個人的に所有しているWesternElectric秘蔵ケーブルを店にある機器へ繋ぎ直し
音楽を聴いたお客様から、どうしてもという依頼でラインケーブルを作りました...。
20年近く前に買い集めたケーブルを引っ張り出しどれで作るか選びます。😊
同軸ケーブルの構造は外から
(綿被覆、ペーパー巻き、網組シールド、ペーパー巻き、絹2重巻き、ブラックエナメル、錫メッキの銅単線)
これをプラグに合うように加工しました。
RCAプラグにハンダ付けします。
WesternElectricの線材でRCA→XLR変換ケーブルも作りました。
こんな感じで完成しました。
魔力的な音がするケーブルです。
濃くて深くて巧みな表現、安定して厚みのある中低域にとても安心感があり
立体的で肉質感あるボーカルの表現、アコースティック楽器がライブな感じで表現されますので
高級な高性能ケーブルとは全く別次元の出音となり
ハマる方は抜け出せなくなり(笑)現代機器で固められている方には異様な感じに聞こえると思います。
RCA-RCAのケーブルを規格が合いませんが、試しにS/PDIFのデジケーとして繋いで音出ししてみますと
なんの不具合もなく音は出てWesternElectric丸出しの出音で笑えました。
久しぶりにWesternElectricケーブルが放つ独特の臭いをかいで
何で何年もたっているのに臭いが消えないんだろうと思ってしまいました..。
うまく表現できませんが、煙草のような葉巻の様な臭いがするんです...。