2021年09月19日

メタルベース完成!?

10日のブログで返却したメタルベースですが、半数ほど仕上がって納品されました。
お待ちいただいていたお客様、大変お待たせいたしまして申し訳ございませんでした。

メタルベースは、
当店のドライカーボン製SJ-SIインシュレーターへ合わせて使うアイテムです。

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SJ-SIインシュレーターを嵌め込むとこんな感じ

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0.5mm凸 カーボン面が飛び出ます。
(メタルベースの高さは25mm)

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眉唾かと思われるかもしれませんが、
SJ-SIインシュレーターで高価を感じられていらっやるお客様、ぜひお試しください!
SJ-SIインシュレーター単品使用の時とは、目から鱗の向上を感じられると思います。

SJ-SIインシュレーターの価格は1個:¥5,500−(税込み)
メタルベースの価格は 1個;¥11,000-(税込み)


posted by SoundJulia at 14:03 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月10日

コロナ禍ですが当店をご利用いただき誠にありがとうございます。🙇

名古屋市もまた緊急事態宣言の延長になりコロナが収束しませんが
そんな中でも多々あるオーディオ店の中から当店をご利用いただきましてありがとうございます。

写真の機器は納品待ちです...。

・JBL 4312MU改WE
・Esoteric X-50W
・ミラコード90
・特注スピーカーケーブル
・真空管一式

以下は写真無し
・KOJO ArayMK2
・KOJO ArayMK2SE
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その他、
家のリーフォームに合わせてリビングの音響を整えて音楽が聞ける音響対策の相談、
先日ブログへUPしたSONY TA-F501も購入希望の方がいらっしゃるなど
最近オーディオ店らしい仕事をしている感があります。😅

それから、SJ-SIへ合わせるメタルベースが完成したのですが、
磨きが甘くイマイチでしたので、仕上げをやり直しています。
コロナの影響で、こういう特注加工品の納期が遅くなり色々と上手く行きません...。

完成をお待ちいただいているお客様、大変申し訳ございません。m(__)m
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余談ですが、
コロナで巣籠する時間が長く、家でPCやTVを観る事が多いと思います。
で、TVへエアパルスを繋いで音を高音質化したり
PCでyoutubeを再生して画はTV、音はDACを通してハイレゾ化したりとか、
ノートPCとTVを繋げるとか色々とやりましたが、
次回は超小型爆速PCをTVに繋げて有機ELテレビをPC化したいと策を練っております。
そうすると、TVのアプリでyoutube見るとCMが入りますが、
PCへABP入れてTVをPCモニターとして使えばyoutube視聴時にCMが出ませんし
TVアプリと違いサクサク動きますし、PC画面を高画質の大画面で観るのは楽ですし
PCへAmazonPrimeVideoとか入れてあれば無料で多くの映画も観れます...。
巣籠や暇な時間つぶしには最適な感じに使えるかと考えております...。


posted by SoundJulia at 14:38 | Comment(0) | その他のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月07日

QED AIRLOC プラグを付けました。


専用圧着工具を譲り受けていますので取り付けてみました。

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プラグの種類、Y型、バナナと圧着工具の受け側を切り替えて圧着できる様になっています。
ケーブル導体へスーパーコンタクトオイルを塗布して圧着、更に導通を向上させました。

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内部はこんな感じで一体化します。
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ハンダ付けより簡単です。😉
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反対側はマルチコンタクトプラグのスイス製、測定機用バナナを付けました。
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シールドケーブルですので外被の内側に左上の銅箔でシールドされています。
絶縁体は高品質な架橋ポリエチレンで絶縁性が高く、紫外線にも強く、電化の蓄積も少ないです。
¥1000万のスピーカーへ繋げますのでどういう結果になるのか楽しみです。
posted by SoundJulia at 14:53 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月05日

TA-F501

昨年ブログへしたSONYのTA-F501
S-master PRO搭載のフルデジタルアンプですが、
先日、問い合わせの電話がありましたので再び登場させました。

アンプは、球、石、デジタル等、
色々な物が手持ちにあると、試聴時に違いを確認できて便利です.


以下以前UPしたブログと重複しますが加筆しています。
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機器のS/Nが良いのでボリュームは無限大の上が-92dB
高能率のスピーカーを繋いで音楽を再生していても
ボリューム最小位置近くの場合、再生音が聞こえません。(笑)
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最大ボリュームは0dBを超えて+23dB (フォノ入力に時に役立ちます。)
普通のアンプの様にプリ部でゲインUPを行っていないので
デジタルもアナログラインの入力時でも
ユニティーゲインでボリューム調整になりますから
普通のアンプよりボリュームを上げて聴く感じになり情報量の欠落が少ないです。
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若干古い機器ですからテープ入力ポジションも付いています。
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フルデジタルアンプにフォノ入力が付いていてイケてますよね!
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音場補正では国産の高級品でアキュフェーズのDGが有名ですが
このTA-F501には専用マイクが付属されていて音場補正ができます。
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リスニングポイントで周波数特性をフラットにするか
SONYのリスニングルームの特性にするか選べます。
今回は補正無しで試聴します。
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シャーシも高剛性で、電源も専用電源を作りS-masterPROまで大盤振る舞い
電源が上段にセットされS-masterPROはシャーシ直付けでシールドされた引き回しの無い構造
トランジスタアンプに存在するクロスオーバー歪も低域の位相遅れも無いアンプ(笑)

球と石のアンプで聴きなれた耳で試聴...
電源を壁コンセントから供給して聴くと想像されるSONYの音
KOJOの電源フィルタを通して聴くと透明感が向上して抜けや切れが良くなり
fレンジも広く聞こえて音がぶっ飛んでくる感じになります。
更にKOJOのDA-6から完璧な正弦波交流の電源で供給すると
出音の質感は向上して高分解能で美しい音になりました。
スピード感というか反応の速さはピカイチで切れるという感じより
瞬間に立ち上がって瞬間に立ち下がる感じ...。
ビンテージアンプの反応が遅い艶のある音みたいな感じは無いですから
何だか聴いた事の無い様な素早さです。

レコードの溝にホコリが入って通常「プチ、パチ」聞こえる様なノイズは
油を引いてアツアツに熱したフライパンへ水を一滴入れると
瞬間にはじけ飛ぶような感じの反応に似てダレた感じは微塵も無いノイズ音!
鈍いアンプの「ボスッ」「ブチブチ、ボン」とかの様な音になりません。

ある意味気持ち良くてある意味宇宙人サウンド!(笑)

低域の位相遅れが無い為か、
キックドラムやスネアのアタック音などは少し違和感がある様に聞こえます。
一言で言うとパルス音の様に余韻が無く痩せて聞こえる様な感じです。

この辺りの特徴を開発時の技術者は理解している様で
従来のトランジスタアンプの位相遅れ特性を再現する補正が可能となっています。
(いわゆる改悪補正してトランジスタアンプの出音にする)
低域の出音に違和感を感じた場合は、補正を掛けて聴ける様になっています。
補正して聴くと今まで聴きなれた出音の感じになり
純粋無垢の汚れ感の無い音が少し汚れて聞こえシンバルの倍音も違って聞こえます。
しかし、なぜか音楽性とタメみたいな要素は掴みやすくなります。

入力にCDPのアナログOUTからアンプのライン入力SA-CD/CDへ繋いで聴くと
そのCDPの持つアナログOUTの音質が反映され、
CDPのデジタルOUTからアンプのデジタル入力へ繋ぐと、
先ほど感じたアナログOUT時の音の特徴が消えます。
なかなか面白いです。
分解能の高さや音の癖の無さで判断すると、デジタル入力で聴いた方が良いです。

長年オーディオを嗜んでいる場合、聴きなれていない出音部分に違和感を感じます。
特に低域辺りと、付帯音の無いピュアな感じと
フォノ入力時における抜群の反応で高域の分解能に全くダレが無い感じです。
低域は内部の機能で位相ずれ改悪補正で今まで聴きなれた感じになりますし
レコードの場合は高域を-3dBにすると違和感が無くなります。
余りに高性能すぎてフルデジタルアンプは現在も流行りませんが
聴いてみる価値はあると思います。
反応の良いスピーカーを使いSACDやハイレゾ音源、DSDなどを聴くと
CDの出音より良い事が理解できます。
同じ音源のSACDよりCDの方が良い感じに聞こえる場合
システムの何処かがボトルネックになっていて
情報の多いソースが良く聞こえない感じになっていると思います。

取りあえず現代のカクテルオーディオX50Dデジタル出力をTA-F501へ入力して
オリンパスミニS1000を鳴らした動画をUPします。
違和感の無い素直な出音です。

音出し動画は下記の写真をクリック願います。
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仕様

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posted by SoundJulia at 16:21 | Comment(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月03日

低価格、低抵抗(高ダンピングファクター)高音質なスピーカーケーブル

オーディオブランドケーブルは、
有名メーカーの持つ音の癖が乗る事が嫌いという方も多いと思います。

当店オリジナルケーブルの場合、
市販されていないケーブルを加工してスピーカーケーブル化しておりましたが
制作に時間がかかり代金も高くなるので、これは最高峰希望の時に制作する事にして
コスパ抜群で高音質が期待できる電材を使用してスピーカーケーブル化する事にしました。

電源ケーブルとスピーカーケーブルですが、
電源ケーブルをスピーカーケーブルとして使用しても
スピーカーケーブルを電源ケーブルとして使用しても
同傾向の音質になる事が殆どですから、
電源で使うと高音質かつ高性能ケーブルをスピーカーケーブルとして使用します。

オーディオブランド品でもないのでmあたりの単価が安く
作りもしっかりしており、安全規格は抜群です。(笑)

11mの長尺で製作依頼を受けましたので早速仕入れて制作します。

今回のケーブル
2芯、3.5mu、銅ラップシールド構造、
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OUT側にY型プラグ希望のためQED AIRLOCを使用します。

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有名ブランドでもY型には音質の良いプラグが無いのですが
今回は、プラグの材質と構造が良質で、導体とプラグの接続方法に専用工具で圧着すると
導体とプラグが一体化して電気抵抗は最小で劣化の進行がないQEDのプラグを採用...。

導体とプラグを専用工具で一体化した部分を切断した断面
cutaway.jpg

現行品はY型のハウジングはABSになって写真のメタルはバナナタイプのみとなっているようです。
今回はハウジングにメタルの物を使用します。
DSC02207[1].jpg

次回に続く...。




posted by SoundJulia at 21:10 | Comment(0) | アクセサリー、ケーブル類等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする