2018年09月17日

アイソレーション電源

先回のブログBを試してみました。

500VA・IN200V/OUT200Vのトランスと
500VA・IN100V/OUT100Vのトランスへ配線を付けてセット
Bのアイソレーション電源環境です。

500VAトランス
IMG_0051[1].jpg

理論的にというか電気の効率で考えるとトランスは無い方が電気は流れやすいのですが、
音を聴く限りトランスを入れた方が「圧倒的に良い!」
電気が流れやすい直結より、機器個別に分割アイソレーションした電源環境の方が
音的には勝っている事になります。

KOJO DA-6入口側の200Vへトランスを入れると
空間やレンジ感、分解能が格段に上がりとっても精緻な出音
パワーアンプ側へ入れるとエネルギー感が増し増しになり
低域の分解能も格段にUP!
聞き取りやすい太鼓の「ドン」音はもちろんですが、
空気が揺らぐような案騒音まで
グイグイと迫り体感することが出来ました。
DS-4NB70で鳴らすと超高分解能でうるさくならないので
スピーカーが壊れるまでボリュームを上げたくなる衝動にかられます。(笑)

CSE等のアイソレーショントランスを使用されたことがある方の場合
1000VAより2000VA、2000VAより3000VAの方が音が厚く
低域が太く出る経験があると思いますが、
この500VAのトランスは、容量的に上記より小さいのですが
痩せたりエネルギー感が減る感じはありません。
S/N、分解能、レンジ感、空間、音色や表現まで良くなります。

接続するケーブルを、大容量ラダーケーブルの8段でIN/OUT繋いだバージョンと
シルバー君で繋いだバージョンで聴き比べると
ラダーの場合、出音は濁りなく恐るべき広帯域、高分解能、音場空間、エネルギー感でビックリ
上記写真のシルバー君の場合、ラダーより穏やかで中音域〜中高域に聴き心地の良い音色が乗り
見通しはラダーより悪くなるけど悪くはない...。

高音質録音のclassicなどはラダーが素晴らしいんですが、
スタジオマルチ録音のミックス物の場合、
上手く行っていないものは、その様子が良く見えてその部分へ耳が行ってしまいます。(笑)

現段階では全部ラダー化できていないのですが、
全部ラダー化した場合、凄い領域へトリップする様な感じになると予想します。

で、問題が一つ...。
100V仕様では何も問題は無いのですが、
200V仕様で電力を必要とするパワーアンプの電源をONすると、トランスがうなるんです...。
(消費電力が大きくないX50DとDAC212SEの入力側は200V仕様でも全く問題ない。)
コイルは真空引きしてニスを巻き線の隙間へしみ込ませ
焼いて固めてある手間のかかった構造なのですが、
無音時になると、うなり音が気になるので
トランス屋さんと打ち合わせする必要が生じました。

これが上手く行かないと仕事が何だか手に付きません。
遊んでいてもオマンマ食え無い事は分かっているのですが
オーディオバカ(私の事)は困ったもんです...。(笑)





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2018年09月14日

アイソレーショントランス

大量に完成いたしました。

IMG_0049[1].jpg

下記の様に電源環境を改善します。

@は普通の接続

Aは200V電源にしてKOJO DA-6を使用し電源波形を綺麗にします。
 入力側のみ電源装置から更にアイソレートして供給
 現在、この様な感じになっていますが、
 @の時と比べると、音場空間やレンジ感、分解能、S/Nが素晴らしく向上しました。

Bは200V供給側もトランスでアイソレート、パワーアンプ側もトランスを入れます。

Cは無いのですが、もうやっちゃえ(笑)の最高バージョン
 使用する機器を全分割でDA-6から供給し、DA-6の前後にトランスを入れる形になります。(笑)
 絵の場合のシステムですと、DA-6が4台要るという事になります。
SCN_0001-001.jpg
手が空いた時、トランスへ配線を繋ぎ
Bプランの入力側(X50DとDAC212の方)だけ500VA 200V:200Vのトランスを入れてみました。
トランス等、全くエージングされていませんが、
全体的な質感が向上し、低域の厚みが増し、気配を感じる様なリアルな感じになり
更にS/Nが向上した為か静けさがあります。

Bへ向けて更にトランスを追加してみます。(^^♪
posted by Lansing at 19:16 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

スーパートゥイーター

弊店では、高域補正(ハーモニクス追加)で
フォーエバーミュージック研究所の
Violin Harmonic Tweeter KV-Sを用い
本物のバイオリンを利用したスーパートゥイーターを使用しております。

KV-SはKV-3というバイオリンスピーカー駆動用の特注バージョンで
オーディオ用に製作していただいている物になります。

この自動でバイオリンを鳴らすシステムは
日本ヴァイオリンさんではエージング用マシンとして利用され
クロサワ楽器さんでは店頭演奏などで使用されている実績があります。

オーディオへ使用する効果として、
臨場感や楽器の音色が向上し
ライブ感ある生っぽい出音へ変化します。

一般的なトゥイーターの場合、
アンプを用いて振動版を電気的に駆動して音に変換しますが、
このシステムは、バイオリンの駒を振動させて
バイオリン本体から音を発するようにできています。

可聴帯域で振動させた場合でも
バイオリンの倍音成分は数万ヘルツまで延びていますので
耳で聴きとる事が出来なくても
スピーカーが発する可聴範囲の音域へ影響し、
聴感上素晴らしい音質改善効果を発揮いたします。

フォーエバーミュージック研究所の開発したフルシステムは
バイオリン/ヴィオラ/チェロ/コントラバスの4種類を駆動して
本物の楽器をスピーカーの様に鳴らし音楽を楽しむという物になります。

2016年頃にも紹介いたしましたが、
昨日チェロを演奏される方が来店され色々と実験いたしましたので
もう一度紹介させていただきます。

音が大きく聞こえるほど駆動しますと
ギミックな程のリアリティーとなりますので
トゥイーターとして使用する場合は
殆ど音が聞こえない程度の出力で使用します。

クラシックやフュージョンJazz、ボーカル等
何でも効果はありますが、
先にバイオリンの音源で聴いてください。

システムは
・カクテルオーディオ X50D
・DIDIT  DAC212SE
・YAMAHA  A-S801
・DIATONE DS-4NB70 (スタンドは2本で2万円以下の物)
・KV-S(トゥイーター用アンプ)

最初はトゥイーターON途中でOFFします。
テーブル上の黒い小型アンプがトゥイーター用アンプで
ブルーランプ点灯でON消灯でOFFとなります。
OFFは減衰に7秒程かかります。
ONは2秒程で立ち上がります。

ビデオ内の右下YouTubeをクリックして
YouTubeへ飛び⚙マークをクリック
1080PのHD画質へUPさせ
ヘッドフォンで聴いていただくと音も良く解りやすいかと思います。


お次はリッキー・リー・ジョーンズ

最初はON途中でOFF
途中移動して
3分10秒程のところでA-S801のボリュームを絞り切ります。
3分50秒程のところでは、バイオリンが大きく鳴るほど音量を上げます。
4分18秒程のところでトゥイーターとして使用する音量まで下げます。
殆ど音が聞こえませんがこれで十分な効果を発揮します。
この後、トゥイーター駆動用アンプをON/OFFしますので
変化を聴いてみてください。

ビデオでは分かりにくいかもしれませんが、
現場で体験された場合、
特にクラシックを聴かれる方は
イチコロ(笑)の効果だと思います。

興味がございましたらご来店ください。



posted by Lansing at 14:46 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月04日

ZL-120FXバランス改  DAC212SE バランス--アンバランス切り替え

本日は、台風が上陸するという事ですが、
何事も無く通り過ぎていただく事をお祈りします。

お客様よりご注文いただいていた
コンサートフィデリティーのパワーアンプ
ZL-120FX バランス入力改が昨日到着!

基本的に内部パワーアンプはブリッジアンプですからバランス動作
オリジナルのRCA入力ジャックも付いていますが、回路は外しましたので動きません。
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これに繋げる機器は、DIDIT DAC212SE
DAC以降フルバランス回路となり素晴らしい性能を発揮すると思われます。

で、DAC212SEの出力をバランスへ切り替える為
セットアップ画面へ切り替えます。

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アウトプットまで移動
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現在はアンバランス出力
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バランスへ変更しました。
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接続するケーブルはラダーケーブル
IMG_0031[1].jpg

早速試聴してみます。
今までとの違いは
DAC212SEの出力をバランスへ変更した事と
パワーアンプの入力を、バランスで動く様に回路を簡略化した事だけなのですが、
出音は入力する音源でコロコロ変わる従順な感じになりました。

アンプの固有音というか、固有の表現や音色、我が無い音とでもいう様な感じ...。
スピーカーを替えてみると
DS-4NB70は高分解能でハイスピード
ハーツフィールドは現代的な要素+臭みと味わいある音で鳴りました。

このアンプを駆動する電源装置のKOJO DA-6は
入力電圧200Vで120V供給仕様に変更しています。
(アンプの入力電圧をわざと120V仕様で製作している為)

今まで鳴らしていた店頭用(RCA入力)のZL-120FX方が
薄化粧で綺麗な音に聞こえる
店頭用のKOJO DA-6は、入力電圧200Vで100V供給仕様

KOJOだけではなくPSオーディオの電源装置も優秀なのですが
PSは200Vの入力電圧設定が無いので見送りです。

海外で使用する場合、240V電源の国とかもあります。
機器がどの様な設定になっているのか?ですが、
価格がハイエンドですから
使用されるお客様の機器もハイエンド的な機器を繋ぐ事が予想されます。
日本国内で比べた場合、
電源電圧は200Vが優秀ですので、
PSの電源電圧を変更可能に改善されることを期待します。

バランスケーブルXLRを、
ラダーからWesternElectricの線材で私が製作した物へ変えてみました
(電話交換機で使用されていたケーブル)
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出音が一変! ( ;∀;)
JBLとWE、アメリカ人同士で仲が良い?
ハーツフィールドが大きなフルレンジかと思う様な鳴り方で迫ってきます。
分解能、空間、レンジ感、透明感等々オーディオ用語は無用な出音(笑)

店の電源環境ですが、
200V電源でKOJO DA-6を2台使用し
IN/OUTへ電源トランスを入れる仕様へ決めました。
またご報告します。

posted by Lansing at 12:28 | Comment(0) | アンプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

ゴールドウイング

ゴールドウイングが入荷しました!

ハーツフィールドに付いている大型音響レンズです。

何故か見ているだけでカッコ良い! (^^♪
型番HL89(H89+L89)又はH5039+L5090のセット 
プロ用は色がブラックとなり2309+2310の型番になります。

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4インチドライバー2441も付いていますので
早速バラシて確認とメンテをします。

純正ダイヤフラムです。
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年式が古いドライバーの場合、
ダイヤフラムのごく僅かな取り付け位置のズレや締め付けトルクの違い
また磁気ギャップ内に挟まっている鉄粉等のゴミの影響で
特にピアノの音が歪んでしまう事が多いです。
確認すると片側が若干歪んでいましたので調整して直しました。

それから接点多数(笑)なのが気になりますから
スーパーコンタクトオイルでメンテしました。

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バネ式のターミナルを締め付けている鉄ネジが導体(笑)
そして圧着端子に付けられたリードでダイヤフラムのリードまで延長し
ネジで固定するのですが、その部分がまた鉄ネジ...。
接点多数でも導通はあります。
超高能率なドライバーですので
多少の抵抗が有っても音は出ます。

分解するとネジに酸化被膜の白い粉が付いているか
錆びているか、腐ったような色に変色している場合が殆どです。

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コンタクトオイル塗布で磨いて締め付ければOKです。
古臭い音の感じが減り、うるさく無くなり音圧が上がります。

ゴールドウイングはバッフルに付けることが基本ですので
JBL純正 別売りバッフルに付けています。
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レンズの幅は50.5cmありますのでデカいです。
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ハーツフィールドの場合、ドライバーは375
高域の伸びは無いけど、濃さと味わいが深い出音
2441は、だら下がりながらも高域は上まで伸びています。

ハーツフィールドの天板へこのまま載せて
ドライバーのリードを繋ぎ変えてみれば
どれほどの違いがあるのかすぐに確認ができるなぁという事で、
オーディオバカ(私の事)は直ぐに試します。(笑)

現状150-4C+375+075
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075に降りてもらいゴールドウイングをスタック!

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うーん、微妙にカッコ悪い(笑)

この状態で、左はそのままの3ウェイ
右は150-4C+2441で聴いてみる...。

バランスが崩れてどうしようもないという事なく聴けちゃう(笑)

で、両方に載せてみました。
IMG_0026[1].jpg

音像の位置が上に上がりました。
375より臭くなく素直な出音...。

2ウェイでも上の上を欲張らなければ聴けてしまいます。
往年のJBL型番45〇〇の箱を使用した
PAスピーカーの様な雰囲気の出音感も少し感じます。

ここで375へ繋ぎ変えて聴いてみると(150-4C+375)
高域が無い事がよく解りますが濃くて深い出音へ変化しました。

じゃぁという事で
075の替わりに2441を繋いでみます。
(low150-4C+Mid2441+Hi2441)

075の時より何かが変?
ネットワークN7000をプロ用の3105へ変えてみます...。

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何だか変に聴けてしまいます(笑)

音が厚くエネルギーが強い!
低域が良く出ている様に聞こえ
出音が堂々としてうるさく無い...。

何だか絶妙なマッチング(大笑)
075との違いは
奥行き感と空気感が減り実在感が増しました。

爆音がうるさく無いので
調子に乗ってライブ音量で鳴らしてしまいます。(笑)

ハチの巣が有った時も
ハーツフィールドの上へ載せて
ゴールドウイングとハチの巣を繋ぎ変えて聴き比べた事があります。

ハチの巣は香りが立ち込める様な音の広がりで聞かせますので
芳醇で聴き心地が良いです。
ゴールドウイングはもっとストレートに音が飛んできますので
アンプ等の装置の音が粗いと出音も荒くうるさい表現になります。
現状、全くうるさく無いです。(^^♪

どちらも出音は面白いのですが見た目が悪くなりますので
天板へ載せるのは075までかと...。

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色々試して遊ぶとマルチで組んで遊んでおられる方の気持ちが理解できます。(^^♪

以前、JBLの4320が有った時
2420の替わりにLE85/375/2441と替えて鳴らしたことがあるのですが、
375はトゥイーターが欲しくなる出音
2441はしなやかで物凄く整った出音
LE85は何だか引き込まれるような表現の出音となり
面白かったことを思い出しました。

その時、
試しにマークレヴィンソンが行った
ドライバーのバックキャビネットを外した状態で
ドーム振動板のスピーカーとして鳴らしてみたのですが、
抵抗感の無い真珠の光沢とでも例えられるようなまろやかな高域の出音となり
聴いた事の無い音に驚いた事も思い出しましたが、
4インチドライバーの振動板が見えている状態は何だか精神衛生上怖かったです。(笑)

店ですが、
超高精細な出音は、DIATONE DS-4NB70がありますので
ハーツフィールドは、しばらくこの状態で遊ばせていただきます。

今日の午前中は町の防災訓練で
物資班としてご奉仕させていただきました。
地震や水害など何もない事を祈りますが、
災害が生じた時は
今日の訓練が生かせると良いなと思います。

posted by Lansing at 15:28 | Comment(0) | スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする