2010年10月02日

ただ今改装中!その4

アルミ吸音材(カルム)の空気層の作り方変更で小改修中...。

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この穴あきパネルの裏が空気層になり
パネルの上にカルムを貼り付ける事になります。

製品として売っている穴あきボードの場合
一様な穴の開き方なので、
透過率が一定

そのため
特定の周波数で吸音率が上がってしまう事が起きて
f特に凹ができる...

その防止対策と、
色んな周波数をランダムに吸音させる為に
穴の開き方に変化を付けています...。

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こんな感じになります。

通常の作業では、
先に穴の加工をしたパネルを貼り付けるのですが、
工事監督不在の時、
大工さんが貼ってしまったパネル部分を
手作業で加工中です。

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色々な事を計算して設計しても
計算式が有効になる理想状態(通常考えられない)じゃない場合
計算通りの音響になることは無いと考えていますので
図面通り一気に仕上げてしまう事はありません。
作りながら何度も試聴測定して完成させて行きます。

特に気になる部分は
部屋の響き(残響)具合や定常波の有無、
低域の溜まり具合、ピークとデップの有無...
その他、色々ありますが
まず聞いて気になる大部分はこんな感じのところです。

機器でも測りますが
優先するのは測定値ではなく、
実際に数人で聞いてみて
人が聞いた感じを優先して進めています。

変な感じが認識できる場合
やはり測定グラフでもピークかディップができています..。

昨日今日の状態では
吸音壁がまだですのでライブ気味の部屋です。

この状態でデッドな場合、(ありえませんが)
吸音より反射を多くしないといけないので
大事になり工事が難航しますが
今のところ
ややライブで響きの良い部屋なので順調、
ただ、小改修が有る為、
若干工事期間が延びる感じ....。

つづく...

2010年10月01日

ただ今改装中!その3

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まるでシールド部屋...
何かの実験室みたいになってきました。

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これは、カルムというアルミ製の吸音材なのですが
コンサートホールの残響調整に使われている素材なんです。

こういう特殊なものを使うと
音響事業絡みで色々な方が来られるのでビックリ...。

カルム製造メーカーの方が
近くに来ていると言う事で来店され見学...

カルムの背面に作る空気層の作り方に、
ノウハウがある事を細かく教えていただきまして、
効果を上げる為には、
壁の構造変更が必要という事が分かり、
壁の一部を構造変更、少改修する事になりました...。

作りかけのこんな部屋ですが、
プロの(騒音・振動環境計量士)の方からは、

「この状態で、音響障害が殆ど無いですね」

なんて嬉しい事をいわれました。


そんなお話を伺っていると、
小型平面スピーカーの試作品を持って来られた業者様が登場!?

今日、特に面白かったので紹介します。

今は工事の最中と分かっているのですが
何と!ここでデモ試聴する事に...

わき目も振らない一直線の行動にビックリ!

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準備しています。

ポールタイプ
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内部は、フルレンジの小型平面振動板が縦に並んでいる構造なので
指向性も、これまた縦に一直線...。

スピーカーの正面は、音が飛んできますが、
30度もずれると、いきなり弱くなる...。

真っ直ぐな指向性なので
リスニングポイントは一点...。

使用用途は
ニアフィールドで、限られた環境が良い感じです。

例えばカーオーディオ、
車に乗っている場合、
シートからは大きく動けないので
座っている人に照準を合わせれば
かなりHiFiサウンドなカーステになると思う!

ユニットを見ましたが
振動板はカーボン製、
音は反応が速く俊敏なレスポンス!

fレンジ的には、ボーカル帯域がメインとなりますが、
力強く芯のある音、
真ん中がしっかりしている為か、
安物のAMラジオっぽい感じにならなくて、
意外と広く聞こえる!

ユニットは超小型、
音の反応の良さと
しっかりした中音域に魅力を感じる...。


続いて平面板に
振動子を付けた物
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いわゆる
ボイスコイルにあたる部分
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こいつは癒し系のサウンド!
ナローで、ビンテージサウンドっぽい感じが面白い!

四角い部分の凸から高域が放射され
板にくっ付いている方からは低域振動が板に伝達され
大きな平面振動板となる感じです。

このスピーカーは
わけの分からないガレージメーカーの物ではなく
大きな会社の、
音響環境研究所に在籍されている方の試作品なのです。

これ以外のスピーカーは、
すでに製品化され、
世界特許を持っているなどして
実際に販売されています。

この超不景気といわれる中、
自由に発想したり
研究したりする事ができる環境を
ドーンと、与える事ができている会社に凄さを感じ、
他所ではしない事をしている事が
成功の秘訣なんだと感じました...。


今、試聴して遊んでいる場合ではないのですが、
そんなこんなで改装は進んでいます...。

つづく...

2010年09月30日

ただ今改装中!その2

無垢のフローリング、

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価格的には
無垢じゃないフローリングより安い!

NASAのシート
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部屋の壁全体に貼り付けるので
冬はアンプの熱で暖房OK!

定常波撃退の壁(骨組みの一部)
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若干角度を付け、
向かい合う壁同士で音のはね返りを無くします。


傾斜天井
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背面壁
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何となく形になってきました。

この状態で手を叩いてみると、
残響が綺麗に響き、ライブ気味の部屋という感じ、
天井の傾斜が効いているので、
「ビヨ〜ン」という音が出る、
最悪の定常波、龍鳴きの存在は無い!

NASAのシートの前で
バイオリン弾いたら、けっこう良い音で聞ける感じの響きです...。

つづく

2010年09月27日

ただ今改装中!その1

な〜んにも無くなった部屋...。

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今まで定常波を拡散してくれたパネル

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昨日、一人で全部片付けましたので
今日は、若干筋肉痛です...。


工事は順調で、
すでに昼頃には、カーペットが全部剥がされ、
床の基礎部分には
NASAの技術を応用したアルミ反射断熱材が張られ
その上にフロアのベース板が張られました。
このベース板の上は、無垢板のフローリングになります。

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このスピードだと、
明日、フロアが完成するとか!

この後もどうなるのか報告します...。


昨日、片付ける前に
こんなの買い取りましたが、
出品は来月ですね...。

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LUXMANのトランス式アッテネーターです。

2010年09月24日

試聴室の改装工事

9月27日から、約1週間ほどですが、
試聴室の改装工事をする為、
店の方が臨時休業になります...。

ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いします。


今回の工事内容...

現在の試聴室は、
吸音壁に、定常波を拡散させる
凸凹パネルが貼り付けてあるだけという
見た目の悪い部屋になっています。
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この構造のおかげで
普通の部屋よりは音響的に有利なのですが、
実際は、見た目も悪く家族に受けない
(特に奥様)
見た目になってしまう為、
試聴室を一般家庭の部屋に見立て
見た目良く、格安に施工ができる構造とし
壁の上面構造で、良い響きを出し、定常波の発生を抑え、
また余分な音を吸音をするという画期的な作りになる予定です。

現在貼り付けてある
凸凹パネルは使用いたしませんし
穴あき壁の使用もいたしません。

壁に角度を着け、定常波の発生を抑え
響きと吸音の両方の効果を狙います。

壁の材料は
安くて見た目の良いITALY製の音響壁パネル等の使用も含め
確実に見た目が良くなる予定です。

壁紙を張り替える、
床材(カーペットやフローリング)のはり直し等の
簡単な部屋のリフォームをお考えの方にも
十分お勧めする事ができる内容になります。

大手の防音、音響メーカーが手がける
防音室や、音響ルーム等の施工費は
かなりの高額になってしまいますが、
それとは違い
リフォーム並みに手軽にできる内容となります。