2022年06月30日

DS-4NB70用 特注スタンド

お客様からの依頼で、当店のメタルベースに使用している特殊金属を使用したスタンドを作りました。
薄くて華奢に見えますが、剛性が高くフニャフニャした感じは微塵もないです。
また実物は見た目を疑う重さ!(笑)

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この天板の上にSJ-SIインシュレーターとメタルベースを合わせた複合インシュレーターを4個載せ
その上にスピーカーをセットする感じです。

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ポールはハードクロムメッキが施してありますので表面がツルツルで、さびる事もないのですが、
天板と底板は切削したままです。

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板を平面にするためのフライス加工の跡がそのままですので
照明を当てるとジェフロウランドみたいな感じに光が反射します。
実物の方が写真より光の反射は、かなりおとなしいですからギラギラした感じはありません。
明るく輝くシルバーのスラっとしたスタンドに見えると思います。

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ジェフの本物だとこんな感じでギラギラです。

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スタンドを使用した時の特徴は、踏ん張りが効いて腰の入った感じの出音になります。
アルミ系のスタンドのように高域寄りになったり、鉄の防振スタンドの様なドンシャリになる事は無いです。
fレンジ感も広く、再生中のS/N感も良くなりますので、細かい音が良く聞こえ、
無駄な雑共振が減り出音はスッキリしてきますので音の見通しも良く残響なども綺麗に出ます。

ヨーロッパ系のスピーカーに見られる箱を鳴らして歌わせるタイプのスピーカーではない場合
概ねどのようなタイプでも好結果になると思います。


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2022年06月28日

第二の人生 オーディオルーム新築工事 その1

退職後の時間を有意義に過ごす為、オーディオルームを造ります。
いわゆるオーディオ人生最後の挑戦です!

所有する土地に2軒建っている古くて使わない建物を解体し
その空いた土地にオーディオ専用の建屋を造ります。

解体〜地鎮祭を総合したお祓い
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神主さんがお祓いしています。

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あっと言う間に解体が終わり地盤調査などをした後に基礎工事....。

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ガッツリと盛り上げ強固なべた基礎とします。

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仮枠の部分は柱を立てるところです。

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通常の建物(家)の場合、べた基礎の上に柱を立てて縁の下、床下は空間になるのですが、
そのような構造にした場合、床の強度が下がり防音効果も弱く低音で床が鳴りますので、
今回の建物に床下は無く、この基礎へリジットで根太と床が施工され
床と基礎の間にはSoundJulia式、低周波吸収 砕石工法が施されます。

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大雨や多少の水では浸水が無いように、基礎は盛り上げてありますので丈夫です。
人が立っている部分がオーディオルームとなります。

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傾斜天井、定在波反射拡散吸収稼働パネル、音響漆喰、反射音コントロールディフューザー、
スピーカー振動縁切り床、12回路オーディオ専用電源、低周波吸収砕石腰壁、天井平面反射防止桟...etc。
盛りだくさんですので乞うご期待!

2022年06月24日

アスカオーディオさん来訪

アスカオーディオさん来訪で音調ボックスのデモを体験いたしました。

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以下 アスカオーディオさんの「オーディオへの思い」です。

オーディオとは、絵画や彫刻と同じように芸術作品である音楽を鑑賞するためのツールであると考えています。

絵画や彫刻は多少の劣化はあるものの、現存していれば自分の目で鑑賞することができますが、音楽だけは演奏された音はレコードやCDに記録されているため、そのままでは音として聴くことは不可能です。

現在も活躍している演奏家のコンサートは条件が許せば鑑賞することは可能ですが、既にこの世を去っている演奏家は二度とコンサートに立ち会うことはできません。

それ故記録された音楽芸術を、出来れば自宅で目の前に再現できるシステムがオーディオの目標であることになります。

A社のアンプとB社のスピーカーを接続したシステムからは、かなり高価機器であろうと、それぞれが主張する音が出てくるだけで、目の前に演奏家は来てくれません。

演奏家が目の前に来てくれるためには、記録された音楽データを、ありきたりの言葉ですが、何も足さず何も引かずに再生することができなければいけません。

 以上

試した商品は写真の音調ボックス

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以下メーカーからの説明

特許取得済の4Kセラミックコーティングマイクロカーボンに新開発素材をブレンドした調音ボックス韻(HIBIKI)を発表します。

韻(HIBIKI)は調音、吸音、電磁波吸収、消臭、調湿の機能を持つ、新発明世界初のオーディオアクセサリーです。

使用しているのは特許取得済の4Kセラミックコーティングマイクロカーボンであり、それは何と1gあたり400uにもなる細胞単位の微細な壁面を有しています。韻(HIBIKI)1本では東京ドームグラウンド面積の23倍以上の約30万uにもなり、その微細な空間が、スピーカーから出た音の反響音を低域から高域まで吸収します。スピーカーボックスなどに使用される繊維質の吸音材は中高域しか吸音しませんが、韻(HIBIKI)は低域まで吸音できることです。(静岡工業試験所で測定確認済)

スピーカーから出た音は最短距離で耳まで届きますが、壁や家具などで反射した音波がそれを乱してしまいます。そのため耳に到達する音は、反響音によりゆがめられた音になり、スピーカーから出た音そのものではありません。

この反響音を吸収してあげると、スピーカーから出た音が反響音に邪魔されずに、はっきりと明瞭な音になります。特に消え入るような余韻等の微細な音ほど反響音の影響を受けるため、韻(HIBIKI)を設置すると解像度とSN比が向上し、反響による付帯音が減少いたします。韻(HIBIKI)は再生音の4K化し、微細な余韻までを鑑賞することが出来ます。

いくら高価なシステムでも一旦スピーカーから出た音は、部屋の影響を受けざるを得ないため、音質改善するためには、部屋の影響を削減することしかありません。

以上

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当店の場合、何もしていない一般家庭の部屋と違い音響コントロールが施されていますので
音調グッズを使用した場合、吸音系の物は吸音する部分が寂しくなり(概ね高域)
効果のない帯域はそのままの様な効き方になります。

この「韻」を店にセットして音出しした出音で効果を判断しますと
音がもっさり感じるような帯域や壁の反射音などに効き目があり
部屋の余計な反射音で音に濁りが生じ、見通しや定位感、分解能の低下などが起こる場合の対策には有効と感じます。
他の製品との違いは、効き目に癖が無く、変な響きが乗らない、小型軽量なのに効果的
こういう商品にしては価格が安いという点です。

総合評価としては効き目アリで優秀!
誰でも知っているような有名アクセサリーメーカーのパネルや高額な音響グッズより良いです。

KOTOBUKI社製の音快速との違いですが、
音快速の場合、効く帯域が異なる商品で構成されていますので必要なパネルで音調対策しますが
「韻」の場合は、そういう区分けが無く数を増やせば定位や空間表現、分解能が向上する効き方になると感じます。

一般的な吸音系の音調商品の場合、高域が減衰して躍動感の無いつまらない音になり
多く使用するとデッドで響かない部屋になり低域の改善は無いみたいな感じになってしまう場合が殆どですが、
「韻」も「音快速」も、そういう感じの方向へは行かないです。

「韻」の設置場所は、L/Rスピーカーの背面両淵(壁のコーナー面)
左右の壁
リズニングポイントの後ろの壁の両淵
この辺りへ6本使用すると変な響きが軽減して濁りが減り見通しの良い出音へ変化すると思います。
コスパの良い音調製品を試したい場合はお勧めです。

 ・韻(HIBIKI) 6本入り   60,000

 ・韻(HIBIKI) 2本入り   23,800

 ・連結用ユニット 2個入り 3,540

当店へ注文いただければ購入可能です。


posted by SoundJulia at 11:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする