2022年07月29日

第二の人生 オーディオルーム新築工事 その3

工事はドンドン進みますので、基礎工事から棟上げ、屋根が形になる辺りまで公開します。

その2で基礎の鉄筋を組んだところを紹介しておりませんでしたので改めて公開します。
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基礎が完成します。

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それから砕石を投入となります。
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かなりの重労働です...。
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敷き詰めました。
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棟上げ式は雨でしたので、柱を一本だけ立て、晴れてから行いました。
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天気が良くなり工事が一気に進みます。
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傾斜天井なので屋根は斜めです。
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木造ですが、基礎も構造もガッチリしています。

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吹き抜け構造ですが、通常の部屋だと天井となる部分へサウンドジュリア式ディフューザーを付けます。
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つづく

特注品 THORENS Reference ベースラック完成!

お客様よりご注文いただいた
トーレンス リファレンスの置き台となるベースラックが完成しました。

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最高級ブラックウォールナット仕様で抜群の質感です!

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地震などでプレーヤーがズレ落ちないようコーナー部分へ凸加工しております。

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構造は、スピーカー用ベースボードやオーディオボードの構造と同じで製作しておりますので
一般的によく使用される安価なMDFやパーチクルボード、集成材等とは違います。

制振構造だと音が死にますし、上記の材質の場合安っぽい音の質感になりますので
板の構造は、ベースとなる無垢板の芯材があり、その周りをブラックウォールナットで巻いている感じです。

現在使用されているオーディオメーカー製の既製品と入れ替えた場合
どの様に音質が変化するのかが楽しみです。

サウンドジュリアの店頭で使用しているラックは
天板や棚板を凹加工してその中へドライカーボンの板を嵌めています。
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こんな感じ...。

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拘る方用ですが、機器は置き場所で音質に違いが出ます。
安物の木は音がボケて響いて混濁しますが、
良い材料と構造の場合、質感が上がり色気や艶が出る感じの表現となります。

他のお客様よりスピーカーベースボードなども制作依頼を請けましたので進めております。
タグ:ラック
posted by SoundJulia at 14:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月23日

第二の人生 オーディオルーム新築工事 その2

基礎が完成し、床下になる部分へ極低音吸収の為の砕石を敷き詰めました。
その重さ8,500Kg(8.5トン)!
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この極太の根太の上へ捨て貼りをして無垢のフローリングを施工します。
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根太が二本となって真ん中に隙間が開いているところがありますが、
これはフロア全体が振動しないようにスピーカーをセットする側と
リスニング側とで床を分割して振動縁切りする構造のためこの様になっています。
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捨て貼りは、砕石と接触しない様に僅かな隙間を開けて根太へ固定します。
(石と板をくっつけると制振ボードの構造になり音が死んでしまいます。)

密閉状態で閉塞されるオーディオルームでは、低域エネルギーの処理が困難ですが、
この床下砕石と、室内の腰壁も砕石を用いて低域を吸収処理し、
バフバフ、ドロドロと低音が室内で渦を巻くことがない様に吸収処理されます。
無音状態では「シーン」としたS/Nの良い静寂な部屋になる予定です。

壁には本漆喰を音響的な配合で使用し、見た目と質の良い反射音を両立させます。
防音室等の吸音材を多様した部屋のようにデッドで響かない部屋ではなく
オーディオ装置からの再生音にマッチした響きと吸音を考慮しています。

この後、棟上げ式となります。

2022年07月12日

バイオリンスーパートゥイーター 2セット到着!

先日ご紹介したバイオリンスーパートゥイーターの駆動システムが到着しました。
当店のお客様と、StereoSoundの原田会長さんの2セット分です。

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機器は研究所で少量生産される手作り品です。
宅急便で輸送されてきたので開梱して動作テストします。

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機器を出します。
専用アンプとバイオリンの駒を振動させるサウンドエンジン ステレオ仕様(L/R)2個が同梱されています。
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この洗濯ばさみ みたいな部分をバイオリンの駒へ挟みます。
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本当はバイオリンを2台使用して左右分けるのですが、
動作テストなので手持ちのバイオリンへ装着して音出ししました。
どちらも問題なく動作しました。
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挟む部分はバイオリンの駒と同じ材料を使用した手彫りです。
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専用アンプへライン入力(RCA)し、駒(サウンドエンジン)を振動させてバイオリンから音を出す仕組みです。
サウンドエンジン内に入っている振動部分はオーディオ用のアンプでは駆動できないので専用アンプで駆動します。
ボイスコイル方式ではない超高速反応で振動する構造となっています。

これを開発製造している研究所の使用法としては弦楽器スピーカー、バイオリンスピーカーとして
(ワイドレンジ盤は、バイオリンへ追加でビオラ、チェロ、コントラバスまで鳴らします。)
使用するものをオーディオ機器へ追加してスピーカーのスーパートゥイーターとして使いますので
左右独立のステレオ型で開発製造元へ特注オーダーしています。
尚、この製品は当店以外に取り扱いはございません。

オーディオ歴が長い方、スーパートゥイーターを色々と試された方
楽器の音色、倍音等に敏感な方ほど魅了されると思います。

お客様と原田会長さんへの納品が楽しみです。

posted by SoundJulia at 12:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月09日

Western Electric ブラックエナメル絹巻線へ変更のオリンパスミニ S1000 試聴

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ステレオサウンドから販売中のS1000(オリンパスミニ)
こちらの内部配線をWestern Electricの線材へ換装し、吸音材も調整して改造しましたので
このスピーカーを鳴らした動画をUPいたしました。

S1000はペア¥242,000-(税込み)のスピーカーで
オリジナルのオリンパス同様、コンプレッションドライバーとドロンコーンが付いており
フロントの組格子もオリジナルさながらで、見た目だけではなく音が出るオブジェという感じです。
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オーディオバカの私としては
もうワングレード音質と表現を向上させたくなるスピーカーでしたので改造しました...。

Western Electricの配線変更と吸音材を弄りますと、
混濁感が軽減し、音場や空間の再現性や楽器の音色が向上
音楽の表現は巧みになりウエスタンマジックにハマるという感じになります。

今回の仕様になるまでは、ネットワークまで弄ったりしましたが、
突っ走ると私個人の好みになってしまうため
オリジナルのネットワークはそのまま利用してチューニングした感じです。

試聴機材
・カクテルオーディオ X50Pro
・DiDiT DAC212SE
・ジェフロウランド コンセントラ
・S1000改Western Electric

SPスタンドはSoundJuliaオリジナルブラックウォールナット+カリン無垢材スタンド
店内は音響的に処理されているオーディオルームとなっております。

録音は、SONY HDR-MV1を使用し、
PCMリニア録音で音声未加工のままYoutubeへアップしております。
HDR-MV1は、ビデオカメラ、一眼レフ等の録音のようにカメラ内で音の加工はされません。
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2022年07月07日

StereoSound 原田 会長、ARACRAFT 新井 代表 ご来店!

当店にステレオサウンド会長の原田さんと、アラクラフト代表の新井さんがご来店されました。
用件は、ステレオサウンドから販売されているオリンパスのミニS1000改造スピーカーの試聴です。

           私      原田会長       新井代表
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挨拶を済ませ、
ノーマルのオリジナルモデルと改造モデルを聴いていただきました。
(改造モデルは内部配線をWestern Electricのブラックエナメル絹巻線へ変更し、内部吸音材を弄っています。)

先に私が弄った方から試聴!
出音一発目で開発担当の新井さんと原田会長から「う〜ん」と声が出て
「イイ音しますね こんなに変わるんですね!」と一言...。

改造モデルでボーカルやチェロ、バイオリン、ジャズ、クラシックなど色々と聴いていただいたあと
オリジナルモデルに変更して試聴していただくと、
1〜2曲の音出しで「もう判りました 改造品へ戻してください...。」と(笑)

私が使用して快適に音が聞けるように弄ったスピーカーなので、
どのような感じの感想をいただけるかなぁ?と心配でしたが、
「私のS1000も弄ってください。」とお願いされてしまった!

Western Electric好きな原田会長だけに、この変化は衝撃的だったようです。

ステレオサウンドで販売する商品(S1000)をWestern Electric配線へ変更し
商品化できる様なら商品化したいというお申し出もいただきましたので
後日、打ち合わせすることにいたしました。

あと、私が大変気に入っているバイオリンスーパートゥイーターを聴いていただきました。
スピーカーへ追加でスーパートゥイーターを入れる入れない(ON/OFF)すると、
「市販のスーパートゥイーターでは、この音色や倍音は出ない!
 購入できるものなら是非個人的に売って欲しい」とお願いされてしまいました!

新井さん曰く、「久しぶりに目がさめるような驚きを体験した!」と嬉しいコメント!

お二方ともに私よりオーディオバカ(失礼)の大先輩ですが、
良いものは良いという事を素直に受け止めることができて
笑顔で褒めてくれる方々で嬉しかったです。

どちらも高評価をいただけて、充実した一日になりました!


posted by SoundJulia at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする