203Dmm 小型です。
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パナソニックの有機ELテレビにつなげてセットしました。
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まずBluetooth(apt-x)で聴いてみると...。
問題なく良い感じです。
締まりと抜け感が良く高域に若干の輝きと艶があります。

続いてPCからUSB(最大 96kHz 24bit)
こちらはBluetooth接続より音密度感が増し精緻な感じに変化
ノートPCへリッピングした音源も綺麗に再生して高音質です。

TVアプリのYoutube試聴でも良いのですがCMが入るので
PCからTVへHDMIで繋ぎYoutubeを試聴! 快適で音質も素晴らしい!
TVやアマゾンプライムビデオの試聴もTVの音とは思えない良さです。
TVのリモコンで連動しますから、リモコン1個で操作を済ませたい方には便利!

エラックのミラコード90を繋ぎレコードを聴いてみましたが、
ゲインが少し低い感じで通常試聴は良いのですが、爆音まで音量が上がりません。
カートリッジの出力は2.2〜4.9mVなので低くはないのですが、もう少し増幅度があった方がありがたいです。

PCとUSB接続でリッピングした音源やYoutubeを視聴してみました...。
A80と比べてどうかですが、
価格的にはA80が¥85,000- Debut ConneX DCB-41は¥81,000- まぁ良い勝負です。
爆音までの出音安定度はA80に余裕があります。
Debut ConneX DCB-41には低域を豊かにするXbassが付いていてこれをONすると
一回り大きな箱になったかのようななり方をしますので使えるスイッチだと感じます。
(A80はトレベルとバスのコントロールツマミが付いている)
あと色々と比較する部分はあるのですが、甲乙つけがたい感じです。

出音の締まりが良く高域にキレと若干艶感のあるDebut ConneX DCB-41
全体的にフラットで癖のないA80
A80とDebut ConneX DCB-41では、
トゥイーターがリボンとソフトドームで違い
ウーファーはメタルとポリプロピレンの違いがありますが
どちらも¥100,000-以下で買えるスピーカーの出音とは思えない良さです。
下手に数十万円でバラコン(CD+プリメイン+スピーカー)を組んで音出しするより
完成度の高い音が出ると感じます。

出音の傾向がA80はアメリカ系Debut ConneX DCB-41はヨーロッパ系って感じです。
ここで好みが出るかと思いますが、
個人的には、この価格でこの音ならどちらでもOKかな...。

低価格でここまでの音が出ると怖い時代になってきたと感じます。
高級(高額な)小型スピーカーを展示販売しているお店の場合
AIRPULSE A80/A100/A300は展示しませんので
このエラックのDebut ConneX DCB-41も展示試聴する店はほぼ無いと思います。

今回テストしたこのDebut ConneX DCB-41は展示試聴用で1セット導入し
販売価格は価格ドットコムの最安値と同じで販売いたします。

Youtubeで試聴時の動画をUPしました。

posted by SoundJulia at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月15日

DAP、カーオーディオ用 ラインケーブル

ホームではなくカーオーディオマニアのお客様からのご注文でケーブルを作りました。
元々、当店で販売していたMILスペックケーブル、
オレンジ君、シルバー君をお気に入りで使用されていたのですが、
その後、当店のドライカーボンアクセサリーをカーオーディオで使用されてお気に入りいただき
さらなる高音質化という事で、今回ケーブルの製作依頼を受けました。

音源はDAPからアンプを通してスピーカーを鳴らす方式
DAPからの出力3.5mmミニプラグと
バッファ的に使用しているアンプの出力ケーブルを作りました。

DAP用
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パープルのリードはアース線
当店のケーブルは特殊なシールド構造になつていますので
アースの落ちていないDAPを車のシャシーをアースに見立てて落とします。
車は金属の塊ですから、現在人気の仮想アースの化け物みたいな扱いです。

ケーブルは固いと使いにくいので端末以外は柔軟です。
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バッファアンプ用 3.5mm→RCA(ジャック)
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どちらも当店のUltimateケーブルを超える限界突破構造で製作しました。

車ではなく店の環境でSONYウォークマンからの音出して
市販の3.5mmミニプラグ付きケーブルと今回製作したケーブルで試聴してみましたが
分解能やレンジ感、音色、表現、マルチ録音の分離の良さ...etc。
圧倒的な差が出ました!
チープな物でも聞き分けられるのか?と
ウォークマンからBluetoothスピーカーの外部3.5mmミニプラグ入力へつないで試聴してみると
SONY純正の3.5mmミニプラグケーブルから繋ぎ変えて試聴しますと
情報量が多くなり高域は綺麗で低域は弾み出音の力強さや彫の深さにかなりの差が出ました。

これなら音的に詰めているカーオーディオでも十分な変化が期待できると思います。
繋ぎ変えた後のコメントが早く聞きたいです!
posted by SoundJulia at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月09日

CD34改(NOS DAC)修理

数年前に当店で販売したCD34の改造品 ノンオーバーサンプリング仕様をお使いのお客様から
「最近トレイ動作がNGになった...」という連絡が入り CD34を預かりました。

サクッとバラします。 
ネジは六角星形なのでトルクスレンチが必要かつボディーと内部でネジが違います。
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トレイを動かすドライブモーターの動きがおかしいので確認すると
ドライブベルトが切れて、プーリーへ引っかかっておりました...。
純正のゴムベルトは無いので、ゴムより耐久性のある材質で現物合わせでベルトを作り換装!
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修理完了後、
ピックアップレンズを確認すると(やや白い)
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気になるのでクリーニングしました。
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ビフォー
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アフター
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サクッと組み立てて動作確認OKなんですが、
今回のベルトは私が新規製作したベルトですから、
もしかして、しばらくすると、つなぎ合わせた部分が剥がれてしまう可能性があります。(^^;)
ベルト製作時はグイっと引っ張って確認して問題なかったのですが、
このまま3日程度テンションが掛かった状態でトレイを動作させたりとかして問題なければ修理完了です。

NOS改でケーブル直だしなので出音は鮮度感があり生っぽく音色濃い目で厚い!
ダイアナクラールを聴きながらブログっておりますがイイです。
あまりに良いのでゲルマニウムトランジスタアンプに繋げて再試聴...更に良い!
オーディオ馬鹿は音を聞き始めると仕事が止まってしまいます(笑)
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posted by SoundJulia at 17:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月08日

ドライカーボンメタルラックとメタルウーファースタンド

お客様からスーパーウーファー用のスタンドをご注文いただいたついでに
当店用のスタンドも製作いたしました。

メタルスタンドへ使用している金属は、
当店のドライカーボンインシュレーターSJ-SIへ組み合わせるメタルベースと同じ特殊素材です。
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ポールの先端へSJ-SIをはめ込む様に作りました。
この構造ですと巨大で極重なメタルベースでウーファーを持ち上げることになりますし、
持ち上げることにより定在波対策にも効き目がありますから低域の改善効果は絶大!!
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YST-SW1000Lを載せました。
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続いてラックです。
GWの休みを利用し、お蔵にしていたカーボンメタルラックを引っ張り出して組み立てました。
WN(ブラックウォールナット)のラック1台と入れ替えました。

メタルベースと同じ金属をマシンで彫り込んで凹加工しその部分へドライカーボンをはめています。
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見た目薄いので軽そうに見えますが、とんでもない重量です(笑)
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音の入り口機器をメタルラックへセットして音出ししましたが、
今までと同じ装置??というほど音の雰囲気が変わりました。

スパーウーファーをONした時の「バフバフ」「ブオンブオン」と聞こえるだらしない低域は皆無!
ダブル使いのYST-SW1000Lは、
ハーツフィールドと一体になる感じで低域分解能が良くなり
低い位置へ置いていた時の障害が減少してクリアです。

ハーツフィールドからの出音はエネルギー感の凸凹を感じなくなり
音が聴きやすく音場は広くなりビンテージ臭さを感じません。
地に足が付いたような踏ん張りと静けさを感じるような高S/N感
075が放つ高域は「ジャリジャリ」した雑い感じがなく高分解能で精緻です。

何かしらを少し弄ると途端に出音が変化する敏感な感じになりましたので
色々聴きながらセッティングを詰めようと考えております。


posted by SoundJulia at 12:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月02日

音響パネルの使い方と効果について!

先にお知らせから失礼いたします。

GWの営業ですが、3日,4日は定休日5日,6日,7日は不定休となります。
GW中でもメールは1日1回確認いたします。

それでは本題です。

私が学生時代から色々な方々のオーディオ部屋や、
昔はたくさん存在したオーディオ店などで体験した感覚ですが、
音響的に対策されていない部屋でオーディオセットから音出しした場合
高額なハイエンドモデルで音出ししても
期待するような高音質サウンドにはならないと感じる場合が殆どでした。

今回の説明は、一般的な住宅で基本的な四角い6面体の部屋にて
当店オリジナルの音響パネルを使用して
部屋の音響を改善し、現在使用中の機器の出音を改善する考えとなっております。

以下音優先とした基本的な説明になります。
部屋の形が違う、スピーカーの置き場所が違う、
パネルを置く部分には〇〇が置いてあって置けない等
色々な条件があると思いますが、
部屋の使い方やビジュアル優先ではなく
音響処理を優先とした設置になりますので
条件に合った使い方で改善していただければと考えております。

当店の音響パネルは一般的な吸音材(グラスウールやスポンジ系)や
反射材(凸凹パネル、棒状の物)でできておりませんので
吸音しすぎて躍動感のないつまらない音になったり、
吸音材のように中高域だけ吸音したり、
反射材のように反射のみで低域に対しては効果なしとは違う効き方になります。

当店のパネルには吸音と反射の効果がありますので
置き場所が良ければ(効果のある場所へセットした場合)
明確な出音で躍動感や音色が良くなり分解能も上がり
出音のスピード感も向上してボリュームが上がったかのような感じになります。

最初に設置するべきところは、部屋のコーナー部分@です。
この部分は音だまりができて定在波が発生しますので、
未対策の場合の出音は
低域のこもった感じや全域にわたる分解能の低下、もっさりして遅い感じの出音になります。
@部分へ当店の音響パネルをセットした場合(コーナーを対策)
低域のこもった感じが減少し分解能の向上や中高域の透明感が増します。

一般的な吸音材系のコーナー対策グッズの場合、
低域に対して殆ど効き目がない為、低域の改善効果は薄いです。(低域はボケたまま)
コーナー部分を床から天井までの吸音系対策グッツを使用した場合、
中高域を吸いすぎて殆ど反射しませんので音色の乏しいつまらない音になる場合が多いです。
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続いてはAです。
部屋の四隅のコーナー部分は定在波が生じますので
まず先にこの部分を対策すると効果的で、@の効果を助長させます。
(Aの部分へ物がごちゃごちゃ置いてある場合Bを先にしても良いと思います。)
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続いてはBです。
この部分へセットした場合、定位が改善して前後の奥行き感も改善します。
ボーカルの位置もバッチリ決まりますので気持ちの良いステレオ感になると思います。

このセンター部分へTVが置いてある場合、最高の音響改悪になります。
試しにTVの画面へ絹が最良ですが、ウールの毛布、バスタオルなどを掛けて塞いでみてください。
生地的には@絹Aウール100%B綿の順番で出音の質感が(@良い〜少し雑い)と変わります。

Bの部分へラックが置いてあって機器が入ってる場合、乱反射していますのでTVよりマシですが、
昭和時代によく見たガラスの扉付きラックはTVと同等で最悪な感じです...。

それらの前へパネルを置いてみると(邪魔ですが)著しい改善効果を体験できます。
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続いてCです。
この部分の効果は音場空間に効き目が出ます。
音場が部屋の壁の内側に展開する感じから壁の外側まで広く展開するように聞こえてきます。
Cの部分へパネルを置いたり外したりして聴いてみると音場の違いが明らかで不思議な感覚になると思います。
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続いてDになります。
この部分へセットしますと後ろの壁へ当たった音が再び前面の壁へ反射する事を減少させますので
更に低域の淀みも改善し、澄んだ音場で、音階が明確に聞こえる低域へ変化します。
前に椅子などがあっても低域は通過しますので背面壁の前は効き目があります。
余裕がある場合、置いてみると効果的です。
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基本的な考えですが、数万円で購入できるミニコンポ以上のオーディオ装置を購入して音出しする場合
すでに一般の方々は購入しない趣味の域の高額機器を購入して高音質を目指すという考えになっています。
冷静に考えれば音質改善に一番効果的な部分は機器のグレードではなく部屋の音響ですので
この部分を先に改善しませんと意味がないように感じています。

私もマンション住まいだった20代の頃に色々とチェレンジして経験しましたが
高額な機器へ次々買い替えたところで
ある水準まで音質が向上した後は、出音の雰囲気が変わるだけで音質的には改善しない為、
ケーブルやインシュレーターなどのアクセサリー類も弄りたくりましたが
結局、目指す様な感じに音は良くはなりませんでした。
結婚して引越しした部屋で同じ装置で音出ししてみると
同じ機器でも部屋の違いで全く異なる出音になり、
どうしたものかとオーディオ沼にハマった経験があります。

ユーザー時代に紆余曲折ありオーディオ店を営むようになってからは
更に色々な方々の部屋、防音室、楽器練習室、〇〇式オーディオルームなど
色々と体験させていただく経験ができたおかげで
部屋の音響改善が最高の高音質化の近道と再認識いたしました。

現在の店舗は、今までの経験を生かして音響的に改善されております。
この部屋の作り方で何軒ものオーディオルームを手掛けさせていただきましたが
部屋を弄れない方々の方が圧倒的多数と思いますので
この音響パネルで改善できるお手伝いができればと考えています。

現在、注文品の納品は全て完了しまして
余剰で製作したパネルがございますので即納可能です。

音響パネル
・大:高さ1240mm、幅640mm、厚み30mm
   1枚:¥99,000-(税込み)

・小:高さ  640mm、幅640mm、厚み30mm
   1枚:¥67,100-(税込み)

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posted by SoundJulia at 12:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする