2017年03月29日

アナログ式調光器

店内照明の3系統が、
調光器で明るさを調節できるようになっておりまして、
最も一般的に用いられるサイリスターで、
波形をカットする方式の器具が付いているのですが、
照明を点灯させると、電源ラインへノイズが混入し、
オシロで見ると、波形にとげの様なノイズが確認できます。

3系統の明るさをそれぞれ変えると、三本のとげが立ち(笑)
電源を汚していることが確認できる事と、
照明器具によっては、明るさの具合で器具がウナルし、
重厚なノイズフィルター回路を搭載していないオーディオ機器の場合、
電源ノイズの混入による雑音が出ていたので、
手持ちのスライダックで調光回路を改造しました。

ばらします。
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電源供給の幹線と接続を確認し、
配線を切断して、スライダックと入れ替えました。

(穴は後日ふさぎます。)
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電源の波形
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拡大
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頭が少し潰れていますが、綺麗なもんです。

照明器具のうなりも消えました。

面白い事に、照明の色合いが違って見えます。

変更前は、キラッとした感じというか
ランプを見ても、シルバーっぽい発色があったのですが、
変更後は、キラッとした感じが無くなって、
黄色が濃くなり、ウオームで落ち着いた感じになりました。

で、オーディオの方の音も変わりました。
全体的に静かになり、
音域的には、高域の質感に変化が大きいです。

昨日聴いていたCDを聴いてみると、
ザリザリ感の様な雑味というか、
汚れの様な感じが無くなって、
しなやかでクッキリみたいな感じに変化しています。

照明器具はうならなくなり、
音質も変わって良くなりましたが、
スライダックの大きい方が、
調整位置によって、
スライダック本体にうなり音が出てしまいます。

フェルトとケーブルの山で対策(笑)しましたが、
基本的に店内は静かですので、
無音の時に少し気になる場合があります。

調べると、この様な実験やテスト用の大型スライダックではなく
小型で容量の小さな物もありますので
LED照明など、消費電力が小さな器具の場合
コーヒーカップ程度の大きさのスライダックでOKと思います。

一般的に、あまり使わないと思いますが、
オーディオ的にはノイズレスですから最高かもしれません...。

2017年02月13日

新築オーディオルーム その4

昨日は、お客様宅へ打ち合わせに行ってまいりました。

スピーカー下へ広く厚いボードを敷くのですが、
ピタッとサイズが合う事と、見た目も重要ですので、
使用する現場とサイズ確認の為、匠も同行で打ち合わせました。

現在の音は下記動画で...。

アキシオム80って、
適当に鳴らすと、スピッツが吠えている様な、子供のキーキー声の様な、
耳に付く「キャインキャイン」して高域がうるさく
低域の出ない音になってしまうのですが、
現状でも、チェロが上手い事聞こえています。

後のボード追加、入口ドアの変更で、さらに音質を向上させます!


明日の14日ですが、午後からの営業となります。
よろしくお願いします。


2017年02月03日

新築オーディオルーム その3

1月27日のブログ
オーディオ用電源の工事がイマイチだった件が解消しましたので、
店のお休みを利用して、オーディオ装置側の電源工事をいたしました。

電源も含め、オーディオ回路の接点は、
極力減らす事を考えていますので、
スピーカーケーブルも、ユニットへ直接取り付けてしまいます。
(スピーカーの入力ターミナルはパス)
左右のケーブル長を合わせ取り付けます。
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サウンドジュリア流の接地法で、
ユニットの金属フレームへ、大地アースを落としています。

雑味が減り、S/Nや奥行き感等が向上します。

オーディオ用電源は、シールドされた単相三線式で引き込んでいます。
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更に、オーディオ用大地アースは、
他のD種接地用(洗濯機や電子レンジ、エアコン等)と違う場所へアース棒を打ち込んで、
ノイズが混ざらない様に対策した大地アースを使用します。

コンセント等の接点を極力減らしたオーディオ機器用電源が完成しました。
(内部はナイショ(笑)です。)
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オーディオルームはスピーカーのみの設置し
機器類は隣の部屋へセットしています。

とりあえず、この仮設置状態で音出しし、
棚板など、ドライカーボンで対策します。

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オーディオルーム側
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椅子とスピーカーだけという、ゴチャゴチャ感の無いスカッとした気持ち良い空間です。

機器のコントロールはどうするの?という感じですが、
この部屋から、リモコン操作が可能な対策を施してありますので、何の問題もありません。

左右の腰壁、スピーカー左右の下分には
低域がブーミーにならない音響対策が施してあります。
ベージュの壁は、合板の上に、防臭、熱対策、音響効果のある塗料を塗っています。

とりあえずの仮設置で音出ししましたが、
この状態でも抜群の音質となっています。

以前の部屋と比べると、
力強さが圧倒的に向上し、高域の質感が激変しています。
音密度、中低域〜低域の充実した表現
実在感ある雰囲気
奥行き感、音場も大きく向上しています。

機器側の設置、最終的なアースポイントの詰め
ケーブル類のエージングが進めば
笑える感じまで向上する事が期待できます。

現時点で気になる部分は、建物の設計段階より気にしていた金属ドア...
検査が通らないので、施主様と設計士相談の元、この仕様のドアとなった様ですが、
私の想像通り、音漏れとドアが振動してドア付近の音が濁る事が確認できましたので
ドアの変更も視野に入れて対策する事になりました。

オーディオ機器は、
LINNのDS
(ナス等アダプター類は、全てコーセルのリニア電源で対策)
DSよりデジタル出力を取り出して
CF-DAC040BD carbonTopにてD/A変換
CF特注オーダーAXIOM80専用アンプcarbonTop
スピーカーは、AXIOM80という感じです。

LINNのDSは最大電源電圧240Vでドライブすると、
面白いように音が化けますので、200Vから240Vへ昇圧してドライブしています。
(コア、コイルなど特注で設計したEIコアのアイソレーション昇圧トランスを使用)
これは、CHORDのDAVEなどでも効果的です。

また、メインブレーカー以降の電源回路ですが、
他で使用するモーター類等のノイズがなるべく混入しない様
100V側のオーディオ回路と相で分けています。

オーディオ機器へ接続するケーブル類は、
SoundJuliua音魂ケーブル
シルバーシールドケーブル、オレンジ君等を、適材適所で使用、

機器のアースは、機器間でアースループが起こらない様
入力側へ大地アースを落として吸引しています。

前記の金属ドアや床の設計は、
施主様と設計士側で行われ
床の無垢フローリング材や捨て板も分厚い物を使用されていますが、
床は、もう少し剛性が欲しいので、
後日、スピーカー下へ舞台となるボードを敷く事にしました。

今回、新築に伴う工事ですので、
家全体のリフォームに合わせて部屋をオーディオルームへ変更したり
一部屋だけオーディオルーム化する工事と比べた場合、
比較にならないほど安価に出来上がっています。

この度の工事は、
名古屋市内に多々あるオーディオショップの中から
SoundJuliaをお選びいただき本当にうれしく感じております。

オーディオルームの相談は、
50歳を超え、今後の過ごし方を考えての方が殆どですが、
一般的に行われる機器の買い替えや、
ケーブル交換等では得られない満足感や、音質改善効果があると思います。

最近では、他店で多々購入された機器のセッティング依頼などもあり面白いです。

話は変わります...。

昨年入荷したMC1000
動かすのが大変なので保管状態でしたが、
引っ張り出して、気晴らしに鳴らしておりましたら売れました。(^^♪

すでに過去の製品ですが、
メーターが振れないような極小音量でも
明るく音が澄んで高分解能、
ボリュームを上げれば圧倒的なドライブ力、
メタボにならない低域、高S/Nで音場も広く、反応も速い...。
B&WやTANNOYなども、凄く上手く鳴らします。(笑)

マッキンのトランジスタ式パワーアンプでは、
今でもこれが、見た目も音も、一番と感じてしまいます。

納品まで、しばらく聞かせていただきます...。

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2017年01月01日

新築オーディオルーム その2

あけまして おめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

1月1日の零時
熱田さんの新春初神楽に行ってまいりました。

ご祈祷は、「神恩感謝」
今年は雅楽16人と大勢の演奏で雅でございました。


昨年末は、商品の発送に追われ、バタバタ...。

年末のお休み中
新築のお客様のオーディオ引っ越しをお手伝い...。

部屋へスピーカーを入れました。
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先回のブログで床へ並べてあった材料は天井へ取り付けられており
打ち合わせ通り、ピッチを変えて綺麗に完成しております。

天井と少し隙間を空けて取り付けています。
ビスや釘が見えるとカッコ悪いので上手い事取り付けています。

取り付け間隔が広い方
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狭い方
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スピーカー上面の、斜め反射との繋がりも良い感じです。
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聴く位置から天井を見た場合
同じピッチで取り付けると、奥に行くほど密度が増して見えるのですが
ピッチを変える事により、ほぼ等間隔に見えます。
(ピッチを変えた造作の意図は、音質的な効果を狙っています。)
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上からの照明効果で、
低音処理、ブーミング対策の為に施工した音響壁の穴も目立たないです。

前はこんな感じ
照明が取り付けられる前 ビフォー
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オーディオの配線もまだで、ソファーも入っていません。
その為、若干ライブな四角い部屋ですが、フラッターエコーは、全くありません。

天井の造作により
前回の状態より、話し声が更に澄んで聞こえ
スピーカー位置から声を出すと、
リスニングポイントへ向けて気持ちよく音が飛んでいきます。

今回、声しか音を出していませんが、
今の状態からの予想では、定在波や干渉などの影響も少ないと思われ期待は大きいです。

店の方ですが、HPに記載通り、年始の営業は、1月6日となっております。
よろしくお願いいたします。

2016年12月21日

新築オーディオルーム

家を新築されているお客様より
オーディオルームの設計を依頼されておりまして、もう少しで完成となる予定です。

外観
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家の設計は、
三河の佐久島に有る、おひるねハウスを設計した南川さんのデザインです。

電源環境
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マイ柱ではなく、道路に立っている電柱からの供給です。

柱上トランスはV結線で、4件ほどの建物へ供給されています。

余談ですが、
高音質電源は、何故かマイ柱と言われていますが、
キュービクルの方が絶対優れていますので
庭へ電柱を立てる勢いがあるのならキュービクル電源をお勧めいたします。

電力メーターの箱がカッコ悪いという事で、施主様がパナの白い箱へ変えています。
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玄関

私の設計ではないけど、SoundJuliaの入り口に少し似ている(笑)
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SoundJulia
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オーディオルームへ入ったところ (未完成です。)
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下へ並べてある木(胴縁)は、天井へ付ける材料となります。
付けるピッチをどの様にするか、とりあえず床へ並べて塩梅を確認しています。

素材は松の特上です。

スピーカー側は反射率を上げ送り出して、徐々にピッチを変えて試聴位置で収束を早めます。

これはKOTOBUKIさんが手掛けた大きなライブハウスでも採用されましたが
周波数特性を測ると、天井を造作した後の特性の方が、
施工前のに有った凸凹が改善されフラットになる効果があります。

この様に天井や壁が平面で覆われている四角い部屋の場合、フラッタエコーが出ますし、
スピーカーから放たれた音の反射が大きくなり、床と天井の反射も強くなりますから
何も対策しない場合、こもって抜けの悪い音になります。

鉄筋のマンションは特に反射が強いですから
TVの音も、普段の会話も聞き取りにくい感じの部屋の場合、
何かしらの対策をしませんと、オーディオの音は終わっています...。

良い音を聞きたい場合、機器のグレードを上げるのではなく
先に何かしら部屋の対策が必要と思います。

腰壁
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腰壁に開いている四角い部分の中に低域を吸収する仕組みが隠されています。

吸音材に、一般的に使用されるグラスウールを利用した場合、
高域吸収が優れ、低域エネルギーの吸収が難しい素材となりますから
低域を吸収する事を考えた場合、多くの材料と空気層が必要となり、壁の厚みも40cm程必要になります。

これではスペースが狭くなりもったいないので
今回は、普通に作る壁の中へ仕込める素材と構造を考えて部屋の広さを確保しました。

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腰壁の直線的に奥へ伸びるデザインが、見た目の錯覚で奥行きがある様に見えて、
奥のコーナー部分、上へ延びる直線が天井を高く見せます。

スピーカーを置く壁のコーナー部分を斜めカットして、形を鳥居状に造作し、
コーナー部分に溜まる音と反射をコントロールします。

鳥居の下は、低域がこもらない様、腰壁同様の低域吸収装置を隠しています。

部屋の壁や天井は、通常、プラスターボードで作りますが、
音質的に良くない為、上質の合板で作り込んでいます。

合板の上に壁紙を張り付けると、壁紙の素材で反射音が変わりますので
この壁は、部屋の環境も音響的にも優れた特殊な塗料をローラーで塗っております。

写真を撮っている後ろ側の処理は、音の吸音率を上げ低域も吸わせています。

つまり、コンサートホールと同じ様に、
演奏するスピーカー位置では反射が高く、試聴位置以降の吸音を上げて
音が出たら、音はリスナーヘ飛んできて、
それ以降は前に戻る反射を抑える為、後ろで吸う感じにしています。

この状態で会話した場合、ややライブな感じで綺麗に声が通りますので
仕上げて行くに従い、ライブ感が減って整ってくると思われます。
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この部屋にはオーディオ装置はスピーカー以外置きません。
隣の部屋へ全ての機器がセットされ、リモコンはこの部屋から操作できるようにしています。

電源は、専用電源を引き込んでおりまして、
一般的に使用するコンセントやタップなどもなく、接点を極限までに減らし、
オーディオ機器のインレットへ直接電源を接続できる
ダイレクト接続として超高音質を狙っています。

もちろん、大地アースも用意しました。
入力1点接地で、入口からノイズや電位を吸引し
機器ボディーの電位は0Vを狙います。

機器間のアースループは全くない接続にして、
高S/Nで濁りの無い澄み渡った音を狙っています。

また、低音吸収と何度も出ましたが、高域の吸収は、
カーテンでも、人間(笑)でも、ソファーでも、市販の吸音材でも簡単に吸収できますが、
低域の吸収は難しい為、
市販されているオーディオ用のパネル等でも低域改善を謳っているアイテムはありません。

有るとすれば、音響建築のKOTOBUKIさんが販売している音快速 極低だけでしょうか?
ですからこの製品を取り扱っています。

色々と部屋の対策をチャレンジされた方の方が解ると思いますが
(低域の吸収が一番難しい為)
こもる様な帯域が最後まで残る結果になる事が殆どだと思います。

オーディオルームは、機器を買い替える以上のお金が掛かりますし
オーディオが趣味でもない方から見た場合、
無駄に贅沢なお金の使い方だと感じられるかもしれません。

しかし、オーディオが無いと人生が楽しくないと感じられている
オーディオ中毒になっている方の場合、幸せな空間を得る手段だと思います。

やるぞ〜!と決められる方の殆どは、
新築や、リフォームを兼ねて手掛けられます。
年齢的には、50歳以上の方が有意義な人生を楽しみたいと決断されることが多いです。

2016年08月01日

オーディオルーム リゾネーション

現在、匠 (あの、ビフォー アフターで活躍する設計士さん) 
と、店舗設計を進めております。

施主様は、ご近所にある、完全予約制の美容院さんですが、
家主さんより、不意打ちで立ち退き要請をされたので
移転することとなり、相談に乗っております。

パースのみのUPします。

外観
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店内
ウッドフレームでサッシを作り
幅広のフローリングで雰囲気を高めます。

天井を張るとコストがかかるので
コンクリート打ちっぱなしへ着色し
梁を吊り下げ、板をランダムに載せて、天井のように造作します。

全体的な雰囲気は、ウッディーで、ざっくりしているので
雰囲気のある店内になります。

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椅子側から店内を見る

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店内の雰囲気はもちろん、動線、目線、風通し、明かりなども考慮します。


もう一つは
音響工事のKOTOBUKIさんと
お客様宅の離れに建っている建物を
小物を売る店舗と、
オーディオルームを合体させる造作工事に取り組んでおります。

外観
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入口から入った感じ

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天井、床、壁へ、音響対策をしたオーディオスペース
専用電源も引き込み万全を期します。

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オーディオ機器側から見たリスニングポイント

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オーディオスペースを中心として造作します。

壁を作ると狭苦しくなるので、
裏板の無い格子のラックで開放感を出し
その部分へ商品等を展示します。

どちらの物件も初案なので、今後どの様に変更になるか?ですが、
既製品にないオリジナルを作るのは楽しいですね!


2016年04月14日

試聴室

以前居た店舗へ行ってまいりました。

店舗の試聴室は居抜きでKOTOBUKIさんへ譲渡し
現在の店舗へ移りましたが、
現状は、音響工事等を一緒に行っている
KOTOBUKIさんのデモルームへ変身しています。

店舗外観
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ピアノ防音デモルーム

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ドラム防音デモルーム

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私(笑)
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遮音性能が優れた
KOTOBUKIオリジナル防音ドア
有名メーカー品より高性能で安い(笑)

ドラムはエネルギーが強いので二重ドア構造です。
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オーディオ試聴室

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高域から低域まで完全に整えている部屋ですから
ダブルウーファーで鳴らすフュージョンのスーパー爆音110dBでも
一切ぶれなく抜けきる音で聴くことが出来ます。(笑)

低域のよどみやコモリ音など全くありません。
いわゆる、完全なモニターサウンドです。

傾斜天井 波壁、カルム材による低域吸収等、ノウハウ満載です。
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現在の店舗は、ここよりライブです。
天然素材による吸音と反射を実験的に試して作った部屋ですから
音の傾向は、ここの様にモニター的ではないのですが
フラッターエコーや低域の処理は上手く行っています。

JBL4350が写っている部屋の写真で左端に
見た事のない筒状の白いスピーカーが写っていると思いますが、
今回、この無指向性スピーカーの音決めの為
ここに来ているという感じです。

使用用途は、
基本的にスピーカーの存在感がなく音が部屋中に広がる高音質オーディオ用ですが、
TV用、AV用として使いますと、
TVやスクリーンの邪魔にならない事と、
センタースピーカーの必要が無いと思えるほどの音が出ます。

オリジナルの状態から
KOTOBUKIさんのチューニングで
凄く良いところまで来ていますが
この後、サウンドジュリアでも
私流のチューニングを試しても良いと良いという事なので
受け取ったらまたブログへUPいたします。

ピアノ、ドラムなどの楽器防音、オーディオルームを体験されたい方は
お気軽にサウンドジュリアまでお問い合わせください。



タグ:試聴室

2015年11月06日

椅子

現在、ご自宅の新築進行中のお客さまと一緒に
家具のキタニに有るフィンユールの家(もちろんコピー)に行ってきました。(笑)

玄関
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庭から
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いわゆる家具選びで高山まで出かけたのですが、
下(安物)からよりも上(ハイエンド)から降りてきた方が目利きになると考え
最高峰から色々と見てきた感じです。

フィンユールやキタニの家具の場合、
家具マニアの方のブログなどで詳細が出てくると思いますから
割愛いたします。

中をチョロっと
モミの木のフローリングと暖炉
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寝室ベッド
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お手伝いさんの部屋
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椅子がビンテージの本物!(笑)

感動した「神宿りの椅子」
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一種異様な圧倒的存在感!(笑)

「なんだこれって感じ...」

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これに座る「アホなオーディオ屋店主」 (笑)

欲しい...。

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キタニ ショールーム内
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キタニ作のフィンユール (FJ-01)

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座りゴゴチが抜群すぎて立ち上がりたくなくなります。(笑)

この他にビンテージチェア展示室や
もっと大きなショールームが有ったのですが割愛します。

興味のある方は、実際にお出かけください。(笑)

この後、
飛騨の有名家具ショールームを数件見学したのですが、
最高峰を見た後では感動無し...。(泣)

人間は贅沢な生き物ですね(笑)

で、ご一緒したお客様ですが、
スイッチONとなりついにフィンユール!

ジャパンコレクション購入予定となりました。

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鳥居です。
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「素晴らしい」の一言でOK!

次回の家具旅行は、
この現物を見に行くツアーになります。

ちなみに私はウェグナーのベアチェアに座り
魂を奪われました。(大笑)

タグ:椅子

2015年08月04日

音響対策

向の家ですが、
朝からガンガン解体しています。

ちなみに
サウンドジュリアとは一切係わりのない工事です。

工事する前にお聞きした話では、
建てる家は積水ハウスと聞いたのですが、
解体工事は他の所がやっている?

外で見ていた施主様に質問すると

「解体専門業屋へ見積もりを出して一番安いところで解体してもらっている...
積水ハウスへ頼むより3割安いよ!」

なるほどです。

養生も甘いし
道路占有許可も掲げてなくて
交通整理のオジサンも居ません。(笑)

事故なども含め
何もトラブルが無い事をお祈りします...。



昨日
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今日
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店内は防音壁の構造では無いのですが、
部屋を音響対策致しますと
遮音性が高くなりますので、外の音もあまり気になりません。

施主様から
「うるさくてゴメンネ〜」 と言われましたが

ぜんぜん大丈夫です。(笑)

どんな感じか下の動画を見てください。


店内のエアコンはONです。

YoutubeへUPしたら
店内の窓から眺める映像の部分で、
何故かエアコンの送風音が「ゴ〜ゴ〜」という音に変質しています。?
送風音は、小さく「サーッ」と聞こえているだけでその様な音では無いのですが...。

かなり遮音していると思います。
面白いのは、
ケッタマシーンや車がほぼ音の無い状態で通りずぎます。
防音壁はありませんので
さすがに屋根を壊すときの爆音は聞えますね...。




防音壁を作った上にこの構造のオーディオルームを作られたお客様の家は
夜の2時に爆音で交響曲を鳴らしている状態で
庭に出ても何も聞こえてこないそうです。(大笑)

話は変わり
在庫のTDKのスタッカード構造のスピーカーケーブルへ
マルチコンタクトプラグを付けて試しています。

オレンジ君から繋ぎ変えてみると
まるで、最新型の新品を売っている
高級Hi-Fiオーディオ店の試聴室で聴いている様な音です。(笑)

エージングで音が変わって来る可能性が高いので
またご報告します。


タグ:音響対策

2015年02月02日

漆喰

関西ペイントを紹介する番組内容で、
主婦の方が数人で
自宅の壁に漆喰を塗っている様子が紹介され、
漆喰の効果について熱く語っていましたので
サウンドジュリアの音響工事で使用する漆喰に付いて紹介させていただきます。


漆喰には高い抗菌機能がありますが、
番組ではローラーで塗れる薄い被膜の様な漆喰でも
十分という事を語っていました...。

職人がコテで塗る本物の本漆喰の場合、
計り知れない効果があると思います。

ジュリアで使用する漆喰は本漆喰ですので、
一般的に漆喰と称されて売っている
樹脂の配合された漆喰ではありません。

細かく説明いたしませんが、
樹脂が入ると漆喰の効能が無くなってしまう為、
純度100%の2種類の漆喰を配合して繋ぎの効果を出します。
更に強度や音響的効果を出す為、
アラミド繊維やカーボン、おが粉などを混ぜています。

こちらの壁は(ジュリアの店内です。)
漆喰の中に空気をたくさん取り入れ
吸音効果を期待した漆喰となります。
(漆喰に高品位な杉のおが粉を混ぜています。)
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厚塗りですので
陰影ができて雰囲気は抜群です。

表面積を広げて効果を上げる事と
雰囲気を出す為、
波打つように施工し、凸凹した感じに仕上げています。
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スピーカー背面は
音を反射する効果を狙い
硬度が高い漆喰を使用しています。

インシュレーターを作る時に使用する
東レのカーボン繊維を練り込んでいます。
スーパー音響漆喰?(笑)

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塗った直後に叩いて平らにしています。
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全体的にはこんな感じで、

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照明を落とせば雰囲気抜群です。

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漆喰表面の柄というかデザインは
職人仕事ですので、この他にも色々と施工は可能です。

細かな様子は、

店内は閉塞された環境で
防音効果も高く外界と遮断された感が強いのですが、
性能の良い空気清浄機を使用し、
今の季節は加湿器も動作させて
室内環境の改善努力をしている
部屋の空気に敏感なお客様から
下記の様な感想をよく聞きます。

「密閉された部屋なのに空気が澄んでいる感じがする」

「良い感じで木の匂いがする」

「凄く静か」

「落ち着く」

「もうこんな時間?」

漆喰の他、
30mm厚の杉の無垢板フローリングや
音響的に処理された静かな部屋である事なども
作用していると思います。

説明は難しいのですが
人間の目で感じる様子としては、
安い壁紙、ピータールの床
冷たい感じがする銀色のアルミサッシやドアなどでは
寛げる雰囲気が出ませんので
その様な建材を使用していない事も効いていると思います。


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タグ:漆喰

2014年12月04日

前の店舗訪問

以前の店舗ですが、
せっかく作ったオーディオ試聴室がもったいないという事で、
コラボで仕事をしてる工務店のKOTOBUKIさんが居抜きで借りて
音響ショールームとしてオープンさせました!

看板が変わるとイメージが全く違いますね!

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駐車場から近づいてみます。

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この裏がオーディオ試聴室でした。

モニター的な試聴室でしたので
全く弄る事無く使用してもらう事になりました。

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仮置きのシステムで鳴らしてみると、音の出方が懐かしい音響で笑えました。

現在の新SoundJuliaの様なライブな響きは無く
ハッキリクッキリのモニターサウンドで、
爆音でも五月蠅くない音は、前のチューニングそのままです。

この部屋で現代スピーカーのf特を測ると、
メーカーの発表したf特とほぼ同等で、
凸凹の無い素晴らしい特性を見る事ができます。

ポン置き仮置きのシステムでも抜群に抜けが良く
圧倒的なレンジ感で聞かせてくれました!


オーディオ商品が陳列されていた部屋は、
ドラム練習用の防音室と、ピアノ練習用の防音室が作られていて
様様な実験ができる様になっています。

ドラム部屋
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ピアノ部屋入口
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部屋の中が外から見えます。
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大手の防音室との違いですが、
音の響きをコントロールしていますので、
ミュート部屋になる事無く適度な響きがあり
演奏者が心地よく練習できるような室内になっています。

また、内装のデザインも
好みに合わせて作る事ができます。

お金を掛けてしっかり防音する仕様
簡易防音で、迷惑かけない程度にする等
ドアの違い、壁の違い、サッシの違いなどで体験可能です。

このショールームはあと数日でオープンします。

ショールームは完全な予約制で、
いきなり来店されても対応できませんので、
体験したい方はサウンドジュリアまでご連絡ください。



2014年10月23日

移転その後

先に、スピーカーベースボードができました。

B&W802Dが載ります。

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内部は、米松合板、
外はブラックウオールナットの無垢板を張り付けて
音響コントロールしています。

店の方ですが、
物が入り、片づけをしようと思うと
何かしらの仕事や来客で、
思うように整理整頓、断捨離ができません...。

外観
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夜、窓から覗くと...

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入口

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店内
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来店されると、
必ず 「音を聞かせて...」 と言われるので、
取りあえずのシステムで調整しています。

物が入ると、残響も抑えられるので
良い塩梅になってきました。

試聴用に購入した
フィリッツハンセンのイージーチェアが、
明日、届きます。(^^)/


タグ:移転その後

2014年10月08日

店舗改装15

店が概ね完成し、
ハーツフィールドを入れました!

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漆喰が乾いてくるとき
微妙に漆喰の粉がホコリの様になって舞います。

見た通りの床なので、
毎日掃除機+床拭きしています。

まるで
お坊さんの床掃除の様です...。(笑)

FS-1から
コンサートフィデリティーの
プリメインアンプSi-50 carbon改+MarantzCD-34 NOS/DAC改へ入れ替え
テーブルが機器の置台、 
スピーカーはポン置きという感じの
適当セッティングのまま音出ししました。

まだ若干ライブですが、大きな問題は無いです。
スピーカー背面に施工した
音を跳ね返すカーボン漆喰が効いていますし、
低音吸収装置も良い仕事しています!
爆音で床は微振動しますが、
能舞台の様なドンドンした響きは無いです。
という事で、床下の石も良い仕事しています。(笑)

一般的なVVFによる工事のコンセントと
オーディオ専用回路のコンセントでは
圧倒的な音質差があり笑えます!

この状態で、悪くない感じですから
メイン装置の使用で、セッティングを詰めれば
旧店舗より圧倒的な音場が得られるのは間違いないです。

漆喰の壁、無垢板の床、ふわっとした照明...
木の匂いがする店内は
静かで癒される感じがします。

明日からは、
機器をラックへ入れるなどの整理と片付け
旧店舗のゴミ処理など、
面倒な作業がてんこ盛り...。

全身、微妙に筋肉痛が変に快感で、
(もちろん売上は上がっていませんが、)
スゲー仕事してる感があります...。(笑)

でも、
引越ししながらドライカーボンインシュレーターの販売をして
バレットプラグのお問い合わせを受けて
バタバタの中、ケーブルの販売をして
出張買取のお約束をし
オーディオ相談の電話に対応し
ヘッドフォンアンプの納品メールを出し、
フル ドライカーボン オーディオラックの注文を受け
匠ボード、ラックの注文オーダー処理をする等
色々と働いています!

特に、ヘッドフォンアンプと
フルカーボンラックは凄いので
ご期待ください!!



タグ:店舗改装15

2014年10月05日

店舗改装14

移転先の店舗ですが、概ね完成してきました。
6日の完成予定ですが、
台風が来ますので、また伸びるかもしれません...。

店舗外観

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玄関

右側が入口になります。
黒いドアは事務所入り口
木目のドアはWC

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ステージ

スピーカー背面にある板は、
板の向きを可変できます。
反射音の角度を調整できる様になっていて
ミニコンポで試しても、すごく変化します。
こちらの壁は、カーボン配合で、
音を反射させる壁となり、
スピーカーの音を前へ飛ばします。


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店内壁面

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窓側

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こんな感じです。

ビクターのFS-1で音を出してみましたが、
漆喰が乾いていない事と
物が入っていない為に
ライブな感じで響き過ぎです。

雑多な感じで整頓していませんが、
6日完成?して、ラックや機器類
ハーツフィールド等が店に入れば
片付けして店を開けたいと考えています....。

今までの店舗へ行き来していますので
電話に出ることが出来ない場合が多いのですが、
留守番電話へメッセージを入れてくだされば
後ほどご連絡を差し上げます。

また、お急ぎでない場合は、
HPのお問い合わせフォームや
直接メールでご連絡を頂けると幸いです。

また状況をお知らせします。
タグ:店舗改装14

2014年09月27日

店舗改装13

カーボンを配合した漆喰ですが、
表面の仕上げをして、乾燥に入っています。

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ドアの部分は、下に置いてあるパネルを嵌めるのですが、
ドアとパネルの間にもう1枚のパネルと吸音材を嵌めて取り付けます。
このドアは、普段使用しない裏へ出るためのドアなので
半分嵌め殺し状態になります。

こちらは、おが粉を配合した吸音漆喰
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凸凹して表面積を増やし、
内部に含む空気とおが粉で、漆喰ながらも吸音します。

杉と漆喰で雰囲気抜群になってきました。
壁紙だと安っぽいのですが、
手間暇かかる職人仕事の壁は、やはり良い感じです。
下地補修養生、下塗り、本塗り、表面仕上げ、乾燥、手直し、乾燥...こんな感じです。

昨日はトイレの取付が終わり
今日はエアコンの取付作業をしています。

電話とネットの工事は終わっていますので
電気工事の残りが済んで、
細々した部分の仕上げと手直し
部屋のクリーニングが済めば
概ね完成となります。

漆喰の湿気でべちょべちょにならない感じになれば
オーディオ機器を搬入したいと考えています。

片づけるのに邪魔になりますので
ある程度は梱包し移動、
自宅の玄関やリビングへも運んでいます。
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自宅の玄関ですが、
違和感が無く見えるのは私だけ?(笑)

現在の店舗は
お片付けに入りますので
HPの中古機器表示は取り下げています。



2014年09月25日

店舗改装12

カーボン漆喰!!

先日のカーボン繊維を練った漆喰

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拡大

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職人さんが塗っています!

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今、ベチャベチャな状態なので
大まかに水分が飛ぶのに約一週間、
音響的な効果を感じられる様になるには半年...。

これから湿度が低く乾燥する季節なので
速く乾くことに期待です!

「待てない」というのが本音ですが、
仕方ないですね....。

ちなみに、
天井の棒切れですが、天井高が低いので
この棒切れで音を乱反射させ、跳ね返り音の違和感を無くす為です。

今は、メチャクチャ適当に置いてある状態で固定していません。
完成後、
音だししながら棒の並びを調整する感じになります。

スピーカーの近くは、あまり反射させずにすっと音を流し、
対面上の天井では、
乱反射させて戻りを抑え
減衰する感じが良いなと考えています。

ホールの波打ったり凸凹させている天井の場合、
平面を無くして音の反射の方向を変え、
響を良くする効果を出す様に考えられていますが、
この箱庭スケールでは、あんなにダイナミックな造作が無理ですから、
似たような効果を出して、色々調整できるように考えています。

余談ですが、
今日は、電話工事の立会
電話とインターネットが繋がる予定です。

後日お知らせいたしますが、
今まで利用していた有線電話の番号は変わります。

漆喰が概ね乾いてきたら
まだまだやることがあります...。

・低音吸収装置を完成させる
・エアコンの取り付け工事
・電気工事の続き
・塗装の仕上げ
・クリーニング

で、一番面倒な引っ越しがあり
物を整理して音だし調整です。

その前に、
最も面倒な、現在の店舗の片付けがあります....。



タグ:店舗改装12

2014年09月23日

店舗改装11

先日の看板ですが、
こんな感じになりました。

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外観からは、
何を商売するのか?な店なので
メニュー看板も付けました。

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話しは変わり、
先回の漆喰の続きです。

漆喰には色々な種類があるのですが、
メインスピーカーの背面は、音を跳ね返す漆喰を塗り
室内や、スピーカーの正面は吸音する漆喰を塗ります。

つまり、
スピーカーから、勢いよく音が進んできて
当たる壁で吸音すると
戻ってくる反射音が減りますから
スピーカーから放射される音が鮮明に聞き取れて
解像度や情報量が上がります。

音は見えないので普段は気になりませんが、
1秒間に約340mも進みますから
響きのあるライブ気味な部屋の場合、
何回の跳ね返り音を聴いているか計算すると
気持ち悪いほどの回数になり
タイムラグを伴って帯域の崩れた音を
まるで
向かい合わせた鏡の画像とか、
アナログTV時代に見られた
ゴースト画像の様に聴いていることになります。

それが連続して
次から次へと重なりますから
周波数に凸凹ができたり
奥行感が出なかったり
空間や、残響が綺麗に出ない感じやらと
様様な現象を引き起こします。

マンション等の四角い部屋の
音のボケや濁り、
こもった感じも、
同じような現象で起こっています。

こういう部屋の場合、
ベランダのサッシ全開とかで
試聴してみると
サッシ全開の部分から音が逃げていきますから
ある帯域が強調されていた様な場合、
例えば、
音色がイマイチで
バイオリンがうるさい等と感じていたような現象が治まると思います。

話しを戻します。

漆喰は天然100%で、
樹脂などが配合された一般的な漆喰とは違いますが、
反射させる面には、砂を配合し、
吸音させる面には、
天竜で新月伐採した杉の木屑、「おが粉」を配合します。

その配合の中に
性能を上げて、音響漆喰となる他の物も配合するのですが、
今回は、カーボン繊維を配合し
更なる音響特性を向上させます!

100% カーボン繊維
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ドライカーボンを作る時の繊維です。

ボビン巻きとの比較。

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写真のカーボン繊維は
東レの物で、
ジュリアのドライカーボンインシュレーター
SJ-SI等のカーボン原料と同じです。

漆喰の効果は、
漆喰が乾き、
半年程度で良好になってきて、
1年以降で真価を発揮してくる感じだという事なんですが、
最初、それを聞いたとき、
私は、職人さんに

「そんなに待てん...。」と言ってしまいました。(笑)

という事で、
明日、このカーボンを漆喰に混ぜて塗りますから、
まだまだ店は完成しません...。

やはり来月早々にオープンは、奇跡です...。




タグ:店舗改装11

2014年09月19日

店舗改装10

今日は看板を取り付けます。

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机上で、この辺りと思っていても
現場でその位置に仮付けすると
なんか変...。

簡単だと思えていたのですが、
文字看板を付ける位置決めが難しく、
数人で見ながら、最適なバランスを見つけて位置決めしました。

取り付ける職人さんも
曲がらない様に最新の注意を払い
この紙の上からビス穴をあけて
文字を取り付けます。

外は...。

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ペンキ屋さんが保護剤を塗布している壁は、
表面がザラザラな仕上げのカナダ杉を鎧張りした構造です。

前に立っているのは、
デザイナーの先生と、工務店さん
扉を弄っている方は建具屋さん
脚立の前は看板屋さん...。

既製品を図面通りに取り付けて完成する感じでは無く
多くの部分が、職人さんの手作りとなっている為
見た目シンプルですが、とても時間と手間がかかり
面倒な店づくりとなっています。

見ていると、
それぞれの職人さんの技が
プロだなと感じられて楽しい!

丁寧な事は要求せず
ザクッと作り上げているんですが、
皆、プロなので、
ザックリ適当な部分が
ダサくなくてワイルドに見える...。

日曜大工の様な作りなのに
見ているとキチッと出来ている感があって
なかなか不思議です。

横長の窓も普通は無いし
入口扉も、アルミで出来たメーカー製じゃなくて良かったと思う!

たくさんの方々のおかげで
店が出来上がっていきます...。

明日、完成予定でしたが無理ですね...。

来週から漆喰職人さんが室内に漆喰を塗ります。

今月、引っ越しして
来月オープン?

難しいかも...イヤ無理ですね(^_^;)

タグ:店舗改装10

2014年09月18日

店舗改装9

低域吸収装置の枠が組みあがりました。

道路窓側
ちなみに窓は、10mmと8mmのガラスで3重です。
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壁側
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スピーカー背面へセットする
可変反射パネルも組みあがりました。
(設置は未だです。)
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完成へ近づく新店舗の進行状況を見ながら
現在の店の片付けや引っ越し準備なども含め
バタバタの毎日です...。

19日には、看板が付き、
室内の方は、
壁に音響漆喰が塗られ、
先ほどの低域吸収装置を仕上げ、
反射パネルをセットすれば、
ほぼ完成となります。
タグ:店舗改装9

2014年08月25日

店舗改装8

前回、木枠の骨だった壁に、
強化プラスターボードが張られました。

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ボードを張る事により
断熱材の吸音効果が遮断されたので、
今のところ、とてもライブな響きの部屋になっています。

しかし面白い事に、
この状態で手を「パンパン」叩いても、
フラッターエコー
所謂、ビヤンビヤンと鳴き竜現象が起こりません?

部屋の中は、
まだ何も対策していませんが、
良い感じでエコーが効いている様な残響です。

この後、施工するのですが、
今回、この部屋で初めて試す事になる
実験的な低域吸収壁が、
どれほどの効果を示すのか楽しみですし、

超 職人さんが塗ってくれる
純粋な本物の漆喰を使用した
音響漆喰の効果も期待が大きいです。
(漆喰で、吸音、反射、など変化をつける事ができるのです。)

天井に吊り下げるライト等の造作も含め
また工事が進んだらブログへUPします。

試聴用の椅子ですが、
THE FIRST カリモク
ストレスレス チェア エコーネス等
定番的な物から色々と悩んだ結果、
座り心地の良さと、見た目の美しいラインが気に入り
fritz hansenのハイバックチェアに
オットマンを付けた仕様になる予定です。
どれを購入しても
そんなに安い買い物ではありませんが、
良い椅子で豊かな気持ちになって
スポットライトに浮かび上がる
ハーツフィールドを眺めて聴くのも
良い感じになるのではないかと期待しています。

タグ:店舗改装8