2021年05月30日

昭和のスピーカーを令和のデジタル機器で聴く

閉店した名古屋のミズホオーディオが改造した
フォステクスFE103を匠箱に入れたスピーカーを使用し
カクテルオーディオX35でドライブします。

当時はCDが発売されたばかりでレコード再生のアナログの方が優勢でした。
過去にも一度登場していますので
興味のある方やユニットの外観を観たい方は下記URLをクリックして
過去のブログへ飛んでください。

ビデオを撮りました。
SONY HDR-MV1のみを使用したリニアPCMの空気録音
音源加工は一切なしです。
リニア録音ですので、ビデオカメラやカメラの様に
レベル可変、圧縮、ブーストなどが機器で行われません。
ダイナミックレンジが大きい為、しゃべる声は小さく聞こえます。

著作権の侵害で後に音が出なくなる場合がございますが
ビデオは下記X35の写真をクリックで試聴できます。
cocktailAudio_X35[1].jpg

posted by SoundJulia at 14:05 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月23日

QUAD33+50E+TANNOY SuperRedMonitorで聴くアナログレコード

本棚から高樹澪のレコードが出てきましたので
開発中のプリアンプの音決め試聴の比較で
QUAD33+50Eで音出しして聴いてみました。

プリは金属ケースを作り
フルゲルマニウムトランジスタバージョンと
シリコントランジスタバージョンで展開予定です。
もちろん当時のキャンタイプのビンテージ品を使用します。

QUADはブリティッシュサウンドの表現で聴かせますが
現代のアナログレコードプレーヤーミラコード90を使用して
日本の録音キャニオンレコードの音源でもデジタルに無い表現で楽しいです。

ドスのきいたバスドラ、パリパリのギターとシンバル
それに対比して残響豊かなボーカルとストリングスが当時の音作りを感じます。

古いQUAD、見た目はボロイですが、
出音にネチョネチョした感じが無く反応も早いので楽しいです。

33と50Eは完全整備してありますが
電源はコンセント直ですので直流成分で
50Eのトランスが唸っております...。

ビデオは下記写真をクリック!
PCMリニア空気録音 音声加工は未処理でUPしております。
HD画質HPで試聴願います。

DSC012615B15D.jpg

タグ:Quad QUAD33 QUAD50E
posted by SoundJulia at 14:25 | Comment(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月14日

ゲルマニウムプリアンプ プロトタイプその2

オールゲルマニウムトランジスタを使用した
ディスクリュート回路のプリアンプ(プロトタイプ2型)
入力は、ライン2系統 フォノ1系統

DSC02091[1].jpg

プロトタイプ1型と比べてみる 上が1型下が2型
1型は外部電源仕様でアナログ式のリニア電源で駆動していましたが
今回は普通のアンプと同じでインレットを付けて交流100Vで駆動する用にしました。
DSC02095[1].jpg

小型サイズですのでPW1パワーとも組んでみました。

DSC02092[1].jpg
ゲルマプロト2型は
現代のアンプとは一味違う音と表現...。
出音は深く多彩なのにウルトラハイスピードで抜け感が良く
低域は腰が据わり力強いのに締まって弾みます。
産毛が立っている様な微細な分解能と爽やかな切れが心地よいです。
フォノイコもゲルマなのでレコードの再生は良い時代そのもの!
CDには無い開放感で炸裂します。

レコードの再生は70年代や80年代の最盛期に聞いたあの音を目指しても
現代のフォノイコではパーツが違いますので
どうしてもCDやSACDの様な出音になってしまう事が多いと思います。
今回のゲルマ使用の意味はフォノイコを構成するパーツは
良い時代のデッドストックパーツを取り寄せて
完全に動作する物を選別して組み上げる事により
レコードをあの時代に聞いたレコードの様に聴きたいという欲望も含まれています。

ムンドのPW1と組み合わせますと澄んだ爽やかな出音で切れが良く
モノパワーの広がりある出音でムンドのMM2と組み合わせるより面白い出音となりました。

写真の後ろにあるMUSASHI(KT−150)と組み合わせますと
現代真空管アンプのワイドレンジで高解像度の音とゲルマの融合で
球なのか石なのかという事はどうでもよくなる様な出音で楽しめました。

球のアンプでも石のアンプでもマッチング良く
小型の見た目から想像を絶する堂々とした出音となっております。
本チャンは金属ケースを作り完成させるか検討中です。

プリと並行してお客様からの依頼で特注ケーブルも製作しております。
まだ未完成の物もありますのでコツコツと内職の様にケーブル作りなどをします。
DSC02094[1].jpg
posted by SoundJulia at 16:47 | Comment(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年05月01日

StereoSoundアナログレコードを試聴!

DSC02089 (800x404).jpg

オリジナルマスターを引っ張り出して新たにプレスしたレコードです。
必要のない音質調整を施していないソフトになりますので
ラウドネススイッチONの様な豊かな感じや現代流行りの圧縮+ブースト処理もしていません。
鮮度感があり抜けの良い音質で
テレサテンはラストコンサートになりますので貴重だと思います。

機材
・ミラコード90
・プロトタイププリアンプ
・Si2バランスパワー
・TANNOY SuperRedMonitor

HDR-MV1で撮って未編集でYoutubeへUPです。

ビデオは下記をクリック願います。





MIRACRD90
DSC01897[1].jpgDSC01898[1].jpg

今日、虹が出ていました。

IMG_3993[1].jpg




posted by SoundJulia at 17:22 | Comment(0) | アナログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする