2022年10月29日

SoundJuliaオリジナル ラック&音響パネル

現在当ブログのオーディオルーム建築中で傾斜天井の空きスペース部分へロフトを作ったのですが、
その部分の調整用音響パネルを製作する時期に合わせて
当店をご利用いただいているお客様で音響パネルを希望されていらっしゃる方の分も製作しました。

このパネルは一般的な吸音パネルと違って
低周波や雑味を吸収して吸音反射する特殊なカルム材使用の音響パネルです。
一般的なウレタンやグラスウールの吸音材の様に躍動感がそがれてつまらない表現になったり
高域ばかり吸音されて低域は殆ど吸音しないという感じがありません。
スピーカー横に置いた場合、聴感上の音圧が下がることなく
濁りや雑味、低域のボケ感が改善され、しっかり感のある出音になります。

写真のモデルは小型サイズで600x600 大型は1200x600
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今回額縁となるフレームにはヒノキを使用しました。

DSC02835[1].jpg

実験としてTANNOY SuperRedMonitorの内側に2枚重ねでセットして
ハイトーンボイスのヘイリーを試聴してみましたが
声もトライアングルも澄んだ綺麗な出音になり高域が吸収されて寂しくなる感じは無比
低域も分離が良くなり太鼓の響く感じがリアルで迫力が増しました。

オーディオを聴く部屋の音響的な補正用として依頼された時のみ製作しておりましたが
効果が良いのでオリジナルの音響パネルとして販売する事を検討しております...。

DSC02836[1].jpg

その他、特注メタルラックのオーダーをいただきましたので現在製作中です。
今回の特注オーダー品は
当店のSJ-SI+メタルベース構造のラックになります。

下の写真は最下段の板にポールを繋いだだけですが、
ポールの細くなっている部分へ15mmの棚板と10mmのドライカーボン板を重ね棚板となる構造です。
棚板は普通の鉄板ではなくメタルベースと同じ素材ですので凄い重量になります。
メタル棚板だけでワイドが600mm奥行450mm厚み15mmなので1枚当たり約32Kgです。

音質傾向はHi-Fi一直線です。
静寂感を感じるほどの超S/N感
ウルトラワイドレンジで高分解能
広い音場空間を感じる出音になります。
ドライカーボンのボードが完成しましたら一度組み上げます。

DSC02832[1].jpg
posted by SoundJulia at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする