2022年08月30日

AERO 15 OLED クリエーター用PCのメモリ増設

Win10からWin11へ変わる時に購入した
グラフィックボード(GPU)搭載のクリエーター用の超高性能PCですが、
最初のメモリーが8GBx2枚の16GBでしたので
悔いのないよう、これ以上は無い64GBへ増やしました。


このノートPCは、上記動画のメモリーが64GBになったという感じです。
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熱処理を考えたクーリングファンが付いていますので背面はこんな感じ
上にあるのが32GBのメモリー
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緑の基盤がメモリー2枚刺し デュアルチャネル
バッテリーも巨大ですし、CPUのヒートシンクやファンが物々しくて笑えます...。
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メモリーをサクッと交換しました。接点部分には当店のスーパーコンタクトオイルを塗布しました。(笑)
右側のUSBジャックが付いているあたりに、
ピンクのガムみたいなものがついているところが見えますが、これがストレージ(SSD)
バッテリーのG-Styleと書いてある左側にもストレージの増設が可能です。
(メモリーもSSDも規格が合わないと使用できませんので調べる必要があります。)
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交換後、メモリー(RAM)が64GBに変わりました。
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メモリーの使用率も下がりました。
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このPCの見た目がカッコ良くて、ゲーミングPCの様な派手さがないのでお気に入りです。
排気ポートはランボルギーニのケツみたいです。(笑)
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こんな感じ!
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キーボードはバックライト点灯可能で、色を変えたりフラッシュしたり遊べます。
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画面は有機ELディスプレーで4K画質 しかもPANTONE
背面はAEROのロゴが光ります。
画像は、まるで高精細の写真が動いている感じの綺麗さです。

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元々の状態でモッサリ感は無比でしたが、
メモリーの増設で、ブラウザや写真をイジる時の動作が体感的に更に俊敏になりました。

で、外したメモリー8GB 2枚を放置するのがもったいないので
自宅用のノートPC、4GBが2枚使用されているメモリーと入れ替えました。
(最高スペックの同一規格なので使用可能)
富士通のノートPCの中では最高ランクの製品ですが、
購入時にケチってメモリーが8GBのものを購入したので今回外した8GB2枚で16GBへ増設しました。

ビス1本外すだけで簡単に付け替えできる構造になっています。
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サクッと交換しました。
接点部分には当店のスーパーコンタクトオイルを塗布しております。(笑)
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16GBになり使用率も下がりました。
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住宅用はこんな程度で十分です。
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posted by SoundJulia at 12:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月29日

ACOUSTIC ENERGY AE1mk3 修理

15〜16年前、私の友人に販売したスピーカー ACOUSTIC ENERGY AE1mk3ですが、
音が歪むということで預かった...。

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確認すると、ウーファーのコーンが前後する時、ボイスコイルが擦れる音が!
とりあえず外して確認するために分解...

リアバッフルを外しました。
ネットワークは基盤利用ではなく、パーツの配線を利用したパーツ直結で珍しい作り!
私の個人的な考えも、この方が音質的には良いと思います。
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BOXの作りですが、MDF製BOX内部の上下左右へ鉄板を貼り付け補強
フロントバッフルは10mm厚のアルミ板なのでガチガチ構造でクソ重い(笑)
更に剛性を高めるために側面パネルはボルトとナットで繋いである鬼のような構造...。(笑)

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ユニットを外しました。

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外から見ても分からないけど、
ボイスコイルと磁気ギャップ内で何かしらの問題があることは確実
考えられることはセンターズレ、磁気ギャップに異物が入っている、ボイスコイル破損など...

JBLのユニットならパーツが入手できるので、自分でも何とかなりそうだけど
このユニットの場合、アルミコーン、しかも内部のダンパーなどパーツの入手が?なので
普通の人ができない事をやってしまう方へ依頼して分解確認してもらうと...

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磁気ギャップ内にメッキのサビが入り擦れていたという事で
磁気ギャップ内をクリーニングしてもらい
今後同じ事が起きないように処理して元通りに戻してもらった!

どの様に作業したのか?ですが、アルミのコーンも、
コーンのエッジも内部のダンパーも損傷しないように上手いこと接着剤を剥がしたとか...。

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直って戻ってきたので配線を接続して組み込んでみる...
ユニットまでの配線は、テフロン被覆の線材でハンダ付けです。

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音質確認のため、モノーラルで聞いてみますと、
左右の音質に違和感はなくセンター定位で全く問題なく聞こえます。

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このアコーステックエナジーのAEシリーズは
元々フィル・ジョーンズの作品なので
現行販売中のエアパルスA100/A80/300Pro等にそっくりです。

このMKVはフィル・ジョーンズが去った後の製品なので
フィル・ジョーンズ在籍中のMKUまでの音作りとは違いがありますが、
ウーファーの見た目は2004年のAE1MKVと現行のA80と色は違いますが見た目はそっくりです。

黒いスピーカーがA80で、手前のスピーカーがAE1MKV
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音質はMKUまでのクッキリ描く感じから変わり、
しなやかで繊細、低域は、ゆったり伸びる感じに変化しています。
能率が87dBなので、少し音量を上げると直ぐに100W以上必要になってしまいます。

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上手く直ったので友人へ返しました!
posted by SoundJulia at 20:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月27日

オリンパスミニ 内部配線をWesternElectricケーブルとして  ステレオサウンドS1000W 誕生!

当店で改造したS1000ですが、
ステレオサウンドの会長(原田氏)と、
スピーカーを手掛けたアラクラフトの(新井氏)の目に留まり
お二人がお気に入りになられた事もあり
ステレオサウンドから販売されていたS1000の型番をS1000Wへ変更し、
内部配線のビニールコードはWesternElectricのケーブルへ、
接点部分はハンダ付けへ変更した新型が2022年9月から販売になります。

ステレオサウンドから販売されるS1000Wは、
内部配線材にWesternElectricの線材を使用した事と、
ターミナル部分の接点をハンダ付け方式へ変更した2点が
今まで販売されていたS1000との相違点ですが、
この製品の元になった当店の改造内容は下記の通りで、
ステレオサウンドから販売されるS1000Wとは少し異なります。

当店の改造内容
・内部配線をWesternElectricの線材(ブラックエナメル絹巻き単線)へ変更
・ターミナル部分の接点を全てハンダ付けへ変更
・グランド配線を一点集中へ変更
・内部吸音材を純正吸音材はそのままで更に異種吸音材を追加

ステレオサウンドから当店へ提案がありまして
当店の方で、廃盤となったS1000のWestern Electric配線化の改造を
引き受けることにいたしました。
改造内容は、上記の当店方式となります。

S1000のS1000Western Electric化スピーカーは当店で試聴可能です。


下記はスレテオサウンド誌の広告

S1000W  遉セ蜻・024_1.jpg
posted by SoundJulia at 14:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月02日

特注品 THORENS Reference ベースラック納品!

既製品のラックと入れ替えてきました。
迫力ある存在感!! 今見ても圧倒的です...。
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サイズ的にはピッタリで見た目も良好となりました。

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引いてみた感じ...。
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既製品に比べどうだったかですが、一言でいうと「激変」(笑)

既製品の場合、中低域の厚みと太さで押してくる感じが印象的な出音でしたが、
入れ替えると、音色は豊かになり、中高域の伸びや分解能が上がり
低域のボテッとして遅い感じが無くなり、混濁感やヌケの悪さが改善され
立ち上がりとたち下がりが早くなり圧倒的にスピード感が上がりました。

制振材やラックの素材で死んでいた躍動感が復活して以前より明るく聞きやすい感じに変化し、
分解能が向上しているので細かな部分の表現が改善され
演奏しているアーチストのテクニックが感じられるようになりました。

もう一つ驚いたことですが、
既製品のほうが重量は重たく見た目はガッチリしているのですが
爆音再生時にラックの側板を触ると、
既製品の方は、制振グッズが多々使用されているのにビリビリと振動し、
このラックの方は殆ど振動していなかったところです。

既製品は木のチップを接着剤と圧縮して固めた素材だと思われるのが振動する原因
当店のラックは合板構造にブラックウォールナットの突板を貼り付けているので
材料の違いや繊維方向の違いに寄る差が出たと思われます。
また、軽いほうが速く響いて収束も早いという面もあると考えられます。

黒くて重厚な見た目のラックからブラックウォールナットのラックへ交換したことで
ビジュアル的にも改善効果があり、かなり印象が変化しました。

話は変わります。
現在、お客様から相談を受けたメタルラックを検討中で
棚板を重ねる構造とポールの太さをどうするか考えています。

Φ35が左 Φ40が右 締まって見える黒のほうがボテッとした感じに見えますので
Φ35でポールを検討しています。
Φ20だと細くてカッコよく見えるのですが、
ある程度の太さがあると中低域の安定感と押し出しも違ってくるので
見た目と太さで考えるとΦ35程度かなと言う感じです。
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以下余談
コロナがひどくなる前に食した外食...。

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バターチキンカレー
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きれいなサフランライス
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名古屋では有名な鈴波本店の定食
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おいしいのですが、私の舌には強烈に甘いです。
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安定のうまさ (ご飯 小)
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コロナが酷すぎるので今は外食をしませんが
収束してきたらまた食しに行きたいと考えております...。

posted by SoundJulia at 15:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月01日

カクテルオーディオ X45 

お客様からご注文いただいたX45ですが、
ストレージの取り付けや初期設定をお願いされましたので新品を開梱して作業しました。

輸入代理店から到着!
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X45「こんにちは!」
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新品は良いですね!
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背面はこんな感じです。
ジャックやインレット、フューズなどへ、スーパーコンタクトオイルを塗布しました。
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ストレージを取り付けて初期設定を済ませセットアップ完了!
グレースノートをONしてデータベースも入れました。
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早速リッピングしてみます。
リッピングクオリティーは超高音質、方式はWAV
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多彩な入力!
DigitalもアナログラインもフォノもUSB DACも(笑)
出力の方も色々とON/OFF可能です。
使わない物はOFFして高音質化が可能となります。
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2枚ほど最高レベルでリッピング
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問題なく再生します。
インフォメーション画面でデータを確認
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X45の定価:¥40万(税込み¥44万)現在の実売価格は税込みで¥40万前後(当店で購入可能)

高分解能でクッキリとした抜けの良いサウンドですから
同価格程度の単体CDプレーヤーと比べても劣る感じは全く無いです。

色々と使える事を考えると抜群のコスパだと思います。
レコードを聴く場合のフォノイコも内蔵で、聞きながら本体ストレージへ録音できます。
ハイレゾ、DSD、MQA-CDなども対応し、
CDプレーヤーみたいなリモコンが付属されていますのでリモコン操作が可能で
ネットへ接続している場合、スマホやタブレットからの操作も可能となっております。

何と!FMも聴けます。
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インターネットサービスを契約していれば下記へ登録後、本機で聴けます。
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アマゾンプライムに加入していればAmazonMusicが聴けます。
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ネットワークプレーヤーの場合、
本体、ストレージ、ハブが必要ですが、本機は本体だけでも使用可能です。

ネットワークへ繋ぐ場合、無線ランの場合はWi-Fi用のUSBアンテナが必要ですが
LANケーブルでつなぐ場合、自動にしておけばLANケーブルを挿し込むだけで認識しますので
面倒な設定は必要ないです。

いわゆるこういう類の機器では一番簡単でコスパも良いという事になりますから
CDプレーヤーからこういう類の物へ移行する場合
カクテルオーディオは抜群なコスパで簡単かつ高音質な機器の一つです。
当店の店頭デモ機として、X35とX50Proがあります。





posted by SoundJulia at 15:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする